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1936年大日本帝国〜帝国海軍軍議〜
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「永田、お前も中々に大変な立場に居るな。」
帝国陸軍が全て退席したあと、山本は少し笑いながらそういった。軽く本当ですよ、と言ったあと若い海軍将校達に目を向けるが、永田の事など眼中にないとばかりに、目も体も永田の方に向けなかった。
「これからは参謀本部と帝国海軍の会議となる。先程決まったことを帰ることは出来ないが、話さなければならないことは今のうちに話してくれ。」
「我々としては早期に海兵隊の設立をしてもらえれば十分だと考えている。」
「それは安心してくれ。特に身体的に優れたもの達を抜粋して配属させるとしよう。今は千人程の規模となるだろうが、38年までには五千人規模まで大きくさせよう。」
「うむ。なら特にもう話したいことはないな。お前からは何かあるのか?」
「ああ。幾つかある。」
「ほぅ…。是非とも聞かせて欲しい。」
永田は席を立ち、山本との対面に腰を下ろし、その間に大日本帝国と中国が書かれた地図を置いた。
「帝国海軍は中国沿岸部を航行し上陸に適した場所を探って欲しい。」
永田が地図の中国沿岸部を大きく丸で囲む。
「上陸に適した場所…補給がしやすい場所ということか?」
「その点は重要だ。だが我が海軍の有する艦砲射撃が行えるかどうかも重要だ。」
「上陸時に多大な損害を被っては元も子もない、ということか。……分かった、こちらで作戦を進めていくこととしよう。」
山本が地図を綺麗に巻き取り部下に渡す。永田はそれを確認したあと、さらに話を続けた。
「帝国海軍としてはどのような艦艇をお望みなのか。この点は論議しなくてはならないと思ったのです。」
永田がその話を出した瞬間に、若い海軍将校は一斉に永田の方を見た。その姿に永田は笑いを堪えるのに必死だった。海軍将校の1人が声を上げる。
「より大きな砲を積み、より長く飛ばせる砲を積んだ戦艦こそ最強である!!そこに精度が高ければ高いほど良い!!」
そうだ!そうだ!!と周りの将校もはやし立てる。山本は沈黙を守っている。ならばまずは、将校達から話を聞こうではないか。
「君たちは空母についてはどう思っている?」
「ハッ!!あんな箱なぞ、戦艦の補助船に過ぎぬ。我らの戦艦が敵の対艦攻撃を受けないようにするだけだ。」
「ならば聞くが、大規模海戦が発生した時、こちらの戦闘機の数の二倍近い対艦攻撃機が現れた場合、戦艦はどうなる?」
「どうなる?戦艦に積んだ機関砲や連装砲を用いて撃ち落とすだけのことよ!!」
大体の認識は分かった。なら山本はどう考えているのか…。
「わしは良く分からないと言うのが本音のところだ。空母、戦艦共に利点、欠点がある。しかし、以前として技術が進まないのであれば戦艦が優れた艦であるのは疑いようがないと考える。」
現状のままなのであれば、戦艦に注力すべきだとする山本の答え。しかし長谷は一つの案があった。
「航空機研究局から連絡があった。最新艦上戦闘機の設計が完成間近であり、予定通り進めば1937年後期から1938年前期での初飛行が可能である、というものだ。」
帝国陸軍が全て退席したあと、山本は少し笑いながらそういった。軽く本当ですよ、と言ったあと若い海軍将校達に目を向けるが、永田の事など眼中にないとばかりに、目も体も永田の方に向けなかった。
「これからは参謀本部と帝国海軍の会議となる。先程決まったことを帰ることは出来ないが、話さなければならないことは今のうちに話してくれ。」
「我々としては早期に海兵隊の設立をしてもらえれば十分だと考えている。」
「それは安心してくれ。特に身体的に優れたもの達を抜粋して配属させるとしよう。今は千人程の規模となるだろうが、38年までには五千人規模まで大きくさせよう。」
「うむ。なら特にもう話したいことはないな。お前からは何かあるのか?」
「ああ。幾つかある。」
「ほぅ…。是非とも聞かせて欲しい。」
永田は席を立ち、山本との対面に腰を下ろし、その間に大日本帝国と中国が書かれた地図を置いた。
「帝国海軍は中国沿岸部を航行し上陸に適した場所を探って欲しい。」
永田が地図の中国沿岸部を大きく丸で囲む。
「上陸に適した場所…補給がしやすい場所ということか?」
「その点は重要だ。だが我が海軍の有する艦砲射撃が行えるかどうかも重要だ。」
「上陸時に多大な損害を被っては元も子もない、ということか。……分かった、こちらで作戦を進めていくこととしよう。」
山本が地図を綺麗に巻き取り部下に渡す。永田はそれを確認したあと、さらに話を続けた。
「帝国海軍としてはどのような艦艇をお望みなのか。この点は論議しなくてはならないと思ったのです。」
永田がその話を出した瞬間に、若い海軍将校は一斉に永田の方を見た。その姿に永田は笑いを堪えるのに必死だった。海軍将校の1人が声を上げる。
「より大きな砲を積み、より長く飛ばせる砲を積んだ戦艦こそ最強である!!そこに精度が高ければ高いほど良い!!」
そうだ!そうだ!!と周りの将校もはやし立てる。山本は沈黙を守っている。ならばまずは、将校達から話を聞こうではないか。
「君たちは空母についてはどう思っている?」
「ハッ!!あんな箱なぞ、戦艦の補助船に過ぎぬ。我らの戦艦が敵の対艦攻撃を受けないようにするだけだ。」
「ならば聞くが、大規模海戦が発生した時、こちらの戦闘機の数の二倍近い対艦攻撃機が現れた場合、戦艦はどうなる?」
「どうなる?戦艦に積んだ機関砲や連装砲を用いて撃ち落とすだけのことよ!!」
大体の認識は分かった。なら山本はどう考えているのか…。
「わしは良く分からないと言うのが本音のところだ。空母、戦艦共に利点、欠点がある。しかし、以前として技術が進まないのであれば戦艦が優れた艦であるのは疑いようがないと考える。」
現状のままなのであれば、戦艦に注力すべきだとする山本の答え。しかし長谷は一つの案があった。
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