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葎視点
Youngman
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『どういうこと?!』
『なにがだ?』
『圭が赤の他人、ってどういうことだよ!』
『……』
『それに、お前はいらないとか、産むんじゃなかっただなんて、そんなひどい言葉! それは、僕もいらないってことでしょ?!』
『あら、葎は違うわよ? それに葎が言ったのよ? …………って』
確かに、僕はそう言った。圭が苛められないように、虐められないように。でも、それは。それは……っ!!
『あんたたちが……! 八つ当たりするように、あんたたちが圭を虐待してたからだろ?! だから僕は、圭が苛められないようにそう言っただけだったのに!』
八つ当たりという言葉に、二人はびくりと体を揺らす。どうして圭に八つ当たりしていたのかわからない。そして、どうして圭が『赤の他人』と言ったのかも。結局、二人はそのことに関しては、圭の言う通り何も教えてはくれなかった。
それからの僕は二人を避けるようになり、話もしなくなった。
***
圭と話したいのに、圭が見つからない。同じ社内にいるはずなのに。そういえば、圭がどの部署にいるのか聞いてなかったと、自分の迂闊さを笑った。
翌週、研修をしている会議室に行くとパソコンを入れ換えていた。今日から営業と他の部署とに別れ、それぞれの部署の詳しい説明をするからと午前中に説明され、午後からは今までの人間ではなく、企画室のメンバーが来るからと知らされた。
誰かが「なんで企画室のメンバーなんですか?」と聞いていたけど、先週やった模擬のTOEICの点数が全員500点以下だったことと、たとえ新人であっても500点以下は低すぎると怒られ、全員で俯いていまった。
企画室のメンバーは最低でも全員600点以上で、午後から来るメンバーは全員700点を越えていると言われ、室内がざわついた。そのざわついた中で、「秘書課のコは900点を越えていましたが」との葛西専務の呟きは、僕以外には誰にも聞こえていないみたいだった。専門知識以外にも、企画室のメンバーに英語力を鍛えてもらえと言われ、全員黙りこんだけど。
僕が希望している秘書課の先輩に、そんなすごい人がいるんだ……とその時は軽く考えていた。
午後になって企画室のメンバーが来た。メンバーを見て驚いた。全員見たことのある顔だったから。そして、その中に圭がいたことも。ずっと圭の顔を見ていたけど、一度も僕を見ることはなかった。
次々に自己紹介をして行く中、圭を迎えに来た人が企画室の室長と聞いて驚いた。室長という役職は部長クラスがなると説明されていたからだ。それに、圭。圭が秘書課と聞いて嬉しかった。でも、専務の呟きを思い出して、僕との差がそんなにあるのかと逆に驚いた。
僕たちは双子だったけど、得意なものは逆だった。僕は勉強が、圭は運動が得意だった。英語力は同じくらいだったはずなのに……。そして『在沢』と名乗ったことも。
どうして羽多野じゃないの? どうして在沢なの? そう聞きたかった。でも、今は仕事中だから聞くべきことじゃない。それくらいは僕だってわかる。わかったけど、空気の読めない勇者がいて圭の同期である河野先輩を怒らせた。
「……それは今すぐに答える必がある質問なのか?」
その、低くて冷たく響く、怒気を孕んだ声に僕たちは全員ビクリと肩を揺らす。そして、説教された。
「ここは会社であって、大学のサークルの延長じゃないんだ、いつまでも学生気分でいるんじゃない!」
「す、すいません!」
「クライアント相手なら、『申し訳ありません』ですね。……石川室長、配り終えました」
まるで助け船を出すような圭の言葉に、場の空気が少しだけ緩む。圭の優しさは変わってない。それが嬉しかった。……たとえ、僕に冷たくても。
その後は営業チームと他に別れ、レクチャーを受けることになった。圭が一緒なのは……これから二週間、秘書の仕事を教えてくれるのが圭なのは、素直に嬉しかった。
「さて、総務はほぼぶっつけ本番だから、電話での対応や言葉遣いをレクチャーすればいいか?」
「そうですね。言葉遣いに関しては全員指導する必要はありますが、要は慣れですから、教育中は敬語で話すことにしましょうか。皆さんもそのつもりでいてください」
