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10.ご機嫌な凪と様子のおかしい煌星
俺はアラーム無しにいつもの時間に目を覚ました。一瞬平日かと思ったが、今日は土曜日だ。
昨夜飲み会で久々に意識が飛ぶまで飲んでしまった。そんなに量を飲んだつもりはなかったが、疲れていたから酔いが回るのが予想より早かったようだ。
だけど、その割に二日酔いの症状が全然ない。
――なんでだ? 頭も痛くないし、吐き気もねえな……むしろ腹減った……。
体も残業続きでかなり酷使していたはずなのに、スポーツでもした後みたいな爽快感がある。疲れてはいるけど、不快な感じじゃない。
「なんかわかんねぇけど……ラッキー」
俺は腹が減っていたのでシャワーを浴びてから何か食べようと立ち上がった。
「いっっってぇ!!」
その瞬間、なぜか尻に痛みを感じてしゃがみ込んだ。
――え、なに? ズキズキする!?
俺は尻を撫で、そろりそろりと起き上がる。そして臀部をかばいつつバスルームに入った。
――なんだ? もしかしてデスクワークしすぎ……?
鏡に向かって尻を突き出すが、普段自分の尻なんて見ないからいつもと違うのかよくわからない。だけど、窄まった部分が心なしか赤いような気はする。
「もしかして……大きいのが出たから体がスッキリしてるのか……?」
――酔っ払って吐くんじゃなくて俺はもしかして下から――いや、血は出てないしこれ以上考えるのはやめておこう。
体を洗い流して着替えているうちに空腹なのを思い出した。
冷蔵庫を物色しようとキッチンに向かうとカウンターに煌星の字でメモがしてある。
『お茶漬け食べられるように出汁とご飯冷蔵庫に入れてあります。温めて食べて』
「あいつ、間違いなく良い嫁になれるな」
俺は冷蔵庫の中からご飯と具材、出汁を取り出してレンジで温めた。
ご飯の上に梅干し、じゃこ、刻んだ小ねぎを乗せて湯気を立てる出汁を掛ける。あまりにいい匂いがして腹がぎゅうっと鳴った。
手を合わせて何口かガガッとかき込む。
「ん~~、うんまい!」
腹が減っていた俺はご飯を追加で温めて二杯分食べた。片付け終えたところで寝室にスマホを置きっぱなしにしていたことに気づき取りに行く。
後輩の津嶋からメッセージが入っていた。
『お疲れ様です。先輩無事帰れましたか? 煌星さんに昨夜は失礼しましたとよろしくお伝え下さい』
「ああ? なんで煌星……?」
――そうか。やっぱりあいつが迎えに来てくれたんだな。俺はたしか……気づいたら自分の部屋にいて、煌星にミルクティー飲まされたんだった。
「あいつのミルクティー、二日酔いにも効くってことかよ。万能薬……?」
まだ動いたり力を入れると尻がちょっと痛いが、寝起きのときほどじゃなくなっていたので安心した。
腹が満たされたので、俺は煌星に世話になった礼を言いに行くことにした。
◇
連絡もせずにそのまま隣の部屋の呼び鈴を鳴らす。あいつは出掛けているかもしれないと思ったが少し待ったらドアが開いた。
珍しく寝不足なのか、目の下にくまを作った煌星が出迎えた。
「凪……?」
「よお」
「あ、おはよう。どうしたの?」
「どうしたも何も、一応昨日のお礼言っておこうと思って」
煌星が何度か瞬きした。
「え? お礼……?」
「昨日の夜お前、迎えに来てくれたんだろ?」
「――それはそうだけど。わざわざ凪がうちに来てくれるなんてもしかして具合悪い……?」
煌星は妙におどおどした目でこちらを見下ろした。たしかに自分から彼の部屋を訪れるのは珍しい。しかしあえてそう言われるとなんだか恥ずかしくなり、俺はムキになった。
