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第21話♡お買い求めは第3騎士団で
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「団長、どうしたんです?機嫌・・・滅茶苦茶良くないですか?」
騎士達は朝礼を終えた後、軽い足取りでスキップ&鼻歌で鍛錬の準備を始めたガウルテリオを遠巻きに見る。鼻息の荒い時はレッドカード並みに組むのは危険だが、今までに見た事のない異様なガウルテリオの扱いについて脳内にある取扱説明書の索引を懸命に探す。
「おっ!今日はヘクシー。相手をしてやろう」
「えっ?僕ですか?!いや、僕はまだ騎士になって5年目なので…」
「それだけ騎士ってれば上等だ。ほぉら。打って来い!」
「なんなんです?騎士ってるって??神ってるとかじゃなく?」
「団長は軋んでるんだ。相手してやれ」
「嫌ですよぅ~。ファルコン副団長変わってくださいよ~」
ご機嫌なガウルテリオだが勿論理由がある。
今日はマリーと帰りに仕立て屋に立ち寄って夜会用のドレスとスーツを仕立てるのだ。朝、屋敷の使用人達に「旦那様のお色をメインにドレスを仕立てるんですよ!」と耳打ちをされた。
『何故、俺の色なんだ?リーの色でいいだろう?』
『マリー様のお色は旦那様が身に着けるのです』
『そうなのか?でもこんな鶯色の髪じゃなぁ…ピンクとか似合いそうじゃないか?』
『ピィーンクッ?はぁー。旦那様、取り敢えず仕立て屋で布地をあてるマリー様を見てください。ピンクなんて銀河の果てまで吹っ飛びますから』
と、そんなやり取りがあったのだが、騎士のヘクシーと打ち合いながらガウルテリオは想像をしてしまった。そう、鶯色のドレスにアメジストの宝飾品を身に纏ったマリーを。
ポトトト…
「団長っ!大丈夫ですか?!」
「大丈夫だぁ~かかって来い!」
「全然大丈夫じゃないっすよ!鼻血吹きまくってるじゃないですか!」
鍛錬中の打ち合い稽古。赤い瞳に顔中に飛び散った鼻血。
大丈夫、気にするなと言われても向かい合う騎士のメンタルが崩壊しそうだ。
鍛錬のあとは汗を井戸の水を被って流す。
気持ちが開放されたガウルテリオは退出後を考えると昂って仕方がない。
騎士達の視線が固定されたのは言うまでもない。
団長室に戻ったガウルテリオたちだが、マリーはいつもと変わらず業務中。
イグナシオが部屋に入ってきたガウルテリオにそっと近寄った。
「団長、陛下が執務室まで来てほしいと言伝を預かりました」
「陛下が?」
「はい。午後は謁見があるそうで準備があるので出来るだけ早い時間が良いそうです」
今回の夜会の護衛は第2騎士団が担当すると聞いていたガウルテリオは人数が足らず合同になるのだろうかと首を傾げた。そうなるとマリーのエスコートをして入場をした後は護衛に回らねばならなくなり、ガウルテリオの着替える控室の用意も必要になる。その件だろうかとしばし黙るが直ぐにイグナシオに「判った」と伝え、席を立った。
「お待ちください。団長様」
マリーが席を立って国王エンリケの元に向かおうとするガウルテリオを呼び止めた。
「どうした?急ぎの決済か?」
「いいえ。陛下の元に参られるのであればその服は着替えてください」
ラウールはチラリとカーテンを見た。
――あ!長さが違う!付け替えられてるぅ♡――
そしてファルコンと目が合うラウール。親指を立てて「GOOD」
その間にマリーも席を立ち、ガウルテリオの目の前に移動した。
ビシッ!!ガウルテリオの首元に指をさし、人差し指でツンツン。
ガウルテリオの口から「ニャフ♡」と朝食を戻しそうな声が漏れる。
「団長様、陛下の元に参るのにボタンダウンのシャツは禁止です」
「そうだったか?気にした――」
「ボタンダウンの場合、カフスで袖口も留める事になります。場合によっては凶器と成り得ますので禁じられております」
カタンと小さな音がするのは、イグナシオ、ラウール、ファルコンが同時に引き出しを開けて、騎士規則の冊子を取り出した音である。
カサッカサッと小さくページを捲る音もする。
「騎士規則、第12条3項の18。隊服規定に書かれてあります」
カサササ‥‥3人は同時にマリーが口にした条項までページを捲る。
「あ、ホントだ」
小さくラウールが呟くと同時に、絶対零度の視線を感じる。
ギュギギ…そろそろあらゆる金属の錆を取り、軋みを抑え、動きを滑らかにする防錆・潤滑剤がラウールの首にも必要なのかも知れない。
「副団長様方、広報担当官様。ご存じなかったのですか?」
<< 知ってましたー >>
始末書を書かされては堪らない。
既に23枚の始末書を書いていてこれ以上の減給は避けねばならない。
「ご存じなら何故冊子を捲り確認をされているのです。それは「今、知った」に他なりません」
