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日常編
13-2
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夜の公園は寂しい。陽波はベンチに座って溜め息を零した。外に出てくるのに持って来たのは名刺一枚きりである。
「はあ~……やっちまった……」
夜の冷気のお陰かやっと冷静になっていた。陽波の頭を占めているのは後悔と、後悔だ。後悔しかない。どんな顔をしてアストに会えばいいか分からなかった。
彼も悪意を持っていたわけではない、今の陽波にはそれが理解出来る。しかし先ほどはパニックにパニックが重なって完全にパニック状態だったのだ。一方的に責め立ててしまったことを悔やんでいた。
「どうしよ……帰れないし……」
陽波は名刺を見つめた。今はそれなりに困った事態だが、黒須部長を頼るわけにもいかない。地面を見下ろしてまた溜め息を吐いた。ふっと視界が暗くなる。
「オジョーサン、こーんなところで何してんだよ」
「…………え? 私に言ってる? いや、もうお嬢さんって歳じゃないんで」
酔っ払い? うんざりしながら陽波は顔を上げて固まった。そして叫ぶ。
「はあ!? ええ!? はぇ!?」
「うるせっ!」
と抑えた耳は頭の上にあった。銀髪に赤い目、獣の耳に尻尾。
「ティグロ……あんた何で、え!? はっ、しまった! 正体隠してるんだった! えーと、どちら様ですか~? 何も知らない一般人です~」
慌てた陽波はすぐに取り繕うも、ティグロは顔をしかめているだけだ。『馬鹿なのか?』とも言いたげだ。陽波は諦めてティグロを睨んだ。
「それで何の用? てか、その耳とか出しっぱなしで大丈夫なの?」
ティグロはふさふさの尻尾を揺らして欠伸をした。
「別に用はねーよ。この辺、人通りが少ねぇから散歩してたら~、ルチカが地面と喋ってたから見に来ただけェ。んで? 地面とどういう話すんの?」
「いちいち腹立つ言い方する……」
陽波は視線を地面に戻した。
「私はまだ地面に用があるから、あんたは何も見なかったことにして帰りなさい。私も今は見逃してあげる」
「フーン。あの兎と喧嘩でもしたか? 近くにいねえだろ」
「違いますー。呼べばすぐに来ますー」
「分っかりやすく見栄を張るなァ。俺は鼻が利くから分かんだよ~。お前のことも、兎のこともなァ、どこに住んでるかも知ってるぜ?」
狼だからか。陽波は再びティグロに視線を戻した。彼は人を馬鹿にするような目をしている。
「家まで押しかけて来ないでよ。頼むから」
「お前の家行って何がおもしれーんだよ」
「とにかく。相手して欲しいならまた次にして。今私さ、地面とこう、色々あんのよ話が」
陽波はしっしっと追い払う動作をした。するとその手首が掴まれる。ティグロは憐れむように陽波を見下ろしていた。
「ルチカァ~。お前人の話聞いてねーだろ」
「……何?」
「この辺、人通りが少ねぇって言わなかったか?」
夜の闇に声が溶ける。月を背にして、赤い目が光っていた。
陽波は血の気が引いた。こんな生身の状態でティグロとやり合えるとは思っていない。変身用のミラクルスティックは持っていないし、アストは来るかも分からない。
陽波は身構えた。しかしティグロはあっさり手を離して、言った。
「フツーに危ねえだろ。さっさと帰れ」
陽波は耳を疑った。思わず聞き返してしまう。
「…………はい? え、何?」
「あ?」
「いや、おかしくない?」
「ハア?」
ティグロは眉をひそめている。彼の言うことは正しい。おかしくはない。だが色々おかしい。
「おかしくない?」
「お前な、兎もいねえのに何かあったらどうすんだよ」
「待って。いや待って。本当に待って? 今、現在、今現在が既に危ないと思わない? 私にとって貴方が一番危険人物なんですけど?」
「何もしてねェだろが」
「それは、確かにそうだ……あれぇ? 私がおかしいのか?」
魔法少女の敵ってこういうものだっけ? 陽波は混乱した。その間にティグロは陽波の隣にどっかりと腰を下ろす。
「あの? 何で座る?」
「地面と話するんだろ? ここで見てるからさっさとやれよ」
「え~……? 何で……?」
謎の状況になってきた。しかし陽波も地面に用があると言った以上、やらなければならない気がしていた。半ばヤケクソで、意を決して地面に向かって吐き出した。
「えーと、アスト……によく似た友達とちょっと揉めて家に帰りにくくなったんですね。どうやって謝ろうかと悩んでるわけですよ」
「フーン。何で揉めたんだ?」
