性奴隷に堕ちた小姓は『針の檻』に囚われて 〜若君に寵愛される小姓に、藩主の魔の手が迫る〜 【小姓残酷物語 II】完結

丸井マロ

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第1章 蜜の罠

9.蜜の罠(2)

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突然の豹変に、竹丸の心は凍りつく。

「や、やめてください、何を──!」

藤田の手が素早く竹丸の手首を、山本が足を畳に押しつける。

次の間の襖が開き、さらなる馬廻二人が現れた。

抵抗は無意味だった。
小袴が引き下ろされ、小袖の前が乱暴にはだけられる。

虎長の視線の下、竹丸の身体は無防備にさらされた。

藤田の指と舌が、竹丸の肌を執拗に這う。
鞭や縄の痕を残さぬ、濃密な愛撫。

山本の手が後門を探り、巧みに前立腺を刺激する。

竹丸の身体は、拒む心とは裏腹に熱を帯び、幼い陰茎が痛々しく昂ぶる。

鈴口から滴る透明な蜜が、涙のように伝い流れ、畳を濡らす。

充分に熟れたところで、虎長自身が竹丸の菊座を犯した。

「どうだ、竹丸、気持ちよかろう? こんなに淫汁を垂らしおって……はしたない」

虎長は竹丸の膝裏をつかみ、尻が天井を向くほど体を屈曲させて交合を深くした。

その屈辱的な体位のまま、もっとも感じやすい部分を捜しあてると、そこを狙って腰を打ちつける。

「ああ──っ!」

悲痛な声をあげて竹丸は吐精するが、虎長は動きを止めなかった。

「もう逝ったのか。口ではいやいや言いながら身体は正直だな」

そう言うと、虎長は腰の動きを早めた。
やがて竹丸は全身を硬直させて、二度目の絶頂を迎えた。

「後門の中がビクビクとして、我が男根を離すまいと吸い付いてくる。顔に似合わず、いやらしい体をしておるな」

ぐったりとする竹丸に、嘲笑を降らせる。

「こんな短い間に二回も逝きおって。そちもかなりの好きものよのう。我の肉棒がそんなに気に入ったかな?」

蔑みが、竹丸の心に突き刺さる。
畳み掛けるように、藤田が囁いた。

「竹丸殿が快楽に乱れる様、しかと拝見しましたぞ。私だけではない、ここにいる皆が証人だ」

藤田は周囲にいる馬廻の面々を見まわして、竹丸に視線を戻した。

「このことを若様が知ったら、どうなるかな? 貴殿が、ほかでもない若様の御父上に抱かれ、淫らに乱れたと。若様以外の男に身を委ね、二回も快楽の証を放ったと知られたら、二度とそなたを抱くまい」

「……やめて……お願いです。誰にも言いません。口が裂けても、誰にも……」
竹丸の声は嗚咽に震え、涙が頬を濡らした。

虎長は薄く笑った。
「よろしい。このことは、そちと、我らだけの秘密だ。澄長の寵愛を失いたくなければ、決して口外するでない。よいな?」

「はい……」
竹丸は力なく頷き、声を殺して泣き崩れた。

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