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第1章 冒険者になって、自由に生きるんだ!
初級ダンジョンその後
しおりを挟むまさかのまさか、3階層で1泊する程、収穫してただけじゃなく、召喚獣の小屋の中に、稲を筆頭に色々持ち込もうとして、時間が掛かったの。
1泊後、4階層に降りたんだけど、1日で終わらせた事を褒めて欲しい。
だって、まだまだ居たかったんだもん。
で、その4階層は里山の続きっぽく、魔物の歩くキノコも出るけど、食用可のキノコがいっぱいで、ホクホクしながら狩りしてた。
ちなみに、歩く魔物キノコは毒と共に胞子を浴びせて来るので要注意。
吸い込めば、体を苗にされ、キノコが生えてくる阿鼻叫喚だから、気を付けないといけないの。
出てくる魔物が低ランクの初級ダンジョンだけに、気が付かないとやばい罠だね。
一応、自分はバリアを張ってるけど、匂いなどは通過するので、Bランクだけど状態異常回復ポーション飲んだし、レイトルにも飲ませた。
激マズなのが玉に瑕の回復薬ポーションです。
絶対に!美味しくて飲みやすいのにするんだから!
ただね、ダンジョン内なので、歩くキノコから出たドロップ品は食用可のキノコだった。
鑑定によれば、最高級品のキノコらしい。本体同様、紫色だったけど。
だけど、採集で得れるキノコの方が良いよ!
ナメコに近いシメジは3キロ近い大株だったし、エノキに似たキノコのヌール茸も大株!
この世界に、椎茸やツゲタケという名のキノコはないけど、マルタケと言う名でそっくりなキノコがあるんだ。
この階層でもいっぱい採れた。
そういえば、椎茸は育成の仕方では、目の前にあるマルタケの様に真ん丸だったなあ。と思い出しながら、採集してたんだ。
ちなみに、椎の木の側に生えるから、椎茸なんだよ。
地球での話だけどね。
キノコは他には、大株であった舞茸の様なフリルタケに、ポルチーニの様なポルタケ、ハナビラ茸という名のキノコも大株のヒラタケの様だった。
他には木の実や果物も採れたんだけど、桑の実・マルベリーやスグリに似てて、レイトルもモグモグしてた。
そんな環境だけに出てきた魔物は、ボア・猪だった。
自分のボアの狩り方は、足元を泥沼にして足止めし、ジタバタしてる間に、雷を落とすんだ。
でないと、バリアを張っていても突撃されたら、吹っ飛ばされるもん。
だけど、今回はレイトルに蹴り飛ばされて、ドロップ品の肉と牙に変わった。
やっぱりボアだけは、ソーセージの腸や靴のヒールにするのに、ダンジョン外が良いなあ。と思いながら拾ってた。
ちなみに、魔石は拾うのが遅いとレイトルが端から食べてってる。
その後、5階層に降りたんだけど、この初級ダンジョンには中ボスは居ないんだってー。
なので、5階層では鹿・ディアが魔物で、採集は中級回復薬に必須の薬草が生えていた。
外では、かなり森の奥に生えてる代物なのに。
初級ダンジョンなのに生えてるんだーと思いながらも、手は動かしてるよ。
薬草以外では自然薯があった。
で、この初級ダンジョンのフィールドは、だんだん山奥に向かって行ってる様に思える仕様だと思ったんだ。
だって、6階層では川べりだったんだけど、切り立った崖から流れ落ちる滝があったので、滝壺の部分は深い青だったけど、他は川底が見えるくらいなんだもん。
確実に上流だなと言える環境。
出てきたのは沢蟹に、魚なんだけど、大きさから言っても魔物だと思えば、案の定、魔石があったし、ドロップ品に変わったし。
川べりで採集なんて出来るんだろうか?と思ったのに、意外にも、かなり貴重な物があった。
この世界では、前世以上に革靴生活だからか、水虫があって、人から人への感染はしない様だけど、かなり痒いらしい。
その水虫の薬は2種類あって、1つは痒み止めで、虫刺されの物とは別物なんだ。
虫刺されの方は解毒も必要なんでね。
刺された相手によっては、強力な解毒が必要な物もあるけど。
その水虫用の痒み止めの原材料が岩ミズゴケで、この川べりの索敵鑑定で出たのよ!
