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第一章 はじまり
第22話 探し人
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すべて片付いたのは、彼方にそびえる山脈が、夕日に赤く染まる頃だった。
東の空には夜の気配が忍び寄り、閑散とした訓練場を吹き抜ける風は、一段と冷たくなっている。
宿舎の正面扉から外に出たセロは、肺いっぱいに息を吸った。たちまち焦げ臭いにおいが鼻をつく。
宿舎のいたる所で息絶えたブラッドウルフを始末するのは、本当に骨の折れる作業だった。
足跡だらけになった廊下は、雑巾がけを何往復も繰り返し、壊れた家具は訓練場に集めてブラッドウルフと焼却。二階の部屋まで漂ってきたあの臭気は、今も鼻に染み付いているほど強烈だった。
セロはうんと大きく腕を伸ばして、凝り固まった体をほぐす。一睡もせずに動き続けた体からは、関節が軋む音が聞こえてきそうだ。
掃除中に聞いた話によると、どうやら騎士団の方には、ブラッドウルフは侵入しなかったらしい。不幸中の幸いと言うべきか、騎士たちはいつもと変わらない朝を迎えることができたようだ。
疲労と寝不足でぼんやりする頭を使って、次にすべきことを考える。
そういえば、タークの姿をしばらく見ていないな。
たしか、タークが傷口をきれいにするついでに、頭だけでも洗いたいと言い残して行ってしまったのは、廊下が片付いた頃だったはず。
あのときは宿舎中がごった返していたから、大浴場にお湯は張られていなかっただろう。そうだとすれば、中庭の洗い場にいるかも知れない。
さて、大掃除の次は人探しか。
セロは宿舎前の並木道に降りて、のんびり歩いた。
ドラゴン乗りのほとんどが寝巻き姿で動く様子は、まさに異様の光景だったが、かく言うセロも未だに汚れた寝間着を着ている。掃除に追われて、制服に着替える暇などまったくなかった。
昨夜の奇襲による負傷者は多数。死者がいなかっただけ、運が良かったのかも知れない。
亀裂が走る壁や崩壊したままの正門を見ていると、魔界軍と直接戦った訳ではないのに、多くのものを失った気がしてならなかった。
セロは深いため息をついて、嫌な考えから意識をそらそうと訓練場を見渡した。
ブラッドウルフの亡骸と家具を燃やした盛大な焚き火跡の周りには、あちこちに燃え殻が散らばっていて、数人の学生がそれらを拾い集めている。
終わりの見えなかった掃除にも、ある程度の区切りがついたことで、多少は混乱から抜け出せたのだろう。ドラゴン乗りたちは、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。
タークが言っていた竜舎裏の鉄格子も、今ではきちんとはめ直され、排水路も掃除されたそうだ。だが、残念ながら。いくら掃除しても、あの臭いが水路から消えることはないだろう。
冷たい風がセロの耳をかすめて流れて行く。もうじき日は沈み、また夜がやって来る。今夜はぐっすり眠れるといいが……。
道の突き当りまで来たら、橋へ続く階段を登らずに、左に曲がって宿舎の裏へ回る。学舎と宿舎の間に位置するそこは、ちょっとした広場になっていて、いつでも自由にくつろぐことができる。
広場の奥に行けば洗い場があり、水の入った樽がたくさん並べられている。樽に付いた金具を倒すと穴から水が流れ出るようになっていて、手や服を洗える仕組みになっている。
いつもなら、訓練を終えた学生たちが洗濯している姿が見られるのだが……今日の訪問者は、どうやら一人だけのようだ。
裸足の少年が樽の蓋を大胆に開けて、桶で水を汲み出している。何かを洗う腕の動きに合わせて、濡れた栗色の癖っ毛が揺れていた。
誰かに手当てをしてもらったのか、彼の右肩には包帯が丁寧に巻かれ、夕闇の中に白く浮かび上がっていた。
耳を澄ませると、風にのって楽しげな鼻歌が聞こえてくる。少年の小さな背中は、制服を着ていないせいか、いつもよりずっと頼りなく見えた。
ゆっくり近づいて手元を見ると、そこには泡だらけになったブーツがあった。
革のブーツを水で洗うとは……。
見かねたセロは、前かがみになったまま声をかけた。
