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第29章 泥まみれのジャンヌ・ダルクと、強面の臨時エキストラ
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北関東のとある広大な廃工場跡地。 そこは今、硝煙と怒号が渦巻く「戦場」と化していた。
「カァァァット! 遅い! 目が死んでるぞ! お前らは反乱軍だろうが! 明日の飯も食えない飢えと怒りを思い出せ!」
ハンドマイクを持った我妻譲監督の怒声が、荒野に響き渡る。 撮影開始から一ヶ月。我妻監督の狂気じみた要求は日に日にエスカレートしていた。CGは極力禁止、爆破は本物の火薬、雨は消防車十台を使った放水。 予算は湯水のように消えていくが、モニターに映し出される映像は、鳥肌が立つほど凄まじい熱量を帯びていた。
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
泥濘(ぬかるみ)の中に膝をついているのは、如月カレンだ。 かつての「清純派女優」の面影はない。髪はボサボサに切り揃えられ(役作りのために本当に切った)、顔には泥と血糊がこびりつき、衣装はボロボロだ。 だが、その瞳だけは、泥の中でもダイヤモンドのように鋭く輝いていた。
「……もう一度、お願いします」
カレンが泥を拭いもせずに立ち上がる。 周りのスタッフが息を呑む。以前の彼女なら、とっくに泣き出していただろう。だが今の彼女は、我妻の理不尽な要求をすべて飲み込み、さらにその上を行こうとしている。
「いい目だ。……よし、次は『敵軍との激突』シーンだ! エキストラ三百人、スタンバイ!」
我妻が叫んだ、その時だった。
パラララララッ! ブォォォォン!
撮影現場の静寂を引き裂くように、けたたましい爆音が響き渡った。 廃工場の入り口から、改造バイクや派手な車に乗った集団が雪崩れ込んできたのだ。その数、百台以上。
「あぁん? ここで映画撮ってるってのはどいつらだぁ?」
金属バットや鉄パイプを持った、柄の悪い男たちが降りてくる。地元の暴走族と、半グレの連合部隊のようだ。
「撮影中断! なんだあいつらは!」 スタッフが悲鳴を上げる。
「……『挨拶』に来てやったぜ。ここは俺たちのシマだ。許可取ってんのか? あぁ?」
リーダー格の男が、撮影機材を蹴り飛ばした。 明らかに、誰かに雇われて撮影を妨害しに来た連中だ。タイミングが良すぎる。
「くそっ、いいところだったのに! 警察を呼べ!」 我妻監督がカメラを守りながら怒鳴るが、ここへ来るまでに時間はかかる。その間にセットを破壊されれば、今日の撮影は中止。損害は数千万円にのぼる。
「……どうしますか、柏木様」 現場視察に来ていた一ノ瀬玲奈が、眉をひそめてタブレットを取り出す。「警備員数名では止められません。武力衝突になれば、スキャンダルになります」
私はパイプ椅子から立ち上がり、ポケットに手を入れたまま、男たちの前へと歩み出た。
「おい、待て」
私が声をかけると、男たちが一斉に睨みつけてきた。 数百人の悪意。普通の人間なら足がすくむ状況だ。 だが、私は不思議と落ち着いていた。なぜなら、私の「直感」が、この状況を『ピンチ』ではなく『チャンス』だと認識していたからだ。
「なんだぁ、おっさん? 痛い目見たくなかったら……」 「君たち。……いい顔をしているな」
私はリーダーの顔をまじまじと見つめた。
「は?」 「その凶悪な目つき。社会への不満を煮詰めたような歪んだ表情。そして、その統率の取れていないバラバラな服装……。完璧だ」
私は振り返り、我妻監督に向かって叫んだ。
「監督! どうです? 今日の敵軍のエキストラ、足りないと言っていましたよね?」
我妻が目を丸くし、それからニヤリと凶悪に笑った。 「……ああ。最高だな。衣装メイクの手間が省ける。今の役者の卵どもじゃ出せない、『本物のクズ』の顔だ」
「な、なんだと!? 俺たちを馬鹿にしてんのか!」 リーダーが激昂し、鉄パイプを振り上げた。
その瞬間。
ウゥゥゥゥゥ――ッ!