どの薬屋でもコンスタントに売れる品だけに、ギルドでも高報酬で依頼が出てる物なんだ。
王都周辺でも、場所が限られてる上に、1度採集するとしばらく採れないからさあ、物凄く遭遇出来て有難いんだけど……
そういえば、初級ダンジョンに行って来ると婆ちゃんに言ったら、喜んでたなあ。と思い出した。
けど、大真面目に、この初級ダンジョン、痒い所に手が届く良いダンジョンだよ。
ちなみに、水虫の根治薬は、超レアな紅葉した葉が要るんだ。
一応、婆ちゃんの裏庭にある青々とした大木がそうなんだけど……
5歳の頃から通ってるけど、紅葉した処なんて見た事ないよ!と言えば、説明してくれたんだ。
変わり種の魔植物らしく、いきなり花が咲き、実がなるそうで、ただ、実がなった後、紅葉するかは半々。
それだけじゃなく、花の後、実がなるのは確定だけど、再び実がなる事もあるそうで、その場合は必ず紅葉するんだって。
でないと、実がなった後、紅葉せず、青いままって事もあるんだってー。
ただね、その変化の時間が長くて3時間って……
そりゃ、中々目にしない筈だと納得はしたんだけど、婆ちゃん、自分にも、その木の種と苗木を渡されたので、小屋の中に植えたんだ。
少しでも紅葉する機会を増やしたいって事で。
婆ちゃんちの木ほど大きく太くはないけど、既に2mの高さまで育ってる。
ちなみに、生る実は洋梨の形だけど、色は和梨、香りは完熟のラ・フランスの様に濃厚なまでに甘い、食感は完熟度で変わる様だけど、瑞々しさは和梨だね。
婆ちゃんが言うには、「羽虫が見えるなら、契約して管理させたら良い」との話だったけど……
羽虫って何?と思ったんだよねえ。
その後、6階層を採集しながら、7階に降りる階段を探したんだけど、中々見付からず、首を捻ったんだけど、残す処は滝の裏だけ。
嫌な予感がするなあと思いながら、水を浴びないようにしながら、滝裏に潜ったんだけど……
勿論、レイトルは入れないので、一旦、小屋に戻ってもらった。
んだけど、1・2階層の洞窟よりも狭く、水で濡れた岩壁に引っかからないように歩けば、ズリっという擦れる音が聞こえた。
だけじゃなく、奥に光る対の目を見付け、眉を顰めた。
だって、初級ダンジョンにしたら、蛇系魔物で有り得ない大きさの目と音なんだもん!
滝裏から出ようと前を見たまま後ろずさったのに、何故か、背中に岩壁の冷たさを感じる。
もしや!こんな場所で中ボス?!
ギルド情報ではボスは最終の15階層としか聞いてないよ!
そう思いながらも、どうやって討伐するか、目まぐるしく考えていた。
見える範囲に入った魔物は、どう見ても上級のレイクサーペントでしょ!
踏破したら、ギルドに情報を上げに行くの必須!
そう思いながら、大きく口を開け、飛び掛かろうとした奴の口の中に、「火炎放射!」をぶっ込んだ。
数m先で、ドッタンバッタンして悶絶するヤツにぶつかったら、自分にも被害が及びそうだったので、岩壁に引っ付いてた自分。
数刻後には、かなりの量の肉と紺色?の蛇革に、毒袋、毒牙などに変わったんだけど……
ドロップ品に変わるって事は、ダンジョンである事には変わりないんだよねえ。
しかし、かなりの大きさだったんだろうと推測出来る500キロはありそうな重量の肉の塊に、3m×25?mくらいありそうな大きな蛇革だったんだ。
暗く狭い通路の様な場所で戦ったから、全体像が把握出来ぬまま、ドロップ品に変わっちゃったんだもん。
そう思いながら、拾って収納に入れて行った後、奥に進んだんだけど……
レイクサーペントの魔石、拾った中で1番大きかったよ。10cm以上あった。
そうそう、中ボスと仮定するなら、宝箱は?と思って探したんだよ!
