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1.フィルシールド誕生
1-008,9
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_____________________
愛しのソル君へ、
今日は朝から、随分と忙しかったのだそうですね。王城から帰ってきた兄様から聞きましたよ。私は、今朝早くに赤ちゃんが産まれたので、少々忙しなかったものの、サーシャと可愛い赤ちゃんの世話をしたり、赤ちゃんの反応を見たりして1日を楽しんでいましたよ。
ですが、ここには貴方がいません。私は、これでも結構、寂しい思いをしているのですよ?城を出た、1週間程前から、貴方に会えてませんからね。
だから、私は考えました。息子の世話をサーシャに任せ、私は多目の休息を取り体力の回復に努めることにしました。そうすることで、予定よりも、早く帰ることが出来るようにしようと思ったのです。
息子は、かなり賢いですよ。私が、この旨の話をしたら、突然、サーシャに抱っこされに行きましたから。ちょっと悲しいと思ったのは、サーシャには、秘密ですよ。
後は、私にかなり似ていますよ。サーシャが、何度も言っていたので間違いないと思いますよ。ただ、息子の方は、この言葉で少しだけショックを受けたみたいなのです。やはり、悲しいですね。
覚悟を持って決めたこと。そうであるはずなのに、今は息子にも会えない寂しさを乗り越えることが出来ず、こうして貴方に手紙を書いています。
今の貴方は、何をしていますか?
息子は今、サーシャに抱っこされて窓の外の景色を見ていることでしょう。好奇心の強い子でしたよ?フフフ、“面倒”が口癖の貴方とはあまり似ていませんね。
帰る予定日は、1週間後にまで縮めました。貴方に会える日を今か今かと、待ち遠しく思っています。
愛する人へ心を込めて、
アンリエッタ
追記
貴方、帰ったらサーシャも可愛がってあげて下さいよ。あの子は、昔からツンツンな割に構ってさんなのですから。分かっていませんでしたか?
_____________________
「うぅ、アンリぃー。グスンッ。グスンッ。」
「陛下、執務室は泣いていい場所ではありません。陛下の私室へ行きますよ。」
「グスンッ。分かっておる、ジーク。行くぞ!速く付いてくるのだ。」
「はいはい、付いていきますよ。」
「ジーク、余はアンリ達に会いたい。トレイズ公爵邸に行っても良いか?」
「駄目です。何度言わせるのですか?今日のできっちり、7回目ですよ?分かっているのですか?」
「良いではないか、今日ぐらい。今日は、息子が生まれたのだぞ!それなのに、会いに行かなければ、余は、親として認識してもらえぬかもしれんのだぞ!?」
「大丈夫ですよ、陛下。陛下の御子息は、賢いようです。母が、回復に努めるために他者に世話を任せることを理解したのですから、王の職務もきっと理解してくれます。」
「そうかのぉ?」
「それよりも、第一印象ですよ、陛下。人によってはこれで、嫌われる親が誕生するのだとか。」
「な、何!?だ、第一印象か。良し!ならば、アンリ達の帰ってくる一週間後までに、“立派で格好いい王様”にならなくてはな。ジーク!頼んだぞ!」
「何故、自分なのでしょうか?服飾等は、メイド長のリーナに頼むべきでしょう。」
「そうじゃの。おぉ、そこの、リーナを呼んでくるのじゃ。早めにな。」
「はっ、畏まりました。」
「フフフ、楽しみじゃのう。賢くてしかも、アンリによく似ている息子か。可愛いのじゃろうなぁ。早く会いたいぞ。」
「そうですね。自分も早く会ってみたいですね。賢い方ですか。おそらく、その点でもアンリエッタ様に似られたのでしょう。少なくとも、赤子の陛下からは、高い知性を感じませんでしたから。」
「ぬぅ!ジーク!何てことを言うのだ!」
「事実ですが何か?」
「ジーク殿?陛下のことを、その様に評価をなさっていることは別段構いませんが、民衆の前で言ってはいけませんよ?陛下の民衆からの評判の低下に、直結してしまいますので。」
「むー。何気にリーナの方が、酷いことを言っているのだが!?」
「そうですね。これも一種の親心のようなものですよ。何せ、私がナイトパレスで勤めている年月は、ジークよりもかなり長いのですよ?陛下の遠い先祖が赤子の頃から長年、見守り続けていますので。」
「ぬぅっ!そう言えば、リーナやジークの年齢はどのく…………リーナその短刀を仕舞ってくれぬか?余が悪かった。」
「そうですね。私がいくらハイ・エルフでも女性である以上、年齢は禁忌なのですよ?分かりましたか?ソルト君。」
「は、はひっ!わ、分かりました!」
第一王子が産まれためでたき日。今日のソルトラルドは、メイドに脅迫されて縮こまるという、残念な醜態を曝すのでした。
たった1週間で、ここから“格好いい王様”に成れるのでしょうか?
