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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中国編) 】
13: プレイバックpart3 「出雲、、神無月を過ぎても 6」
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自分は松江・出雲あたりは結構な数を訪れている方だと思っていたんですが、目的地を出雲キルト美術館に絞った旅では、全然そんな事ないなぁと気づかされました。
結局、自分が訪れたって思ってたのは、「島根、旅の観光スポットベスト3」みたいな所へ、ピンポンダッシュしてただけなんだと(笑)。
出雲キルト美術館は、頭の中のイメージでは里山の麓にあるジブリ映画的なロケーションを想像してたんですが、実際は宍道湖西側の広大な農耕地にある大きな一軒家でした。
しかも良く整備された広域農道端にあってアクセスは超簡単です。
美術館の外見からは豪農家屋という言葉が浮かびましたが、実際の所は判りません。
それに出雲キルト美術館のメインは建物の器じゃなくて、キルト作品ですからね。
あくまで古民家は、キルトの引き立て役という事で、実際、見学をさせて戴いたら素晴らしいレイアウトでした。
キルト作品について詳しい内容を書きたいところなんですが、手芸というのか、こっち方面には皆目センスがなく、ただため息混じりに作品に見入っている相方の表情を見て、多分、素晴らしいモノなんだろうなという位しかわかりませんでした。
当方、キルトと言えばキャシー中島さんの顔しか思い浮かばない人ですから。
でもキャシーさんはハワイアンキルトで、明るさ全開、こちらのメインになる展示物はかなり和風でどちらかと言うと煌びやかさの中に思索性が感じられるような気が、、、。
まあこれ以上書くのは、止めておきましょう。
こればかりは下手な鉄砲を数撃っても当たりませんから。
それとこれは自分でも不思議な感じなんですが、既に訪れたと思いこんでいたのが出雲大社。
松江に来て、出雲キルト美術館だけでは物足りないし、出雲大社にも久しぶりに寄ってみようと出向いたのですが、行ってみて、ここは未踏の地だということを発見しました(笑)。
おそらく初めて松江方面まで旅行に来た時に、かなり厳密な旅行計画を立てていて、出雲大社の事も事前に調べまくっていたんでしょうね。
それで行った気になってて、実際には行っていない可能性が(笑)。
そんな馬鹿なって思って、今回訪れた出雲大社で何度も自分の記憶を確認してみたんですが、見覚えがあるようなないような。
アンの旅に関するエッセイを読んで貰えばお判りかと思うのですが、アンはかなり細かなエピソードを沢山憶えている方なんですよね。
でも年号とか地名とか単語記憶はからっきしダメなんで、視覚記憶に物事を関連させて物事を憶えるんです。
それが仇になっているのかなぁ。視覚記憶インデックスが壊れちゃうと、こうなる?
まあどうでもいいんですけど。
ってことで、おそらく初めて訪れた出雲大社は意外に庶民的で好感が持てました。
この感じ、伊勢神宮よりずっと好きかも。
伊勢神宮でお参りするときの祈願内容って、世界平和とか国家安寧とか、どちらかというと個人的な内容じゃないものをお祈りするのが筋なんだって聞いた事がありますが、確かに伊勢神宮はそういう「気」に満ちてますね。
「パワースポット」だとかなんとか騒いでますけど、、あれは最近の後乗せ調味料のような、、。
お蔭参り(お伊勢参り)が流行した近世の伊勢神宮と、近代の伊勢神宮とはその有り様がちょっと違うんですよね。
(気になられる方は、ご自分でお調べ下さい。)
アン的には、庶民から親しみを込めて「お伊勢さん」と呼ばれ、弥次さん、喜多さんの『東海道中膝栗毛』で語られた頃の伊勢神宮が好きなんですけどね、、。
その点でも出雲神宮って、神社の大御所の割には、適度に「汚れてる」感もあるし、なにか空気感が庶民的な感じがする。
人間と神様の距離感(特に日本の場合)はこうでなくちゃと思うんですけど。
そうそう記憶のいりまじりと言えば、出雲大社の「大しめ縄」ですね。
これで記憶が混乱してる。
確かに、出雲大社級のしめ縄って大きいと言えば大きいんだけど、「大しめ縄」って結構日本の神社のあちこちにあるんですよね。
というか日本の観光地の中心核になっているのは、半分くらいは寺社仏閣でしょう?
