異世界物語 ~転生チート王子と愉快なスローライフ?~

星鹿カナン

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1.サイドストーリー

1-005.9

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セ:「はぁ、まあいいですが。・・・・・・・・・っと、そう言えば。来月は、兄様の誕生日がありましたね。ですから、そろそろ、国祭の開催準備の確認などに行かなくてはなりませんね。」

ソ:「あぁ、そういえば、そうだったな。今年の前期はアンリが身籠ったから、そっちにばかり気を取られていたのもあって、何の準備してないな。」

オ:「こちらの方では、かなり準備が進んでいるよ。そして、相変わらず、途方もない額のお金が、かなりの速さで動いているよ。」

リ:「ははは、確かに途方もない額ですよね。ですが、国内の経済循環をさせるためにも、必要な行事ではありますからね。開催しなくてはなりません。」

エ:「国王の誕生日を祝うための国祭が、聖星祭せいじょうさいと並ぶ大きな祭りなのは理解していますが・・・・・・・・・ソルト兄様ごときの誕生日と聖星祭が同格扱いは、本当に気に入らないですね。」

リ:「聖星祭は、エルが特に熱心に信仰している魔法神マギル様と、生命神ライム様の祭典だから、そう思ってしまうのも仕方のないことなんだってことは、理解しているよ。・・・・・・・・・でも、外ではあまり言わないでくれよ?」

セ:「そうですね。こんな兄様であっても、一応国王の地位にいる以上は、国のために存在しなくてはなりません。だからこそ、国政の一環として国祭を代々開催しているのです。嫌な気持ちは、分からなくもありません。ですが、今年は第一王子が誕生しましたし、例年通りという訳にもいかないでしょう。」

ソ:「まぁ、それもそうだよなぁ。外国から客人を招待するのは・・・・・・・・・」

シ:「もう、手配済みだよ。いくつかの国からは、王族や国家の代表が来訪するという旨の連絡が返ってきているよ。一旦、纏めたものは、後で出しておくね。」

ソ:「あれ?それじゃあ、もう、俺のすることって、当日くらいまでは、特に無くないか?」

セ:「何、腑抜けたことを仰っているのですか兄様。兄様は国王なのですから、仕事は山のようにありますよ。もう、一児の父親なのですから、昨年までのように、ジークやリーナに丸投げなど、認められません。きちんと働いてくださいね。」

ソ:「げぇっ!嘘だろ!?あの仕事も全部やれって言うのか!?終わるわけないだろが!」

リ:「それと、今年の国祭中の舞台の使用権利は、歌劇団が勝ち取ったそうです。ただ、ティニーは今回、楽団の国際公演の方に専念するらしく、出演しないそうですが。」
_____________________

    ソ:ソルトラルド   内政派閥  
 リ:リズベルト    財務派閥  
 コ:コーナウド    魔法師派閥 
 セ:セルシェーダ   司法派閥  
 エ:エルネイン    宗教派閥  
 ロ:ロナウド     騎士団派閥 
 オ:オルフェリオス  商業派閥  
 シ:シェルネオン   外交派閥
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