10 / 28
シェリーの誤解釈
「ごめん、行かないといけないから」
「ううん。ずっと一緒にいてくれて嬉しかった」
「また明日学園でね。明日は数学と物理と科学と…地理だったったけ?」
「うん。あと民族史と所作も赤点だったの。14教科のうち11教科赤点なんて恥ずかしいわ」
「病弱で勉強できなかったんだから仕方ないよ。シェリーは頑張ってるよ」
「カインにそう言われると頑張れそうな気がするわ」
陽がすっかり暮れてしまい一人で帰るのは怖いというシェリーに高級一時貸馬車を呼び止めカインが料金を先払いする。辻馬車と違って座面もフワフワの馬車に乗りシェリーは屋敷に戻った。
屋敷と言ってもさほど裕福ではなく、シェリーが1年間だけ学園に通うという事で母の妹の学園時代の親友の屋敷にある離れを借りているのだ。
庭を通り、木の間から見える伯爵家のサロンはいつもランプが幾つも煌々と灯りを揺らしていて、自分や両親の寝台にある敷布よりもふかふかの絨毯が窓から見える。
7、8歳の令嬢が時々テラスで従者と共に池に向かって手持ち花火をするのを見た時は驚いたものだ。
田舎では火のついた薪を持つのが関の山。王都は何から何まで凄いと思って気後れしてしまった。
屋敷の玄関を開けると、通いの使用人はもう帰ってしまっていて、1人分の夕食が用意をされていた。
王都に来たばかりの頃から数か月はこの食事も凄いといつも思っていたが、カインと時折昼食や夕食をレストランなどでするようになってからは、屋敷に帰る度に惨めな思いを感じていた。
「カイン様のお嫁さんになりたいけど‥‥病弱な体では無理だわ」
母からいつも忘れないようにと持たされている「薬」を数粒手に取り水で流し込む。
あと2、3か月もすればまた田舎に帰らねばならない。そうなればカインとももう別れなければならない。
カインにはティフェルという裕福な伯爵家の婚約者がいるのは判っている。
ティフェルに紹介をされたあの日、カインの瞳を見て心臓が今までにないくらい高鳴った。
ドキドキして息も熱があるのではと思うほどに熱かった。
見つめられれば見つめられるほどに苦しくなってくる。
決して嫌な苦しさではなく、心地よい苦しさだった。
しかしカインは自分の世話をしてくれているティフェルの婚約者。
この思いは絶対に知られてはいけないと隠しておくつもりだった。
「君の事が好きなんだ」
カインから呼び出され告白をされた時は飛び上がるほど嬉しかった。
同時にティフェルに見つかったら…バレてしまったらどうしようと心がせめぎあう。
でも、気持ちを偽る事など出来なかった。
「お慕いしています」
と返事をすると抱きしめ、唇を奪われた。
誰にも見つからないように、毎日僅かな時間しか会えなくても愛を育んできた。
卒業まで…。卒業をすれば思い出にしなければいけない。
そう思っているのに、どんどんと欲が出て来てしまう。
ティフェルは学園でもカインの話をする事はない。自分なら何時間話して聞かせてもまだ言い足りないほどなのに愛を与えられていないカインを哀れに思い、婚約者という立場のティフェルが憎くなってしまった。
そんな時、「今日はティフェルと会わないといけないんだ」とカインが言った。
同じクラスの女子生徒が話していた「一度は行ってみたいレストラン」で食事をするのだという。
自分はそんな所には連れて行ってもらえないのにどうしてティフェルだけ?