そして、みんな建物が良く似ていて、それぞれにしめ縄がある(笑)。
「行った気になって」という話題では、この旅で立ち寄った、カラコロ工房さんもそうかな。
いえ、カラコロ工房自体は、相方のリクエストだし、アンも立ち寄った事がない記憶ははっきりしてるんだけど、この施設のあるロケーションがね、意外だったんですよ。
カラコロ工房って、松江城の側にあるんですよ。
アンが昔良く見て回ったのは松江城近くの塩見縄手周辺の武家屋敷。
江戸時代の城下町の景観がよく残っていて、静かな趣のあるある場所だった記憶があります。
松江城のお堀の周りを散策しながら、江戸時代の城下町の雰囲気を味わっていたものですが、カラコロ工房のある殿町って、丁度その反対側にあってすごく現代的な賑わいを見せているんですよね。
新旧別の顔というか。
とにかく旅は、行った気になってるのはダメですね。
PS
カラコロ工房自体は旧日本銀行松江支店の建物を利用した工芸館です。
アンはあまりピンと来なかったんですが、手芸とか好きな人には応えられない感じかな。
アンは嬉々としている相方を側に、旧銀行の建物構造に目を奪われていましたが。
結局、自分が訪れたって思ってたのは、「島根、旅の観光スポットベスト3」みたいな所へ、ピンポンダッシュしてただけなんだと(笑)。
出雲キルト美術館は、頭の中のイメージでは里山の麓にあるジブリ映画的なロケーションを想像してたんですが、実際は宍道湖西側の広大な農耕地にある大きな一軒家でした。
しかも良く整備された広域農道端にあってアクセスは超簡単です。
美術館の外見からは豪農家屋という言葉が浮かびましたが、実際の所は判りません。
それに出雲キルト美術館のメインは建物の器じゃなくて、キルト作品ですからね。
あくまで古民家は、キルトの引き立て役という事で、実際、見学をさせて戴いたら素晴らしいレイアウトでした。
キルト作品について詳しい内容を書きたいところなんですが、手芸というのか、こっち方面には皆目センスがなく、ただため息混じりに作品に見入っている相方の表情を見て、多分、素晴らしいモノなんだろうなという位しかわかりませんでした。
当方、キルトと言えばキャシー中島さんの顔しか思い浮かばない人ですから。
でもキャシーさんはハワイアンキルトで、明るさ全開、こちらのメインになる展示物はかなり和風でどちらかと言うと煌びやかさの中に思索性が感じられるような気が、、、。
まあこれ以上書くのは、止めておきましょう。
こればかりは下手な鉄砲を数撃っても当たりませんから。
それとこれは自分でも不思議な感じなんですが、既に訪れたと思いこんでいたのが出雲大社。
松江に来て、出雲キルト美術館だけでは物足りないし、出雲大社にも久しぶりに寄ってみようと出向いたのですが、行ってみて、ここは未踏の地だということを発見しました(笑)。
おそらく初めて松江方面まで旅行に来た時に、かなり厳密な旅行計画を立てていて、出雲大社の事も事前に調べまくっていたんでしょうね。
それで行った気になってて、実際には行っていない可能性が(笑)。
そんな馬鹿なって思って、今回訪れた出雲大社で何度も自分の記憶を確認してみたんですが、見覚えがあるようなないような。
アンの旅に関するエッセイを読んで貰えばお判りかと思うのですが、アンはかなり細かなエピソードを沢山憶えている方なんですよね。
でも年号とか地名とか単語記憶はからっきしダメなんで、視覚記憶に物事を関連させて物事を憶えるんです。
それが仇になっているのかなぁ。視覚記憶インデックスが壊れちゃうと、こうなる?
まあどうでもいいんですけど。
ってことで、おそらく初めて訪れた出雲大社は意外に庶民的で好感が持てました。
この感じ、伊勢神宮よりずっと好きかも。
伊勢神宮でお参りするときの祈願内容って、世界平和とか国家安寧とか、どちらかというと個人的な内容じゃないものをお祈りするのが筋なんだって聞いた事がありますが、確かに伊勢神宮はそういう「気」に満ちてますね。
「パワースポット」だとかなんとか騒いでますけど、、あれは最近の後乗せ調味料のような、、。
お蔭参り(お伊勢参り)が流行した近世の伊勢神宮と、近代の伊勢神宮とはその有り様がちょっと違うんですよね。
(気になられる方は、ご自分でお調べ下さい。)
アン的には、庶民から親しみを込めて「お伊勢さん」と呼ばれ、弥次さん、喜多さんの『東海道中膝栗毛』で語られた頃の伊勢神宮が好きなんですけどね、、。
その点でも出雲神宮って、神社の大御所の割には、適度に「汚れてる」感もあるし、なにか空気感が庶民的な感じがする。
人間と神様の距離感(特に日本の場合)はこうでなくちゃと思うんですけど。
そうそう記憶のいりまじりと言えば、出雲大社の「大しめ縄」ですね。
これで記憶が混乱してる。
確かに、出雲大社級のしめ縄って大きいと言えば大きいんだけど、「大しめ縄」って結構日本の神社のあちこちにあるんですよね。
というか日本の観光地の中心核になっているのは、半分くらいは寺社仏閣でしょう?
そして、みんな建物が良く似ていて、それぞれにしめ縄がある(笑)。
「行った気になって」という話題では、この旅で立ち寄った、カラコロ工房さんもそうかな。
いえ、カラコロ工房自体は、相方のリクエストだし、アンも立ち寄った事がない記憶ははっきりしてるんだけど、この施設のあるロケーションがね、意外だったんですよ。
カラコロ工房って、松江城の側にあるんですよ。
アンが昔良く見て回ったのは松江城近くの塩見縄手周辺の武家屋敷。
江戸時代の城下町の景観がよく残っていて、静かな趣のあるある場所だった記憶があります。
松江城のお堀の周りを散策しながら、江戸時代の城下町の雰囲気を味わっていたものですが、カラコロ工房のある殿町って、丁度その反対側にあってすごく現代的な賑わいを見せているんですよね。
新旧別の顔というか。
とにかく旅は、行った気になってるのはダメですね。
PS
カラコロ工房自体は旧日本銀行松江支店の建物を利用した工芸館です。
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アンは嬉々としている相方を側に、旧銀行の建物構造に目を奪われていましたが。
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