「は? お前は勝手にうちに来るくせに俺はこっち来ちゃ悪いのかよ。後輩がお前によろしくって言ってたからただ伝えとこうと思っただけだろ」
「――ああ……そういうこと……。あの、そんなことより体は大丈夫? 具合悪いとこない? 痛いところとか……」
俺が訪ねてきた理由がわかると今度は急に心配そうに身をかがめてこちらの顔色を窺ってくる。
――あー、ケツは痛いけど言うの恥ずかしいから黙っとこ。
俺は視線をそらした。
「いや、大丈夫。むしろ体調良いよ。お茶漬け美味かったし。ありがとう」
俺が礼を言ったら突然煌星が青い顔をして叫んだ。
「やめて! ありがとうなんて言われる資格ない!」
「え……?」
煌星が大声出すことなんてまずない。Domに怒鳴られたせいで俺は反射的に硬直してしまった。
――落ち着け、これはコマンドじゃねえ。聞く必要はない。
こっそり深呼吸して、何ともないふりをして尋ねる。
「煌星――お前どうしたんだよ?」
「ご、ごめん。大きな声出してごめ――」
彼は焦って俺の腕を掴むと必死で謝ろうとした。
「おい、落ち着けよ。近所迷惑だからとにかく中入るぞ」
「えっ、凪?」
俺は無理矢理ドアの中に押し入り煌星の脇をすり抜け勝手にリビングへ向かう。
「あ、待って」
煌星が慌てて俺を引き留めようとしたが、それより先に部屋の状況を目にしてしまった。
「どうしたんだ……これ?」
いつも整然と片付いているリビングがめちゃくちゃに散らかっていた。書類や、何かのパンフレット、それから昔のアルバムまで開きっぱなしになっている。アルバムの中から取り出したらしい写真もテーブルや床に散り散りになっていた。
普段はとても綺麗にしていて、俺の部屋まで片付けてくれるくらいなのに――。
煌星は言いにくそうに答えた。
「その……いま大掃除中で――」
「大掃除?」
――なんだ? さっきから様子がおかしい……これが大掃除だと?
俺は写真の一枚を拾い上げた。そこには小学生の頃の俺が笑いながら煌星と並んで写っている。
「これ……?」
「あ、返して!」
煌星が目にもとまらぬ速さで俺の手から写真を奪い、床やテーブルに散らばっていた写真もガサガサと回収し始めた。
「お前何してたんだ? これ小学生の頃の写真じゃん」
「いや、だからただ整理しようと思って……」
「懐かしいな。おい、見せろよ」
「だめ! だめ……」
――はあ? なんなんだ?
「だめってなんで?」
「いや、ダメなわけじゃなくて――違うんだ。これ今度データ化してもらおうと思ってて。そしたら凪にもあげるから、その時一緒に見ようよ。ほら、デジタル画像にすればテレビの画面に映して大きく見られるでしょ?」
煌星がやけに早口で言う。
――俺のこと送り届けた後、夜中まで写真整理してて寝不足ってことか?
彼は気まずそうで、なんとなく追求されたくないようなので俺は引き下がることにした。
「ふーんそうなんだ。わかった」
「凪、ごめんね散らかってて。コーヒー淹れてくるよ」
煌星がリビングに散らばった書類などをさっと片付け、キッチンへ向かった。俺は来るタイミングが悪かったかなと思いつつ、すぐに帰るとも言いにくくてソファへ腰掛ける。
しばらくすると煌星がいい匂いのするコーヒーカップを持ってやってきた。
「どうぞ」
「ん」
俺たちはソファに座ったまま無言でしばらくコーヒーを飲んでいた。普段なら煌星がにこにこしながらうるさいくらい話しかけて来るのに、今日は静かだ。
――俺に具合悪くないか聞いてきたけど、こいつの方が具合悪いんじゃねーの? 仕方ねえな……アレやってやるか。
「おい、煌星。昨日迷惑かけたし、礼に耳掃除してやるよ」
「えっ?」
煌星は俺の提案にビクッと身をすくめた。目を見開いているのがまるで怯えたような表情に見えた。
――そんなに驚くことかよ?