「……どこに行ったかと――」
「なっ、うわあっ!」
突然、頭上から聞こえた声に驚いたのだろう。少年は勢いよく跳び上がり、頭がセロの鼻へ見事に直撃した。
「うぐっ!」
「痛っ!」
あまりの衝撃にセロはよろよろと後退り、両手で鼻を抑えた。予想外の痛みに思わず涙目になってしまう。
痛みに呻いていると、頭を押えた少年がふり返った。
「いてててて……ってセロさん!何してるんですか、こんなところで!」
ぶつけた痛みはどこへ消えたのか、タークは大げさに手を広げて驚いている。彼の頬は寒さのせいで少し赤くなっていた。
「いきなり話しかけられたから、びっくりしちゃって……。あの、大丈夫ですか?」
心配そうに近づいて来るタークを片手で制して、セロはブーツを指さした。彼が示す物を見たタークは、照れたように笑う。
「えへへ……髪を洗うついでに、きれいにしようかなって。服と違って、ブーツはこれしかありませんから」
排水路に浸かってしまった寝間着の替えは、いくらでもある。しかし、ブーツはそう簡単には手に入らない。
制服や剣、ドラゴンの飛翔訓練に必要な鞍や手入れ道具は、入学時に学舎から支給される。それ以降は各自、学舎外から寄せられる依頼をこなし、得た報酬で買い揃えていかなければならない。
しかし、まだ十分な技術が身についていないタークは、ドラゴンに乗って学舎外に出ることができず、依頼も受けられない。そのため、タークはブーツのような高価な代物を買い換えるお金を持っていないのだ。
いくらか痛みの引いた鼻をさすりながら、セロは気になっていたことを言おうとして、口をつぐんだ。タークが楽しそうに石鹸を泡立て始めたのだ。
「すみません。まだ時間がかかりそうなので、先に帰っていて下さい」
タークは再びブーツに向き合うと、肩越しに無邪気な笑顔を見せた。
「革は水で洗うと縮むぞ。」それだけのことなのに、なぜか言うことができない。
こんなに楽しそうなタークを見たのは、多分はじめてだ。
それに、ブーツはすでに排水路に浸かってしまっている。このまま放っておいても汚れは取れないし、きっと縮んでしまう。それなら、きれいに洗ってしまった方がいいだろう。
セロは心のなかで自分に言い聞かせると、しゃがんだタークの隣へ歩み寄った。
東の空には夜の気配が忍び寄り、閑散とした訓練場を吹き抜ける風は、一段と冷たくなっている。
宿舎の正面扉から外に出たセロは、肺いっぱいに息を吸った。たちまち焦げ臭いにおいが鼻をつく。
宿舎のいたる所で息絶えたブラッドウルフを始末するのは、本当に骨の折れる作業だった。
足跡だらけになった廊下は、雑巾がけを何往復も繰り返し、壊れた家具は訓練場に集めてブラッドウルフと焼却。二階の部屋まで漂ってきたあの臭気は、今も鼻に染み付いているほど強烈だった。
セロはうんと大きく腕を伸ばして、凝り固まった体をほぐす。一睡もせずに動き続けた体からは、関節が軋む音が聞こえてきそうだ。
掃除中に聞いた話によると、どうやら騎士団の方には、ブラッドウルフは侵入しなかったらしい。不幸中の幸いと言うべきか、騎士たちはいつもと変わらない朝を迎えることができたようだ。
疲労と寝不足でぼんやりする頭を使って、次にすべきことを考える。
そういえば、タークの姿をしばらく見ていないな。
たしか、タークが傷口をきれいにするついでに、頭だけでも洗いたいと言い残して行ってしまったのは、廊下が片付いた頃だったはず。
あのときは宿舎中がごった返していたから、大浴場にお湯は張られていなかっただろう。そうだとすれば、中庭の洗い場にいるかも知れない。
さて、大掃除の次は人探しか。
セロは宿舎前の並木道に降りて、のんびり歩いた。
ドラゴン乗りのほとんどが寝巻き姿で動く様子は、まさに異様の光景だったが、かく言うセロも未だに汚れた寝間着を着ている。掃除に追われて、制服に着替える暇などまったくなかった。
昨夜の奇襲による負傷者は多数。死者がいなかっただけ、運が良かったのかも知れない。
亀裂が走る壁や崩壊したままの正門を見ていると、魔界軍と直接戦った訳ではないのに、多くのものを失った気がしてならなかった。
セロは深いため息をついて、嫌な考えから意識をそらそうと訓練場を見渡した。