何故かティグロが会話に参加している。陽波は隣を睨んだ。
「あんたには言ってない。揉めた理由は、友達が私の大事な物を隠し持ってるのにも関わらず知らない振りしてたからで。おまけにナンパだの何だのと……ムカついて言い過ぎて……はあ……」
「大事な物っつーと、金か?」
「違う! いや、まあ、ただの、まあこれ、名刺なんだけど」
陽波は手にしていた名刺を見せた。もはやティグロと普通に会話をしている。ティグロは名刺を見るなり、変な顔をした。陽波は一応説明をする。
「これ、上司がくれたの。大事なのは名刺っていうより、上司の気遣いというか。困ったことがあったら連絡して、って言ってくれたのが本当に嬉しかったんだよ私は」
「へー」
「一人だとさ、すごい心細い時とかあるわけ。病気したらどうしようとか、事故ったらどうしようとか。でも、これ一つあるだけで全然違うの。もちろん連絡する気はあんまりないけど、心の持ちようが違うんだよね」
陽波はしみじみ言ってから、敵を相手に何を言っているんだと我に返った。ティグロは渋い顔をしている。
「あー、でもさ、アストはそんなこと知らなかったわけだし、善意で隠してたのは、今なら分かるわけ。アストはすごく良い子だし、悪いことなんて考えないだろうし。だから余計に言い過ぎたなーって」
「そりゃ違うだろ」
「え? 何で?」
ほとんどのマスコットキャラは善性に満ちた生き物である。陽波もそれは知っていた。アストが悪意を抱いて何かをするなど想像もつかない。しかしティグロは、
「お前、アレが天使みたいなもんだとでも思ってんのか?」
「逆に違うの?」
「あのな、俺もアレも、地球人と違っちゃいるが人間だぞ」
「まあそれは、そうでしょうけども」
陽波は頷いたが、ティグロは呆れた溜め息を零した。
「はあ。何でもいいや。思ったよりツマンネー話だったから帰る」
「か、勝手な」
「お前もさっさと帰れ。でなきゃ食う」
「帰ります」
陽波は立ち上がった。ティグロは陽波が帰るまで見ているつもりのようだ。
話したら少し気が晴れた。陽波はティグロに見送られるままに帰路についた。
**
家の鍵は開いていた。アストは家にいてくれたらしい、と陽波はほっとした。陽波が嫌になって出て行かれたらどうしようと心配だったのだ。
「ただいま。さっきは本当にごめん……て、あれ?」
姿が無い。この狭いワンルームに人間一人が隠れる場所があるとも思えない。
「アストまさか出てった? 嘘、やばい、どうしよう」
と、足に何かが当たった。蹴って退かそうとして、それが黒い兎だと気付くのに時間はかからなかった。
「し、死んでる!?」
小さなぬいぐるみのような兎は、ぐったりとしている。陽波はそっと持ち上げると、どうしていいか分からずおろおろした。
「ど、どどど、どうしよう、蘇生法!? どうやって!? 人工呼吸!? 心臓マッサージとか!?」
心臓ってどの辺だろう。陽波は兎の体をまじまじ見つめた。毛がふわふわだ。さりげなく撫でつつ心臓の位置を特定する。
「この辺か?」
「はっ!? く、くすぐったい!?」
「あ、起きた」
アストが身を捩ったので手を離した。すぐに人の姿になって、陽波の前で土下座をする。
「ごめんなさい! 俺、事情も知らないのに陽波に酷いことして、本当にごめんなさい! 俺のこと追い出してくれていいから、はは、俺もう陽波に嫌われたから死のうかと思って……」
「く、暗い!」
アストは地面に額を擦りつけたまま暗い笑い声を零した。怖い。
「ごめんアスト。私も悪かった。アストの話を聞かなかった私も悪い。すごく言い過ぎました。ごめんなさい」
陽波も膝を突いて土下座をした。しばらくしてからお互いに顔を上げる。
「私別にアストのこと嫌いになってないけど、死のうとすると兎になるの? 純粋な疑問」
「あ、えっと、俺たちアニムスの人間は負の感情に弱くて、ぶつけられると体調が悪くなったり、気を失ったりするんだ。当然自分の負の感情にも弱いから、度が過ぎると身を守ろうとして勝手に小さくなっちゃうんだよ」
最初に会った時、アストが兎の姿でぐったりしていたのはそういうことだったのか。今更陽波は納得していた。
確かアニムスは、地球から流れ込む負の感情の所為で危機に晒されているという話だ。つまり。アニムスの人間たちは今、可愛い動物姿なのだろうか……。陽波は想像して少しにやけてしまった。向こうは今頃大変だというのに。
「陽波何でニヤニヤしてるの? 怖い……」
「アスト、撫でても良い?」
「え、やだよ」
「兎の姿で良いからさあ。癒されるんだよねあれ」
