見世物小屋の少年たち【R18】

わらいしなみだし

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舞台1ー42

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 どのような状態になろうとも、俺が手助けすればいいだけの事。
 見習いに現実を見せることも俺の役目なのだ。

『玄、何があっても踏ん張るんだぞ。耐え抜くんだ。わかったな』

「は、はい。正兄さま……」

『耐え抜いたら褒美をやるからな』

「褒美……は、はい!」

 それを聞いた伊久がおしりを振りながら嫌がってくる。

「いや!いや!まさ……うぐぐっ……」

 俺に口を封じられ、支えられてたからだがそれを失って崩れそうになる。慌てて俺は体をきつく抱き寄せ、伊久の耳元で叱咤する。

『伊久、本番だぞ。俺の名を出してはいけないと何度言ったらわかるのだ?もう一枚増やしてもいいんだぞ?今日抱く客はお前のからだに大喜びするだろうよ……』

 そう、客にとって昇天度が上がれば上がるほど腸壁の襞のうねりが極上の喜びとなるのだ。

 限られた時間内で二度三度抱いて終わる客ばかりだが、金さえ払えば一度限りの延長も許されている。

 伊久もそれを知っているから首を横に振って嫌がる。

 そして俺の手が口から離れた時に小さく呟いた。

『玄に……ご褒美、あげるの?……僕は?僕は……後回しなの?ずっとじゃ……ないの?』

 すがるような悲しげな眼をして俺を煽ってくる。

 可愛いこと言いやがるぜ。伊久……。

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