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過ぎにし薔薇は、ただ名前のみ

 26:  バナナボートに乗る ③

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 でも、お兄さんは一人で、始めちゃった。
 さっき鯉太郎がドピュッってやった同じところに立って、鯉太郎とおんなじ半ケツ状態になった。
 鯉太郎はやっぱり外が気になって一旦外に出て人気が無いのを確認してきた。
 戻ると、お兄さんがケツの割れ目が半分見える状態で右手を動かしていた。

「こっち来てみ。もういくかも」
 鯉太郎は、お兄さんのそばまで行くと股間を覗き込んだ。
 赤黒い、でっかい亀頭が見えた。
 チン毛もふさふさしてた。
 やっぱ高校生は違うなと思った。

 顔を見たら、目が合った。
 チンチンとギャップありすぎのかっこいい、かわいい顔だった。
 目を閉じて、ちょっと口を開いて、なんかいきそうな表情だった。
 「いく?」って言ったら「うん」と応えて「見てて」と言った。
 鯉太郎は、またお兄さんの股間を覗き込んだ。
 手の動きが速くなってた。
 亀頭の先っちょも光っていた。

「いく!」
 出た!すごい勢いだった!
 おしっこのようにジャーって感じだった!
 便器に当たってビシャ!って音がした程だ。
 それくらい、いっぱい出た。
 これで終わったかな、と思ったら、お兄さんは手でチンチンをぎゅーってやって、チンチンの中のをにゅーと搾り出していた。
 お兄さんと目があったので鯉太郎もチュッとキスしてあげた。
 鯉太郎は個室からトイレットペーパーを取ってきた。

「拭いてあげる」って言ったら、「あんがと」とお兄さんがこっちを向いた。
 鯉太郎の時とは違って、お兄さんの場合は、ちゃんと手で持ってたから、先っちょだけ拭いて終わった。
 つまらないから、しばらく観察した。
 何もかもが大人だなと思った。
 長いし太いし亀さんはでかいしチン毛もいっぱいあるし。
 でも顔は、可愛い、、何だかなあと思った。

 鯉太郎の観察も終わって、お兄さんはまだ勃起しているチンチンを半パンにしまった。
 その日はそれからマックで朝飯を食べて、ぶらぶらしてから吉牛で昼飯を食べて、またぶらぶらしてから帰った。
 全部おごってくれた。
 出すって言ったのに「いい」って。
 またツーリングの約束をして別れた。



 ついに約束のツーリングの日が来た。
 この前の事もあって、ちょっと心配だったから、家を出る前にオナニーをやって抜いた。
 おかずはお兄さんと一緒に撮ったプリクラだった。
 もう服着てたから、飛ばないように先っちょをティッシュでガードしてフィニッシュした。
 お兄さんは素晴らしいおかずだった。めっちゃ出た!
 昨日の夜もやったのにだ。
 そうそう、お兄さんがフルネーム教えてくれた。
 学校も。
 17才の結構、偏差値高い高2。
 でもお兄さんは半分、不良だった。

 いつもの駅で待ち合わせをしていた。
 二人バイクにまたがった時、久しぶりなので、ほんの数秒だけどぎゅうう~って抱きついた。
 その日の目的地は、山ん中のキャンプ場だった。
 途中、コンビニで食料とかを買った。
 何回か休憩しながら午前11時頃やっと到着した。
 なんとお兄さん、そこで部屋を予約してた。
 受付で鍵を受け取ってキャンプ場の中をしばらく走ると、ちっちゃな家がいくつかあって、その内の一つの入り口の前にバイクを止めた。

 「ああ~!!!」って鯉太郎が背伸びをしたら、お兄さんがポンポンって鯉太郎の股間を軽くたたいて、「今日は大丈夫だったじゃん!つまんね~!」と軽口を言った。
 そりゃあ、抜いてきたからねって感じだった。
 でも、今日も始めバイクに乗ってしばらくはチンチンが元気になっててちょっとハラハラしていた。
 「なんだよぉ~~!」って鯉太郎もお兄さんの股間にタッチした。
 それでしっかりお兄さんのチンチンの感触がわかった。
 ちっちゃい時も、ででっかかった。

 荷物を持って中に入った。
 結構広い。
 お兄さんがドアを閉めて鍵もかけた。
「シャワーあるよ。汗流してくれば?」とお兄さんが言った。
 何か、二人っきりの空間って感じがして照れた。
 でも汗はかいいて、気持ち悪るかったから「じゃあ入る」と言って、脱衣所に入った。
 ドアは閉めが、ついていた鍵はかけなかった。

 あと半パンとトランクスって時に、「鯉太郎」ってドアの向こうからお兄さんの声がした。
 来た!って思った。
 それに初めて名前で呼んでくれた。めっちゃ嬉しかった。

「な~に。○○。」
 鯉太郎も初めて名前で呼んだ。
「一緒にシャワーしたい」
 鯉太郎はドアをあけて「いいよ」っていった。
 お兄さんが入ってきた。
 なぜかドアを閉めた。

 少し離れたところでお兄さんが脱ぎだした。
 鯉太郎も恥ずかしかったのでお兄さんにケツを向けて、半パンを脱いだ。
 さてトランクスって時に、後ろからお兄さんに抱きつかれた!
 鯉太郎は動けなかった。

「おれ、鯉太郎のこと、かわいくてたまんない」ってお兄さんが耳元で言った。
 鯉太郎の胸とか腹筋のあたりをお兄さんの両手が撫でて来る。
 たまんなかった。

 徐々にその手は、鯉太郎の股間に降りてきて、ギンギンに勃起したチンチンをトランクスの上から撫でた。
 鯉太郎のケツに、お兄さんが股間を擦りつけてる。
 まだ半パン穿いたままだったけど、その中に、硬いものがあるのがわかった。
 鯉太郎は手を後ろに回して、お兄さんのチンチンをズボンの上から撫でた。
 お兄さんは「んん」って、感じてた。

 お兄さんの手が鯉太郎のトランクスのゴムんとこから入ってきて、生チンを握った。
 棒をゆっくり上下にしごいた。
 そしてキンタマもコロコロってやった。
 そうされて、鯉太郎は頭の中が真っ白になった。


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