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交合【潮吹き絶頂】
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長い絶頂の余韻が尾を引いてぐったりしていると、不意に観衆がざわめきだした。
誰かが近づいてくる。すり足で歩いているようで足音はほとんど聞こえないが、気配は俺のいる場所までしっかり伝わってきた。
身体がだるくて、顔を上げることができない。俺は黒服に腕を引かれて、無理矢理立たされる。
そこには三坂先輩がいた。
ただ、雰囲気がおかしい。白い和服、という非日常的な服装のせいだけではないだろう。周囲の目を惹きつける人ではあったが、これほどではなかった。
この村の独特な空気が、村長の家系である三坂先輩を特別に見せているのか。それとも、こちらが彼の本性なのか。
どちらにせよ、俺は三坂先輩の存在感に呑まれて目を離すことができなくなっていた。
「澪」
「はい」
反射的に返事をして三坂先輩のほうに足が動く。黒服もそれを止めなかった。
浴衣はぐちゃぐちゃになっていたが、三坂先輩は気にすることなく俺の身体を抱きしめた。
全身を包む熱いほどの体温に、敏感になった皮膚が泡立った。こんな状況でも逞しい腕に包み込まれるのは安心感があって、それだけで達しそうになる。
のぼりつめる性感とは裏腹に、精液を作るはずの場所はもう空っぽだった。俺は先端から、透明な液をにじませることしかできない。
「あ……せんぱ、」
悦楽に浸りきった虚ろな目で、俺が身体を震わせる。それを瞳に映しながら、三坂先輩が俺を抱き上げて、さらに高い壇上に連れていく。
派手に装飾された祭壇のような場所だった。申し訳程度にバスタオルがしいてあるところに、そっと降ろされる。
俺の太腿を、三坂先輩が持ち上げた。観衆に向かって大きく脚を開き、秘部を見せつけるような形だ。
熱気に満ちたざわめきに、正気が戻ってきて、羞恥で頭に血が昇る。
「ッ! 嫌だ! なんだよ、これ!」
逃れようともがくが、脚にうまく力が入らなかった。持ち上げられた両脚を、黒服が受け取って支える。
あられもない姿を晒す俺に、三坂先輩の手が伸びてきた。
「あっ……!」
張型によって拡げられた場所に、三坂先輩の指が差し込まれる。それは張型よりもずっと細いが、自分とは別の意思で動く生々しさを感じて腰がじんじんと痺れてくる。
さらにもう一本指が入るのと同時に、三坂先輩が俺の陰茎をすっぽりと口の中に収めた。
「あっ、あぁ……だめ、そんなとこ」
やめさせようと動いた手は、あっさりと黒服に捕まってしまった。またも身動きがとれない形で、腰だけがゆらゆらと揺れる。
口の中を突くように腰を振ってしまって、強引に押さえ込まれた。
三坂先輩が、熱い舌でねっとりと全体を舐めしゃぶる。舐めて、甘噛みして、吸い付くようは口淫は、まるで肉食獣の食事。舌の動きも、視線も、三坂先輩の飢えと渇きを示しているようだ。
食べられる。
そう感じても怖いどころか、身体の内側からどんどん熱くなってくるのが不思議だ。三坂先輩になら、食べられたい。
「あ……あぁ……ん」
観衆の存在は頭から消え去り、乱暴な口淫と、後孔への刺激にうっとりと浸ってしまう。三坂先輩の情熱的な愛撫によって、俺のものは再び芯を持ちはじめていた。
生温かい感触が陰茎から離れると同時に、指が後孔から抜かれる。物足りなくなって誘うようにそこがヒクヒクした。黒服が俺の身体を解放する。
「俺のも、してくれよ」
「ふぇ……?」
蕩けきった顔の前に、むわんとした雄の臭いが近づいてきた。重たい頭を上げると、目の前に三坂先輩の黒々とした陰茎がそそり立っていた。
