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スチュワートの悩み相談
翌日。今日もモートンさんは早いですね。
「多分・・昼までには東面が出来ると思うんですよ」
「多分・・明日には足場が外せると思うんですよ」
午後になって、一息つくとランバートさんとアリシアさんがやってきます。
「おぉ~出来ましたね」
「はい、後は足場を外して壁繋ぎの穴を補修したらほぼ終わりです」
「どうします?ランバートさん。今やっておきます?」
「いや、穴を補修した後がベストだろう」
「となると、明日になりますね・・ですが明日は雨の予報ですよ」
雨でもできない事はありませんが、天気が良い方が
別宅全体を魔法で囲う事がし易いのも事実ですわね。
「わたくしはどちらでも構いませんわ」
「では、明日にしましょう」
わたくしと、モートンさん、ランバートさん、アリシアさんが
話をしているとスチュワートさんがやってきました。
「こんにちは。奥様。かなり工事が進みましたね」
「えぇ、あともう一息ですわ」
「おぉ、そうだ。ランバートさん、工事費の事なんですが・・」
どうしたのでしょう?工事費の支払いはわたくしが行いますのに
何かあるのでしょうか?
「でもね?さすがに差し引きでも支払いがないと言うのは変でしょう?」
「変ではありませんよ?廃材を買い取らせてもらうと言う項目があるはずです」
「しかし、ほとんど廃材は出てないでしょう?」
「そうですね。量としては多くありませんが買取価格が思ったより高かったので」
「いや、それでも・・変ですよ」
あぁ・・どうやらランバートさんは気を利かせてくれたようですわ。
わたくしの支払いがないように、廃材で作ったウッドチップなどの
買取価格を上げたようです。
「スチュワート様?ウッドチップの出来が良かったのですわ。
わたくしも出費がないし、伯爵家も出費がない。
別邸は綺麗に修繕された。WINWIN+WINですわ」
「そうなんですが・・・ちょっと問題もありまして・・」
「なんですの?」
スチュワートさんは、わたくしにだけ話をしたいようですわね。
聞かれると困る事でもあるんでしょうか?あるんでしょうねぇ・・。
「いったい、どうされましたの?」
「それがですね。別邸が結果的に出費なしで綺麗になったので
本邸も同じようにやって、今度は利益を上げろと旦那様が・・」
「まぁ・・それはそれは」
「ですがね。本邸は外壁が木材ではないので・・
そう言っても旦那様は外壁は外壁だからとわかってくださらなくて」
ふむふむ。なるほどね・・まぁあの脳みそでは無理でしょうねぇ・・。
もっとフグリ茶を飲ませるべきだったわ
「困りましたね。ですが納得していただくしかないでしょう?」
「それがですね、話をしようにもなんせ理解力が乏しいので・・」
「では、書面にして読んで頂いたらどうかしら?」
「それもですね?とにかくデスクワークをしないんですよ。
書類を見たら眠くなるとか言い出しましてね」
わかります。わかります。
毎日5分でいいので集中して何かを勉強していれば
考える癖と一発集中できる能力が身に付きますが・・
あれだけ怠ける事を覚えてはもうだめでしょうね。
しかも御年34歳ですもの。遅咲きの色狂いは治りませんわ。
***************************************
あ、皆様には言っておりませんでしたね?
ヴィヴィアンさん、年齢は34歳なのですよ。
キャンティとは20歳差なんです。リンダさんとは9歳差ですけどね。
ちなみにスチュワートさんは、28歳ですよ。お買い得物件如何です?
***************************************
困っているのはわかるのですが、それよりもスチュワートさん
元気がないですわ。どうしたのでしょう?
「スチュワート様?大丈夫ですか?」
「え、あぁ、大丈夫です」
「お顔の色が良くありませんわ」
「アハハ・・ここしばらく眠れないのですよ・・・それで・・・」
「どうされましたの?」
「工事が終わるまでとは思っていたのですが・・ちょっと相談が・・」
「わたくしに相談?」
「えぇ・・キャンティ様、いえ奥様は正妻様でもありますので・・」
うーん、なんでしょうか?
大抵こういうので困っているのはお金関係なんですよねぇ。
でも放っておけませんし、金銭関係の困りごとと決まったわけでもないし。
「わかりました。では20時に別邸に来てくださいませ」
「あの・・21時でもよろしいですか」
「構いませんが・・なぜ?」
「20時頃に旦那様が出かけられますので、そのあとになるんです」
「わかりましたわ。では21時で」
「申し訳ございません」
元気なく、とぼとぼと帰るスチュワートさん。
一体どうしたのでしょうか?