_____________________
「“格好いい王様に成りたい”ですか?それも、たったの1週間で。無理ですね。諦めて下さい。それで格好よく出来るのは、見た目だけです。最高に、格好悪いものですね。だいたい、一度格好いい姿を見せただけで、そう認識しきることなんてないのですよ。」
「はい、そうですか。」
「賢いのなら尚更ですね。第一印象は、強烈なインパクトがあって、始めて効果が出るものなのです!分かりましたか?」
「はい、分かりました。」
「よろしい!ならば、“1日だけの真面目な王様”をせず、“毎日真面目な王様”をしましょう!そうすれば、子供の目には“憧れの格好いい王様”として映りますよ。」
「ほ、本当か!」
「えぇ。『“面倒”等と言って仕事を怠けている王様』と『毎日真面目に働く王様』どちらが格好いいのでしょうか。」
「ゴクリッ。」
「もう、分かっていますよね?」
「う、うむ。」
「陛下!自分、とてつもなく凄いことに気付いてしまいました。殿下が、初代陛下の名を継いだ以上、きっとその名は歴史に刻まれます。その際、父親である陛下の名と功績も一緒に歴史に刻まれるのでは?」
「ひ、ひぃ!た、確かに一理ある。ならば、余のぐぅーたらな生活も歴史に………。」
「可能性は十二分に有るでしょう。それが嫌ならさっさと、行動しましょう。人とは、“目標を持ち、それを達成するために行動し、その行動を振り返り、そして行動を修正する。”それらによって、より良い道へと進むのです。分かりましたか?陛下。」
「う、うむ。余の行動を改めよう。目標は、『息子である、“フィルシールド”に格好いいお父さんとして認識してもらうこと』と『立派な王様として歴史に名を刻むこと』じゃ。」
「メモしました。言質は取ったので、後は努力するだけです。頑張りましょう、陛下。」
「ふむ、任せるのじゃ。」
「では、早速。執務室へ戻りますよ、陛下。仕事は、まだまだたくさんありますから。」
「分かっておるわ。まったく。余を舐めるでないわ!」
「善は急げですよ。陛下。」
「のぅ、リーナ。これから手紙を書くのじゃろう?サーシャに伝言を頼めるかの?……………」
「陛下の“やる気スイッチ”とやらが、漸く入りましたか。では、その旨の手紙をサーシャ様に出しますか。アンリエッタ様に送ってしまうと、直ぐに返事を書きそうですからね。」
_____________________
「ん?これは、いったい?あぁ、リーナさんからの手紙だったか。」
「うぅ?」
「気になるのか?一緒に読むか?」
「むぅー!」
「そうか。じゃあ、開封するぞ。」
_____________________
サーシャ様へ、
現在、ソルト君は、
『息子である、“フィルシールド”に格好いいお父さんとして認識してもらうこと』
と
『立派な王様として歴史に名を刻むこと』
の2つを目標に仕事を頑張っているようです。
何故こうなったのかは、私には、よく分かりませんが、アンリエッタ様からの手紙が机の上に置かれていましたので、恐らく、それが原因なのでしょう。
そちらの様子はどうでしょうか?
あまり、急いで帰ろうとしないで下さいよ?
