銀河高速夜行バスに乗り遅れる 僕が特殊風嬢であり続ける理由

 僕がこの世界で、特殊風嬢であり続ける理由を話そう。

 僕を診察した精神科医はこう言った。
「貴方は解離性障害のうち離人症性障害に罹っている」と。
 つまり自分が誰だか分からなくなる心の病気だと言うのだ。
 しかしそれは間違っている。
 僕は多世界間移動エンジンを積んだ移動体・銀河高速夜行バスからはぐれ、この世界に取り残された異邦人・アリウスなのだ。
 誰が「虚構の王国」なんかに安住できる?
 この世界への違和感こそが、僕が僕であることの証しだ。
 ともすれば、この世界に埋没しそうになる自分を励まし、故郷の多世界に帰る日を信じて、僕は今日も生きている。
24hポイント 227pt
小説 3,753 位 / 56,030件 ライト文芸 107 位 / 2,322件
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

うちの隊長は補佐官殿が気になるようですが

BL / 連載中 24h.ポイント:4724pt お気に入り:489

戦国de無双!~時代は彼が動かす~

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:340pt お気に入り:898

異世界勘違い日和

BL / 完結 24h.ポイント:1249pt お気に入り:1937

月の光で悪役令嬢~陽の光で八男 あ、王子、近寄らないでくれます?

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:6617pt お気に入り:3151

★一般職男子 for MEN

ライト文芸 / 連載中 24h.ポイント:426pt お気に入り:11

破滅した悪役御曹司はリライフで救われる

青春 / 連載中 24h.ポイント:5582pt お気に入り:75