ブラッドウルフの亡骸と家具を燃やした盛大な焚き火跡の周りには、あちこちに燃え殻が散らばっていて、数人の学生がそれらを拾い集めている。
終わりの見えなかった掃除にも、ある程度の区切りがついたことで、多少は混乱から抜け出せたのだろう。ドラゴン乗りたちは、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。
タークが言っていた竜舎裏の鉄格子も、今ではきちんとはめ直され、排水路も掃除されたそうだ。だが、残念ながら。いくら掃除しても、あの臭いが水路から消えることはないだろう。
冷たい風がセロの耳をかすめて流れて行く。もうじき日は沈み、また夜がやって来る。今夜はぐっすり眠れるといいが……。
道の突き当りまで来たら、橋へ続く階段を登らずに、左に曲がって宿舎の裏へ回る。学舎と宿舎の間に位置するそこは、ちょっとした広場になっていて、いつでも自由にくつろぐことができる。
広場の奥に行けば洗い場があり、水の入った樽がたくさん並べられている。樽に付いた金具を倒すと穴から水が流れ出るようになっていて、手や服を洗える仕組みになっている。
いつもなら、訓練を終えた学生たちが洗濯している姿が見られるのだが……今日の訪問者は、どうやら一人だけのようだ。
裸足の少年が樽の蓋を大胆に開けて、桶で水を汲み出している。何かを洗う腕の動きに合わせて、濡れた栗色の癖っ毛が揺れていた。
誰かに手当てをしてもらったのか、彼の右肩には包帯が丁寧に巻かれ、夕闇の中に白く浮かび上がっていた。
耳を澄ませると、風にのって楽しげな鼻歌が聞こえてくる。少年の小さな背中は、制服を着ていないせいか、いつもよりずっと頼りなく見えた。
ゆっくり近づいて手元を見ると、そこには泡だらけになったブーツがあった。
革のブーツを水で洗うとは……。
見かねたセロは、前かがみになったまま声をかけた。
「……どこに行ったかと――」
「なっ、うわあっ!」
突然、頭上から聞こえた声に驚いたのだろう。少年は勢いよく跳び上がり、頭がセロの鼻へ見事に直撃した。
「うぐっ!」
「痛っ!」
あまりの衝撃にセロはよろよろと後退り、両手で鼻を抑えた。予想外の痛みに思わず涙目になってしまう。
痛みに呻いていると、頭を押えた少年がふり返った。
「いてててて……ってセロさん!何してるんですか、こんなところで!」
ぶつけた痛みはどこへ消えたのか、タークは大げさに手を広げて驚いている。彼の頬は寒さのせいで少し赤くなっていた。
「いきなり話しかけられたから、びっくりしちゃって……。あの、大丈夫ですか?」
心配そうに近づいて来るタークを片手で制して、セロはブーツを指さした。彼が示す物を見たタークは、照れたように笑う。
「えへへ……髪を洗うついでに、きれいにしようかなって。服と違って、ブーツはこれしかありませんから」
排水路に浸かってしまった寝間着の替えは、いくらでもある。しかし、ブーツはそう簡単には手に入らない。
制服や剣、ドラゴンの飛翔訓練に必要な鞍や手入れ道具は、入学時に学舎から支給される。それ以降は各自、学舎外から寄せられる依頼をこなし、得た報酬で買い揃えていかなければならない。
しかし、まだ十分な技術が身についていないタークは、ドラゴンに乗って学舎外に出ることができず、依頼も受けられない。そのため、タークはブーツのような高価な代物を買い換えるお金を持っていないのだ。
いくらか痛みの引いた鼻をさすりながら、セロは気になっていたことを言おうとして、口をつぐんだ。タークが楽しそうに石鹸を泡立て始めたのだ。
「すみません。まだ時間がかかりそうなので、先に帰っていて下さい」
タークは再びブーツに向き合うと、肩越しに無邪気な笑顔を見せた。
「革は水で洗うと縮むぞ。」それだけのことなのに、なぜか言うことができない。
こんなに楽しそうなタークを見たのは、多分はじめてだ。
それに、ブーツはすでに排水路に浸かってしまっている。このまま放っておいても汚れは取れないし、きっと縮んでしまう。それなら、きれいに洗ってしまった方がいいだろう。
セロは心のなかで自分に言い聞かせると、しゃがんだタークの隣へ歩み寄った。
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