オカマ上司の恋人【R18】

饕餮

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圭視点

Sex on the Beach

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 あまりの寒さと、背中と腰に走ったゾクゾク感で目が覚めた。暖を求めるように布団に潜ろうとしたけれど逆に泪に押さえ付けられ、乳首を吸われて揉まれてしまった。

「あっ、や……んっ」
「オ・ハ・ヨ・♪」

 胸から唇を離したかと思うとキスをされ、胸を揉まれる。

「んんっ、は……んっ、泪、さ……」
「ん?」
「朝、あんっ、から、なにを……あっ」
「もちろん、エッチなこと」
「あああっ!」

 泪の手がお腹を滑って行ったかと思うと股間を撫でられ、中に細いモノが入り込んで来た。

「な、んで……っ、あんっ、ひゃあっ!」
「指を入れただけなのに、気持ちいいの? 圭?」

 細くて固いのって泪さんの指だったんだ……。って考えてからハタと気づく。そうじゃなくてっ!
 中を弄られながら胸を揉まれ体がどんどん熱くなって行く。

「朝、から……あんっ、なんてっ、ああっ」
「あら、アタシのお願い聞いてくれるんでしょ?」
「ああっ、お、ねが、い……? はうっ、あんっ」

 昨日一つだけ聞いてくれるって言ったじゃない、と泪がそう言った途端に足を広げられ、覆い被さって来て胸を揉まれ、乳首を吸われる。

「あんっ、ああっ!」
「アタシのお願いはね……朝からずーっと圭を抱くこと、よっ!」
「そんなの、無理っ、あああっ!」

 ズルリ、と私の中に泪の熱くて硬い塊が入り込んで来たかと思うと、そのまま泪が満足するまで翻弄され、揺さぶられ続けた。


 ***


 お昼過ぎ。ようやく落ち着いたらしい泪が私を解放(?)してくれた。

「はあ……っ。流石にお腹空いたわね……」
「な……にか、作る、ね」

 動こうとしたのだけれど、腕の力が入らず起き上がれなかった。それを見た泪が苦笑する。

「パンでいいなら持って来てあげるから、寝てなさい」

 アタシのせいだしね、と起き上がり、上にバスローブをはおってキッチンへ行ったので、目を瞑って溜息をつく。

 泪と激しく愛し合ったあと、いつも思うことがある。私以上に動いているはずなのに、どうして私はこんなにも動けなくなり、逆に泪はあんなに元気なのだろう、と。
 体力の差故なのか、体格差故なのかはわからない。でも、だからこそ、なんとなく悔しいと思う反面、申し訳なく思ってしまうのだ。

(仕事がある時はそんなでもないんだけどなあ……)

 そんなことを思いながら、内心で溜息をつく。
 毎日抱かれているわけではないけれど、間が開いた時や週末のたびに激しく抱かれている気がする。
 初めて付き合った異性であり、初めて抱かれた異性だから、他の世の中の異性が同じかどうかなどはわからない。
 泪に求められるのは嬉しいし、激しく抱かれるのも嫌じゃない。嫌じゃないのに……。

「贅沢、なのかな……」
「なにが?」

 コーヒーとトーストを持って現れた泪に一人言を聞かれてしまい、バツが悪くなる。コーヒーとトーストをヘッドボードに置いた泪は私を起こすと、バスローブを羽織らせてくれた。差し出されたものを受け取り、食べながら今考えていたことをポツリポツリと話すと、「なんだ、そんなこと」と笑われてしまった。

「そんなこと、って……」
「ああ、変な意味じゃないわよ? 本気で惚れた女だから……お圭ちゃんだから、求めて止まないだけよ?」
「……」
「疑ってるわね」
「そんなことは……」

 泪は溜息をつき、私の頭に手を伸ばすとゆっくりと撫でられた。

「正直に言うけど、アタシは圭が初めてってわけじゃないわ」
「……」
「それなりに付き合った女もいたし、アタシも男だから別の女を抱いたこともあるわ。けどね、普段から地をだした喋り方も、避妊しなかったのも、抱いても抱いても足りないと思ったのも、独占欲を剥き出しにしたのも……圭、アンタが初めてなのよ?」
「泪、さ……」

 頭を撫でていた手が頬に触れ、指が優しく目尻をなでた。

「心からほしいと思ったのも、結婚したいと思ったのも、圭だけよ?」
「る……、んっ」

 唇が塞がれ、触れあうだけのキスをされる。

体力差こればっかりはどうしようもないわね。セックスの時はどうしても女性のほうが体力使うし、男は自分で気を作れないぶん、女からもらうって言うから」
「はい?」
「つまり、女から元気をもらうってこと。……食べ終わった?」
「うん」
「じゃあ、続きをしましょ?」
「え……? は?! 終わったんじゃ……あんっ」

 泪の腕が伸びて来たかと思うと、羽織っていただけのバスローブを外され、胸を持ち上げられて乳首を擦られた。

「言ったでしょ? 圭をずーっと抱くことだ、って」
「あんっ、ああっ、泪さん、て……はんっ」
「なあに?」
「絶倫、あっ、ああっ!」
「全く……どこでそんな言葉を覚えて来るんだか……」

 結局その日一日、寝ても覚めても泪に抱かれ続けてしまって指一本動かずこともできず、食事やあれこれを世話してもらう羽目になってしまった。
 後日、「また今度朝から抱かせてね」と言った泪に、丸一日抱かれるよりはマシだろうと思い、「短時間、もしくは一回だけなら」と泣く泣く許可を出したのは言うまでもない。


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