アストは少し渋ったものの黒兎に変化した。陽波はご機嫌でアストの毛並みを撫でまわしたのだった。
「はあ~……やっちまった……」
夜の冷気のお陰かやっと冷静になっていた。陽波の頭を占めているのは後悔と、後悔だ。後悔しかない。どんな顔をしてアストに会えばいいか分からなかった。
彼も悪意を持っていたわけではない、今の陽波にはそれが理解出来る。しかし先ほどはパニックにパニックが重なって完全にパニック状態だったのだ。一方的に責め立ててしまったことを悔やんでいた。
「どうしよ……帰れないし……」
陽波は名刺を見つめた。今はそれなりに困った事態だが、黒須部長を頼るわけにもいかない。地面を見下ろしてまた溜め息を吐いた。ふっと視界が暗くなる。
「オジョーサン、こーんなところで何してんだよ」
「…………え? 私に言ってる? いや、もうお嬢さんって歳じゃないんで」
酔っ払い? うんざりしながら陽波は顔を上げて固まった。そして叫ぶ。
「はあ!? ええ!? はぇ!?」
「うるせっ!」
と抑えた耳は頭の上にあった。銀髪に赤い目、獣の耳に尻尾。
「ティグロ……あんた何で、え!? はっ、しまった! 正体隠してるんだった! えーと、どちら様ですか~? 何も知らない一般人です~」
慌てた陽波はすぐに取り繕うも、ティグロは顔をしかめているだけだ。『馬鹿なのか?』とも言いたげだ。陽波は諦めてティグロを睨んだ。
「それで何の用? てか、その耳とか出しっぱなしで大丈夫なの?」
ティグロはふさふさの尻尾を揺らして欠伸をした。
「別に用はねーよ。この辺、人通りが少ねぇから散歩してたら~、ルチカが地面と喋ってたから見に来ただけェ。んで? 地面とどういう話すんの?」
「いちいち腹立つ言い方する……」
陽波は視線を地面に戻した。
「私はまだ地面に用があるから、あんたは何も見なかったことにして帰りなさい。私も今は見逃してあげる」
「フーン。あの兎と喧嘩でもしたか? 近くにいねえだろ」
「違いますー。呼べばすぐに来ますー」
「分っかりやすく見栄を張るなァ。俺は鼻が利くから分かんだよ~。お前のことも、兎のこともなァ、どこに住んでるかも知ってるぜ?」
狼だからか。陽波は再びティグロに視線を戻した。彼は人を馬鹿にするような目をしている。
「家まで押しかけて来ないでよ。頼むから」
「お前の家行って何がおもしれーんだよ」
「とにかく。相手して欲しいならまた次にして。今私さ、地面とこう、色々あんのよ話が」
陽波はしっしっと追い払う動作をした。するとその手首が掴まれる。ティグロは憐れむように陽波を見下ろしていた。
「ルチカァ~。お前人の話聞いてねーだろ」
「……何?」
「この辺、人通りが少ねぇって言わなかったか?」
夜の闇に声が溶ける。月を背にして、赤い目が光っていた。
陽波は血の気が引いた。こんな生身の状態でティグロとやり合えるとは思っていない。変身用のミラクルスティックは持っていないし、アストは来るかも分からない。
陽波は身構えた。しかしティグロはあっさり手を離して、言った。
「フツーに危ねえだろ。さっさと帰れ」
陽波は耳を疑った。思わず聞き返してしまう。
「…………はい? え、何?」
「あ?」
「いや、おかしくない?」
「ハア?」
ティグロは眉をひそめている。彼の言うことは正しい。おかしくはない。だが色々おかしい。
「おかしくない?」
「お前な、兎もいねえのに何かあったらどうすんだよ」
「待って。いや待って。本当に待って? 今、現在、今現在が既に危ないと思わない? 私にとって貴方が一番危険人物なんですけど?」
「何もしてねェだろが」
「それは、確かにそうだ……あれぇ? 私がおかしいのか?」
魔法少女の敵ってこういうものだっけ? 陽波は混乱した。その間にティグロは陽波の隣にどっかりと腰を下ろす。
「あの? 何で座る?」
「地面と話するんだろ? ここで見てるからさっさとやれよ」
「え~……? 何で……?」
謎の状況になってきた。しかし陽波も地面に用があると言った以上、やらなければならない気がしていた。半ばヤケクソで、意を決して地面に向かって吐き出した。
「えーと、アスト……によく似た友達とちょっと揉めて家に帰りにくくなったんですね。どうやって謝ろうかと悩んでるわけですよ」
「フーン。何で揉めたんだ?」
何故かティグロが会話に参加している。陽波は隣を睨んだ。
「あんたには言ってない。揉めた理由は、友達が私の大事な物を隠し持ってるのにも関わらず知らない振りしてたからで。おまけにナンパだの何だのと……ムカついて言い過ぎて……はあ……」
