オカマ上司の恋人【R18】

饕餮

文字の大きさ
37 / 155
圭視点

Angel's Kiss

しおりを挟む
 泪の舌が口腔を舐めていく。上顎を舐められて体がびくりと揺れると執拗に舐められてしまい、唇が離れた時には手に力が入らない状態だった。

「ん……っ、るい、さ……」
「……今朝の続き、しましょ?」

 キスをされながらソファーに押し倒され、服の上から胸を揉まれる。それだけで、昨夜や今朝のゾクゾクした感じが甦ってしまい、身体が自然と震えてしまう。

「あ……んっ」
「気持ち良いのね。嬉しいわ」

 胸から手が離れたかと思うと服の中に手が侵入して来た。下着もずらされてじかに胸を触られる。そのまま服を脱がされ、万歳をしたまま腕を拘束するような中途半端な格好にさせられてしまい、恥ずかしさのあまり何とか抜け出そうともがいたのだけれど。
 ――それがまずかったらしい。

「あら、アタシを誘ってるの? どこでそんな誘い方を教わったんだか、気になるわね」
「違っ……! ああっ!」

 泪の顔が胸に近づいたかと思うと、ちゅうっと乳首を吸われ、思わず体が弓形に反る。まるでそれを待っていたかのように左手が背中に回り、今朝と同じように胸を掴まれて揉まれ、乳首を擦られて捏ね回される。

「やぁっ……ああんっ!」

 交互に何度も同じことをされ、何かが突き抜けて行ったかと思うとビクビクと体が震え、力が抜けて動けなくなってしまった。

「ん、よくできました」

 息を荒く付く私にチュッとキスを落とすと「お風呂に入りましょ♪」と言われ、びくりと体が揺れてしまった。

「あの……っ! き、聞きたいことが……っ」
「いいわよ。あ、その前に」

 私をそのままの体勢にしたまま泪はスッと立ち上がり、冷蔵庫を開けたかと思うと、パフェを持って来た。

「すっかり忘れてたんだけど、昨日小野さんがお圭ちゃんに、っていろいろ持って来たの」
「小野さんって瑠香さんの秘書さんだよね?」
「うん、そうよ」
「どうして小野さんが?」
「美味しいコーヒーのお礼、ですって。……味は大丈夫かしら……」

 一口食べて「うーん」と首を捻る泪。

「風味は落ちてるけど……まぁ、大丈夫でしょ。はい、あーん」
「は?!」
「そんなカッコで手なんか使えないでしょ? だから、あーん」
「ちょっ……むぐ」

 服をどかせば済むのにと言いかけて口を開けた途端、口の中に放り込まれた。確かに風味は落ちているけれど、気にするほどのものではなかった。

「おいひ……」
「でしょ? 今度お店に食べに行きましょ? だから、今日はこれでおしまい」

 にっこり笑う泪にドキッと鼓動が跳ねる。が、そのにっこりになぜか嫌な予感がする。

「あの、服を……冷たいっ!」

 見ると、泪はスプーンで生クリームを掬い、まるでデコレーションするかの如く乳首を避けて胸に落とされ、塗られて行く。

「やめてっ! 冷たいっ!」
「風味が落ちてるから、この野イチゴと一緒に食べれば誤魔化せるかと思って」
「泪さん!」
「フルーツを飾って……あら、野イチゴが映えるわね」
「やぁんっ!」

 人の話を聞け! なんて考えていたら、指先で乳首を擦られてびくりと震える。

「泪さん! 冷たいってば! 早く取って!」
「んー……胸の揺れ具合が、まるでプリン・ア・ラ・モードみたいね。野イチゴを食べるのと一緒に、ついでに胸も温めてアゲルわ♪」
「ちょっ、人の話を……、ああっ!」

 生クリームごと私の両胸全体や乳首を舐め回し、それが終わるころには息も絶え絶えな状態で体に力など入るはずもなく、鼻歌混じりの泪に抱えられながらお風呂場まで連れていかれ、服を全て剥ぎ取られてしまった。