奥に進んだ場所が少し開けていて、そこにあったんだけど、銀色の宝箱の中身は苔だった。
それも、滝の前の河原にあった岩にこびり付いてた岩ミズゴケ。
自分としてはありがたいけどだねえ、もう少し夢をお願いしますよ。
洞窟を抜けた先に、案の定、7階層に降りる階段があったんだけど、眉を顰めたのは、左手から降りてくる階段もあったんだ。
7階層に降りる前に、踊り場にレイトルの待つ小屋を出し、休憩する事にした自分。
小屋に入って来た自分に、レイトル、あれ?と首を傾げたんだけど、家前にあるベンチに自分が座ったので、レイトルも休憩するみたいだった。
自分は、mapを見返してれば、6階層に抜け道、隠しルートはなかったけど、5階層にもう1つ階段があったのに気付いた。
川の方に自分は向かったけど、峠道の様に上がって行く道があった。
ギルドは、このルートを知ってる?いや、知らない可能性の方が高いよね。
そう思いながら、アイアン製のベンチ前のテーブルに、ピンクグレープフルーツを出して食べてた自分。
名前はピンクグレープフルーツじゃないんだけどね。
何だったっけ?あ、ドリン。
爽やかで甘酸っぱいのが良いんだけど、レイトルは勿論、この国の人達もあんまり好きじゃないみたいなんだ。
甘味が少ないからか、果実は甘い物が好きな様だよ。
自分は生のまま食べるのも好きだけど、ジュースにするのも、ゼリーにするのも好きだよ。
一服後、7階層にレイトルと降りて行ったんだけど……
落ちたら大変って言う崖っぷちの場所に、甘い香りのするピンク色の花畑に出くわした。
この花が食べれる超高額品の甘味にもなる花かあと、ギルド情報を思い出しながら、摘んでたんだけど……
ブーンと言う羽音に、ギョッとして音の方向を見れば、「げっ!」と言う、この世界では最小だけど、地球の蜜蜂よりは格段に大きい蜜蜂が居た。
1番小さい蜜蜂でも15cmで、ピンク色と黒のシマシマの身体だとアベランで、黄色と黒のシマシマだとゴールドアベラン。
蜜蜂の中で1番最強ではなく、最凶な奴なんだ。
金色の毒針で刺されたら、即死ではないけど、解毒薬が効かず、上級の状態異常回復薬を使用して、何とか一命を取り留めるって相手なんだけど……
コヤツの蜜玉は、コラーゲンたっぷりのアンチエイジングに効くって代物だけに、超高額買取商品なんだ。
なので、この階層は冒険者にすれば、狙い目なんだけど、扱い方を間違っては行けない。
婆ちゃんは、水車小屋の中の花畑の亜空間に連れ込めって言ってたけど、どうするのー?!
そうしたら、花は咲いてるだけじゃなく、種ができ、零れた種から花を咲かせる事が出来る様になるらしい。けどだね……
一応、コイツらへの対処方法は、咲いてる花に水やりする事なの。
ただ、その水が美味しくなかったり、足りなかったりしたら、追い掛け回されるらしいけど、自分は大丈夫だと婆ちゃんから太鼓判を押されてる。
慌て気味に、ピンク色のウィルダーフラワーの花に水やりを始めれば……
羽根が濡れることは避けるので、寄っては来なくなった。
ホッとしながら摘んでいれば、種を付けてる物もあったので、種も摘んでおいた。
ほら、亜空間の花畑で増えて行ってくれたら、有難いじゃない。
花畑の隅に、小屋を出して、さっさと植えようと向かったんだけど……
花畑で空いてる処に植えていれば、ブーンと言う羽音に振り返れば、奴がいた。
それも1匹2匹処じゃなく、十数匹……
色はさっき見たピンク色じゃなく、黄色なので、ゴールドアベラン?!
ええー!さっき居た?!
ギョッとしてる間に、彼らは咲き誇ってる花畑に散っていった。
この様子だと住み着くって事なんだろうけど、どうやって入って来たんだ?