タンポポ茶を用意して待つことにいたしましょう。
「多分・・昼までには東面が出来ると思うんですよ」
「多分・・明日には足場が外せると思うんですよ」
午後になって、一息つくとランバートさんとアリシアさんがやってきます。
「おぉ~出来ましたね」
「はい、後は足場を外して壁繋ぎの穴を補修したらほぼ終わりです」
「どうします?ランバートさん。今やっておきます?」
「いや、穴を補修した後がベストだろう」
「となると、明日になりますね・・ですが明日は雨の予報ですよ」
雨でもできない事はありませんが、天気が良い方が
別宅全体を魔法で囲う事がし易いのも事実ですわね。
「わたくしはどちらでも構いませんわ」
「では、明日にしましょう」
わたくしと、モートンさん、ランバートさん、アリシアさんが
話をしているとスチュワートさんがやってきました。
「こんにちは。奥様。かなり工事が進みましたね」
「えぇ、あともう一息ですわ」
「おぉ、そうだ。ランバートさん、工事費の事なんですが・・」
どうしたのでしょう?工事費の支払いはわたくしが行いますのに
何かあるのでしょうか?
「でもね?さすがに差し引きでも支払いがないと言うのは変でしょう?」
「変ではありませんよ?廃材を買い取らせてもらうと言う項目があるはずです」
「しかし、ほとんど廃材は出てないでしょう?」
「そうですね。量としては多くありませんが買取価格が思ったより高かったので」
「いや、それでも・・変ですよ」
あぁ・・どうやらランバートさんは気を利かせてくれたようですわ。
わたくしの支払いがないように、廃材で作ったウッドチップなどの
買取価格を上げたようです。
「スチュワート様?ウッドチップの出来が良かったのですわ。
わたくしも出費がないし、伯爵家も出費がない。
別邸は綺麗に修繕された。WINWIN+WINですわ」
「そうなんですが・・・ちょっと問題もありまして・・」
「なんですの?」
スチュワートさんは、わたくしにだけ話をしたいようですわね。
聞かれると困る事でもあるんでしょうか?あるんでしょうねぇ・・。
「いったい、どうされましたの?」
「それがですね。別邸が結果的に出費なしで綺麗になったので
本邸も同じようにやって、今度は利益を上げろと旦那様が・・」
「まぁ・・それはそれは」
「ですがね。本邸は外壁が木材ではないので・・
そう言っても旦那様は外壁は外壁だからとわかってくださらなくて」
ふむふむ。なるほどね・・まぁあの脳みそでは無理でしょうねぇ・・。
もっとフグリ茶を飲ませるべきだったわ
「困りましたね。ですが納得していただくしかないでしょう?」
「それがですね、話をしようにもなんせ理解力が乏しいので・・」
「では、書面にして読んで頂いたらどうかしら?」
「それもですね?とにかくデスクワークをしないんですよ。
書類を見たら眠くなるとか言い出しましてね」
わかります。わかります。
毎日5分でいいので集中して何かを勉強していれば
考える癖と一発集中できる能力が身に付きますが・・
あれだけ怠ける事を覚えてはもうだめでしょうね。
しかも御年34歳ですもの。遅咲きの色狂いは治りませんわ。
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あ、皆様には言っておりませんでしたね?
ヴィヴィアンさん、年齢は34歳なのですよ。
キャンティとは20歳差なんです。リンダさんとは9歳差ですけどね。
ちなみにスチュワートさんは、28歳ですよ。お買い得物件如何です?
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困っているのはわかるのですが、それよりもスチュワートさん
元気がないですわ。どうしたのでしょう?
「スチュワート様?大丈夫ですか?」
「え、あぁ、大丈夫です」
「お顔の色が良くありませんわ」
「アハハ・・ここしばらく眠れないのですよ・・・それで・・・」
「どうされましたの?」
「工事が終わるまでとは思っていたのですが・・ちょっと相談が・・」
「わたくしに相談?」
「えぇ・・キャンティ様、いえ奥様は正妻様でもありますので・・」
うーん、なんでしょうか?
大抵こういうので困っているのはお金関係なんですよねぇ。
でも放っておけませんし、金銭関係の困りごとと決まったわけでもないし。
「わかりました。では20時に別邸に来てくださいませ」
「あの・・21時でもよろしいですか」
「構いませんが・・なぜ?」
「20時頃に旦那様が出かけられますので、そのあとになるんです」
「わかりましたわ。では21時で」
「申し訳ございません」
元気なく、とぼとぼと帰るスチュワートさん。
一体どうしたのでしょうか?
タンポポ茶を用意して待つことにいたしましょう。
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