異世界物語 ~転生チート王子と愉快なスローライフ?~

星鹿カナン

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2.計画実行と兄妹登場

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  夜の2刻。

  結果だけ言うと、僕はお昼ご飯を、ちゃんと貰えた。
  僕の様子がおかしい、ということに、セルシェーダさんが気付いてくれた。それから、傍に居た給仕人さんたちや料理人さんたちに事情の確認を取っていた。そして、不調の原因を、空腹と推測して、僕の昼食を用意するように、と指示を出してくれたんだ。

  それが、だいたい、昼の4刻の少し前のことでした。

  因みに、お父さんは、僕がお昼ご飯を待っている間に、リーナさんの迎えが来たので、執務室へと強制連行されました。
  その時、給仕人さんたちの中で、誰かが、「ヒィッ!『鬼メイド様』だ。」と言ったけど、気の所為だと思いたい。
  いや、無理か。リーナさんの目が、ギロッと、給仕人さんたちの方を向いていたからなぁ。
  あれは、たぶん、言った人は、何らか罰のようなものを受けるんだろうなぁ、きっと。
  僕は、とばっちりを受けないように、黙ったまま、大人しく、お昼ご飯を待ちました。



  それはまぁ、今は、置いといて。

  今は、お母さんも説教を受けている。その他にも、今日の護衛官であったザスカーとニケと、世話・教育係であったロルクが、全員呼び出しを受けているので、僕の部屋には、僕以外、誰もいない。今の僕は、一人ぼっちなので、ちょっと寂しいです。
  呼び出し、と言っても、ロルクは、お父さんの仕事の様子や進捗を監視をする仕事に駆り出されていて、ザスカーとニケは、軽い注意を受るだけ、らしいので、心配とかは、殆どしていないけどね。

  それに、3人には、とても申し訳ないと思わされる。

  ロルクが駆り出された仕事は、完璧に、お父さんがやらかした所為で発生した、ちょっと迷惑で、大変な仕事、だからね。
  そして、ザスカーとニケは、元、というより、今も近衛騎士団や宮廷魔法師団に所属している。そのため、お母さんに「中庭には近づかないでね。」と、言われれば、近づきたくても、近づけない。二人が、軽い注意だけなのには、この微妙な状態が、関係しているのだと思う。
  だからこそ、余計に申し訳ない、と思わされるんだよね。


  今日は、頭を抱えた人が、何人いたのか、気になってしまうほどに、いろいろな問題が起こり続けていた。そんな一日だったなぁ。

  サーシャさん、元気かなぁ?
  ストレスで胃とか頭とかが、痛くなってないと良いけど………そういえば、ここに来る前、お母さんの家に居た頃に、オルフェリオス伯父さんが、頭痛薬と胃薬を飲んでいる所を見掛けたんだよね。まさか、理由はこんな感じの惨状が繰り広げられていたからじゃあ………、有り得る。

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