そう思いながら、もう少しウィルダーフラワーの種を取りに、小屋を出て、ダンジョンに戻ったんだけど……
レイトルは、ダンジョン内でウィルダーフラワーの花を、呑気にモグモグ食べてた。
呆れながら、レイトルが刺されない様に、もう1度水やりをしておいた。
んだけど、その最中に、この初級ダンジョンに入って初めて、他の冒険者に遭遇した。
摘んでる自分を、頭の先から舐める様に見て来たので、早々に姿を消すか。と感じた。
このウィルダーフラワーの採集依頼は、初級ダンジョンの難度からすれば高額なだけに、Dランクの冒険者には良い依頼なの。
だけど、Dランクの冒険者は紙一重で、Cランクに上がっていける者と上がれずに燻って落ちて行く者に分かれるランクなんだ。
まあ、自分はさっさとCランクに上がったんだけどね。
その後、9階層に降りる踊り場で、召喚獣の小屋を出して、寝たんだけど……
8階層で捕まえた山羊の母娘を小屋の中に入れてた。
切り立った崖の処を歩いてたの。
ドロップ品になる魔物が入るのかは、ゴールドアベランで確実になりそうだったので、再確認したんだ。
ちなみに、山羊のドロップ品は肉、毛、角以外に、胃袋が出て、目を丸くしたんだけど、これってレンネットだよね。
チーズにする為の。
でも、確か、子ヤギの胃袋じゃなかった?と首を傾げるよ。
一応、レンネットが無くても、イチジクやアンティチョークで作る酵母で代わりが出来るんだけどね。
で、小屋の中で作業して、直ぐに食べれる様にと、ハンバーガーやサンドイッチに、ピタパンサンド、お米を炊いて、おにぎり各種を作ったんだ。
なので、夕食はご飯で親子丼にしたんだ。
けど、案の定、小屋にイチャモンを付け、反射魔法で吹き飛ばされた音が、インターホンの様な仕様のモニターから聞こえて来た。
外の状況が分かるように、音が聞こえる様にしておいたんだ。
だって、外の状況を知らずに出て、殺られたら本末転倒じゃない。
次の日の朝は、早々に、小屋の中の世話をした後、ダンジョンに戻ったんだけど……
先日、3階層の時に作った、川から水を引き、水田にした川向うが、既に稲穂が付く前状態になっていて、苦笑い。
水田以外では段々の野菜畑に茶畑や竹林なんかを、川向うに大まかに作ったんだけど……
出来上がってない?
ちなみに、山羊の親子は川を遡った先にあった滝の上の高台に置いて来た。
親子を襲う魔物は小屋の中に居ないし、放置でOK!
しかし、通常の収穫であれば、半年以上時間が掛かるのに、召喚獣の小屋は亜空間で、亜空間って言うのは、ダンジョンの様だね。
そんな事を考えながら出て来たけど、勿論、突っかかって来た連中が、先に行ったのか戻ったのかは分からないけど、居ないのを確かめてから出てきたよ。
9階層に降りたら、8階層でも低木ばかりで、採集となったら、ウィルダーフラワーかコケモモ、別名クランベリーしかない階層だったのに、更に緑はなく岩場ばかりだった。
このパターン、ゴーレムっぽいけど、一応、初級ダンジョンだもんね。
そう思ってたら、出てきたのはロックリザードだった。
ギリギリDランクの魔物かあ。と思いながら、凍り付けしたら……
やっぱり爬虫類の性質があるのか、直ぐに消えてドロップ品になった。
採集品はないのかなあ?と思いながら探せば、あったよ!
それも、レアな高山植物の薬草なだけに、ダンジョンになければ、採りに行くのが大変な物な上、見付けにくいって代物なの。
地球で言うところのエーデルワイスに近い花で、白っぽい半透明の花が材料になるんだって。
効能は精神汚染の解除。
これに魔力水の上、聖水もしくは祝福された浄水で出来るんだよ。
聖女もしくは聖人が居れば、浄化で解除出来るんだけど、彼らは超多忙らしい。
それで魔法薬なんだけど、ダンジョン以外で花となれば……山の頂上近辺と大変な場所だからねえ。
婆ちゃん喜んでくれるかな?と思いながら、摘んでたんだ。
だけど……
10階層は驚きの洞窟だったんだけど……
また、自分、ルートを間違えたのかな?
