【完結】転生したらヒロインでも悪役令嬢でもなく世界征服してる龍神の後継者だったのでこの世界の常識をぶっ壊してみようと思います!

Ask

文字の大きさ
262 / 270
最終章 We are Free !

神々の手助け

しおりを挟む
 



『次はわたくしですね、失礼致します。


 ____森の妖精神・リーファ=ユートピア=プレァズはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願います』



 リーファの手から緑色の魔力が注ぎ込まれ、痛みを感じる前に太陽神・ドゥルグレが私の右目に触れた。


『ぜってえ、ぜってえアルティアを救えよ。


 太陽神・ドゥルグ=フレイム=ユートピア=サラマンダー=プレァズはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願う』


  ドゥルグレの手からオレンジ色の魔力が私の右目にはいっていく。燃えるように痛い瞳を覆いそうになるが、ぐっと我慢する。

 次は土の精霊・グランドだ。


『アルティア様は本当にこの世界を解放してくれた。恩に報いよう。

 ____土の精霊・グランド=ユートピア=ゴーレムはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願うぞ』


 カーキー色の魔力が右目に注がれる。ビクビクしているカーバンクルはフランに押されて前に出た。




『えと、………フランの友達、アルティア様を………助けてください。



 聖の精霊・カーバンクル=ユートピア=セレントはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願います』



 カーバンクルの掌から白い魔力が現れ、右目を犯す。もう既に意識が飛びそうなのを気力を振り絞って堪える。次は星の妖精神・ゼグスだ。




『子孫くん、しんどいだろうけど、頑張ろうね。

 ____星の妖精神・ゼグス=ユートピア=サクリファイスはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願おう』



 紫色の魔力は、他の妖精神や精霊と違って受け入れやすかった。氷の精霊・シヴァが自分の番だと言わんばかりに前に出た。



『俺の番だな、いっちょやるか。


 氷の精霊・シヴァ=ユートピア=ブリザードはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願う』



 銀色の魔力はとてもガロの纏う魔力に似ている。その魔力が右目に浸透していく。次は空の妖精神・スカイだ。


『………アルティアは、我との約束を見事果たしてくれた。だから、これは礼だ。

 ____空の妖精神・スカイ=ユートピア=クラウドはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願う』




 青色の魔力がスカイの手を伝って染み込まれる。間髪を入れずにウェットが私の右目を覆った。



『本当に幸せ者ね、アルティアは。

 風の精霊・ウェイト=ユートピア=ヒューイはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願うわ』



 桃色の魔力が右目に収まっていく。もう、手足の感覚がない。…………やっと、最後の2人だ。最初に前に出たのは闇の精霊・ケルベロスだ。




『_____頼む、私達の恩人を、救ってくれ。

 闇の精霊・ケルベロス=ユートピア=ダークネスはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願う』



 灰色の魔力は、ゆっくりと私の右目に注がれる。そして。

 最後のハデスが、私の右目に触れながら言った。






『俺様が魔力を注いだら、お前は倒れる。意識だけでアルティアの中に入るんだ。……………気を、しっかり持てよ。


 ____死神・ハデス=ユートピア=ヘーラーはアルティア=ワールド=ドラゴンの復活を願う。



 行け、ラフェエル・リヴ・レドルド・サクリファイスよ』




 「_____ッ」



 ハデスの黒い魔力を受けた瞬間、目の前がぼやけていく。その後ろには沢山の妖精神を囲むように立った仲間たちが祈りを捧げている。



 アルティア、待っていろ。


 私はお前に言いたいことが、一緒にしたいことがあるんだ。



 だから_______必ず、復活させるからな。




 多彩な色に包まれたラフェエルはふ、とその場から消えたのだった。











しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界に落ちて、溺愛されました。

恋愛
満月の月明かりの中、自宅への帰り道に、穴に落ちた私。 落ちた先は異世界。そこで、私を番と話す人に溺愛されました。

ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です

山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」 ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。

勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!

エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」 華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。 縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。 そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。 よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!! 「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。 ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、 「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」 と何やら焦っていて。 ……まあ細かいことはいいでしょう。 なにせ、その腕、その太もも、その背中。 最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!! 女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。 誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート! ※他サイトに投稿したものを、改稿しています。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

【完結】転生白豚令嬢☆前世を思い出したので、ブラコンではいられません!

白雨 音
恋愛
エリザ=デュランド伯爵令嬢は、学院入学時に転倒し、頭を打った事で前世を思い出し、 《ここ》が嘗て好きだった小説の世界と似ている事に気付いた。 しかも自分は、義兄への恋を拗らせ、ヒロインを貶める為に悪役令嬢に加担した挙句、 義兄と無理心中バッドエンドを迎えるモブ令嬢だった! バッドエンドを回避する為、義兄への恋心は捨て去る事にし、 前世の推しである悪役令嬢の弟エミリアンに狙いを定めるも、義兄は気に入らない様で…??  異世界転生:恋愛 ※魔法無し  《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆

【連載版】ヒロインは元皇后様!?〜あら?生まれ変わりましたわ?〜

naturalsoft
恋愛
その日、国民から愛された皇后様が病気で60歳の年で亡くなった。すでに現役を若き皇王と皇后に譲りながらも、国内の貴族のバランスを取りながら暮らしていた皇后が亡くなった事で、王国は荒れると予想された。 しかし、誰も予想していなかった事があった。 「あら?わたくし生まれ変わりましたわ?」 すぐに辺境の男爵令嬢として生まれ変わっていました。 「まぁ、今世はのんびり過ごしましょうか〜」 ──と、思っていた時期がありましたわ。 orz これは何かとヤラカシて有名になっていく転生お皇后様のお話しです。 おばあちゃんの知恵袋で乗り切りますわ!

転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。

ラム猫
恋愛
 異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。  『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。  しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。  彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。 ※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。

転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。

琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。 ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!! スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。 ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!? 氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。 このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。

処理中です...