遠回しに減給に言及されるに等しい3人。
だが!またガウルテリオがやらかしてしまう。
「今から更衣室で着替えようと思ったんだ。3人の事は今回に限り見逃してやってくれないか?」
言葉だけなら良かった。言葉だけなら。
事もあろうかガウルテリオは襟元をツンツンしたマリーの指を握るとキスをしてしまったのだ。
「セクハラですよ?」
「フフフ。セクハラはされた側がどう思うかというのがウェイトを占める。これは許され――」
「許されません。ここは団長室です。騎士規則第3条3項の3.別名トリプルスリーに書かれております。ファルコン副団長。読みあげてくださいませ」
「はっ!はいっ!」
ガタンと立ち上がったファルコンは冊子を手に、まるで講師に「この段落を読みなさい」と指示された生徒のように腕をまっすぐに伸ばし、トリプルスリーと呼ばれる規則を朗読した。
「騎士規則第3条3項の2。騎士たる者、隊舎内、特に団長室、会議室、更衣室に於いて猥褻と分類される言動を行ってはならない。但し成果を称え合う場合はこの限りではない‥‥ですっ!」
「俺のキスは猥褻行為になるのか‥‥」
がっくりと肩を落とすガウルテリオ。
「団長様。同じ行為を副団長様方や広報担当官に出来ますか?」
ちらりと3人の顔を見て、彼らの指先を見る。
間違いなくキスはしない。
されたほうも体中の毛穴が開くくらい気持ち悪いだろう。
「出来ません‥‥はぃ。でっでも!この場合は…」
ギロリとマリーの可愛い目がガウルテリオを睨む。
「例外は御座いません。この規則は乱れた関係を結ぶ騎士同士を戒めるものでもあります。今回に限り見逃しますが、次回以降はない。お心にお留置きください」
ん?っとイグナシオが小さく手をあげた。
「どうしたんだ?」
「えぇっと…規則の第12条3項の6なんですが…団長、そもそもワイシャツのボタンを外すのもアウトとあるんですが…」
<< えぇっ?!このクソ暑いのに?! >>
だが、マリーは表情を変えずに男性陣4人に抜け道を教える。
「その為に開襟シャツが販売をされております。お買い求めの際は第3騎士団を通しますと1枚売れるごとに350ポポがマージンとして配分されますので、購入の際はお声がけください。売店や市井の衣料品店購入の場合はマージンはありません」
「ちゃっかり‥‥」
ギロッとマリーがファルコンを睨む。ビクリと姿勢を正すファルコン。
「しっかりとした管理…ありがとうございます」
よく見ればマリーは開襟シャツ。
女性用かと思っていた4人、今更の気付きがそこにあった。
騎士達は朝礼を終えた後、軽い足取りでスキップ&鼻歌で鍛錬の準備を始めたガウルテリオを遠巻きに見る。鼻息の荒い時はレッドカード並みに組むのは危険だが、今までに見た事のない異様なガウルテリオの扱いについて脳内にある取扱説明書の索引を懸命に探す。
「おっ!今日はヘクシー。相手をしてやろう」
「えっ?僕ですか?!いや、僕はまだ騎士になって5年目なので…」
「それだけ騎士ってれば上等だ。ほぉら。打って来い!」
「なんなんです?騎士ってるって??神ってるとかじゃなく?」
「団長は軋んでるんだ。相手してやれ」
「嫌ですよぅ~。ファルコン副団長変わってくださいよ~」
ご機嫌なガウルテリオだが勿論理由がある。
今日はマリーと帰りに仕立て屋に立ち寄って夜会用のドレスとスーツを仕立てるのだ。朝、屋敷の使用人達に「旦那様のお色をメインにドレスを仕立てるんですよ!」と耳打ちをされた。
『何故、俺の色なんだ?リーの色でいいだろう?』
『マリー様のお色は旦那様が身に着けるのです』
『そうなのか?でもこんな鶯色の髪じゃなぁ…ピンクとか似合いそうじゃないか?』
『ピィーンクッ?はぁー。旦那様、取り敢えず仕立て屋で布地をあてるマリー様を見てください。ピンクなんて銀河の果てまで吹っ飛びますから』
と、そんなやり取りがあったのだが、騎士のヘクシーと打ち合いながらガウルテリオは想像をしてしまった。そう、鶯色のドレスにアメジストの宝飾品を身に纏ったマリーを。
ポトトト…
「団長っ!大丈夫ですか?!」
「大丈夫だぁ~かかって来い!」
「全然大丈夫じゃないっすよ!鼻血吹きまくってるじゃないですか!」
鍛錬中の打ち合い稽古。赤い瞳に顔中に飛び散った鼻血。
大丈夫、気にするなと言われても向かい合う騎士のメンタルが崩壊しそうだ。
鍛錬のあとは汗を井戸の水を被って流す。
気持ちが開放されたガウルテリオは退出後を考えると昂って仕方がない。
騎士達の視線が固定されたのは言うまでもない。
団長室に戻ったガウルテリオたちだが、マリーはいつもと変わらず業務中。
イグナシオが部屋に入ってきたガウルテリオにそっと近寄った。
「団長、陛下が執務室まで来てほしいと言伝を預かりました」