俺はなにも考えずに、そこに口をつける。苦いようなしょっぱいような、あまり美味しくない味が、今ははたまらなく恋しい。
最初は先っぽの丸みをぺろぺろと舐めて、少しずつ奥のほうまで咥えていく。とても全ては入らないので、舌が届かないところは手で擦った。
ローションのようなものに長く触れていたせいか、俺の手は普段よりすべすべしている。きっと気持ちいいだろう。
徐々に三坂先輩の息が荒くなり、筋をびくびくさせながら全体が硬くなる。
このまま口の中で受け止めてもいいのに、三坂先輩はそれを抜いてしまった。
「もういいか?」
「はい」
先輩の問いかけに、内容も聞いていないのに了承してしまう。身体が、三坂先輩に従いたがっているようだ。
再び、俺の太腿が持ち上げられる。大きな手に痛いほどの力で掴まれると昂ってしまい、俺のものから先端からぴゅっ、と透明な液体が垂れる。
俺は先輩に支配されることで、感じている。それがはっきり伝わってしまうようで恥ずかしかった。
脚を持ち上げられた状態で、三坂先輩が逸物を俺の後孔にあてがう。
その光景を目の当たりにして、さっと熱が引いていった。大きすぎる。
失いかけていた理性が、急速に戻ってきた。いくらなんでも、それを尻に入れるのは無理だ。壊れてしまう。
「ダメダメダメ、むり……」
俺の脚を手放して、青くなって震える顔を三坂先輩が引き寄せた。
ギラギラと熱い視線が、俺を射抜く。
「うるさい」
唸りのような囁きが、耳から脳に直通した。陰茎が、ぱた、ぱた、と情けなく透明な体液を吐き出す。
だめだ。
俺はこの人に逆らえない。
心より身体が雄として、より強い雄に服従し、支配されたいと感じてしまう。
三坂先輩が硬く張り上げた先端で縁をこじ開けると同時に、俺の陰茎が勢いよく体液を吹き出した。
「あ゛♡」
じんわりと幸福感が広がり、そのまま頭の中が真っ白になっていく。
「潮吹いてるじゃねえか。気持ちいいな、澪」
体液が吹き出している間に、凶悪なまでに硬くなった巨根が、俺の中にずん、と勢いよくねじ込まれる。
「あっ、あぁああぁぁーーッ!」
息が苦しくて死にそうだが、腹の中はびくんびくんとうねって、雄の来訪を悦んでいた。
「僕も遊んで欲しいんだけど」
「あっ……ん」
戻ってきた安芸先輩が、俺のそりかえった胸に立ちあがる粒を、ピンと弾く。散々いじられて敏感になったそこは、雑な刺激も快楽に変えてしまう。
腹筋がピクピク震えて、中をうねうねと締め付けた。
「こっちでしてもらおうかな」
緩みきって唾液を溢していた口に、安芸先輩が自身のものを突っ込んだ。
俺は、必死に息をしながら舌を這わせるが、安芸先輩が喉の奥を容赦なくガンガン突く。苦しいのに、その度に身体が悦んで潮をビュッと吹き出した。
後ろからは、俺の腰をがっちり掴んだ三坂先輩が乱暴に腰を振って腹の中を掘り立てた。
意識が飛びそうになる中、最奥にある壁が、ちゅう、と三坂先輩の先端に吸い付く。
そこが最奥で、行き止まりのはずなのに、もっと奥まで受け入れようと身体が勝手に門を開きこうとしている。
「ん、んんっ! むぐ、ん!」
この先は入っちゃいけないんじゃないか。身の危険を感じて反抗するも、あっさりと2人に押さえつけられた。
「結腸まで入ってる? でかすぎ」
「ケッチョウ? なんだそりゃ」
遠くなる意識で、2人の会話が聞こえる。余裕が無さそうな三坂先輩の声とは対照的に、安芸先輩は息を乱しながらも楽しげに笑っていた。
「ヤバいとこ。めっちゃ気持ちいいんだって」
「どっちが?」
「どっちも」
めっちゃ気持ちいい。その言葉だけがはっきり理解できた。
これ以上気持ちよくなったら死んじゃう。怖いのに、身体はもっともっとと求めてしまう。