遠くから、サイレンの音が聞こえてきた。それも一台や二台ではない。大船団だ。
「ッ!? サツだ!?」 男たちが動揺する。 実はこれ、近くの国道でたまたま大規模な玉突き事故があり、県警の車両が大挙して出動していただけなのだが(私のスマホのニュース速報にさっき入っていた)、彼らには「自分たちを捕まえに来た」ようにしか聞こえない。
「まずいぞ! 逃げろ!」 「待て!」
私が大声を張り上げた。
「今ここから逃げ出せば、警察に追われて捕まるだけだ。この人数だ、包囲されているぞ」
「だ、だったらどうすりゃいいんだよ!」
パニックになる男たちに、私は懐から「のし袋」の束を取り出した。本来はスタッフへの差し入れ代だった現金だ。
「君たちには二つの選択肢がある。一つは、暴徒として警察に捕まるか。もう一つは……」
私は札束をビラビラと見せつけた。
「我が社の『臨時エキストラ』として雇用され、堂々とここで仕事をするか、だ」
「……え?」
「日当は一人五万円。弁当付きだ。仕事内容は簡単。『そこにいる泥だらけの女を、本気で殺すつもりで襲う』こと。……どうだ?」
男たちは顔を見合わせた。 警察に捕まるか、五万円もらって暴れるか。考えるまでもない。
「……や、やる! 俺たちはエキストラだ!」 「そうだ! 映画の撮影だ! 文句あるか!」
一瞬にして、数百人の暴徒が、数百人の「俳優」に変わった。 この変わり身の早さ、彼らもなかなかの役者だ。
「よし! 契約成立だ!」 私は我妻監督に合図を送った。
「監督、用意はいいですか! リアルな暴力のプロたちですよ!」
「クックック……最高だ! おいカレン! ビビるんじゃねえぞ! こいつらは本気で来る! お前も本気で殺し返せ!」
我妻が狂喜乱舞してメガホンを取る。 泥まみれのカレンが、鉄パイプを持った数百人の男たちを前に、一歩も引かずに立ち尽くす。 彼女の手に握られているのは、小道具の錆びた剣一本。
「……かかってきなさい」
カレンが低く唸った。その覇気に、本職の半グレたちが一瞬怯むほどの気迫。
「よォーい、アクション!!」
カチンコが鳴ると同時に、男たちが雄叫びを上げて突っ込んだ。 演技指導なし。本気の殴り合い(寸止めなどできない素人たちなので、カレンがガチで避けて当てるしかない)。 泥が飛び散り、悲鳴と怒号が交錯する。
それは、映画史に残るであろう、あまりにもリアルで、残酷で、美しい「死闘」のシーンとなった。
*
「……カット! OK! 素晴らしい!!」
数分後。 我妻の声と共に、現場に拍手が巻き起こった。 地面には、カレンにのされた男たちが転がり、カレン自身も肩で息をして立っているのがやっとの状態だった。
「……すげえ。あの姉ちゃん、マジかよ」 「俺のパンチ、見切ったぞ……」
半グレたちが、恐怖と尊敬の入り混じった目でカレンを見ている。 私はリーダー格の男に日当を渡した。
「いい演技だったよ。警察は通り過ぎていったようだ。弁当食って帰んな」 「あ、ああ……。あざっす……」
彼らは大人しく弁当(ミナちゃん特製の唐揚げ弁当だ)を受け取ると、礼儀正しく帰っていった。 去り際にリーダーが、「あの映画、絶対観るわ……」と呟いていたのが印象的だった。
「柏木様。……トラブルを制作費(リソース)に変える手腕、お見事です。ですが……」 一ノ瀬が呆れたように言った。 「主役の女優に、本物の暴徒と喧嘩させるプロデューサーなんて、世界中探しても貴方だけですよ」
「カレンならやれると信じてたからな。……それに、見てみろ」
私はカレンを指さした。 スタッフにケアされながら、泥だらけの顔で笑っている彼女。その表情は、かつての「守られるお姫様」ではなく、自らの足で立つ「戦士」のものだった。
「彼女はもう、作り物のスキャンダルなんかじゃ傷つかない。本物の強さを手に入れたんだ」
撮影は順調だ。いや、順調すぎるくらいに「奇跡」が連発している。 この映画は、間違いなく世界を獲る。 私の直感が、確信に変わっていた。