アンリエッタ様は体が弱いのですから、どうか無理だけはなさらないように見張って下さいね。
一応、トレイズ公爵邸に仕える者達にも通達は出していますが、アンリエッタ様の最後の砦としてに活躍を期待しております。
頼みましたよ。
リーナ
追記
ソルト君からの伝言です。
「帰ってきたら、俺の寝室に来てくれ!勿論、3人でな!親子揃えば先ずは、川の字だろう?あぁ、サーシャもだからな!逃げるなよ?」
だそうです。
_____________________
「うぅー!」
「何か、気になるのか?って、こんなところに追 記 が………」
「あぅううー?」
「ち、違うんだ。お、驚いただけで、恥ずかしい訳じゃ、って僕何言ってるんだろ。励ましてくれてるのか?有り難う。」
「うーうー!」
小さな理解者に頭を撫でられている大人。
そんな奇妙な状況が、この小さな部屋で発生していました。親たちが見れば悶えてしまうような、可愛らしい光景が見られたのです。
愛しのソル君へ、
今日は朝から、随分と忙しかったのだそうですね。王城から帰ってきた兄様から聞きましたよ。私は、今朝早くに赤ちゃんが産まれたので、少々忙しなかったものの、サーシャと可愛い赤ちゃんの世話をしたり、赤ちゃんの反応を見たりして1日を楽しんでいましたよ。
ですが、ここには貴方がいません。私は、これでも結構、寂しい思いをしているのですよ?城を出た、1週間程前から、貴方に会えてませんからね。
だから、私は考えました。息子の世話をサーシャに任せ、私は多目の休息を取り体力の回復に努めることにしました。そうすることで、予定よりも、早く帰ることが出来るようにしようと思ったのです。
息子は、かなり賢いですよ。私が、この旨の話をしたら、突然、サーシャに抱っこされに行きましたから。ちょっと悲しいと思ったのは、サーシャには、秘密ですよ。
後は、私にかなり似ていますよ。サーシャが、何度も言っていたので間違いないと思いますよ。ただ、息子の方は、この言葉で少しだけショックを受けたみたいなのです。やはり、悲しいですね。
覚悟を持って決めたこと。そうであるはずなのに、今は息子にも会えない寂しさを乗り越えることが出来ず、こうして貴方に手紙を書いています。
今の貴方は、何をしていますか?
息子は今、サーシャに抱っこされて窓の外の景色を見ていることでしょう。好奇心の強い子でしたよ?フフフ、“面倒”が口癖の貴方とはあまり似ていませんね。
帰る予定日は、1週間後にまで縮めました。貴方に会える日を今か今かと、待ち遠しく思っています。
愛する人へ心を込めて、
アンリエッタ
追記
貴方、帰ったらサーシャも可愛がってあげて下さいよ。あの子は、昔からツンツンな割に構ってさんなのですから。分かっていませんでしたか?
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「うぅ、アンリぃー。グスンッ。グスンッ。」
「陛下、執務室は泣いていい場所ではありません。陛下の私室へ行きますよ。」
「グスンッ。分かっておる、ジーク。行くぞ!速く付いてくるのだ。」
「はいはい、付いていきますよ。」
「ジーク、余はアンリ達に会いたい。トレイズ公爵邸に行っても良いか?」
「駄目です。何度言わせるのですか?今日のできっちり、7回目ですよ?分かっているのですか?」
「良いではないか、今日ぐらい。今日は、息子が生まれたのだぞ!それなのに、会いに行かなければ、余は、親として認識してもらえぬかもしれんのだぞ!?」
「大丈夫ですよ、陛下。陛下の御子息は、賢いようです。母が、回復に努めるために他者に世話を任せることを理解したのですから、王の職務もきっと理解してくれます。」
「そうかのぉ?」
「それよりも、第一印象ですよ、陛下。人によってはこれで、嫌われる親が誕生するのだとか。」
「な、何!?だ、第一印象か。良し!ならば、アンリ達の帰ってくる一週間後までに、“立派で格好いい王様”にならなくてはな。ジーク!頼んだぞ!」
「何故、自分なのでしょうか?服飾等は、メイド長のリーナに頼むべきでしょう。」
「そうじゃの。おぉ、そこの、リーナを呼んでくるのじゃ。早めにな。」
「はっ、畏まりました。」
「フフフ、楽しみじゃのう。賢くてしかも、アンリによく似ている息子か。可愛いのじゃろうなぁ。早く会いたいぞ。」
「そうですね。自分も早く会ってみたいですね。賢い方ですか。おそらく、その点でもアンリエッタ様に似られたのでしょう。少なくとも、赤子の陛下からは、高い知性を感じませんでしたから。」
「ぬぅ!ジーク!何てことを言うのだ!」
「事実ですが何か?」
「ジーク殿?陛下のことを、その様に評価をなさっていることは別段構いませんが、民衆の前で言ってはいけませんよ?陛下の民衆からの評判の低下に、直結してしまいますので。」
「むー。何気にリーナの方が、酷いことを言っているのだが!?」
「そうですね。これも一種の親心のようなものですよ。何せ、私がナイトパレスで勤めている年月は、ジークよりもかなり長いのですよ?陛下の遠い先祖が赤子の頃から長年、見守り続けていますので。」
「ぬぅっ!そう言えば、リーナやジークの年齢はどのく…………リーナその短刀を仕舞ってくれぬか?余が悪かった。」
「そうですね。私がいくらハイ・エルフでも女性である以上、年齢は禁忌なのですよ?分かりましたか?ソルト君。」
「は、はひっ!わ、分かりました!」
第一王子が産まれためでたき日。今日のソルトラルドは、メイドに脅迫されて縮こまるという、残念な醜態を曝すのでした。
たった1週間で、ここから“格好いい王様”に成れるのでしょうか?