だって、アイテムバッグを作る際に、たった1束の糸を買うのに金貨が必要だったワームの繭がいっぱい居る洞窟だった。
初級ダンジョンに居るのだと分かっているのなら、糸の値段、もう少し安くなってるよ。
そう思いながら、岩壁に張り付いてる繭を強めに揺する事で亡くなるという鑑定文通りに、引っ剥がして収納に入れていったんだ。
ただ、繭の色が微妙に違うなあと思ってたら、自分が買った高級品のミスリルワームが居ない事に気付いた。
茶色が銅、紺色が鉄、焦げ茶が魔鉄、灰色が銀だった。
という事は、ミスリルワームは白っぽいのかな?と思いながら探したんだけど……
結局はミスリルワームは見つからなかった。
高級品だけに、中々出逢わないか。と思い、残念に思ってたんだけど、思いがけない処でgetした。
襲って来る魔物は居ないのかと思ってた時に、蛾、モスラサイズじゃないけど、大きめの蛾が数体で襲って来たの。
鱗粉ぶわ~って吹き飛ばして来たので、大慌て気味に、風魔法で吹き返したの。
そしたら、案の定、毒だった様で、蛾は次々と地面に落ち、姿を変えてったんだけど……
そのドロップ品がミスリルワームの糸束になっていて、繭を煮て紡いでってしなくても良い状態だけに、倒れそうになったよ。
ちなみに、レイトルは出てきた魔石を齧ってた。
ミスリルワームの糸束がもう少し欲しくて、しばらく、出て来る蛾を待っていたんだけど……
落ちる糸束はランダムなんだね……残念。
待てど暮らせど、ミスリルワームの糸束は出て来なかった。
だけでなく、レイトルが痺れを切らした様だったので、10階層を離れたんだ。
その後、15階層のボスまで、再びフィールド系の森の中だったんだけど……
どうも、初級ダンジョンだと思えないDランクの群れという事はCランク相当が出てきたの。
まあ、蜜蜂で最大のジャイアントビーだったのは重畳ではあったけど。
というのも、ラノベの検証をしようと、色んな属性の魔法を使ってみれば……
風魔法では羽根、土魔法では毒袋、火魔法では針、蜂蜜は水魔法と氷魔法で出た。
ので、凍り漬けにしたんだ。
だって、数えられないほどの数の個体数が居たんだもん!
自分もだけど、レイトルが……
だけど、そのおかげで、100mlサイズのガラス瓶入の蜂蜜がいっぱい!
全部、収納に入れて、リストの数を確かめたら、122本!やったー!
でも、1番驚いたのは、一面スライム状態の11階層。
ラノベによりスライムは物理攻撃✕とか、魔法攻撃✕と違ってたけど、この世界では物理攻撃✕の方だった。
理由はスライム自身が魔法攻撃をして来るからじゃないかな?
まあ、最終的には大量の色んな色のゼリーが入った瓶が落ちてたんだけど……
広範囲魔法が使えない自分の代わりに、苛立ったレイトルが凍り漬けにしてたんだ。
以前に、ラノベにあったスライム実験と検証をしたので、使い道はたくさん。
ゼリーに、糊に、粉にして魔力を通すとゲル状になるんだけど、加熱すると割れないガラスモドキ、加熱しないと吸収するので生理用品作ったんだ!
基本はノーマルな水属性スライムだけど、生理用品は風属性のグリーンスライムでもOK!
濃淡の2種類あった土色ゼリーは、薄い方は粉にして魔力を通したら、ゲルじゃなく弾力のある素焼きの様な粒になって……
流す魔力量によって、粒の大きさは変わる様で、枕にしようとクッションを作れば、婆ちゃんと母に取られた。
商業ギルドに、スライムゼリー使用方法として、こと細かく実験検証したレポートを提出し、特許レシピ登録済み。
超安い依頼報酬だったスライムゼリーが高額買取になったくらいで、革命だ!って言われた。
濃い色の方は手を加えず、泥パックとして売り出したんだけど、すんごく売れてるみたいだよ。
だって、シワシワの婆ちゃんが食い尽くす勢いだったもん。
実際、婆ちゃんの使用前使用後を知ってる者ほど、食い付いてた。
この初級ダンジョンで落ちた4種類は全部使えるスライムゼリーだったんだ。
他の階層も群れだったけど、舌なめずりされたオークはまだ食べられるから美味しい方。
ボス直前の地下から湧いて来る、体長1mの蟻だけは面倒で嫌だったー!
オーク以上に徒党を組んで襲って来るし、蟻酸を飛ばして来るし、あー!!ってなったら……
自分以上に集られてたレイトルが、フィールドを気にせず、広範囲で凍らせた上に雷まで落としてた。
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