だが、その様子を遠くの丘から双眼鏡で覗く、白いスーツの男の影があることに、私はまだ気づいていなかった。
「……面白い。暴力さえも取り込みますか、柏木誠。では、次は『心』を壊して差し上げましょうか」
白い仮面の男――オークションの主催者は、静かに嗤(わら)い、姿を消した。
「カァァァット! 遅い! 目が死んでるぞ! お前らは反乱軍だろうが! 明日の飯も食えない飢えと怒りを思い出せ!」
ハンドマイクを持った我妻譲監督の怒声が、荒野に響き渡る。 撮影開始から一ヶ月。我妻監督の狂気じみた要求は日に日にエスカレートしていた。CGは極力禁止、爆破は本物の火薬、雨は消防車十台を使った放水。 予算は湯水のように消えていくが、モニターに映し出される映像は、鳥肌が立つほど凄まじい熱量を帯びていた。
「……はぁ、はぁ、はぁ……」
泥濘(ぬかるみ)の中に膝をついているのは、如月カレンだ。 かつての「清純派女優」の面影はない。髪はボサボサに切り揃えられ(役作りのために本当に切った)、顔には泥と血糊がこびりつき、衣装はボロボロだ。 だが、その瞳だけは、泥の中でもダイヤモンドのように鋭く輝いていた。
「……もう一度、お願いします」
カレンが泥を拭いもせずに立ち上がる。 周りのスタッフが息を呑む。以前の彼女なら、とっくに泣き出していただろう。だが今の彼女は、我妻の理不尽な要求をすべて飲み込み、さらにその上を行こうとしている。
「いい目だ。……よし、次は『敵軍との激突』シーンだ! エキストラ三百人、スタンバイ!」
我妻が叫んだ、その時だった。
パラララララッ! ブォォォォン!
撮影現場の静寂を引き裂くように、けたたましい爆音が響き渡った。 廃工場の入り口から、改造バイクや派手な車に乗った集団が雪崩れ込んできたのだ。その数、百台以上。
「あぁん? ここで映画撮ってるってのはどいつらだぁ?」
金属バットや鉄パイプを持った、柄の悪い男たちが降りてくる。地元の暴走族と、半グレの連合部隊のようだ。
「撮影中断! なんだあいつらは!」 スタッフが悲鳴を上げる。
「……『挨拶』に来てやったぜ。ここは俺たちのシマだ。許可取ってんのか? あぁ?」
リーダー格の男が、撮影機材を蹴り飛ばした。 明らかに、誰かに雇われて撮影を妨害しに来た連中だ。タイミングが良すぎる。
「くそっ、いいところだったのに! 警察を呼べ!」 我妻監督がカメラを守りながら怒鳴るが、ここへ来るまでに時間はかかる。その間にセットを破壊されれば、今日の撮影は中止。損害は数千万円にのぼる。
「……どうしますか、柏木様」 現場視察に来ていた一ノ瀬玲奈が、眉をひそめてタブレットを取り出す。「警備員数名では止められません。武力衝突になれば、スキャンダルになります」
私はパイプ椅子から立ち上がり、ポケットに手を入れたまま、男たちの前へと歩み出た。
「おい、待て」
私が声をかけると、男たちが一斉に睨みつけてきた。 数百人の悪意。普通の人間なら足がすくむ状況だ。 だが、私は不思議と落ち着いていた。なぜなら、私の「直感」が、この状況を『ピンチ』ではなく『チャンス』だと認識していたからだ。
「なんだぁ、おっさん? 痛い目見たくなかったら……」 「君たち。……いい顔をしているな」
私はリーダーの顔をまじまじと見つめた。
「は?」 「その凶悪な目つき。社会への不満を煮詰めたような歪んだ表情。そして、その統率の取れていないバラバラな服装……。完璧だ」
私は振り返り、我妻監督に向かって叫んだ。
「監督! どうです? 今日の敵軍のエキストラ、足りないと言っていましたよね?」
我妻が目を丸くし、それからニヤリと凶悪に笑った。 「……ああ。最高だな。衣装メイクの手間が省ける。今の役者の卵どもじゃ出せない、『本物のクズ』の顔だ」
「な、なんだと!? 俺たちを馬鹿にしてんのか!」 リーダーが激昂し、鉄パイプを振り上げた。
その瞬間。
ウゥゥゥゥゥ――ッ!