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「“格好いい王様に成りたい”ですか?それも、たったの1週間で。無理ですね。諦めて下さい。それで格好よく出来るのは、見た目だけです。最高に、格好悪いものですね。だいたい、一度格好いい姿を見せただけで、そう認識しきることなんてないのですよ。」
「はい、そうですか。」
「賢いのなら尚更ですね。第一印象は、強烈なインパクトがあって、始めて効果が出るものなのです!分かりましたか?」
「はい、分かりました。」
「よろしい!ならば、“1日だけの真面目な王様”をせず、“毎日真面目な王様”をしましょう!そうすれば、子供の目には“憧れの格好いい王様”として映りますよ。」
「ほ、本当か!」
「えぇ。『“面倒”等と言って仕事を怠けている王様』と『毎日真面目に働く王様』どちらが格好いいのでしょうか。」
「ゴクリッ。」
「もう、分かっていますよね?」
「う、うむ。」
「陛下!自分、とてつもなく凄いことに気付いてしまいました。殿下が、初代陛下の名を継いだ以上、きっとその名は歴史に刻まれます。その際、父親である陛下の名と功績も一緒に歴史に刻まれるのでは?」
「ひ、ひぃ!た、確かに一理ある。ならば、余のぐぅーたらな生活も歴史に………。」
「可能性は十二分に有るでしょう。それが嫌ならさっさと、行動しましょう。人とは、“目標を持ち、それを達成するために行動し、その行動を振り返り、そして行動を修正する。”それらによって、より良い道へと進むのです。分かりましたか?陛下。」
「う、うむ。余の行動を改めよう。目標は、『息子である、“フィルシールド”に格好いいお父さんとして認識してもらうこと』と『立派な王様として歴史に名を刻むこと』じゃ。」
「メモしました。言質は取ったので、後は努力するだけです。頑張りましょう、陛下。」
「ふむ、任せるのじゃ。」
「では、早速。執務室へ戻りますよ、陛下。仕事は、まだまだたくさんありますから。」
「分かっておるわ。まったく。余を舐めるでないわ!」
「善は急げですよ。陛下。」
「のぅ、リーナ。これから手紙を書くのじゃろう?サーシャに伝言を頼めるかの?……………」
「陛下の“やる気スイッチ”とやらが、漸く入りましたか。では、その旨の手紙をサーシャ様に出しますか。アンリエッタ様に送ってしまうと、直ぐに返事を書きそうですからね。」
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「ん?これは、いったい?あぁ、リーナさんからの手紙だったか。」
「うぅ?」
「気になるのか?一緒に読むか?」
「むぅー!」
「そうか。じゃあ、開封するぞ。」
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サーシャ様へ、
現在、ソルト君は、
『息子である、“フィルシールド”に格好いいお父さんとして認識してもらうこと』
と
『立派な王様として歴史に名を刻むこと』
の2つを目標に仕事を頑張っているようです。
何故こうなったのかは、私には、よく分かりませんが、アンリエッタ様からの手紙が机の上に置かれていましたので、恐らく、それが原因なのでしょう。
そちらの様子はどうでしょうか?
あまり、急いで帰ろうとしないで下さいよ?
アンリエッタ様は体が弱いのですから、どうか無理だけはなさらないように見張って下さいね。
一応、トレイズ公爵邸に仕える者達にも通達は出していますが、アンリエッタ様の最後の砦としてに活躍を期待しております。
頼みましたよ。
リーナ
追記
ソルト君からの伝言です。
「帰ってきたら、俺の寝室に来てくれ!勿論、3人でな!親子揃えば先ずは、川の字だろう?あぁ、サーシャもだからな!逃げるなよ?」
だそうです。
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「うぅー!」
「何か、気になるのか?って、こんなところに追 記 が………」
「あぅううー?」
「ち、違うんだ。お、驚いただけで、恥ずかしい訳じゃ、って僕何言ってるんだろ。励ましてくれてるのか?有り難う。」
「うーうー!」
小さな理解者に頭を撫でられている大人。
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