カインの事を愛してもいない癖に、婚約者というだけでそんな店で食事なんて許せない。
「じゃ、ここで」
というカインが哀れでティフェルが来るまで。来れば帰るからと一緒に入店をした。
すると食事の提供が開始された。信じられないくらい新鮮な野菜に果物。
肉の柔らかさとソースの味は絶品だった。
皿を運んできた給仕にカインは「まだです、違います」と言っているが給仕はシェリーに「本日はおめでとうございます」とワインを注いでくれた。
――もしかして新婚に見られているのかしら――
時間通りにやって来るティフェルの為に、カインはテーブルを急遽1つ持ってきてもらっている。
まぁ、割り込んだのは自分だし仕方ないとそこは諦めた。
「2人で食べるより3人で食べたほうが美味しいわね。きっと」
「いや…そうかな…でもなぁ」
煮え切らないカインに少しイラっとするものの、半分以上メインを食べ終わった頃にティフェルがやって来た。
折角ここだと呼んでやったのに立ったままで席につこうともしないなんて。
しかしティフェルの後ろにいる男性に睨まれてしまった。
凄く目を引く男性で、着ている服はカインよりも高級なものだとすぐにわかる。
カインは慌てて何かをティフェルに言っているけれど、同じ物を食べたいなら注文すれば済むだけなのに何をゴネているのだろうと腹が立ってしまった。
さっさと帰ってしまったティフェルにカインは少し落ち込んでしまっていた。
「カイ、大丈夫?」
「あ、うん‥‥残り食べようか」
ちょっと変わったデザートは伯爵家の子供がやっていた花火のように綺麗だった。
どうぞと出されれば火が付いていたのに、冷たいアイスクリーム!!
チョコレートで出来たプレートも食べてみたかったのにカインはサッと取ると食べてしまった。
むくれると、帰りに何度もキスはしてくれたけれどチョコレートも食べてみたかった。
ふとテーブルを見るとそれらからすれば粗末な食事にため息が出た。
ガタンと音がして振り返ると珍しく両親は揃って出かけていたようで帰宅をしたみたいだった。
シェリーは「お帰りなさい」と玄関まで行くと、「きゃぁ」と小さく悲鳴をあげる。
父は頬が腫れているし、母は顔も手もケガをしていてドレスの裾も踏まれたようなあとがついている。いったい誰がこんな酷い事を!!
「お母様っ!大丈夫なのっ」
抱きつこうとしたら、父にパーンと頬を張られてしまった。
「何…どうして?わたくし…頬を…どうして?」
「どうしてだと?お前はいったい学園に何をしに行ってたんだ!」
声を荒げた事のない父の声にビクリと体が震える。顔も見た事がないほど怖い顔だ。
胸のポケットから紙を取り出すと投げつけてくる。
「よく見てみろ!」
そう言われて紙を広げてみるが、難しい単語ばかりで意味がほとんどわからない。
しかし、一番上に大きめの文字で書かれている文字は読めた。
「婚約破棄‥‥慰謝料?」
「そうだ!お前のせいで侯爵家と伯爵家の婚約が壊れた!責任を取らねばならなくなった」
「責任?どうして?‥‥慰謝料って何なの?!」
「お前が侯爵家の倅をたぶらかした慰謝料だ。2億だ。2億!もうおしまいだ!」
「2億ももらえるのにどうしておしまいなのっ?」
シェリーは控えめに言っても学力は低空飛行。地上すれすれの紙飛行機のほうがまだ高い位置にいる。
「カイン様が婚約を破棄して責任を取って2億の慰謝料でわたくしを迎えに来て下さるの?!」
大きく勘違いをしていた。
婚約破棄は婚約がなくなった事だと理解をしている。それは正解である。
しかし、シェリーの言う慰謝料は世間で言う持参金や結納金をさしている。
つまりは、
カインがティフェルと婚約破棄をして、シェリーを選び責任を取って結婚してくれる。その為の結納金2億を用意してくれると誤解釈しているのだ。
子爵夫妻は娘の言っている意味が解らなかった。
「ううん。ずっと一緒にいてくれて嬉しかった」
「また明日学園でね。明日は数学と物理と科学と…地理だったったけ?」
「うん。あと民族史と所作も赤点だったの。14教科のうち11教科赤点なんて恥ずかしいわ」
「病弱で勉強できなかったんだから仕方ないよ。シェリーは頑張ってるよ」
「カインにそう言われると頑張れそうな気がするわ」
陽がすっかり暮れてしまい一人で帰るのは怖いというシェリーに高級一時貸馬車を呼び止めカインが料金を先払いする。辻馬車と違って座面もフワフワの馬車に乗りシェリーは屋敷に戻った。
