文字の大きさ
大
中
小
78 / 113
第1章 ウィムンド王国編 2
魔力の量を増やすには
紫の半透明な球形をしていた物の輪郭が、アーウィンの指が紫板を叩き進めるに従って崩れてゆく。
天辺にあった小さめの深皿を伏せたような形をしていた部分が上に伸び上がり、くるりと反対側へ方向を変えて、やや離れた所でその動きを止めた。
逆深皿の下には、アーウィンが腰掛けているのと同じ水色をした板が2枚、水平方向と斜め上から水平方向板の奥辺を接する形で空気の中から滲み出るように現れた。
「では、ローガン。そなたから始めようか。そこへ座って楽にしてくれ」
「かしこまりました」
最初に指名されたことに僅かばかり驚いたような顔をしたものの、好奇心が勝るのか特に質問らしい質問をすることなく、座っていた椅子から離脱したローガンは、指示された水色の板がある場所へと移動した。
右手で、座面にあたる水平板をグイグイと押してみて「おほっ」と声を上げてから、楽しげにそこへと腰を落ち着ける。
「いやはや、もっと堅い木板か鉄板のようなものなのかと思うとったが、柔らかくてフカフカしとりますなぁ、これは。寝てしまいそうですわい」
「ははっ、実際に子供などは寝てしまう子が居るようだぞ。黙ってじっと座っておるのが、つまらぬのだろうな」
「あ、それ分かる! 眠くなるんスよね。何もしないで座ってるだけって」
ローガンの溢した感想にアーウィンが笑いながら答えると立ち上がっていた勢いそのままにスライが同意の声を上げた。
「折角座ってるなら事務仕事すればいいのニャ」
「いやいや、それがさ。紙仕事って、何だこりゃ? って、いっぺん訳分かんなくなると眠さ倍増すんだよ。不思議だよなぁ、アレ」
「事務仕事に興味なさすぎですよ、隊長」
ミューニャのした突っ込みにスライが開け透け過ぎる返答をするとバリナが呆れた声音で事実をスパッと言い当ててみせた。
「でもまぁ、分かりますよ。これ書いたから何なんだってなるような物も中にはありますからねぇ」
「ありますあります! 特にあれですよ! あれ! 仕事に関する城内感想投票!」
「あー、あれなー。何で同じ感想投票、何度もやらすんだろうなぁ?」
「自分達が、これなら受け入れられる、上に報告出来るという結果になるまで繰り返しているだけですよ」
「あー……おんなじの3回くらいやらされると、また同じ内容ー? とか思ってどうでもよくなるから、回答の選択かなり適当に選んでますもんね」
「俺なんかメンドイから始めから全部3にしてるぜ」
「3って、確か “どちらでもない” とか “普通” とかの1番無難でどっちつかずな回答書かれてる選択肢でしたよね?」
「4の “どちらかというと違う” 、5の “全く違う” の集計結果が全体の2割以下にならないと上に報告しないみたいですよ?」
「ただの出来レースじゃねぇか、それ。なら最初から感想投票とかやらせんなっつの」
「下の意見をちゃんと聞いてますって感じにしたいだけなんでしょ。私達には、集計結果の公表もしなけりゃ、それを元に何をどうすんのかって通達すらないんだから」
「……確かに、そんな調子じゃあ、事務仕事やる気もなくなっていくのニャ」
レンリアードとミューニャを交えて事務仕事あるあるみたいな話しをスライとバリナがしている内に、すっかり準備が整ったらしいアーウィンが座っていた場所から立ち上がり、ローガンの傍へ行く。
それを目にした一同は、皆、口を噤んでこれから始まるだろうことを興味津々で見つめた。
「では、これからそなたの魔力量を増やす処置を始める」
「これはその為の準備だったと解釈してよろしいですかな?」
頭上に浮かぶ逆深皿を見上げたローガンが、不思議そうにそう訊ねた。
頭の位置を動かしても、まるで追尾しているように少し空間を空けた上位置から、己の頭を多い続ける逆深皿と半透明な紫色をした四角錐の群れ。
指先を向けて何個あるのか数えて12個あるのを彼が確かめ終えてからアーウィンが口を開いた。
「そうだ。先程説明した、この部分が」
言いながら光線と点滅する光で構成された人体と脳内が映し出されている光板を左手で引き寄せて、魔力を司っていると説明した白い点滅を繰り返す位置を右手で指し示す。
「脳内で魔力を司っている場所だ。ここが魔力生み出し、また全体の総量を決定している。循環と使用に関しては心臓部の器官も関わってくるが、魔力量の有無や増減だけを考えるならば、脳内のこの部分を調整すればよいだけだ。但し、いきなり大量に増やす処置をすると身体がついてゆかぬ可能性が高い。人にもよるが、増やす量を決めて1週間から1ヶ月程、慣らし慣らし増やしてゆく方がよいだろう」
