性奴隷に堕ちた小姓は『針の檻』に囚われて 〜若君に寵愛される小姓に、藩主の魔の手が迫る〜 【小姓残酷物語 II】完結

丸井マロ

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第5章 暗転

2.地下牢(2)

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着ていたものは剥ぎ取られ、白い肌には鞭の跡が折り重なり、泥で汚れている。

澄長の声に、うなだれた首を持ち上げたが、言葉を発する力は残っていないようだった。

「よく来たな、澄長」
虎長は扇子で膝を叩いた。

「和議の宴だ。特等席を用意したぞ。お前も座って、とくと鑑賞するがよい」

「父上、これは何の真似ですか? 話し合いではなかったのですか?」

「話し合い? ああ、そうだとも。話し合おうではないか。その前に、余興を楽しむとしよう」

虎長が顎でしゃくると、藤田が牢の中へ入り、竹丸の正面に歩み寄った。

竹丸は怯えて身をよじろうとするが、手首を頭上に吊るす縄がミシミシと軋むだけで逃げ場はない。

澄長のほうに向き直った藤田は、いつの間にか一本の太い縫い針を手にしていた。

松明の明かりを反射して、銀色の切っ先が鋭く光る。

それのもたらす痛みをすでに知っている竹丸は、恐怖のあまりぶるぶると震え始めた。

「い、いや、やめて、お願い、やめて、なんでもします、なんでも──」

激しく体をよじり、それに合わせて縄や木材の軋む音が忙しく鳴るが、手首の縛めが食い込み、擦れる傷ができるだけだ。

藤田は竹丸の陰茎を乱暴に鷲掴みにすると、その亀頭のくびれ、すなわちカリ首の横腹に、針先をあてた。

「藤田、やめろ、やめてくれ!」

澄長の悲鳴も虚しく、藤田は容赦なく指に力を込めた。

針が肉を貫き、反対側へと貫通した。
カリ首が一本の針で串刺しにされた。

「ウガアァァァ──ッ!」
竹丸は、もはや人のものとは思えぬ悲鳴を上げた。

あまりの激痛に竹丸の背が弓なりになり、全身を硬直させたままワナワナと痙攣する。

「さぞかし痛かろう。だが、真の地獄はここからだ」
虎長が愉悦に満ちた声で告げた。

「あの針が刺さったまま、男たちに犯されたらどうなると思う? 揺れるたびに針が肉を抉り、傷口を広げる。……さあ、始めよ」

虎長の合図と共に、彼の背後に控えていた屈強な馬廻たちが、格子戸を開けて牢の中へと入った。

彼らは袴の前をはだけながら、竹丸に群がった。

「い、いやだ……来ないで……ヒッ!」

一人目の男が、竹丸の背後に回った。
男は竹丸の腰を強引に掴むと、一気に自身の楔を打ち込んだ。

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