屋敷と言ってもさほど裕福ではなく、シェリーが1年間だけ学園に通うという事で母の妹の学園時代の親友の屋敷にある離れを借りているのだ。
庭を通り、木の間から見える伯爵家のサロンはいつもランプが幾つも煌々と灯りを揺らしていて、自分や両親の寝台にある敷布よりもふかふかの絨毯が窓から見える。
7、8歳の令嬢が時々テラスで従者と共に池に向かって手持ち花火をするのを見た時は驚いたものだ。
田舎では火のついた薪を持つのが関の山。王都は何から何まで凄いと思って気後れしてしまった。
屋敷の玄関を開けると、通いの使用人はもう帰ってしまっていて、1人分の夕食が用意をされていた。
王都に来たばかりの頃から数か月はこの食事も凄いといつも思っていたが、カインと時折昼食や夕食をレストランなどでするようになってからは、屋敷に帰る度に惨めな思いを感じていた。
「カイン様のお嫁さんになりたいけど‥‥病弱な体では無理だわ」
母からいつも忘れないようにと持たされている「薬」を数粒手に取り水で流し込む。
あと2、3か月もすればまた田舎に帰らねばならない。そうなればカインとももう別れなければならない。
カインにはティフェルという裕福な伯爵家の婚約者がいるのは判っている。
ティフェルに紹介をされたあの日、カインの瞳を見て心臓が今までにないくらい高鳴った。
ドキドキして息も熱があるのではと思うほどに熱かった。
見つめられれば見つめられるほどに苦しくなってくる。
決して嫌な苦しさではなく、心地よい苦しさだった。
しかしカインは自分の世話をしてくれているティフェルの婚約者。
この思いは絶対に知られてはいけないと隠しておくつもりだった。
「君の事が好きなんだ」
カインから呼び出され告白をされた時は飛び上がるほど嬉しかった。
同時にティフェルに見つかったら…バレてしまったらどうしようと心がせめぎあう。
でも、気持ちを偽る事など出来なかった。
「お慕いしています」
と返事をすると抱きしめ、唇を奪われた。
誰にも見つからないように、毎日僅かな時間しか会えなくても愛を育んできた。
卒業まで…。卒業をすれば思い出にしなければいけない。
そう思っているのに、どんどんと欲が出て来てしまう。
ティフェルは学園でもカインの話をする事はない。自分なら何時間話して聞かせてもまだ言い足りないほどなのに愛を与えられていないカインを哀れに思い、婚約者という立場のティフェルが憎くなってしまった。
そんな時、「今日はティフェルと会わないといけないんだ」とカインが言った。
同じクラスの女子生徒が話していた「一度は行ってみたいレストラン」で食事をするのだという。
自分はそんな所には連れて行ってもらえないのにどうしてティフェルだけ?
カインの事を愛してもいない癖に、婚約者というだけでそんな店で食事なんて許せない。
「じゃ、ここで」
というカインが哀れでティフェルが来るまで。来れば帰るからと一緒に入店をした。
すると食事の提供が開始された。信じられないくらい新鮮な野菜に果物。
肉の柔らかさとソースの味は絶品だった。
皿を運んできた給仕にカインは「まだです、違います」と言っているが給仕はシェリーに「本日はおめでとうございます」とワインを注いでくれた。
――もしかして新婚に見られているのかしら――
時間通りにやって来るティフェルの為に、カインはテーブルを急遽1つ持ってきてもらっている。
まぁ、割り込んだのは自分だし仕方ないとそこは諦めた。
「2人で食べるより3人で食べたほうが美味しいわね。きっと」
「いや…そうかな…でもなぁ」
煮え切らないカインに少しイラっとするものの、半分以上メインを食べ終わった頃にティフェルがやって来た。
折角ここだと呼んでやったのに立ったままで席につこうともしないなんて。
しかしティフェルの後ろにいる男性に睨まれてしまった。
凄く目を引く男性で、着ている服はカインよりも高級なものだとすぐにわかる。
カインは慌てて何かをティフェルに言っているけれど、同じ物を食べたいなら注文すれば済むだけなのに何をゴネているのだろうと腹が立ってしまった。
さっさと帰ってしまったティフェルにカインは少し落ち込んでしまっていた。
「カイ、大丈夫?」
「あ、うん‥‥残り食べようか」
ちょっと変わったデザートは伯爵家の子供がやっていた花火のように綺麗だった。
どうぞと出されれば火が付いていたのに、冷たいアイスクリーム!!