煌星は俺に耳かきされるのが昔から好きだ。他の人がやるとくすぐったくてだめらしいが、俺だとなんともないらしい。
俺は面倒臭いし大人になってからは滅多にやらなくなったが、あいつに何か礼をするとなると「耳掃除してほしい」と頼まれることがあった。煌星は欲しいものなら自分で買えるから、プレゼントは不要なのだ。
「ほら、来いよ」
俺が自分の膝をポンポンと叩くと、煌星は眉を寄せて唾を飲み込んだ。
――こいつは何を今更躊躇ってんだ? 普段なら喜んで俺の膝に飛び込んでくるっていうのに。
言い出しておいて恥ずかしくなった俺が「嫌ならいい」と吐き捨てて立ちあがろうとした。すると煌星は「嫌じゃない!」と言って俺の膝にすがってきた。
昨夜飲み会で久々に意識が飛ぶまで飲んでしまった。そんなに量を飲んだつもりはなかったが、疲れていたから酔いが回るのが予想より早かったようだ。
だけど、その割に二日酔いの症状が全然ない。
――なんでだ? 頭も痛くないし、吐き気もねえな……むしろ腹減った……。
体も残業続きでかなり酷使していたはずなのに、スポーツでもした後みたいな爽快感がある。疲れてはいるけど、不快な感じじゃない。
「なんかわかんねぇけど……ラッキー」
俺は腹が減っていたのでシャワーを浴びてから何か食べようと立ち上がった。
「いっっってぇ!!」
その瞬間、なぜか尻に痛みを感じてしゃがみ込んだ。
――え、なに? ズキズキする!?
俺は尻を撫で、そろりそろりと起き上がる。そして臀部をかばいつつバスルームに入った。
――なんだ? もしかしてデスクワークしすぎ……?
鏡に向かって尻を突き出すが、普段自分の尻なんて見ないからいつもと違うのかよくわからない。だけど、窄まった部分が心なしか赤いような気はする。
「もしかして……大きいのが出たから体がスッキリしてるのか……?」
――酔っ払って吐くんじゃなくて俺はもしかして下から――いや、血は出てないしこれ以上考えるのはやめておこう。
体を洗い流して着替えているうちに空腹なのを思い出した。
冷蔵庫を物色しようとキッチンに向かうとカウンターに煌星の字でメモがしてある。
『お茶漬け食べられるように出汁とご飯冷蔵庫に入れてあります。温めて食べて』
「あいつ、間違いなく良い嫁になれるな」
俺は冷蔵庫の中からご飯と具材、出汁を取り出してレンジで温めた。
ご飯の上に梅干し、じゃこ、刻んだ小ねぎを乗せて湯気を立てる出汁を掛ける。あまりにいい匂いがして腹がぎゅうっと鳴った。
手を合わせて何口かガガッとかき込む。
「ん~~、うんまい!」
腹が減っていた俺はご飯を追加で温めて二杯分食べた。片付け終えたところで寝室にスマホを置きっぱなしにしていたことに気づき取りに行く。
後輩の津嶋からメッセージが入っていた。
『お疲れ様です。先輩無事帰れましたか? 煌星さんに昨夜は失礼しましたとよろしくお伝え下さい』
「ああ? なんで煌星……?」
――そうか。やっぱりあいつが迎えに来てくれたんだな。俺はたしか……気づいたら自分の部屋にいて、煌星にミルクティー飲まされたんだった。
「あいつのミルクティー、二日酔いにも効くってことかよ。万能薬……?」
まだ動いたり力を入れると尻がちょっと痛いが、寝起きのときほどじゃなくなっていたので安心した。
腹が満たされたので、俺は煌星に世話になった礼を言いに行くことにした。
◇
連絡もせずにそのまま隣の部屋の呼び鈴を鳴らす。あいつは出掛けているかもしれないと思ったが少し待ったらドアが開いた。
珍しく寝不足なのか、目の下にくまを作った煌星が出迎えた。
「凪……?」
「よお」
「あ、おはよう。どうしたの?」
「どうしたも何も、一応昨日のお礼言っておこうと思って」
煌星が何度か瞬きした。
「え? お礼……?」
「昨日の夜お前、迎えに来てくれたんだろ?」
「――それはそうだけど。わざわざ凪がうちに来てくれるなんてもしかして具合悪い……?」
煌星は妙におどおどした目でこちらを見下ろした。たしかに自分から彼の部屋を訪れるのは珍しい。しかしあえてそう言われるとなんだか恥ずかしくなり、俺はムキになった。
「は? お前は勝手にうちに来るくせに俺はこっち来ちゃ悪いのかよ。後輩がお前によろしくって言ってたからただ伝えとこうと思っただけだろ」
「――ああ……そういうこと……。あの、そんなことより体は大丈夫? 具合悪いとこない? 痛いところとか……」