「澪。入れるぞ」
三坂先輩の声は、快楽で掠れていた。
「あ、だめっ、だ、め、あっ!」
亀頭が、最奥に当てられた。
口の中からは質量が消えていて、うわごとのように甘ったるい声が漏れ出てしまう。面白がっている安芸先輩が、視界の端にみえた。
「あ゛、……!」
みち、と音がした気がした。
奥を割り開いて先へ、丸く張り出した部分がねじ込まれる。
息がうまくできない。そのまま中に先端がずっぽりと奥を犯していく。
「ーーーー……ッ!!」
「ん、キッツ……!」
ぐぽっ、ぐぽっと入れてはいけない場所に亀頭が出入りする。最奥の口は、吸い付くように三坂先輩を締め付けた。
頭の中ではずっと火花が散っていた。
安芸先輩が再び陰茎を口の中にねじ込んで、俺の喉奥をめちゃくちゃに突き上げる。
反対側で三坂先輩が、俺の身体を抱え込む。片腕で俺の身体を締め上げるように抱きながら、もう片方で胸の粒をぎゅっとつねった。
「ん、ンッ!! んんーーーッ!」
全身を快楽漬けにされ、俺はもう何度目かもわからないが、大量に潮を吹いた。きゅうきゅうと腹の中が痙攣し、三坂先輩を締め付けると、腹の中に熱いものが放たれる。
びゅく、びゅくと脈打つようなリズムで、あふれる程の白濁が中に出された。
ずるり、と腹の中から陰茎が出ていった。内壁を擦って外に向かう感覚に反応して、身体がビクンと跳ねた。
ぽっかり開いた後孔から、出された精液がとろりと流れ出る。
ぐったりと脱力した俺の身体を、安芸先輩が掴んだ。
「次、僕の番」
「……ああ」
「うわ。嫌そうな顔」
安芸先輩が、天使のように微笑んだ。
「僕じゃ結腸まで届かないけど、気持ちいいこと、いっぱい教えてあげるね」
喉が枯れて、もう無理、という言葉は出なかった。今度は三坂先輩が俺の前に回ってくる。
狂宴は深夜まで続いた。
俺は何度か意識を飛ばしては、また目を覚ますのを繰り返したが、最後に身を清められたところで、完全に意識を手放した。
誰かが近づいてくる。すり足で歩いているようで足音はほとんど聞こえないが、気配は俺のいる場所までしっかり伝わってきた。
身体がだるくて、顔を上げることができない。俺は黒服に腕を引かれて、無理矢理立たされる。
そこには三坂先輩がいた。
ただ、雰囲気がおかしい。白い和服、という非日常的な服装のせいだけではないだろう。周囲の目を惹きつける人ではあったが、これほどではなかった。
この村の独特な空気が、村長の家系である三坂先輩を特別に見せているのか。それとも、こちらが彼の本性なのか。
どちらにせよ、俺は三坂先輩の存在感に呑まれて目を離すことができなくなっていた。
「澪」
「はい」
反射的に返事をして三坂先輩のほうに足が動く。黒服もそれを止めなかった。
浴衣はぐちゃぐちゃになっていたが、三坂先輩は気にすることなく俺の身体を抱きしめた。
全身を包む熱いほどの体温に、敏感になった皮膚が泡立った。こんな状況でも逞しい腕に包み込まれるのは安心感があって、それだけで達しそうになる。
のぼりつめる性感とは裏腹に、精液を作るはずの場所はもう空っぽだった。俺は先端から、透明な液をにじませることしかできない。
「あ……せんぱ、」
悦楽に浸りきった虚ろな目で、俺が身体を震わせる。それを瞳に映しながら、三坂先輩が俺を抱き上げて、さらに高い壇上に連れていく。
派手に装飾された祭壇のような場所だった。申し訳程度にバスタオルがしいてあるところに、そっと降ろされる。
俺の太腿を、三坂先輩が持ち上げた。観衆に向かって大きく脚を開き、秘部を見せつけるような形だ。
熱気に満ちたざわめきに、正気が戻ってきて、羞恥で頭に血が昇る。
「ッ! 嫌だ! なんだよ、これ!」
