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舞台2ー16
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カウントの数字が「三」になった時、男は片膝を上げて無理矢理那智のからだに割り入ってグリグリと股間を攻め始めた。
このカウントの前の男で感じてしまっていたからだはこの男のねちっこくて苦痛が伴うものである程度は萎えてはいたものの芯はまだ勃ち上がったままだった。
横目で幕の袖を見やると怒りに燃えている統括の正の姿が目に入る。
今にも舞台に入ってきそうな正に那智はそれを目で制する。
舞台を壊すわけにはいかない。
制裁は……俺がする!
いたぶっても声一つ発しない俺にイラついた男はきゃくた客達の大声で叫ぶ「二」という数字を聞いた途端、腰にあった手を離し攻めていない方の胸の尖りをごつごつして荒れた指全部で摘まみ捏ね繰り回した。
好き勝手に扱われていることに段々と苛立ってきていた那智はこの男のプライドを折ることに徹することにした。
それは……感じていない
なんとも思っていないという態度……
正しくそういう波紋もない凪いだ静なる姿勢。
顔を歪めることもしない那智に苛立った下賎な男は最後の抵抗なのか、グリグリ捏ねまくった乳首を人差し指の太くて固い爪先でその先端を力一杯引っ掻いた。
カウントは「一」になっていた……。
このカウントの前の男で感じてしまっていたからだはこの男のねちっこくて苦痛が伴うものである程度は萎えてはいたものの芯はまだ勃ち上がったままだった。
横目で幕の袖を見やると怒りに燃えている統括の正の姿が目に入る。
今にも舞台に入ってきそうな正に那智はそれを目で制する。
舞台を壊すわけにはいかない。
制裁は……俺がする!
いたぶっても声一つ発しない俺にイラついた男はきゃくた客達の大声で叫ぶ「二」という数字を聞いた途端、腰にあった手を離し攻めていない方の胸の尖りをごつごつして荒れた指全部で摘まみ捏ね繰り回した。
好き勝手に扱われていることに段々と苛立ってきていた那智はこの男のプライドを折ることに徹することにした。
それは……感じていない
なんとも思っていないという態度……
正しくそういう波紋もない凪いだ静なる姿勢。
顔を歪めることもしない那智に苛立った下賎な男は最後の抵抗なのか、グリグリ捏ねまくった乳首を人差し指の太くて固い爪先でその先端を力一杯引っ掻いた。
カウントは「一」になっていた……。
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