「大事な物っつーと、金か?」
「違う! いや、まあ、ただの、まあこれ、名刺なんだけど」
陽波は手にしていた名刺を見せた。もはやティグロと普通に会話をしている。ティグロは名刺を見るなり、変な顔をした。陽波は一応説明をする。
「これ、上司がくれたの。大事なのは名刺っていうより、上司の気遣いというか。困ったことがあったら連絡して、って言ってくれたのが本当に嬉しかったんだよ私は」
「へー」
「一人だとさ、すごい心細い時とかあるわけ。病気したらどうしようとか、事故ったらどうしようとか。でも、これ一つあるだけで全然違うの。もちろん連絡する気はあんまりないけど、心の持ちようが違うんだよね」
陽波はしみじみ言ってから、敵を相手に何を言っているんだと我に返った。ティグロは渋い顔をしている。
「あー、でもさ、アストはそんなこと知らなかったわけだし、善意で隠してたのは、今なら分かるわけ。アストはすごく良い子だし、悪いことなんて考えないだろうし。だから余計に言い過ぎたなーって」
「そりゃ違うだろ」
「え? 何で?」
ほとんどのマスコットキャラは善性に満ちた生き物である。陽波もそれは知っていた。アストが悪意を抱いて何かをするなど想像もつかない。しかしティグロは、
「お前、アレが天使みたいなもんだとでも思ってんのか?」
「逆に違うの?」
「あのな、俺もアレも、地球人と違っちゃいるが人間だぞ」
「まあそれは、そうでしょうけども」
陽波は頷いたが、ティグロは呆れた溜め息を零した。
「はあ。何でもいいや。思ったよりツマンネー話だったから帰る」
「か、勝手な」
「お前もさっさと帰れ。でなきゃ食う」
「帰ります」
陽波は立ち上がった。ティグロは陽波が帰るまで見ているつもりのようだ。
話したら少し気が晴れた。陽波はティグロに見送られるままに帰路についた。
**
家の鍵は開いていた。アストは家にいてくれたらしい、と陽波はほっとした。陽波が嫌になって出て行かれたらどうしようと心配だったのだ。
「ただいま。さっきは本当にごめん……て、あれ?」
姿が無い。この狭いワンルームに人間一人が隠れる場所があるとも思えない。
「アストまさか出てった? 嘘、やばい、どうしよう」
と、足に何かが当たった。蹴って退かそうとして、それが黒い兎だと気付くのに時間はかからなかった。
「し、死んでる!?」
小さなぬいぐるみのような兎は、ぐったりとしている。陽波はそっと持ち上げると、どうしていいか分からずおろおろした。
「ど、どどど、どうしよう、蘇生法!? どうやって!? 人工呼吸!? 心臓マッサージとか!?」
心臓ってどの辺だろう。陽波は兎の体をまじまじ見つめた。毛がふわふわだ。さりげなく撫でつつ心臓の位置を特定する。
「この辺か?」
「はっ!? く、くすぐったい!?」
「あ、起きた」
アストが身を捩ったので手を離した。すぐに人の姿になって、陽波の前で土下座をする。
「ごめんなさい! 俺、事情も知らないのに陽波に酷いことして、本当にごめんなさい! 俺のこと追い出してくれていいから、はは、俺もう陽波に嫌われたから死のうかと思って……」
「く、暗い!」
アストは地面に額を擦りつけたまま暗い笑い声を零した。怖い。
「ごめんアスト。私も悪かった。アストの話を聞かなかった私も悪い。すごく言い過ぎました。ごめんなさい」
陽波も膝を突いて土下座をした。しばらくしてからお互いに顔を上げる。
「私別にアストのこと嫌いになってないけど、死のうとすると兎になるの? 純粋な疑問」
「あ、えっと、俺たちアニムスの人間は負の感情に弱くて、ぶつけられると体調が悪くなったり、気を失ったりするんだ。当然自分の負の感情にも弱いから、度が過ぎると身を守ろうとして勝手に小さくなっちゃうんだよ」
最初に会った時、アストが兎の姿でぐったりしていたのはそういうことだったのか。今更陽波は納得していた。
確かアニムスは、地球から流れ込む負の感情の所為で危機に晒されているという話だ。つまり。アニムスの人間たちは今、可愛い動物姿なのだろうか……。陽波は想像して少しにやけてしまった。向こうは今頃大変だというのに。
「陽波何でニヤニヤしてるの? 怖い……」
「アスト、撫でても良い?」
「え、やだよ」
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アストは少し渋ったものの黒兎に変化した。陽波はご機嫌でアストの毛並みを撫でまわしたのだった。
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