「はい」
――嬉しかったけど、圭は無表情を崩すことなく、淡々とそう告げた。
総務、経理と順番に説明がなされていく。秘書という仕事のせいかも知れないけど、圭の話はとてもわかりやすくて、希望部署じゃなくても「そうなんだ」と納得できる話し方だった。
圭は何かの書類を用意しながらも
「秘書のお二人には、最低でも秘書検定二級を取っていただきます」
と言った。同じ秘書課希望の日比野がすかさず「三級ではないんですか?」と聞いた。僕もそう思ったから、二人のやり取りを黙っていると、その理由を話してくれたけど、ふと、圭は何級を持っているんだろうと思い、そう聞くと
「一級を持っています」
と言われて、驚いた。室長まで「聞いてない!」と驚いていたのはびっくりしたけど。話しながらも、圭は僕たちに資料を渡してくれた。パラパラと捲ると、秘書検定用の資料一式だった。正直、僕には無理だと思った。英語力だってそれほどあるわけじゃない。
まあ……これから勉強すればいいだけなのかも知れないけど。
「秘書の基本的な仕事内容はどの部署でも変わりませんので、この資料を読めば検定自体は取れると思います。ちなみに、秘書検定は併願ができますので、三級、二級を同時に取っていただきます。試験は簿記検定同様に六月です。どうしても希望部署に行きたいのであれば、必ず試験に通ってください。それまではきちんとサポートいたします」
でも、一級を持っている圭がサポートしてくれるなら……あまり勉強が得意じゃなかった圭が頑張って取った資格なら、僕も頑張って取ろうと思った時だった。石川室長が「簿記検定の持っている級は?」と圭に聞いているのが聞こえた。
「一級を持っています。私は『資格オタクだ』と在沢室長から聞いてませんか? ああ、在沢室長という方は、謂わば秘書課のボスです」
資格オタクという言葉に驚いたあとで、室長の名前が在沢と言った言葉に、さらに驚いた。さっきは気づかなかったけど、圭と同じ名字だった。確かに、秘書課の室長は在沢さんと聞いていたけど、こんな偶然……! 圭の何? そう聞きたい。聞きたいけど、仕事中と我慢してP検定、速記、情報処理という言葉に耳を傾ける。
「速記もか……ワープロ検定は?」
「資格は持っていますが、どうでしょう? きちんと時間を計ったことはないのですが、それなりに速いほうではないでしょうか」
「……俺、ワープロ打ちは速いです」
手を上げ、そう伝える。普段は「僕」と言っているけど、同期がいる時は「俺」と言うようにしていた。……なんとなく、だったけど。
「……だったら、これを三人同時に清書してくれ。秘書課希望の二人と圭、それぞれの時間を計りたい」
石川室長から、圭と僕と日比野にプリントを手渡される。石川室長が説明している横から総務希望のヤツが余計なことを言って、結局圭の同期の美作先輩を怒らせた。
「わかればいい。さて、始めるぞ。罰だ、お前ら全員で清書しろ。いいな?」
「ええーっ?!」
罰ってなに! と全員で抗議すると、石川室長はニヤリと意地悪く笑い、「平等なんだろう?」と言った。
「ちえっ! 薮蛇だよ……お前のせいだぞ!」
「あ、あたし……!?」
「そうそう」
「いいじゃん、どっちみちパソコンに慣れなきゃなんないし」
「ええっ?! マジ?!」
「「「「マジ」」」」
圭や石川室長の存在を忘れて五人でそんなやり取りをしていると、「ぷっ」と吹き出す声が横からした。横を見ると、圭が可笑しそうにクスクスと笑っている。
「普段からコイツは無表情だからな。お前らラッキーだったな」
河野先輩にそう言われた圭は、ハッとした顔をしたあとで「申し訳ありません」と表情を引き締め、パソコンを立ち上げ始めた。その横顔は、見慣れた無表情。でも。
――圭が笑った。ずっと僕の前で笑わなかった圭が、僕がいるのに僕の前で笑ってくれた。久しぶりに見た、圭の楽しそうな笑顔……。それを間近で見れたことが嬉しくて、僕の前で笑ってくれたことが嬉しくて、 僕は思わず顔を綻ばせた。
『なにがだ?』
『圭が赤の他人、ってどういうことだよ!』
『……』
『それに、お前はいらないとか、産むんじゃなかっただなんて、そんなひどい言葉! それは、僕もいらないってことでしょ?!』
『あら、葎は違うわよ? それに葎が言ったのよ? …………って』
確かに、僕はそう言った。圭が苛められないように、虐められないように。でも、それは。それは……っ!!