チョコレートで出来たプレートも食べてみたかったのにカインはサッと取ると食べてしまった。
むくれると、帰りに何度もキスはしてくれたけれどチョコレートも食べてみたかった。
ふとテーブルを見るとそれらからすれば粗末な食事にため息が出た。
ガタンと音がして振り返ると珍しく両親は揃って出かけていたようで帰宅をしたみたいだった。
シェリーは「お帰りなさい」と玄関まで行くと、「きゃぁ」と小さく悲鳴をあげる。
父は頬が腫れているし、母は顔も手もケガをしていてドレスの裾も踏まれたようなあとがついている。いったい誰がこんな酷い事を!!
「お母様っ!大丈夫なのっ」
抱きつこうとしたら、父にパーンと頬を張られてしまった。
「何…どうして?わたくし…頬を…どうして?」
「どうしてだと?お前はいったい学園に何をしに行ってたんだ!」
声を荒げた事のない父の声にビクリと体が震える。顔も見た事がないほど怖い顔だ。
胸のポケットから紙を取り出すと投げつけてくる。
「よく見てみろ!」
そう言われて紙を広げてみるが、難しい単語ばかりで意味がほとんどわからない。
しかし、一番上に大きめの文字で書かれている文字は読めた。
「婚約破棄‥‥慰謝料?」
「そうだ!お前のせいで侯爵家と伯爵家の婚約が壊れた!責任を取らねばならなくなった」
「責任?どうして?‥‥慰謝料って何なの?!」
「お前が侯爵家の倅をたぶらかした慰謝料だ。2億だ。2億!もうおしまいだ!」
「2億ももらえるのにどうしておしまいなのっ?」
シェリーは控えめに言っても学力は低空飛行。地上すれすれの紙飛行機のほうがまだ高い位置にいる。
「カイン様が婚約を破棄して責任を取って2億の慰謝料でわたくしを迎えに来て下さるの?!」
大きく勘違いをしていた。
婚約破棄は婚約がなくなった事だと理解をしている。それは正解である。
しかし、シェリーの言う慰謝料は世間で言う持参金や結納金をさしている。
つまりは、
カインがティフェルと婚約破棄をして、シェリーを選び責任を取って結婚してくれる。その為の結納金2億を用意してくれると誤解釈しているのだ。
子爵夫妻は娘の言っている意味が解らなかった。
あなたにおすすめの小説
死ぬまでに叶えたい十の願い
木風
恋愛
「あなたを妻として、愛することはない。おそらく、生涯抱くこともないだろう」
三年間の白い結婚——捨て置かれた王太子妃エリアーナに、側妃が『死の呪い』をかけ余命一年を宣告する。
離縁を願うも拒否され、代わりに「死ぬまでに十の願いを叶えて」と契約する——
二人きりの外出、星空、海…ささやかな願いが王太子の心をほどいていく。
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
次代の希望 愛されなかった王太子妃の愛
Rj
恋愛
王子様と出会い結婚したグレイス侯爵令嬢はおとぎ話のように「幸せにくらしましたとさ」という結末を迎えられなかった。愛し合っていると思っていたアーサー王太子から結婚式の二日前に愛していないといわれ、表向きは仲睦まじい王太子夫妻だったがアーサーにはグレイス以外に愛する人がいた。次代の希望とよばれた王太子妃の物語。
全十二話。(全十一話で投稿したものに一話加えました。2/6変更)
彼女が望むなら
mios
恋愛
公爵令嬢と王太子殿下の婚約は円満に解消された。揉めるかと思っていた男爵令嬢リリスは、拍子抜けした。男爵令嬢という身分でも、王妃になれるなんて、予定とは違うが高位貴族は皆好意的だし、王太子殿下の元婚約者も応援してくれている。
リリスは王太子妃教育を受ける為、王妃と会い、そこで常に身につけるようにと、ある首飾りを渡される。
学生のうちは自由恋愛を楽しもうと彼は言った
mios
恋愛
学園を卒業したらすぐに、私は婚約者と結婚することになる。
学生の間にすることはたくさんありますのに、あろうことか、自由恋愛を楽しみたい?
良いですわ。学生のうち、と仰らなくても、今後ずっと自由にして下さって良いのですわよ。
9話で完結