「アタシの背中は今度流してね」

 そんなことを言う泪に頭や背中や腕だけではなく、足や太股、胸や股間まで丁寧に洗われてしまった。今は私を膝に乗せ、背中から抱き締めるように一緒に入っている。手はお腹のところだ。

「あの、さっきの質問……」
「ああ、聞きたいこと? なあに?」
「泪さんの誕生日っていつ? あと、恋人同士で、その……お、お風呂、とか入ったり……お風呂で、その……」
「体を洗ったり、こんなことしたり?」

 お腹にあったはずの手が両胸を掴み、ゆっくりと揉む。

「あ……んっ」
「ホント、圭は胸が弱いわねー。それに、ここも」
「やあっ!」

 柔らかいような硬いようなものがいきなり私の股間をなぞり、そのいきなりの刺激に体が震える。

(手は両胸を掴んでいるのに……っ)

 何がどうなっているのか考えたかったけれど、泪から与えられる刺激で考えることができない。

「あ、あ……っ」
「アタシも気持ち良くていいけどね。……今はこれで我慢するけど……いつか、ちゃんと挿れさせてちょうだいね」
「やあっ! んあっ」

 ゆっくりと胸を揉まれ、下を擦られながら耳元で囁かれる。泪の低い声と愛撫に身体を震わせる……震えてしまう。

「そうそう。お風呂は、恋人同士でも入るわよ? あと、誕生日は元旦。圭は?」
「あっ……一月、やぁっ! 二十日……あんっ!」
「あら、近いわね。それにしても……」

 揉まれていた胸が泪の手から離れ、身体を少し揺らされた。それで満足したのか、またもや胸を掴んでゆっくりと揉む。柔らかいような硬いようなものは相変わらず私の股間を擦り続けている。

「な、に……? あ……っ」
「昔のだけれど、女優さんがお風呂に入って踊ってる、入浴剤のCMあったじゃない?」
「あんっ……う、ん……っ」
「あのCMの胸の谷間って、嘘だったのね……って思っただけよ」

 しみじみ言われても私にはさっぱりわからず、既に力が抜けきってしまった私の身体は、お風呂を上がったあとも泪に弄られ続けた。

 次の日は「今からちょっとずつ解しておかないと辛いから」と言われて、指と舌で股間を愛撫をされ、「汚い、恥ずかしい」と言ってもやめてくれなかった。
 その次の日は相変わらず愛撫はあったものの、落ち着いたのかそれなりの時間で済み、最後の夜はまた一緒にお風呂に入って泪の背中のみを流し、最初に入った日と同じ体勢で胸と股間を擦られた。私の股間を擦っていた、柔らかいような硬いようなものが泪の分身アレだと教えらられたのは、その時だった。

「本音を言うと、早く圭の中に挿れたいわ。抱こうと思えば、いつでも……無理矢理にでも圭を抱くことはできたわ。でも、しなかった。どうしてだかわかる?」

 お風呂上がりのあと。残っていた最後のゼリーを一緒に食べたあと、ベッドで私を抱き締めて泪はそう話し始めたけれど、わからなくて「ううん」と答える。

「今まで……愛撫も含めて強引にして来たぶん、圭の気持ちや圭と約束したことは大事にしたかったの。……それくらい圭が好きなのよ?」
「泪さん……」
「あら、顔が真っ赤! かーわいい♪」

 顔が熱いなあと思っていたら、チュッと唇にキスを落とされ、右手が身体を撫で始める。

「……だから、早く自覚してね。それまでは……」

 何を自覚するの? と思う間もなく、耳元で切なく響く泪の声と共にパジャマの上から胸を触られる。泪の手の感触を教え込まれた私の身体は、たったそれだけで反応してしまったのだけれど……。


 ――明日は仕事だと本気で泣きを入れるまで、泪に胸を揉まれ、乳首を吸われ続けたのだった。


しおりを挟む
感想 28

あなたにおすすめの小説

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

鬼上官と、深夜のオフィス

99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」 間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。 けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……? 「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」 鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。 ※性的な事柄をモチーフとしていますが その描写は薄いです。

甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・

希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!? 『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』 小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。 ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。 しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。 彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!? 過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。 *導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。 <表紙イラスト> 男女:わかめサロンパス様 背景:アート宇都宮様

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...