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第5章 暗転
3.地下牢(3)
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「ヒィィィィ──ッ!!」
竹丸の絶叫が地下の空気を震わせた。
男が腰を打ち付けるたび、竹丸の体は激しく揺さぶられる。
その衝撃で、宙ぶらりんになった陰茎も激しく揺れ、貫通した針が内部で暴れる。
針先が粘膜を引っ掻き、神経を直接擦り上げる。
「やめろぉッ! やめてくれぇッ!」
澄長は格子を掴んで泣き叫んだが、男たちは止まらなかった。
竹丸が痛みで失禁し、尿が針の傷口に染みる激痛に、本来は美しく整っているはずの顔が、狂気じみた苦悶に歪む。
一人目の男が果てると、間髪入れずに二人目の男が入れ替わった。
今度の男は、さらに粗暴だった。
結合したまま、わざと竹丸の体を大きく揺らし、時には針の刺さった陰茎を指で弾いた。
「ひぐっ、ごふっ、あぁぁぁぁぁぁッ!!」
竹丸は白目を剥き、口から泡を吹いて痙攣した。
針の刺さったカリ首からは血が滴り落ち、激痛のあまり呼吸さえままならない。
痛みで気絶しようとするたびに、新たな衝撃で無理やり覚醒させられる。
それは、魂が砕け散る音さえ聞こえそうな、凄惨な光景だった。
「どうだ、澄長。まだ続けるか?」
虎長は冷ややかに息子を見やった。
牢の中では、三人目の男が、巨大な逸物を屹立させて竹丸の腰を抱いた。
竹丸はもはや悲鳴を上げる力もなく、喉の奥で「ヒュー、ヒュー」と壊れた笛のような音を漏らすだけだ。
このままでは、竹丸が死んでしまう。
澄長の理性が、音を立てて崩壊した。
「待ってくれ!」
澄長は父のもとに駆け寄ると、膝をついた。
「降参します、私の負けだ……父上のおおせの通りにします……」
澄長は涙を流しながら、なりふり構わず地面に額をこすりつける。
「だから、もうやめてください……竹丸を、竹丸を許してやってください……」
虎長が手を上げると、三人目の男は動きを止めた。
竹丸はぐったりと縄に垂れ下がり、針の刺さった股間からは血と尿が滴り落ちている。
虎長はゆっくりと立ち上がり、己が足もとに這いつくばる息子を見下ろした。
「明日の評定で、我を引きずり下ろさんと、四方田どもと何やら企てているようだが……如何する?」
「すべて中止します……」
「四方田の暗躍を止めるか?」
「はい、止めます……」
「しかと聞いた。竹丸は我が預かっておく。その言葉、ゆめゆめ忘れるでないぞ」
虎長の顔には、完全なる勝利の笑みが刻まれていた。
澄長は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、父からおもてをあげよと許可が出るまで、ただひたすらにひれ伏し続ける。
愛も、正義も、すべてが地下牢の闇に飲み込まれた瞬間だった。
竹丸の絶叫が地下の空気を震わせた。
男が腰を打ち付けるたび、竹丸の体は激しく揺さぶられる。
その衝撃で、宙ぶらりんになった陰茎も激しく揺れ、貫通した針が内部で暴れる。
針先が粘膜を引っ掻き、神経を直接擦り上げる。
「やめろぉッ! やめてくれぇッ!」
澄長は格子を掴んで泣き叫んだが、男たちは止まらなかった。
竹丸が痛みで失禁し、尿が針の傷口に染みる激痛に、本来は美しく整っているはずの顔が、狂気じみた苦悶に歪む。
一人目の男が果てると、間髪入れずに二人目の男が入れ替わった。
今度の男は、さらに粗暴だった。
結合したまま、わざと竹丸の体を大きく揺らし、時には針の刺さった陰茎を指で弾いた。
「ひぐっ、ごふっ、あぁぁぁぁぁぁッ!!」
竹丸は白目を剥き、口から泡を吹いて痙攣した。
針の刺さったカリ首からは血が滴り落ち、激痛のあまり呼吸さえままならない。
痛みで気絶しようとするたびに、新たな衝撃で無理やり覚醒させられる。
それは、魂が砕け散る音さえ聞こえそうな、凄惨な光景だった。
「どうだ、澄長。まだ続けるか?」
虎長は冷ややかに息子を見やった。
牢の中では、三人目の男が、巨大な逸物を屹立させて竹丸の腰を抱いた。
竹丸はもはや悲鳴を上げる力もなく、喉の奥で「ヒュー、ヒュー」と壊れた笛のような音を漏らすだけだ。
このままでは、竹丸が死んでしまう。
澄長の理性が、音を立てて崩壊した。
「待ってくれ!」
澄長は父のもとに駆け寄ると、膝をついた。
「降参します、私の負けだ……父上のおおせの通りにします……」
澄長は涙を流しながら、なりふり構わず地面に額をこすりつける。
「だから、もうやめてください……竹丸を、竹丸を許してやってください……」
虎長が手を上げると、三人目の男は動きを止めた。
竹丸はぐったりと縄に垂れ下がり、針の刺さった股間からは血と尿が滴り落ちている。
虎長はゆっくりと立ち上がり、己が足もとに這いつくばる息子を見下ろした。
「明日の評定で、我を引きずり下ろさんと、四方田どもと何やら企てているようだが……如何する?」
「すべて中止します……」
「四方田の暗躍を止めるか?」
「はい、止めます……」
「しかと聞いた。竹丸は我が預かっておく。その言葉、ゆめゆめ忘れるでないぞ」
虎長の顔には、完全なる勝利の笑みが刻まれていた。
澄長は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、父からおもてをあげよと許可が出るまで、ただひたすらにひれ伏し続ける。
愛も、正義も、すべてが地下牢の闇に飲み込まれた瞬間だった。
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