第3騎士団長は愛想なし令嬢を愛でたい

第3騎士団長ガウルテリオといわく付きの令嬢マリーの恋の話です。

2人の出会いは6年前。でも、それはガウルテリオがマリーを見ただけの出会いとも言えない出会い。
6年間の間に2人はそれぞれ色々な事があり、今に至る。

国王夫妻が主導する「女性の社会進出」で第3騎士団に秘書官として赴任してきたマリー。
「愛想無し令嬢」と呼ばれているが18歳前後で結婚するのが当たり前の世の中でマリーは24歳。嫁き遅れでもあった。

淡々と事務的に秘書官の仕事をこなしていくマリー。
ある日ガウルテリオは残業となったマリーを家まで送って行くことになった。
その途中、ガウルテリオはマリーを食事に誘う。

レストランに到着したのだが、そこでマリーの元婚約者とバッティング。
元婚約者から激しく罵られるマリーを庇ったガウルテリオはつい‥‥つい言ってしまったのだ。

「マリーは俺と結婚も間近に控えた婚約者だ」っと…大嘘を。

その言葉はあっという間に広がってしまい、国王エンリケの耳にまで届いてしまった。

順風満帆と事は進まない。
ガウルテリオとマリーが結婚となると困る者達が動き出し、6年前の真実が徐々に明らかになっていく。

☆タイトルにある♡/♥は内容の温度差のようなものだとお考え下さい。

♡注意事項~この話を読む前に~♡
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