『あんたたちが……! 八つ当たりするように、あんたたちが圭を虐待してたからだろ?! だから僕は、圭が苛められないようにそう言っただけだったのに!』
八つ当たりという言葉に、二人はびくりと体を揺らす。どうして圭に八つ当たりしていたのかわからない。そして、どうして圭が『赤の他人』と言ったのかも。結局、二人はそのことに関しては、圭の言う通り何も教えてはくれなかった。
それからの僕は二人を避けるようになり、話もしなくなった。
***
圭と話したいのに、圭が見つからない。同じ社内にいるはずなのに。そういえば、圭がどの部署にいるのか聞いてなかったと、自分の迂闊さを笑った。
翌週、研修をしている会議室に行くとパソコンを入れ換えていた。今日から営業と他の部署とに別れ、それぞれの部署の詳しい説明をするからと午前中に説明され、午後からは今までの人間ではなく、企画室のメンバーが来るからと知らされた。
誰かが「なんで企画室のメンバーなんですか?」と聞いていたけど、先週やった模擬のTOEICの点数が全員500点以下だったことと、たとえ新人であっても500点以下は低すぎると怒られ、全員で俯いていまった。
企画室のメンバーは最低でも全員600点以上で、午後から来るメンバーは全員700点を越えていると言われ、室内がざわついた。そのざわついた中で、「秘書課のコは900点を越えていましたが」との葛西専務の呟きは、僕以外には誰にも聞こえていないみたいだった。専門知識以外にも、企画室のメンバーに英語力を鍛えてもらえと言われ、全員黙りこんだけど。
僕が希望している秘書課の先輩に、そんなすごい人がいるんだ……とその時は軽く考えていた。
午後になって企画室のメンバーが来た。メンバーを見て驚いた。全員見たことのある顔だったから。そして、その中に圭がいたことも。ずっと圭の顔を見ていたけど、一度も僕を見ることはなかった。
次々に自己紹介をして行く中、圭を迎えに来た人が企画室の室長と聞いて驚いた。室長という役職は部長クラスがなると説明されていたからだ。それに、圭。圭が秘書課と聞いて嬉しかった。でも、専務の呟きを思い出して、僕との差がそんなにあるのかと逆に驚いた。
僕たちは双子だったけど、得意なものは逆だった。僕は勉強が、圭は運動が得意だった。英語力は同じくらいだったはずなのに……。そして『在沢』と名乗ったことも。
どうして羽多野じゃないの? どうして在沢なの? そう聞きたかった。でも、今は仕事中だから聞くべきことじゃない。それくらいは僕だってわかる。わかったけど、空気の読めない勇者がいて圭の同期である河野先輩を怒らせた。
「……それは今すぐに答える必がある質問なのか?」
その、低くて冷たく響く、怒気を孕んだ声に僕たちは全員ビクリと肩を揺らす。そして、説教された。
「ここは会社であって、大学のサークルの延長じゃないんだ、いつまでも学生気分でいるんじゃない!」
「す、すいません!」
「クライアント相手なら、『申し訳ありません』ですね。……石川室長、配り終えました」
まるで助け船を出すような圭の言葉に、場の空気が少しだけ緩む。圭の優しさは変わってない。それが嬉しかった。……たとえ、僕に冷たくても。
その後は営業チームと他に別れ、レクチャーを受けることになった。圭が一緒なのは……これから二週間、秘書の仕事を教えてくれるのが圭なのは、素直に嬉しかった。
「さて、総務はほぼぶっつけ本番だから、電話での対応や言葉遣いをレクチャーすればいいか?」
「そうですね。言葉遣いに関しては全員指導する必要はありますが、要は慣れですから、教育中は敬語で話すことにしましょうか。皆さんもそのつもりでいてください」
「はい」
――嬉しかったけど、圭は無表情を崩すことなく、淡々とそう告げた。
総務、経理と順番に説明がなされていく。秘書という仕事のせいかも知れないけど、圭の話はとてもわかりやすくて、希望部署じゃなくても「そうなんだ」と納得できる話し方だった。