逃れようともがくが、脚にうまく力が入らなかった。持ち上げられた両脚を、黒服が受け取って支える。
あられもない姿を晒す俺に、三坂先輩の手が伸びてきた。
「あっ……!」
張型によって拡げられた場所に、三坂先輩の指が差し込まれる。それは張型よりもずっと細いが、自分とは別の意思で動く生々しさを感じて腰がじんじんと痺れてくる。
さらにもう一本指が入るのと同時に、三坂先輩が俺の陰茎をすっぽりと口の中に収めた。
「あっ、あぁ……だめ、そんなとこ」
やめさせようと動いた手は、あっさりと黒服に捕まってしまった。またも身動きがとれない形で、腰だけがゆらゆらと揺れる。
口の中を突くように腰を振ってしまって、強引に押さえ込まれた。
三坂先輩が、熱い舌でねっとりと全体を舐めしゃぶる。舐めて、甘噛みして、吸い付くようは口淫は、まるで肉食獣の食事。舌の動きも、視線も、三坂先輩の飢えと渇きを示しているようだ。
食べられる。
そう感じても怖いどころか、身体の内側からどんどん熱くなってくるのが不思議だ。三坂先輩になら、食べられたい。
「あ……あぁ……ん」
観衆の存在は頭から消え去り、乱暴な口淫と、後孔への刺激にうっとりと浸ってしまう。三坂先輩の情熱的な愛撫によって、俺のものは再び芯を持ちはじめていた。
生温かい感触が陰茎から離れると同時に、指が後孔から抜かれる。物足りなくなって誘うようにそこがヒクヒクした。黒服が俺の身体を解放する。
「俺のも、してくれよ」
「ふぇ……?」
蕩けきった顔の前に、むわんとした雄の臭いが近づいてきた。重たい頭を上げると、目の前に三坂先輩の黒々とした陰茎がそそり立っていた。
俺はなにも考えずに、そこに口をつける。苦いようなしょっぱいような、あまり美味しくない味が、今ははたまらなく恋しい。
最初は先っぽの丸みをぺろぺろと舐めて、少しずつ奥のほうまで咥えていく。とても全ては入らないので、舌が届かないところは手で擦った。
ローションのようなものに長く触れていたせいか、俺の手は普段よりすべすべしている。きっと気持ちいいだろう。
徐々に三坂先輩の息が荒くなり、筋をびくびくさせながら全体が硬くなる。
このまま口の中で受け止めてもいいのに、三坂先輩はそれを抜いてしまった。
「もういいか?」
「はい」
先輩の問いかけに、内容も聞いていないのに了承してしまう。身体が、三坂先輩に従いたがっているようだ。
再び、俺の太腿が持ち上げられる。大きな手に痛いほどの力で掴まれると昂ってしまい、俺のものから先端からぴゅっ、と透明な液体が垂れる。
俺は先輩に支配されることで、感じている。それがはっきり伝わってしまうようで恥ずかしかった。
脚を持ち上げられた状態で、三坂先輩が逸物を俺の後孔にあてがう。
その光景を目の当たりにして、さっと熱が引いていった。大きすぎる。
失いかけていた理性が、急速に戻ってきた。いくらなんでも、それを尻に入れるのは無理だ。壊れてしまう。
「ダメダメダメ、むり……」
俺の脚を手放して、青くなって震える顔を三坂先輩が引き寄せた。
ギラギラと熱い視線が、俺を射抜く。
「うるさい」
唸りのような囁きが、耳から脳に直通した。陰茎が、ぱた、ぱた、と情けなく透明な体液を吐き出す。
だめだ。
俺はこの人に逆らえない。
心より身体が雄として、より強い雄に服従し、支配されたいと感じてしまう。
三坂先輩が硬く張り上げた先端で縁をこじ開けると同時に、俺の陰茎が勢いよく体液を吹き出した。
「あ゛♡」
じんわりと幸福感が広がり、そのまま頭の中が真っ白になっていく。
「潮吹いてるじゃねえか。気持ちいいな、澪」
体液が吹き出している間に、凶悪なまでに硬くなった巨根が、俺の中にずん、と勢いよくねじ込まれる。
「あっ、あぁああぁぁーーッ!」