「陛下が?」
「はい。午後は謁見があるそうで準備があるので出来るだけ早い時間が良いそうです」
今回の夜会の護衛は第2騎士団が担当すると聞いていたガウルテリオは人数が足らず合同になるのだろうかと首を傾げた。そうなるとマリーのエスコートをして入場をした後は護衛に回らねばならなくなり、ガウルテリオの着替える控室の用意も必要になる。その件だろうかとしばし黙るが直ぐにイグナシオに「判った」と伝え、席を立った。
「お待ちください。団長様」
マリーが席を立って国王エンリケの元に向かおうとするガウルテリオを呼び止めた。
「どうした?急ぎの決済か?」
「いいえ。陛下の元に参られるのであればその服は着替えてください」
ラウールはチラリとカーテンを見た。
――あ!長さが違う!付け替えられてるぅ♡――
そしてファルコンと目が合うラウール。親指を立てて「GOOD」
その間にマリーも席を立ち、ガウルテリオの目の前に移動した。
ビシッ!!ガウルテリオの首元に指をさし、人差し指でツンツン。
ガウルテリオの口から「ニャフ♡」と朝食を戻しそうな声が漏れる。
「団長様、陛下の元に参るのにボタンダウンのシャツは禁止です」
「そうだったか?気にした――」
「ボタンダウンの場合、カフスで袖口も留める事になります。場合によっては凶器と成り得ますので禁じられております」
カタンと小さな音がするのは、イグナシオ、ラウール、ファルコンが同時に引き出しを開けて、騎士規則の冊子を取り出した音である。
カサッカサッと小さくページを捲る音もする。
「騎士規則、第12条3項の18。隊服規定に書かれてあります」
カサササ‥‥3人は同時にマリーが口にした条項までページを捲る。
「あ、ホントだ」
小さくラウールが呟くと同時に、絶対零度の視線を感じる。
ギュギギ…そろそろあらゆる金属の錆を取り、軋みを抑え、動きを滑らかにする防錆・潤滑剤がラウールの首にも必要なのかも知れない。
「副団長様方、広報担当官様。ご存じなかったのですか?」
<< 知ってましたー >>
始末書を書かされては堪らない。
既に23枚の始末書を書いていてこれ以上の減給は避けねばならない。
「ご存じなら何故冊子を捲り確認をされているのです。それは「今、知った」に他なりません」
遠回しに減給に言及されるに等しい3人。
だが!またガウルテリオがやらかしてしまう。
「今から更衣室で着替えようと思ったんだ。3人の事は今回に限り見逃してやってくれないか?」
言葉だけなら良かった。言葉だけなら。
事もあろうかガウルテリオは襟元をツンツンしたマリーの指を握るとキスをしてしまったのだ。
「セクハラですよ?」
「フフフ。セクハラはされた側がどう思うかというのがウェイトを占める。これは許され――」
「許されません。ここは団長室です。騎士規則第3条3項の3.別名トリプルスリーに書かれております。ファルコン副団長。読みあげてくださいませ」
「はっ!はいっ!」
ガタンと立ち上がったファルコンは冊子を手に、まるで講師に「この段落を読みなさい」と指示された生徒のように腕をまっすぐに伸ばし、トリプルスリーと呼ばれる規則を朗読した。
「騎士規則第3条3項の2。騎士たる者、隊舎内、特に団長室、会議室、更衣室に於いて猥褻と分類される言動を行ってはならない。但し成果を称え合う場合はこの限りではない‥‥ですっ!」
「俺のキスは猥褻行為になるのか‥‥」
がっくりと肩を落とすガウルテリオ。
「団長様。同じ行為を副団長様方や広報担当官に出来ますか?」
ちらりと3人の顔を見て、彼らの指先を見る。
間違いなくキスはしない。
されたほうも体中の毛穴が開くくらい気持ち悪いだろう。
「出来ません‥‥はぃ。でっでも!この場合は…」
ギロリとマリーの可愛い目がガウルテリオを睨む。
「例外は御座いません。この規則は乱れた関係を結ぶ騎士同士を戒めるものでもあります。今回に限り見逃しますが、次回以降はない。お心にお留置きください」
ん?っとイグナシオが小さく手をあげた。
「どうしたんだ?」
「えぇっと…規則の第12条3項の6なんですが…団長、そもそもワイシャツのボタンを外すのもアウトとあるんですが…」
<< えぇっ?!このクソ暑いのに?! >>
だが、マリーは表情を変えずに男性陣4人に抜け道を教える。
「その為に開襟シャツが販売をされております。お買い求めの際は第3騎士団を通しますと1枚売れるごとに350ポポがマージンとして配分されますので、購入の際はお声がけください。売店や市井の衣料品店購入の場合はマージンはありません」
「ちゃっかり‥‥」
ギロッとマリーがファルコンを睨む。ビクリと姿勢を正すファルコン。
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