「儂も若い頃のようにはいかん部分もございますのでな。そうしていただけますと有り難い」
「うむ」
ローガンが了承を示して言ったことにアーウィンは頷いて、宙に浮く四角錐の1つを右手の人差し指で突っついた。
その瞬間だけ位置を動かされた四角錐は、すぐさま元の位置へと自動で戻っていく。
「これは1つ1つが、脳内のこの部分を中心として配置されている」
再び光板の白い点滅部分を示しながら説明したアーウィンは、次に頭の上にある逆深皿を指差した。
「上にあるものは、その制御をしていて、私が使っていたあのデバイスに繋がっている」
あのデバイス、というのがアーウィンが先程まで中で座っていた紫色の半透明をした球形のことらしいかった。
「今から魔導構築制御順流を使って、そなたの脳に魔力信号波を送り込むことによって、そなたの脳にもっと魔力の解放率を上げる指示を出す。ここまでよいか?」
「はい。意味は何となくしか分かりませんがな」
「今はそれでよい」
ローガンの答えに笑顔で返事をしたアーウィンが傍を離れて半球の方へと戻る。
「では、実際にやってみせよう」
その一言を合図に半球の外側へと立ったまま紫板へと右手を伸ばし、タン、とその指先が叩音を響かせた。
天辺にあった小さめの深皿を伏せたような形をしていた部分が上に伸び上がり、くるりと反対側へ方向を変えて、やや離れた所でその動きを止めた。
逆深皿の下には、アーウィンが腰掛けているのと同じ水色をした板が2枚、水平方向と斜め上から水平方向板の奥辺を接する形で空気の中から滲み出るように現れた。
「では、ローガン。そなたから始めようか。そこへ座って楽にしてくれ」
「かしこまりました」
最初に指名されたことに僅かばかり驚いたような顔をしたものの、好奇心が勝るのか特に質問らしい質問をすることなく、座っていた椅子から離脱したローガンは、指示された水色の板がある場所へと移動した。
右手で、座面にあたる水平板をグイグイと押してみて「おほっ」と声を上げてから、楽しげにそこへと腰を落ち着ける。
「いやはや、もっと堅い木板か鉄板のようなものなのかと思うとったが、柔らかくてフカフカしとりますなぁ、これは。寝てしまいそうですわい」
「ははっ、実際に子供などは寝てしまう子が居るようだぞ。黙ってじっと座っておるのが、つまらぬのだろうな」
「あ、それ分かる! 眠くなるんスよね。何もしないで座ってるだけって」
ローガンの溢した感想にアーウィンが笑いながら答えると立ち上がっていた勢いそのままにスライが同意の声を上げた。
「折角座ってるなら事務仕事すればいいのニャ」
「いやいや、それがさ。紙仕事って、何だこりゃ? って、いっぺん訳分かんなくなると眠さ倍増すんだよ。不思議だよなぁ、アレ」
「事務仕事に興味なさすぎですよ、隊長」
ミューニャのした突っ込みにスライが開け透け過ぎる返答をするとバリナが呆れた声音で事実をスパッと言い当ててみせた。
「でもまぁ、分かりますよ。これ書いたから何なんだってなるような物も中にはありますからねぇ」
「ありますあります! 特にあれですよ! あれ! 仕事に関する城内感想投票!」
「あー、あれなー。何で同じ感想投票、何度もやらすんだろうなぁ?」
「自分達が、これなら受け入れられる、上に報告出来るという結果になるまで繰り返しているだけですよ」
「あー……おんなじの3回くらいやらされると、また同じ内容ー? とか思ってどうでもよくなるから、回答の選択かなり適当に選んでますもんね」
「俺なんかメンドイから始めから全部3にしてるぜ」
「3って、確か “どちらでもない” とか “普通” とかの1番無難でどっちつかずな回答書かれてる選択肢でしたよね?」
「4の “どちらかというと違う” 、5の “全く違う” の集計結果が全体の2割以下にならないと上に報告しないみたいですよ?」
「ただの出来レースじゃねぇか、それ。なら最初から感想投票とかやらせんなっつの」
「下の意見をちゃんと聞いてますって感じにしたいだけなんでしょ。私達には、集計結果の公表もしなけりゃ、それを元に何をどうすんのかって通達すらないんだから」
「……確かに、そんな調子じゃあ、事務仕事やる気もなくなっていくのニャ」
レンリアードとミューニャを交えて事務仕事あるあるみたいな話しをスライとバリナがしている内に、すっかり準備が整ったらしいアーウィンが座っていた場所から立ち上がり、ローガンの傍へ行く。
それを目にした一同は、皆、口を噤んでこれから始まるだろうことを興味津々で見つめた。
「では、これからそなたの魔力量を増やす処置を始める」
