この度、変態騎士の妻になりました

cyaru

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未開の地・開拓?

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いつもと変わらぬ毎日を過ごしておりましたが、お戻りになったアルベルト様が今日は頬を紅潮させておられます。聞けば、3連休が取れたとの事。

騎士のお仕事に休暇が明けて行かれだしてもう2カ月。結婚して3か月目で御座います。
お屋敷の使用人さんは5日働いて2日休みですが騎士のお仕事はそうでは御座いません。

一般騎士様は昼と夜の2交代制ではございますがアルベルト様のように役職がつくと基本は昼だけですが、お休みと言うのは申請をして認可を頂かねば休みなしです。
申請をしなければ年明けは1日から、年末は31日までと言う事で御座います。
勿論、働いた分はお給料に反映はされますが、当然疲れはたまります。
どうやら休暇の申請が認められようでございます。

「では、明日から3日お休みなのですね」
「そうだ。今夜からたっぷりと可愛がってやるからな」
「いえ。もう十分に可愛がって頂いております。今夜はマッサージを致しますわ」
「マッサージ…ほぐしてくれるのか」
「はい。使用人さんからイイ物も教えて頂き、昨日届いたところです」



この所、夜はお気に入り頂いたのかわたくしに乳首を掻いてもらうのがお気に入りのようです。
ですが、抓ってくれと言われた時は困りました。
色々と試していくと、爪で切れるかと思うくらいの力を込めて引くのが良いのだそうです。
暫くすると赤くなって触れると声をあげられてしまいますのでお舐めすると誤射をされます。

「爪という僕を困らせる武器を隠し持っていたとは…完敗だ」

いえ、爪は日常隠しておりませんので暗器では御座いません。
それにあまり伸びすぎると刺繍をしたり土いじりには支障も出るのですよ?

そういえばアルベルト様もわたくしの胸を舐めると蜜が溢れると言っておりました。

【誤射の夫婦】と囁かれないようにこの事は秘匿せねばなりません。



昨日届いた足つぼマット。歪な石がありその上を何往復かすると体に良いのだそうです。

「どうぞ。歩いてみてくださいませ」
「歩けばいいのか?」
「はい」

マットの上に1歩、そして次の足を進めると、ふらつかれております。
変ですわね。バランスボールではありませんのに。

「うごっ」「グゲッ」と小さく声を出され、口を真一文字に結び往路が終わります。
ですが、復路を行って頂けません。どうしたのでしょう?

「これは今後の課題にしたい。いいだろうか?」
「課題でございますか…」

アルベルト様は騎士、きっと何か鍛錬のよりよい方向性を足つぼマットで閃かれたのでしょう。


次に本日、使用人さん(勿論女性)に教えて頂いたマッサージをアルベルト様に施します。
お背中に馬乗りになるのは少々恥ずかしいのですが、横からですと力が入りません。

「あぁっ!どうして後ろ向きにも勃たないんだ!」

と仰られて、痛くない位置にご自分で敷きこんでおられます。
うつ伏せになって頂き、肩から腰に向けてゆっくりと押していくのです。
肩甲骨のあたりが気持ちよいらしく時折痛いと仰られますが直ぐに【もっと強くていい】と訂正をされるのです。痛いのに気持ちいいというアルベルト様。

お尻も太ももの付け根当たりは気持ちいいのだと使用人さんは仰っておりました。

グイッ!! 「ヒョヘェェッ!!」
グイィッ!!「ニャホハァッ!!」

北斗の拳の雑魚役でしたらおそらくは右に出る者はいないと思われる声をあげられます。
しかし…

「エトランゼッ…その…指が…指が…」
「指がどうされました?爪は切りましたが…」
「違うんだ。両手の4本の指がケツをあげるたびに横筋に当たるッ」

――横筋?よく当たる宝くじ売り場は御堂筋沿いではございますが――

すると、反転し何を思ったかM字開脚をされ、「横筋」はここだと説明をされておられます。
なるほど…そこに当たってしまうのですね。注意致しましょう。

マッサージを再開し、今度はおしりの切れ目を利用致します。
これでしたら「横筋」を刺激しませんので気持ちよくなられるでしょう。
しかし、使用人さんのお尻はぷにぷにでございましたが、男性のお尻は固いです。
少し手が痛くなり、思わず上下させる時に指先に力が入ってしまいます。

