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夫の狂愛
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第一王子は11歳の時に開かれた茶会でクリスティナに目を、いや、心を奪われた。
群がってくる香水にまみれた令嬢たちなどどうでも良かった。
テーブルで心がこちらになく時間が経つことだけを望んでいると思われた少女は第一王子の気持ちを擽ったのだ。
そして挨拶に並ぶ令嬢たちの後ろの方で番を抜かされ、母と思わしき女性の方をみて更に項垂れる少女から目が離せなかった。
適当に令嬢をあしらっている時、少女が尻もちをついた。
そして手か足を踏まれたのであろう。一瞬苦痛に歪んだ顔が第一王子の心に突き刺さった。
全身がゾクゾクするほどその少女をわずか11歳の王子は心から欲したのである。
医務室に連れて行った従者を呼びつけ、彼の手を撫でまわした。
少女の感触が残っていないか確かめたのである。
第一王子は狂気の扉を開いていたのである。
意中の令嬢が既にいると言う第二王子を言い含めて少女の元に見舞いに行った。
大きな兄に隠れるようにする少女を見て手負いのウサギを狩る狼のような気持ちになった。
負傷した手を見て第一王子は初めて精通をした。
初めて王妃である母がそろそろだからとコックピースを性器につける様にとしたことを感謝した。
つけていなければブリーチズ(男性のズボン)には一目見て痕跡が残っただろう。
コックピースに残る初めての白濁を第一王子はクリスティナの肖像画に擦り付けた。
絵の具が取れて穢れた肖像画は第一王子の性欲を完全に開放したのである。
王子妃教育で王宮にくるクリスティナをずっと目で追った。
出来ていない、なっていないと打たれ、涙を堪えるクリスティナを見ては震えた。
講師たちが帰った後、クリスティナを打った鞭や物差しに頬ずりをする。
そして段々と瞳から輝きを失っていくクリスティナを早く自分の物にしたくてたまらなかった。
学園への入学時期に近かった第一王子は、閨事の座学もあり未亡人となった夫人で筆を下ろすと避妊薬を飲み侍女たちにも手を出していく。
学園に入ると王子と言う肩書は無敵に近かった。
高位の気位の高そうな令嬢は我先にと第一王子に胸を押し付けてくる。
婚約者にクリスティナが決まっているとはいえ、寵愛を受ければ側妃になれると思っているのだ。
クリスティナがおとなしければおとなしい程、令嬢たちは勘違いをした。
第一王子はクリスティナには夜会の場にエスコートしかしない。
その後はダンスも踊らず、壁の華とするのである。
なのでご令嬢たちは我先にと王子を誘い休憩室で体を重ねる。
令嬢の中には正妃を目論む者も当然現れた。
だが、王太子妃、王妃の教育を知ると面倒ごとをクリスティナに押し付けて王子、ひいては王の寵愛だけを受ける側妃、妾妃になりたいと平気で口にするようになっていたのである。
第一王子も、1人で惨めに壁の華となるクリスティナ、学園で一人でいるクリスティナを思うと溢れる性欲を押さえられず、股の緩い令嬢で性欲を処理していった。
結婚式を数日前にして、やっとクリスティナをこの腕に抱けると滾る第一王子の耳にさらに欲を加速させる話が聞こえてきた。
貧乏で家が傾き、低位貴族の令嬢を資金調達目的で意に添わない結婚をしたと言う子息の愚痴だった。
何とか家が持ち直し、軌道に乗ったという子息は離縁したくて妻の目の前で妾とつながったという。
胸もなく、顔も全く好みではない妻の目の前での営みは、それが誰であろうと【見られている】という興奮もあったのと何より【妻の絶望した表情】が堪らなかったと言った。
第一王子は【初夜でのクリスティナの絶望】する顔を想像した。
どんな顔をするのだろうかと初夜の日、学園時代に散々弄んだ令嬢を呼びつけた。
初夜の装いを侍女たちにされたクリスティナはそれだけで官能的だった。
そのままクリスティナの中に吐き出したい気持ちをクリスティナを罵倒する言葉に変えて令嬢に腰を何度も叩きつけた。
目を背けるクリスティナを更に罵倒し、クリスティナに見られていると思うと萎える事のない己の男性器は何度も白濁を放出させた。
そして明け方、目に涙を溜めているクリスティナの前で令嬢の性器とつながった己を目の前で見せ果てた。
ズルリと引き抜いた膣からドプリと出て来た白濁にクリスティナの表情が今まで以上に歪んだ。
そのまま気を失ってしまったクリスティナを優しく抱き上げ、自分の寝室に運ぶ。
腕の中で眠るクリスティナ。至福の時だった。
それからも第一王子は何度もクリスティナに見せるように他の女とつながった。
だが、初夜ほどの興奮がなくなってしまった。
クリスティナの視線は確かにこちらを向いている。だがそこに歪みがないのである。
白濁を放出しても満足感に欠けてしまっていた。
そんな時、クリスティナが窓辺に立っているのを見た。
窓の先には庭師たちが見える。
クリスティナが空想で花の香りを嗅ぐ仕草を第一王子は庭師へのキスだと勘違いをした。
クリスティナの瞳に映るのは自分だけでいい。
表情を歪ませるのは自分だけでいい。
そしてその唇も指先も全てを許すのはどんな場合でも自分だけで良いのだ。
第一王子は窓のない部屋にクリスティナを閉じ込めた。
ランプすらない部屋は日中であろうと真っ暗である。