遠くから、サイレンの音が聞こえてきた。それも一台や二台ではない。大船団だ。
「ッ!? サツだ!?」 男たちが動揺する。 実はこれ、近くの国道でたまたま大規模な玉突き事故があり、県警の車両が大挙して出動していただけなのだが(私のスマホのニュース速報にさっき入っていた)、彼らには「自分たちを捕まえに来た」ようにしか聞こえない。
「まずいぞ! 逃げろ!」 「待て!」
私が大声を張り上げた。
「今ここから逃げ出せば、警察に追われて捕まるだけだ。この人数だ、包囲されているぞ」
「だ、だったらどうすりゃいいんだよ!」
パニックになる男たちに、私は懐から「のし袋」の束を取り出した。本来はスタッフへの差し入れ代だった現金だ。
「君たちには二つの選択肢がある。一つは、暴徒として警察に捕まるか。もう一つは……」
私は札束をビラビラと見せつけた。
「我が社の『臨時エキストラ』として雇用され、堂々とここで仕事をするか、だ」
「……え?」
「日当は一人五万円。弁当付きだ。仕事内容は簡単。『そこにいる泥だらけの女を、本気で殺すつもりで襲う』こと。……どうだ?」
男たちは顔を見合わせた。 警察に捕まるか、五万円もらって暴れるか。考えるまでもない。
「……や、やる! 俺たちはエキストラだ!」 「そうだ! 映画の撮影だ! 文句あるか!」
一瞬にして、数百人の暴徒が、数百人の「俳優」に変わった。 この変わり身の早さ、彼らもなかなかの役者だ。
「よし! 契約成立だ!」 私は我妻監督に合図を送った。
「監督、用意はいいですか! リアルな暴力のプロたちですよ!」
「クックック……最高だ! おいカレン! ビビるんじゃねえぞ! こいつらは本気で来る! お前も本気で殺し返せ!」
我妻が狂喜乱舞してメガホンを取る。 泥まみれのカレンが、鉄パイプを持った数百人の男たちを前に、一歩も引かずに立ち尽くす。 彼女の手に握られているのは、小道具の錆びた剣一本。
「……かかってきなさい」
カレンが低く唸った。その覇気に、本職の半グレたちが一瞬怯むほどの気迫。
「よォーい、アクション!!」
カチンコが鳴ると同時に、男たちが雄叫びを上げて突っ込んだ。 演技指導なし。本気の殴り合い(寸止めなどできない素人たちなので、カレンがガチで避けて当てるしかない)。 泥が飛び散り、悲鳴と怒号が交錯する。
それは、映画史に残るであろう、あまりにもリアルで、残酷で、美しい「死闘」のシーンとなった。
*
「……カット! OK! 素晴らしい!!」
数分後。 我妻の声と共に、現場に拍手が巻き起こった。 地面には、カレンにのされた男たちが転がり、カレン自身も肩で息をして立っているのがやっとの状態だった。
「……すげえ。あの姉ちゃん、マジかよ」 「俺のパンチ、見切ったぞ……」
半グレたちが、恐怖と尊敬の入り混じった目でカレンを見ている。 私はリーダー格の男に日当を渡した。
「いい演技だったよ。警察は通り過ぎていったようだ。弁当食って帰んな」 「あ、ああ……。あざっす……」
彼らは大人しく弁当(ミナちゃん特製の唐揚げ弁当だ)を受け取ると、礼儀正しく帰っていった。 去り際にリーダーが、「あの映画、絶対観るわ……」と呟いていたのが印象的だった。
「柏木様。……トラブルを制作費(リソース)に変える手腕、お見事です。ですが……」 一ノ瀬が呆れたように言った。 「主役の女優に、本物の暴徒と喧嘩させるプロデューサーなんて、世界中探しても貴方だけですよ」
「カレンならやれると信じてたからな。……それに、見てみろ」
私はカレンを指さした。 スタッフにケアされながら、泥だらけの顔で笑っている彼女。その表情は、かつての「守られるお姫様」ではなく、自らの足で立つ「戦士」のものだった。
「彼女はもう、作り物のスキャンダルなんかじゃ傷つかない。本物の強さを手に入れたんだ」
撮影は順調だ。いや、順調すぎるくらいに「奇跡」が連発している。 この映画は、間違いなく世界を獲る。 私の直感が、確信に変わっていた。
だが、その様子を遠くの丘から双眼鏡で覗く、白いスーツの男の影があることに、私はまだ気づいていなかった。
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