圭は何かの書類を用意しながらも
「秘書のお二人には、最低でも秘書検定二級を取っていただきます」
と言った。同じ秘書課希望の日比野がすかさず「三級ではないんですか?」と聞いた。僕もそう思ったから、二人のやり取りを黙っていると、その理由を話してくれたけど、ふと、圭は何級を持っているんだろうと思い、そう聞くと
「一級を持っています」
と言われて、驚いた。室長まで「聞いてない!」と驚いていたのはびっくりしたけど。話しながらも、圭は僕たちに資料を渡してくれた。パラパラと捲ると、秘書検定用の資料一式だった。正直、僕には無理だと思った。英語力だってそれほどあるわけじゃない。
まあ……これから勉強すればいいだけなのかも知れないけど。
「秘書の基本的な仕事内容はどの部署でも変わりませんので、この資料を読めば検定自体は取れると思います。ちなみに、秘書検定は併願ができますので、三級、二級を同時に取っていただきます。試験は簿記検定同様に六月です。どうしても希望部署に行きたいのであれば、必ず試験に通ってください。それまではきちんとサポートいたします」
でも、一級を持っている圭がサポートしてくれるなら……あまり勉強が得意じゃなかった圭が頑張って取った資格なら、僕も頑張って取ろうと思った時だった。石川室長が「簿記検定の持っている級は?」と圭に聞いているのが聞こえた。
「一級を持っています。私は『資格オタクだ』と在沢室長から聞いてませんか? ああ、在沢室長という方は、謂わば秘書課のボスです」
資格オタクという言葉に驚いたあとで、室長の名前が在沢と言った言葉に、さらに驚いた。さっきは気づかなかったけど、圭と同じ名字だった。確かに、秘書課の室長は在沢さんと聞いていたけど、こんな偶然……! 圭の何? そう聞きたい。聞きたいけど、仕事中と我慢してP検定、速記、情報処理という言葉に耳を傾ける。
「速記もか……ワープロ検定は?」
「資格は持っていますが、どうでしょう? きちんと時間を計ったことはないのですが、それなりに速いほうではないでしょうか」
「……俺、ワープロ打ちは速いです」
手を上げ、そう伝える。普段は「僕」と言っているけど、同期がいる時は「俺」と言うようにしていた。……なんとなく、だったけど。
「……だったら、これを三人同時に清書してくれ。秘書課希望の二人と圭、それぞれの時間を計りたい」
石川室長から、圭と僕と日比野にプリントを手渡される。石川室長が説明している横から総務希望のヤツが余計なことを言って、結局圭の同期の美作先輩を怒らせた。
「わかればいい。さて、始めるぞ。罰だ、お前ら全員で清書しろ。いいな?」
「ええーっ?!」
罰ってなに! と全員で抗議すると、石川室長はニヤリと意地悪く笑い、「平等なんだろう?」と言った。
「ちえっ! 薮蛇だよ……お前のせいだぞ!」
「あ、あたし……!?」
「そうそう」
「いいじゃん、どっちみちパソコンに慣れなきゃなんないし」
「ええっ?! マジ?!」
「「「「マジ」」」」
圭や石川室長の存在を忘れて五人でそんなやり取りをしていると、「ぷっ」と吹き出す声が横からした。横を見ると、圭が可笑しそうにクスクスと笑っている。
「普段からコイツは無表情だからな。お前らラッキーだったな」
河野先輩にそう言われた圭は、ハッとした顔をしたあとで「申し訳ありません」と表情を引き締め、パソコンを立ち上げ始めた。その横顔は、見慣れた無表情。でも。
――圭が笑った。ずっと僕の前で笑わなかった圭が、僕がいるのに僕の前で笑ってくれた。久しぶりに見た、圭の楽しそうな笑顔……。それを間近で見れたことが嬉しくて、僕の前で笑ってくれたことが嬉しくて、 僕は思わず顔を綻ばせた。
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