これでクリスティナの瞳には暗闇と自分以外は映らない。
第一王子はこの先クリスティナの瞳に映るのが自分だけだと思うと歓喜に震え2週間の予定で隣国に出立した。
群がってくる香水にまみれた令嬢たちなどどうでも良かった。
テーブルで心がこちらになく時間が経つことだけを望んでいると思われた少女は第一王子の気持ちを擽ったのだ。
そして挨拶に並ぶ令嬢たちの後ろの方で番を抜かされ、母と思わしき女性の方をみて更に項垂れる少女から目が離せなかった。
適当に令嬢をあしらっている時、少女が尻もちをついた。
そして手か足を踏まれたのであろう。一瞬苦痛に歪んだ顔が第一王子の心に突き刺さった。
全身がゾクゾクするほどその少女をわずか11歳の王子は心から欲したのである。
医務室に連れて行った従者を呼びつけ、彼の手を撫でまわした。
少女の感触が残っていないか確かめたのである。
第一王子は狂気の扉を開いていたのである。
意中の令嬢が既にいると言う第二王子を言い含めて少女の元に見舞いに行った。
大きな兄に隠れるようにする少女を見て手負いのウサギを狩る狼のような気持ちになった。
負傷した手を見て第一王子は初めて精通をした。
初めて王妃である母がそろそろだからとコックピースを性器につける様にとしたことを感謝した。
つけていなければブリーチズ(男性のズボン)には一目見て痕跡が残っただろう。
コックピースに残る初めての白濁を第一王子はクリスティナの肖像画に擦り付けた。
絵の具が取れて穢れた肖像画は第一王子の性欲を完全に開放したのである。
王子妃教育で王宮にくるクリスティナをずっと目で追った。
出来ていない、なっていないと打たれ、涙を堪えるクリスティナを見ては震えた。
講師たちが帰った後、クリスティナを打った鞭や物差しに頬ずりをする。
そして段々と瞳から輝きを失っていくクリスティナを早く自分の物にしたくてたまらなかった。
学園への入学時期に近かった第一王子は、閨事の座学もあり未亡人となった夫人で筆を下ろすと避妊薬を飲み侍女たちにも手を出していく。
学園に入ると王子と言う肩書は無敵に近かった。
高位の気位の高そうな令嬢は我先にと第一王子に胸を押し付けてくる。
婚約者にクリスティナが決まっているとはいえ、寵愛を受ければ側妃になれると思っているのだ。
クリスティナがおとなしければおとなしい程、令嬢たちは勘違いをした。
第一王子はクリスティナには夜会の場にエスコートしかしない。
その後はダンスも踊らず、壁の華とするのである。
なのでご令嬢たちは我先にと王子を誘い休憩室で体を重ねる。
令嬢の中には正妃を目論む者も当然現れた。
だが、王太子妃、王妃の教育を知ると面倒ごとをクリスティナに押し付けて王子、ひいては王の寵愛だけを受ける側妃、妾妃になりたいと平気で口にするようになっていたのである。
第一王子も、1人で惨めに壁の華となるクリスティナ、学園で一人でいるクリスティナを思うと溢れる性欲を押さえられず、股の緩い令嬢で性欲を処理していった。
結婚式を数日前にして、やっとクリスティナをこの腕に抱けると滾る第一王子の耳にさらに欲を加速させる話が聞こえてきた。
貧乏で家が傾き、低位貴族の令嬢を資金調達目的で意に添わない結婚をしたと言う子息の愚痴だった。
何とか家が持ち直し、軌道に乗ったという子息は離縁したくて妻の目の前で妾とつながったという。
胸もなく、顔も全く好みではない妻の目の前での営みは、それが誰であろうと【見られている】という興奮もあったのと何より【妻の絶望した表情】が堪らなかったと言った。
第一王子は【初夜でのクリスティナの絶望】する顔を想像した。
どんな顔をするのだろうかと初夜の日、学園時代に散々弄んだ令嬢を呼びつけた。
初夜の装いを侍女たちにされたクリスティナはそれだけで官能的だった。
そのままクリスティナの中に吐き出したい気持ちをクリスティナを罵倒する言葉に変えて令嬢に腰を何度も叩きつけた。
目を背けるクリスティナを更に罵倒し、クリスティナに見られていると思うと萎える事のない己の男性器は何度も白濁を放出させた。
そして明け方、目に涙を溜めているクリスティナの前で令嬢の性器とつながった己を目の前で見せ果てた。
ズルリと引き抜いた膣からドプリと出て来た白濁にクリスティナの表情が今まで以上に歪んだ。
そのまま気を失ってしまったクリスティナを優しく抱き上げ、自分の寝室に運ぶ。
腕の中で眠るクリスティナ。至福の時だった。
それからも第一王子は何度もクリスティナに見せるように他の女とつながった。
だが、初夜ほどの興奮がなくなってしまった。
クリスティナの視線は確かにこちらを向いている。だがそこに歪みがないのである。
白濁を放出しても満足感に欠けてしまっていた。
そんな時、クリスティナが窓辺に立っているのを見た。
窓の先には庭師たちが見える。
クリスティナが空想で花の香りを嗅ぐ仕草を第一王子は庭師へのキスだと勘違いをした。
クリスティナの瞳に映るのは自分だけでいい。
表情を歪ませるのは自分だけでいい。
そしてその唇も指先も全てを許すのはどんな場合でも自分だけで良いのだ。
第一王子は窓のない部屋にクリスティナを閉じ込めた。
ランプすらない部屋は日中であろうと真っ暗である。
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