【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚24〛この感情は…

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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 2週間も帰ってこなかったヌナ


 帰ってこなかった理由は
 俺にストレスをかけていると
 思ったからだと言った


 今までどこに居たのか…
 気になるところだけど


「ヌナ、お腹すいてない?」
「すいてる~!仁のご飯 早く食べたい!」


 早く食べたいとか…
 どんな顔して言ってるんだ?
 チラ見しても なんだか涼しい顔してるし
 前より 距離は縮まった感じはするけど


「用意するから 待ってて」
「ん!」


 たぶんこれ以上は ダメなんだ…



 *・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆



 久しぶりに 2人で囲む食卓
 賑やかに食べられると思ったのに
 ヌナは 黙々と食べている

「どしたの?黙って食べてるけど…」

「美味すぎて…口開いたら
 旨味が逃げていきそうだから
 (*´ч`*)モグモグ…」

「嬉しいこと言ってくれるね~!」

「仁のご飯は
 誰にも食べさせたくない…モグモグΨ( 'ω'* )」

「………」

 何の気なしに言った言葉なんだろうけど
 俺には 愛の告白くらいの!
 。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
 めちゃくちゃ嬉しい!


「あ、優とマサに話しちゃったんだ!
 "食わせろ"って言われても断ること!」

「あ~ごめん…ヌナのいない時に
 もう振舞っちゃったよ…」

 一人で食べても美味しくないから
 ジムに行く時に
 柾國まさくにくんに持って行ったし
 下の階のゆうさんちにも…


「うわぁ…マジぃ~(。-ω-)シュン」

 ガッカリしてるヌナを見るのも嬉しい…


 やばいなぁ



 "ブーっ"


 俺のスマホが震えた

「哲だ…あ、もしもし?」

 ヌナに"ごめん!"のジェスチャーをして
 ダイニングから離れ 自室に向かう


 ──「仁、明日なんだけど
 仕事終わったら付き合ってくれない?」

「何か あんの?」

 ──「飲み会」

「行かない!バイトあるし!」

 ──「出た!即答!
 そこを何とか頼むよ、仁!」

「いや、行かn…っあ!」


 部屋のドアが開いたと思ったら
 ヌナがスマホを取り上げた


「もしもし、哲くん?
 この前は 助かりました!ありがとう!
 たくさん買ってきてくれたんでしょ?
 いくら かかったの?払うよ!
 え?良いの?なんだかすみません!
 うん?明日 飲み会?
 どうぞどうぞ!連れて行ってあげて!
 ぜ~んぜん 大丈夫よ!気にしないで!
 うん、はい…そうだね 是非!
 じゃあ 仁に代わります!」


 俺の事 放って…哲と話してるし!
 哲も哲で、飲み会の許可をヌナにとるし!
 どうぞどうぞって!
 ダチョウなんちゃらかよ…

「はい、返す」

 スマホが戻ってきた…


 ──「お姉さんに許可取ったからな!
 明日の飲み会行くぞ!」

「はいはい…(  -₃-)」


 電話を切ると


「行きたくなかったのに!!」

「え?飲み会でしょ?楽しんでおいでよ」

「ただの飲み会じゃないって
 わかんないの?」

「女子もいるんだろ?
 わかってる わかってる( *´︶`*)」

「…せっかくヌナが帰ってきたのに」

「仁好みの可愛い女の子が
 見つかるといいな~!」

「……なんだよ、それ(´▽`*)アハハ」


 ………

 オレは タダの、お世話係…なんだ



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 翌朝


「じゃあ、先に出るわ!」

「気をつけて 行ってらっしゃい!」

「飲みすぎるなよ!(`・д・)σ 」

「はいはい( *´︶`*)」


 今日は金曜日…
 ホントは ヌナとゆっくりしたかった



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 → アミside


 夕方、日勤終えて
〚チムラ鍼灸院〛に立ち寄った


「ご心配おかけしました!」

「仁さん、不安そうな顔してたよ」

「お嬢が無事だったならそれでいいや 」

「先生なんか
 仁さんに怒っちゃって
 大変だったんだよ!
 "お嬢に手を出したのか!"ってさ」

「そんなことするはずないでしょ!」

「無事に家に戻ってくれてよかったよ…
 んで、僕の家に泊まったあと…
 どこに行ってたの?」

としの家…」

「敏くん、元気だった?」

「うん、元気だよ」

「海外でもモテただろうね!」

「凄かったみたいよ。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ」


 まずは 心配かけた2人に
 挨拶できてよかった


 私が帰らないからって
 ココにも探しに来てたなんて…

「………」

 仕事も忙しくて
 LIMEも既読スルーだったもんなぁ…


「おじさん…」

「どしたぃ…」

「仁は 一生懸命お世話してくれてるから…」

「おう…わかった」


 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 → チムラ鍼灸院から戻ったアミ


 いつもなら『おかえり!』と
 笑顔で出迎えてくれる仁は
 今日は飲み会


「楽しんでるかな~」


 ・・・・・・・・・


「ってか…静かすぎるな、この家」

 仁の存在感…すごい…



 ブブっ…


 震えたスマホを覗くと
 しゅんからのメッセージ

 ──"明日 会えない?迎えに行く…"

 "いいよ!何時にする?"


 明日の土曜は 私も休み…


 仁も飲み会明けで
 のんびりしたいだろうから…


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