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第16章 闇を切り裂く雷光と、1000万ボルトの救世主
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京浜工業地帯の夜を、防弾仕様のハイヤーが疾走する。 ハンドルを握るのはベルンハルト氏の部下だ。後部座席で、一ノ瀬玲奈がタブレットを操作しながら緊迫した声を上げる。
「状況は最悪です。オリオン社の受電設備が物理的に破壊されています。予備のディーゼル発電機も起動しないとのこと。恐らく、燃料タンクに細工がされています」
「……徹底しているな」
私は窓の外を流れる街灯を見つめた。 工場には、納品直前のジェットエンジン用部品が入った高温炉がある。温度管理が命だ。電源が落ちて冷却が始まれば、コーティングにムラができ、数億円分の製品がただの鉄屑になる。
「炉内の温度が許容範囲を下回るまで、あと十五分といったところです。それまでに数千キロワット級の電力を供給しなければ、すべて終わりです」
「十五分か……」
電力会社の手配では間に合わない。 横に座るエレナが、蒼白な顔で唇を噛んでいる。
「私のせいです……。私が来たから、彼らが動き出してしまった……」 「違いますよ、エレナさん。これは彼らが『焦っている』証拠だ。自分たちの技術じゃ勝てないから、盤面をひっくり返しに来た。……負け犬のやり方だ」
私は努めて明るく言った。 だが、手札がないのも事実だ。私の「豪運」は、この物理的な絶望をどう覆すつもりなのか。
*
工場に到着すると、そこは深い闇に包まれていた。 赤い非常灯だけが点滅し、不気味な静寂が支配している。
「柏木社長ぉぉぉ!」
懐中電灯を持った六郷社長が、転がるように駆け寄ってきた。
「だ、ダメです! 受電盤が完全に溶断されてる! 復旧には半日はかかる! 炉の温度はもう下がり始めてます……このままじゃ、製品が全滅だ!」
工場の入り口付近には、頭を抱える従業員たち。その絶望的な空気の中、私の視線はある一点に吸い寄せられた。
工場の搬入スペースに、一台の巨大なトラックが停まっていた。 未来的なフォルムをした、銀色の大型トレーラーだ。
「……六郷さん。あのトラックは?」
「え? ああ、あれは……社長が先週、『配送業者はここを使え』って指名した『未来運輸』のトラックですよ。明日の朝一で出荷するために、今夜から待機してもらってるんですが……」
そうだ。思い出した。 配送業者を選定する際、数ある大手の中から、私は無名に近いベンチャー企業である『未来運輸』を選んだ。理由は単純。「ロゴマークが可愛かったから」だ。
「運転手は?」 「中で寝てますよ。この騒ぎでも起きないくらい爆睡してます」
私は走った。 直感が、脳内でサイレンのように鳴り響いている。 ――そこだ。そこに「正解」がある。
ドンドンドン! 私は運転席のドアを激しく叩いた。
「う、うーん……なんだぁ? まだ朝じゃねえぞ……」
眠そうな顔で出てきたのは、金髪の若者だった。
「兄ちゃん! このトラック、ただのディーゼル車じゃないな!?」 「あ? 当たり前っすよ。ウチの社名、『未来運輸』っすよ? これは社長が借金しまくって導入した、最新鋭の水素燃料電池(FC)トラックの試作一号車っす」
水素燃料電池。走る発電所。
「外部給電機能は!?」 「ありますけど……災害時用っすよ? 最大出力で工場一つくらいなら動かせるバケモノっすけど」
ビンゴだ。
「一ノ瀬! ケーブルだ! このトラックと工場の配電盤を直結しろ!」
私の叫びに、一ノ瀬が一瞬で状況を理解し、弾かれたように動いた。 「六郷社長! 工業用高圧ケーブルを持ってきてください! ベルンハルトさん、接続作業の補助を!」
現場が一気に動き出す。 若者運転手は目を白黒させている。 「え、えっ? 俺のトラックで工場動かすんすか!? マジで!?」 「特別ボーナスを出す! 言い値でいい! スイッチを入れろ!」
太いケーブルが、トラックの給電ポートと、工場の分電盤に強引に接続される。
「接続完了! 炉の温度低下、限界まであと三十秒!」
六郷社長が叫ぶ。
「いっけぇぇぇぇ!」
若者がコンソールパネルを操作し、エンターキーを叩いた。
ヒュオオオオオン……!
