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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中国編) 】
11: プレイバックpart3 「出雲、、神無月を過ぎても 4」
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足立美術館の感想に触れた記事で、陶芸家の河井寛次郎について少し書きました。
アンは美術館に行っても展示物に付いてる説明書きは殆ど読まないんです。
時々、入館料の元を取ってやろうとしてるんじゃないかとしか思えないくらい、「順路」通りに移動し、余すことなく丹念に説明を読み、それぞれの作品を、均等に時間をかけて見て回る人がいますよね。
他人の事を、とやかく言う必要はまったくないのだけれど、物理的にそういう人と見学がぶつかってしまうのがアンにとっての問題なのです。
なので、自分が嫌なことは他人にもしない(笑)。
そんなアンでも、ここでの河井寛次郎の説明書きは一言一句読みました。
それも、どちらかというと彼の作品の焼き物を鑑賞するより時間をかけて、、、。
だってモノ作りに対しての考え方が、アンに凄く似ているから。
それにこの人は「文章」も達者に書いたらしいですね。
そしてアンはこの河井寛次郎に思わぬ所でもう一度、出くわす事になったのです。
帰路も国道9号線を使うので、もしかしたら一日目に探し当てられなかった「しばらく」を見つけられるかも知れないと思って、ゆっくり国道を流していたら、道路のすこし奥まった所に「志ばらく」の看板を見つけてしまったんです。
前にあれほど探して見つからなかったものが、こんなに簡単に見つかるなんて、もちろん飛び込んじゃいました。
ここはワリコ蕎麦が有名見たいなんだけれど、この日は薄ら寒い天候だったので、迷わず天ぷら蕎麦を注文。
でも時間がかかることかかること。
お店自体が明治大正の作りで、ゼンマイ式の掛け時計が時を刻むって感じですかね。
ゆっくりした時間が流れるのはいいのだけれど、注文を受けてから掻き揚げ天ぷらにする野菜を刻み始めるまな板の音を聞いた時は、正直・・・・という気分になりました。
しかたなく時間つぶしの為に、お品書きを眺めていたら、そこに書籍のコピー見たいなものが張り付けてあるじゃないですか、、、それが何と河井寛次郎!
河井寛次郎が、出雲蕎麦についてのエッセイを書いていて、そのコピーなんですね。
その文章が又、上手い。
アンはうっすらと感激してしまいました。
そしてその感激に合わせるように天ぷら蕎麦ができあがって、、上手く行く時は全てこんなものなんだなーと、小さな幸せを感じるアンでありました。
更に、、お蕎麦が、おつゆが、、あーこんなに微妙であっさりした味でいいものなんでしょうか。
アンの中の「蕎麦」という味の概念がすこし変わってしまいました。
おつゆもです、どうやら茹で汁、蕎麦汁を凄く上手く使っているらしい。
「もう少し濃い味でないと」と感じる一歩手前で寸止めしてあるというのか微妙ですね。見事に。
うーむ、思わぬ「河井寛次郎」に、新発見の「お蕎麦」、これだから旅行は止められません。
アンは美術館に行っても展示物に付いてる説明書きは殆ど読まないんです。
時々、入館料の元を取ってやろうとしてるんじゃないかとしか思えないくらい、「順路」通りに移動し、余すことなく丹念に説明を読み、それぞれの作品を、均等に時間をかけて見て回る人がいますよね。
他人の事を、とやかく言う必要はまったくないのだけれど、物理的にそういう人と見学がぶつかってしまうのがアンにとっての問題なのです。
なので、自分が嫌なことは他人にもしない(笑)。
そんなアンでも、ここでの河井寛次郎の説明書きは一言一句読みました。
それも、どちらかというと彼の作品の焼き物を鑑賞するより時間をかけて、、、。
だってモノ作りに対しての考え方が、アンに凄く似ているから。
それにこの人は「文章」も達者に書いたらしいですね。
そしてアンはこの河井寛次郎に思わぬ所でもう一度、出くわす事になったのです。
帰路も国道9号線を使うので、もしかしたら一日目に探し当てられなかった「しばらく」を見つけられるかも知れないと思って、ゆっくり国道を流していたら、道路のすこし奥まった所に「志ばらく」の看板を見つけてしまったんです。
前にあれほど探して見つからなかったものが、こんなに簡単に見つかるなんて、もちろん飛び込んじゃいました。
ここはワリコ蕎麦が有名見たいなんだけれど、この日は薄ら寒い天候だったので、迷わず天ぷら蕎麦を注文。
でも時間がかかることかかること。
お店自体が明治大正の作りで、ゼンマイ式の掛け時計が時を刻むって感じですかね。
ゆっくりした時間が流れるのはいいのだけれど、注文を受けてから掻き揚げ天ぷらにする野菜を刻み始めるまな板の音を聞いた時は、正直・・・・という気分になりました。
しかたなく時間つぶしの為に、お品書きを眺めていたら、そこに書籍のコピー見たいなものが張り付けてあるじゃないですか、、、それが何と河井寛次郎!
河井寛次郎が、出雲蕎麦についてのエッセイを書いていて、そのコピーなんですね。
その文章が又、上手い。
アンはうっすらと感激してしまいました。
そしてその感激に合わせるように天ぷら蕎麦ができあがって、、上手く行く時は全てこんなものなんだなーと、小さな幸せを感じるアンでありました。
更に、、お蕎麦が、おつゆが、、あーこんなに微妙であっさりした味でいいものなんでしょうか。
アンの中の「蕎麦」という味の概念がすこし変わってしまいました。
おつゆもです、どうやら茹で汁、蕎麦汁を凄く上手く使っているらしい。
「もう少し濃い味でないと」と感じる一歩手前で寸止めしてあるというのか微妙ですね。見事に。
うーむ、思わぬ「河井寛次郎」に、新発見の「お蕎麦」、これだから旅行は止められません。
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