俺が訪ねてきた理由がわかると今度は急に心配そうに身をかがめてこちらの顔色を窺ってくる。
――あー、ケツは痛いけど言うの恥ずかしいから黙っとこ。
俺は視線をそらした。
「いや、大丈夫。むしろ体調良いよ。お茶漬け美味かったし。ありがとう」
俺が礼を言ったら突然煌星が青い顔をして叫んだ。
「やめて! ありがとうなんて言われる資格ない!」
「え……?」
煌星が大声出すことなんてまずない。Domに怒鳴られたせいで俺は反射的に硬直してしまった。
――落ち着け、これはコマンドじゃねえ。聞く必要はない。
こっそり深呼吸して、何ともないふりをして尋ねる。
「煌星――お前どうしたんだよ?」
「ご、ごめん。大きな声出してごめ――」
彼は焦って俺の腕を掴むと必死で謝ろうとした。
「おい、落ち着けよ。近所迷惑だからとにかく中入るぞ」
「えっ、凪?」
俺は無理矢理ドアの中に押し入り煌星の脇をすり抜け勝手にリビングへ向かう。
「あ、待って」
煌星が慌てて俺を引き留めようとしたが、それより先に部屋の状況を目にしてしまった。
「どうしたんだ……これ?」
いつも整然と片付いているリビングがめちゃくちゃに散らかっていた。書類や、何かのパンフレット、それから昔のアルバムまで開きっぱなしになっている。アルバムの中から取り出したらしい写真もテーブルや床に散り散りになっていた。
普段はとても綺麗にしていて、俺の部屋まで片付けてくれるくらいなのに――。
煌星は言いにくそうに答えた。
「その……いま大掃除中で――」
「大掃除?」
――なんだ? さっきから様子がおかしい……これが大掃除だと?
俺は写真の一枚を拾い上げた。そこには小学生の頃の俺が笑いながら煌星と並んで写っている。
「これ……?」
「あ、返して!」
煌星が目にもとまらぬ速さで俺の手から写真を奪い、床やテーブルに散らばっていた写真もガサガサと回収し始めた。
「お前何してたんだ? これ小学生の頃の写真じゃん」
「いや、だからただ整理しようと思って……」
「懐かしいな。おい、見せろよ」
「だめ! だめ……」
――はあ? なんなんだ?
「だめってなんで?」
「いや、ダメなわけじゃなくて――違うんだ。これ今度データ化してもらおうと思ってて。そしたら凪にもあげるから、その時一緒に見ようよ。ほら、デジタル画像にすればテレビの画面に映して大きく見られるでしょ?」
煌星がやけに早口で言う。
――俺のこと送り届けた後、夜中まで写真整理してて寝不足ってことか?
彼は気まずそうで、なんとなく追求されたくないようなので俺は引き下がることにした。
「ふーんそうなんだ。わかった」
「凪、ごめんね散らかってて。コーヒー淹れてくるよ」
煌星がリビングに散らばった書類などをさっと片付け、キッチンへ向かった。俺は来るタイミングが悪かったかなと思いつつ、すぐに帰るとも言いにくくてソファへ腰掛ける。
しばらくすると煌星がいい匂いのするコーヒーカップを持ってやってきた。
「どうぞ」
「ん」
俺たちはソファに座ったまま無言でしばらくコーヒーを飲んでいた。普段なら煌星がにこにこしながらうるさいくらい話しかけて来るのに、今日は静かだ。
――俺に具合悪くないか聞いてきたけど、こいつの方が具合悪いんじゃねーの? 仕方ねえな……アレやってやるか。
「おい、煌星。昨日迷惑かけたし、礼に耳掃除してやるよ」
「えっ?」
煌星は俺の提案にビクッと身をすくめた。目を見開いているのがまるで怯えたような表情に見えた。
――そんなに驚くことかよ?
煌星は俺に耳かきされるのが昔から好きだ。他の人がやるとくすぐったくてだめらしいが、俺だとなんともないらしい。
俺は面倒臭いし大人になってからは滅多にやらなくなったが、あいつに何か礼をするとなると「耳掃除してほしい」と頼まれることがあった。煌星は欲しいものなら自分で買えるから、プレゼントは不要なのだ。
「ほら、来いよ」
俺が自分の膝をポンポンと叩くと、煌星は眉を寄せて唾を飲み込んだ。
――こいつは何を今更躊躇ってんだ? 普段なら喜んで俺の膝に飛び込んでくるっていうのに。
言い出しておいて恥ずかしくなった俺が「嫌ならいい」と吐き捨てて立ちあがろうとした。すると煌星は「嫌じゃない!」と言って俺の膝にすがってきた。
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