グイッ!! 「フアハァァン♡」
グイィッ! 「ニョアフォァン♡」

今度はちょっと違う声をあげられ始め、ハァハァと息も荒くなっております。
呼吸器を刺激するツボがあったのかしら?

「エトランゼッ‥‥もう…僕は…未開の地を開きたい!」

えっ?明治初期の南アメリカ開拓事業に参加されたいと?ですが…募集はしておりませんよ?

今度は四つん這いになられ、アルベルト様は両手でお尻を掴み広げられます。

――何故、わたくしに窄まりを全開にされておられるの?――

「あの、座薬を入れる必要はないと思いますが…痔でもないようですよ?」
「あぁぁっ…エトランゼにこんな所も見られてしまうなんてッ!」

――見られていると言いますか、見せてるんですよね?――

四つん這いになられておられるので、既に誤射をされた形跡が見えます。
アルベルト様は本当に我慢が出来ないのですね。そこも可愛く思えてしまいます。

「頼む‥‥見ないでくれ」

――ならお尻を突き出して広げるのをおやめくださいませ――

「アァァッ…ダメだ‥息を吹きかけてくれ…」

もう肯定と否定が混在しておりますよ?ダメと言いながらしてくれとは。
我儘なアルベルト様ですが、どちらを選択すればよろしいのでしょう。

「ふぅぅ」
「ヒョェェッ!!ウプッ…」

誤射をされ、お顔にかかったようです。ダメですよ。シーツで顔を拭いては。
そこはわたくしが寝る陣地でございます。乾くとぱりぱりで痛くなるのです。

「アル様、もうマッサージは終わりで御座います」
「嫌だ…尻を打ってくれ…頼むッ」

ペチン! 「ハウッ!!」

強く叩ける筈など御座いません。
ですが、そのまま突っ伏して痙攣をされておられます。
マッサージは眠くなってくると使用人さんは仰っておりましたが痙攣はどうなのでしょう。

「今日はアル様がこちらでお休みくださいませね」

誤射でベトベトの部分にはアルベルト様に寝て頂きます。
やはり寝ている時に湿り気があるのは気になります。

アルベルト様はぎゅぅっと抱きしめてくださいます。
冬なのでとても暖かく、ほどよく筋肉もありますので心地よい眠りに誘われていると。

「寝る前に…ちょっとだけで良いんだが」
「どうされました?」
「尻に‥‥指を入れて掻き混ぜてくれないか」

出来ない事はないと思いますがアルベルト様は大きな勘違いをされておられます。
妻としてそこは正すべきだとわたくしは苦言を申し上げたのです。

【その穴は出す所。入れるところでは御座いません】

座薬は高熱時の解熱で仕方なくですが、基本は何かを入れる場所では御座いません。


またもやシーツに包まり泣き出してしまわれました。
しかしわたくしも学習をするのです。人は考える葦なのです。

「アル様、おっぱいですわ」
「いいのか‥‥」
「ちょっとだけですよ?」

アルベルト様の乳首を吸ってあげるとご機嫌が直ります。
えぇ、わたくしは吸われるのではなく吸って差し上げるのです。

ふいに手帳が欲しくなります。アルベルト様の取り扱い説明書のような手帳。
少しだけアルベルト様が手帳に書きこんだ気持ちが判る気がいたしました。

2日目はお背中のマッサージ。ヒールで踏んでほしいと頼まれましたが申し訳ございません。お背中を踏むのは良いのですがわたくしのバランス感覚に問題が御座います。ご遠慮頂きました。
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