息が苦しくて死にそうだが、腹の中はびくんびくんとうねって、雄の来訪を悦んでいた。
「僕も遊んで欲しいんだけど」
「あっ……ん」
戻ってきた安芸先輩が、俺のそりかえった胸に立ちあがる粒を、ピンと弾く。散々いじられて敏感になったそこは、雑な刺激も快楽に変えてしまう。
腹筋がピクピク震えて、中をうねうねと締め付けた。
「こっちでしてもらおうかな」
緩みきって唾液を溢していた口に、安芸先輩が自身のものを突っ込んだ。
俺は、必死に息をしながら舌を這わせるが、安芸先輩が喉の奥を容赦なくガンガン突く。苦しいのに、その度に身体が悦んで潮をビュッと吹き出した。
後ろからは、俺の腰をがっちり掴んだ三坂先輩が乱暴に腰を振って腹の中を掘り立てた。
意識が飛びそうになる中、最奥にある壁が、ちゅう、と三坂先輩の先端に吸い付く。
そこが最奥で、行き止まりのはずなのに、もっと奥まで受け入れようと身体が勝手に門を開きこうとしている。
「ん、んんっ! むぐ、ん!」
この先は入っちゃいけないんじゃないか。身の危険を感じて反抗するも、あっさりと2人に押さえつけられた。
「結腸まで入ってる? でかすぎ」
「ケッチョウ? なんだそりゃ」
遠くなる意識で、2人の会話が聞こえる。余裕が無さそうな三坂先輩の声とは対照的に、安芸先輩は息を乱しながらも楽しげに笑っていた。
「ヤバいとこ。めっちゃ気持ちいいんだって」
「どっちが?」
「どっちも」
めっちゃ気持ちいい。その言葉だけがはっきり理解できた。
これ以上気持ちよくなったら死んじゃう。怖いのに、身体はもっともっとと求めてしまう。
「澪。入れるぞ」
三坂先輩の声は、快楽で掠れていた。
「あ、だめっ、だ、め、あっ!」
亀頭が、最奥に当てられた。
口の中からは質量が消えていて、うわごとのように甘ったるい声が漏れ出てしまう。面白がっている安芸先輩が、視界の端にみえた。
「あ゛、……!」
みち、と音がした気がした。
奥を割り開いて先へ、丸く張り出した部分がねじ込まれる。
息がうまくできない。そのまま中に先端がずっぽりと奥を犯していく。
「ーーーー……ッ!!」
「ん、キッツ……!」
ぐぽっ、ぐぽっと入れてはいけない場所に亀頭が出入りする。最奥の口は、吸い付くように三坂先輩を締め付けた。
頭の中ではずっと火花が散っていた。
安芸先輩が再び陰茎を口の中にねじ込んで、俺の喉奥をめちゃくちゃに突き上げる。
反対側で三坂先輩が、俺の身体を抱え込む。片腕で俺の身体を締め上げるように抱きながら、もう片方で胸の粒をぎゅっとつねった。
「ん、ンッ!! んんーーーッ!」
全身を快楽漬けにされ、俺はもう何度目かもわからないが、大量に潮を吹いた。きゅうきゅうと腹の中が痙攣し、三坂先輩を締め付けると、腹の中に熱いものが放たれる。
びゅく、びゅくと脈打つようなリズムで、あふれる程の白濁が中に出された。
ずるり、と腹の中から陰茎が出ていった。内壁を擦って外に向かう感覚に反応して、身体がビクンと跳ねた。
ぽっかり開いた後孔から、出された精液がとろりと流れ出る。
ぐったりと脱力した俺の身体を、安芸先輩が掴んだ。
「次、僕の番」
「……ああ」
「うわ。嫌そうな顔」
安芸先輩が、天使のように微笑んだ。
「僕じゃ結腸まで届かないけど、気持ちいいこと、いっぱい教えてあげるね」
喉が枯れて、もう無理、という言葉は出なかった。今度は三坂先輩が俺の前に回ってくる。
狂宴は深夜まで続いた。
俺は何度か意識を飛ばしては、また目を覚ますのを繰り返したが、最後に身を清められたところで、完全に意識を手放した。
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