トラックの内部で、水素と酸素が化学反応を起こす音が響く。 次の瞬間、バチバチッ! と火花が散り、工場の照明が一斉に点灯した。
「電力が……来た!」 「電圧安定! 出力十分です! 炉の温度、持ち直しました!」
従業員たちから「うおおおお!」という歓声が上がる。 間一髪。闇が払われ、工場の心臓が再び鼓動を始めた。
「はは……すげえ。本当に動きやがった」 運転手の若者が、自分のトラックを見上げて呆然としている。
私は額の汗を拭い、大きく息を吐いた。 ロゴが可愛いという理由だけで選んだトラックが、世界に数台しかない高出力発電車だった。この確率、我ながら恐ろしくなる。
だが、これで終わりではない。
「……さて。次は害虫駆除だ」
私はベルンハルト氏を見た。彼はニヤリと笑い、闇の中に視線を向けた。
「ええ。ネズミが一匹、裏口から逃げようとしていますが……残念ながら、袋の鼠のようです」
*
工場の裏手。 作業服を着て、工具袋を抱えた男が、フェンスを乗り越えようとしていた。電源を破壊した実行犯だろう。
「くそっ、なんで復旧しやがる……! 計画と違うぞ!」
男は焦り、フェンスを諦めて、近くのマンホールから地下水道へ逃げようとした。 バールで重い蓋をこじ開けようとする。
ガチン!
「……あ?」
蓋が開かない。何かが上で引っかかっている。 男が隙間から上を覗くと、そこには太いタイヤが鎮座していた。
それは、私たちが乗ってきた防弾ハイヤーの後輪だった。 工場に到着した際、運転手が「なんとなく」停めた場所が、偶然にも逃走経路であるマンホールの真上だったのだ。
「な、なんだよこれぇぇぇ!」
男が絶望の声を上げた背後から、冷徹な声がかかった。
「……そこまでだ」
振り返ると、月光を背に、巨大な影――ベルンハルト氏が立っていた。 その横には、エレナと、そして私がいる。
「サーペント社の使い走りか? 随分と荒っぽい仕事をするな」
私が問うと、男は腰からサバイバルナイフを抜き、震える手で構えた。
「う、うるせえ! 俺はただ金で頼まれただけだ! 近寄るな!」
ベルンハルト氏が一歩踏み出す。 男は叫び声を上げてナイフを突き出した。
だが、その刃が届く前に。 男の足元が、ズルリと滑った。 先ほど、彼自身が破壊した配管から漏れ出ていた油。それを踏んでしまったのだ。
「あべしっ!?」
男は漫画のように後頭部から転倒し、持っていたナイフが手から離れて宙を舞い――カアン! と澄んだ音を立てて、私の足元に突き刺さった。
「……危ないな」
私は爪先でナイフを蹴り飛ばした。 ベルンハルト氏が呆れたように溜息をつき、気絶しかけている男の襟首を片手で掴み上げた。
「……自滅ですか。柏木様、貴方は本当に手がかからない護衛対象だ」
「運も実力のうち、と言いますからね」
私はエレナに向かってウィンクをした。 彼女は安堵のあまり、その場にへたり込みそうになっていたが、その瞳には強い信頼の光が宿っていた。
「カシワギ様……貴方は、本当に魔法使いのようです」
「いえ、ただの強運な中年ですよ。……さあ、彼には洗いざらい吐いてもらいましょう。黒幕への『招待状』を書くためにね」
工場の窓からは、復活した機械たちの稼働音が、力強く夜空に響いていた。 反撃の準備は整った。
「状況は最悪です。オリオン社の受電設備が物理的に破壊されています。予備のディーゼル発電機も起動しないとのこと。恐らく、燃料タンクに細工がされています」
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「炉内の温度が許容範囲を下回るまで、あと十五分といったところです。それまでに数千キロワット級の電力を供給しなければ、すべて終わりです」
「十五分か……」
電力会社の手配では間に合わない。 横に座るエレナが、蒼白な顔で唇を噛んでいる。
「私のせいです……。私が来たから、彼らが動き出してしまった……」 「違いますよ、エレナさん。これは彼らが『焦っている』証拠だ。自分たちの技術じゃ勝てないから、盤面をひっくり返しに来た。……負け犬のやり方だ」
私は努めて明るく言った。 だが、手札がないのも事実だ。私の「豪運」は、この物理的な絶望をどう覆すつもりなのか。
*
工場に到着すると、そこは深い闇に包まれていた。 赤い非常灯だけが点滅し、不気味な静寂が支配している。
「柏木社長ぉぉぉ!」
懐中電灯を持った六郷社長が、転がるように駆け寄ってきた。
「だ、ダメです! 受電盤が完全に溶断されてる! 復旧には半日はかかる! 炉の温度はもう下がり始めてます……このままじゃ、製品が全滅だ!」
工場の入り口付近には、頭を抱える従業員たち。その絶望的な空気の中、私の視線はある一点に吸い寄せられた。
工場の搬入スペースに、一台の巨大なトラックが停まっていた。 未来的なフォルムをした、銀色の大型トレーラーだ。
「……六郷さん。あのトラックは?」
「え? ああ、あれは……社長が先週、『配送業者はここを使え』って指名した『未来運輸』のトラックですよ。明日の朝一で出荷するために、今夜から待機してもらってるんですが……」