「これはその為の準備だったと解釈してよろしいですかな?」
頭上に浮かぶ逆深皿を見上げたローガンが、不思議そうにそう訊ねた。
頭の位置を動かしても、まるで追尾しているように少し空間を空けた上位置から、己の頭を多い続ける逆深皿と半透明な紫色をした四角錐の群れ。
指先を向けて何個あるのか数えて12個あるのを彼が確かめ終えてからアーウィンが口を開いた。
「そうだ。先程説明した、この部分が」
言いながら光線と点滅する光で構成された人体と脳内が映し出されている光板を左手で引き寄せて、魔力を司っていると説明した白い点滅を繰り返す位置を右手で指し示す。
「脳内で魔力を司っている場所だ。ここが魔力生み出し、また全体の総量を決定している。循環と使用に関しては心臓部の器官も関わってくるが、魔力量の有無や増減だけを考えるならば、脳内のこの部分を調整すればよいだけだ。但し、いきなり大量に増やす処置をすると身体がついてゆかぬ可能性が高い。人にもよるが、増やす量を決めて1週間から1ヶ月程、慣らし慣らし増やしてゆく方がよいだろう」
「儂も若い頃のようにはいかん部分もございますのでな。そうしていただけますと有り難い」
「うむ」
ローガンが了承を示して言ったことにアーウィンは頷いて、宙に浮く四角錐の1つを右手の人差し指で突っついた。
その瞬間だけ位置を動かされた四角錐は、すぐさま元の位置へと自動で戻っていく。
「これは1つ1つが、脳内のこの部分を中心として配置されている」
再び光板の白い点滅部分を示しながら説明したアーウィンは、次に頭の上にある逆深皿を指差した。
「上にあるものは、その制御をしていて、私が使っていたあのデバイスに繋がっている」
あのデバイス、というのがアーウィンが先程まで中で座っていた紫色の半透明をした球形のことらしいかった。
「今から魔導構築制御順流を使って、そなたの脳に魔力信号波を送り込むことによって、そなたの脳にもっと魔力の解放率を上げる指示を出す。ここまでよいか?」
「はい。意味は何となくしか分かりませんがな」
「今はそれでよい」
ローガンの答えに笑顔で返事をしたアーウィンが傍を離れて半球の方へと戻る。
「では、実際にやってみせよう」
その一言を合図に半球の外側へと立ったまま紫板へと右手を伸ばし、タン、とその指先が叩音を響かせた。
感想
あなたにおすすめの小説
幸せになるためにスキルいっぱい取得します!5歳から始めるやり直し異世界生活
天野流星物心ついた時から不運だらけだった葛城麻弥(39歳)。気付いたら異世界で5歳児になっていた!
前世は学歴や生い立ちに関係なく資格取得をすることで仕事を得られていたし、今世もスキルいっぱい取得して、今度こそ幸せな人生を送ってみせる!
テイマーとして、モフモフ家族を増やしたり、前世の知識で商品を開発したり─。
やりたいこと、興味があることをどんどんやっていくうちに、次々とスキルが増えていく!?
努力を惜しまないマヤが素敵な人達に愛されながら、見守られながら、一流冒険者になっていく。
不運だらけのOLが、5歳から始める幸せな異世界やり直し人生。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
虐げられた前王の子に転生しましたが、マイペースに規格外でいきます!
竜鳴躍気が付いたら転生していました。
でも王族なのに、離宮に閉じ込められたまま。学校も行けず、家庭教師もつけてもらえず、世話もされず。社交にも出られず。
何故なら、今の王様は急逝した先代の陛下……僕の父の弟だから。
王様夫婦には王子様がいて、その子が次期王太子として学校も行って、社交もしている。
僕は邪魔なんだよね。分かってる。
先代の王の子を大切に育てたけど、体が弱い出来損ないだからそのまま自分の子が跡を継ぎますってしたいんだよね。
そんなに頑張らなくても僕、王位なんていらないのに~。
だって、いつも誰かに見られていて、自分の好きなことできないんでしょ。
僕は僕の好きなことをやって生きていきたい。
従兄弟の王太子襲名の式典の日に、殺されちゃうことになったから、国を出ることにした僕。
だけど、みんな知らなかったんだ。
僕がいなくなったら困るってこと…。
帰ってきてくれって言われても、今更無理です。
2026.03.30 内容紹介一部修正
2026.04.29 内容一部修正(序盤に書いたヒロインの髪色が違うため。)
2026.05.07 思いついてしまったので完了解除
ハッカの子に転生してしまった不遇の子の話
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。