そうだ。思い出した。 配送業者を選定する際、数ある大手の中から、私は無名に近いベンチャー企業である『未来運輸』を選んだ。理由は単純。「ロゴマークが可愛かったから」だ。
「運転手は?」 「中で寝てますよ。この騒ぎでも起きないくらい爆睡してます」
私は走った。 直感が、脳内でサイレンのように鳴り響いている。 ――そこだ。そこに「正解」がある。
ドンドンドン! 私は運転席のドアを激しく叩いた。
「う、うーん……なんだぁ? まだ朝じゃねえぞ……」
眠そうな顔で出てきたのは、金髪の若者だった。
「兄ちゃん! このトラック、ただのディーゼル車じゃないな!?」 「あ? 当たり前っすよ。ウチの社名、『未来運輸』っすよ? これは社長が借金しまくって導入した、最新鋭の水素燃料電池(FC)トラックの試作一号車っす」
水素燃料電池。走る発電所。
「外部給電機能は!?」 「ありますけど……災害時用っすよ? 最大出力で工場一つくらいなら動かせるバケモノっすけど」
ビンゴだ。
「一ノ瀬! ケーブルだ! このトラックと工場の配電盤を直結しろ!」
私の叫びに、一ノ瀬が一瞬で状況を理解し、弾かれたように動いた。 「六郷社長! 工業用高圧ケーブルを持ってきてください! ベルンハルトさん、接続作業の補助を!」
現場が一気に動き出す。 若者運転手は目を白黒させている。 「え、えっ? 俺のトラックで工場動かすんすか!? マジで!?」 「特別ボーナスを出す! 言い値でいい! スイッチを入れろ!」
太いケーブルが、トラックの給電ポートと、工場の分電盤に強引に接続される。
「接続完了! 炉の温度低下、限界まであと三十秒!」
六郷社長が叫ぶ。
「いっけぇぇぇぇ!」
若者がコンソールパネルを操作し、エンターキーを叩いた。
ヒュオオオオオン……!
トラックの内部で、水素と酸素が化学反応を起こす音が響く。 次の瞬間、バチバチッ! と火花が散り、工場の照明が一斉に点灯した。
「電力が……来た!」 「電圧安定! 出力十分です! 炉の温度、持ち直しました!」
従業員たちから「うおおおお!」という歓声が上がる。 間一髪。闇が払われ、工場の心臓が再び鼓動を始めた。
「はは……すげえ。本当に動きやがった」 運転手の若者が、自分のトラックを見上げて呆然としている。
私は額の汗を拭い、大きく息を吐いた。 ロゴが可愛いという理由だけで選んだトラックが、世界に数台しかない高出力発電車だった。この確率、我ながら恐ろしくなる。
だが、これで終わりではない。
「……さて。次は害虫駆除だ」
私はベルンハルト氏を見た。彼はニヤリと笑い、闇の中に視線を向けた。
「ええ。ネズミが一匹、裏口から逃げようとしていますが……残念ながら、袋の鼠のようです」
*
工場の裏手。 作業服を着て、工具袋を抱えた男が、フェンスを乗り越えようとしていた。電源を破壊した実行犯だろう。
「くそっ、なんで復旧しやがる……! 計画と違うぞ!」
男は焦り、フェンスを諦めて、近くのマンホールから地下水道へ逃げようとした。 バールで重い蓋をこじ開けようとする。
ガチン!
「……あ?」
蓋が開かない。何かが上で引っかかっている。 男が隙間から上を覗くと、そこには太いタイヤが鎮座していた。
それは、私たちが乗ってきた防弾ハイヤーの後輪だった。 工場に到着した際、運転手が「なんとなく」停めた場所が、偶然にも逃走経路であるマンホールの真上だったのだ。
「な、なんだよこれぇぇぇ!」
男が絶望の声を上げた背後から、冷徹な声がかかった。
「……そこまでだ」
振り返ると、月光を背に、巨大な影――ベルンハルト氏が立っていた。 その横には、エレナと、そして私がいる。
「サーペント社の使い走りか? 随分と荒っぽい仕事をするな」
私が問うと、男は腰からサバイバルナイフを抜き、震える手で構えた。
「う、うるせえ! 俺はただ金で頼まれただけだ! 近寄るな!」
ベルンハルト氏が一歩踏み出す。 男は叫び声を上げてナイフを突き出した。
だが、その刃が届く前に。 男の足元が、ズルリと滑った。 先ほど、彼自身が破壊した配管から漏れ出ていた油。それを踏んでしまったのだ。
「あべしっ!?」
男は漫画のように後頭部から転倒し、持っていたナイフが手から離れて宙を舞い――カアン! と澄んだ音を立てて、私の足元に突き刺さった。
「……危ないな」
私は爪先でナイフを蹴り飛ばした。 ベルンハルト氏が呆れたように溜息をつき、気絶しかけている男の襟首を片手で掴み上げた。
「……自滅ですか。柏木様、貴方は本当に手がかからない護衛対象だ」
「運も実力のうち、と言いますからね」
私はエレナに向かってウィンクをした。 彼女は安堵のあまり、その場にへたり込みそうになっていたが、その瞳には強い信頼の光が宿っていた。
「カシワギ様……貴方は、本当に魔法使いのようです」
「いえ、ただの強運な中年ですよ。……さあ、彼には洗いざらい吐いてもらいましょう。黒幕への『招待状』を書くためにね」
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