噂の悪役令嬢に転生してしまった話(仮

哀川 羽純

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【第7章】異世界、カオスすぎない?

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「誰だ!」

ぴえ! なんか怖い声がする。
大学の講義室みたいな広いお部屋。
講義室みたいに入り口が高い所にあって、下ると教授がいる。みたいな。
ちょうど、教授がいる所にはこの会場のドンみたいなおじいちゃんがいる。なかなかコワモテ。

「父上! ディーンです」

「サムです」

「しゃ、シャルルです!!」

「使用人のジョージです」

そして、その使い魔達です。

源、アキラ、アイ、が凛とした佇まいで一礼する。

「何事だ」

多分、これは私のおとうさん。
確か、私のお父さんは……肖像画を見たからなんとなくわかる。でも、広くて見当たらない。
どこだろ。どの人だろ。
兄貴達がイケメンでシャルルも可愛い系だからきっと美形なんだろうけど……

「アルバート副会長、何故、お子様がこちらに? ディーン様は協会に加盟されていますが、サム様とシャルル嬢は……」

と、伺われている男性を見る。
イケおじ!! イケメン! ダンディーー!

周りこんなにイケメンで良いの?
ホントにギャルゲー?

あ、でも、あいつ…… 
変な事言ってたな。

普通じゃないとか、面白いとか。

「本当に第5までしたのか? この前まで使えなかったシャルル嬢が」

聞いたことがないぞ。
でまかせではないのか。

そんな声も聞こえる。

嫌な感じのオジサン達。
あ、私、嫌われてるんだっけ??

つーか、女性が見当たらないんだけど。
差別? まぁ、日本の国会の男女利率も如何な物かと思いますけどね。
って、また前世? の記憶が沸いてくる。
本当に、沸いてくるって表現が近い。

こそこそと話す魔法協会の会員さん達、あの、聞こえてますけど。

ディーン兄さんが愛おしの妹が悪く言われている! そんな雰囲気を察し、

「会議中に申し訳ない。ギルバート。我が妹君が一気に第5覚醒まで済ませた。今世紀最大の魔力保持者になるかもしれない」

え、そんなにやばいの?
周りもざわめく。
そりゃそうか、今まで無魔力のクソ生意気な嫌な小娘だったんだから、皆んな、変な目で見るわよね。

「やぁ、シャルルちゃん。昨日はどうも。体調はもう平気なのか? ほう……そのドラゴンがその使い魔か。まさか。聖女・ルチア様以来じゃないか?」

あ、私、昨日、仮病使ったんだっけ。やば。
それはそうと、聖女の名前はルチアと言うのね。
早く会ってみたい。
謎が解けるかもしれない。

「えぇ、おかげさまですっかり良くなりましたわ」

にっこりスマイル。
ざわつく会場。

おい、あれは伝説の"源"じゃないか?
まさか、そんな訳!

あ、そうだった。
隣に大きなドラゴン。 
狭くて窮屈だったね。
頭もゴッツンしてる。
ごめんね、小さくなって良いわよ。

念ずると源は頷き小さくなった。

使い魔の大きさも変芸自在……と

コソコソと魔導師さん達がお話をしている。
あんまり、感じは良くない。

「ほう……第2覚醒は確かだね。昨日は既にしていたのか? わからないよなぁ」

会長が呟く。
まぁ、昨日の時点では私も源と出会ってなかったものね。

「そうか、シャルル。魔力を見せてもらえる?」

お父さんが優しく言う。

「はい、何すればよろしいでしょうか?」

「そうだなまずは第3覚醒がわかる……透視を」

つまり、皆んなが食べたいものを出せば良いのかしら?

「ホン・ジュマモノウ」

ポン!

まずは理事長さん。

頭の中に浮かんだのは……砂肝。

白煙と共に現れる。

「そうそう、これこれ!」

理事長さん大喜び。 

「まさか、偶然では? 理事長が大の砂肝通なのは有名な話……」

また、魔導師さん達がコソコソと囁き合う。

次は……お父さん。

「ホン・ジュマモノウ」

頭をよぎったのは、カレーライス。

「おお! これは。だが、肝心なのは辛み……」

お父さんはそう言って、カレーをひと口含む。

「そう、この辛さ! よく分かったなシャルル」

えへっ! と、可愛らしく笑ってみせる。

何人かのオジサン達がドキッとしてる。
ほう……
シャルルちゃん、可愛いもんね。
ニコニコしてればホイホイなんじゃないの?

そういえば……
前世の私ってどんな顔をしていたんだ……?
覚えてない……

「いや、だがこれは本人の父上……知っていて当然。口にした事もあるだろう。そう……無関係な奴! 彼女が知らない奴だ。そこの下級魔導師、まず俺に好物を申せ。そして、シャルル嬢に出させろ」

嫌な言い方。

いやいや、だって……本当の意味では実父ではないのよ??
今日初めて会った訳だし……
昔のシャルルからしたらそうだし、周りから見れば実父だけど……
カレー鉱物なんて知らないし、辛味とかわかんないし!

「は、はぁ……」

ゴニョゴニョと嫌な感じのおっさんに下級魔導師と呼ばれたお兄さん? が耳打ちする。
この魔導師さんはなかなかの好青年。
そこまでかっこいい訳ではないんだけど、ブサメンではないかなぁ。

こそこそ噂してる人達に比べたらかなりマシ?

「よし、シャルル嬢? 呪文を」

いけ好かないおじさんがいう。

「はい、ホン・ジュマモノウ」

ボン! 
白煙が出るのにもなれたな~

魔導師さんの目の前には、ソフトクリーム!
可愛いかよ。

「これは確かに。第3覚醒だ。第4覚醒はまだか?」

いや、だから、知らんて。

「ねぇ、ジョー、第4覚醒は何ができるの?」

ジョーを見上げて問う。

「ごめんなさい、お嬢様。私の様な無魔力の者、身分の低い者には無縁の話で詳しくは存じ上げないです」

ジョーは私の目線に降りてきてくれて、言った。

「ここは理事長の私が説明しようか」

そう言って、理事長さんが出てきた。
会長さんは優しそうな感じだったけど、彼は威厳ある、こわーい感じのおじいさん。

「今分かっている覚醒は第6覚醒までだ。いいか、こう言う事だ」

彼は手を振りかざし、黒板の様なものを出し
呪文がなくても出る!

そうしてまた指を動かす。

〈第1覚醒〉
・道具の有無に関わらず魔法が使える。
・基本呪文が使える。
・魔力がある

〈第2覚醒〉
・使い魔が出せる。
・使い魔を持てる。
・一瞬でも物を具体化できる。



〈第3覚醒〉
・具体化した物が物理以外で破損しない。
・シールドが設けられる。

〈第4覚醒〉
・呪文を唱えなくても魔法が使える。
・呪文を作り出せる。

〈第5覚醒〉
・他人がイメージしているものを読み取る事ができる。

〈第6覚醒〉
・他人に魔力を一時的に付与できる。
・他人の魔力を倍増できる。

〈第7覚醒〉
・古い原典にしか記されておらず、未だ解明されていない。
過去に1人現れたとか現れないとか。
存命は確認されていない。

〈特別覚醒〉
・使い魔と話せる。
・ヒト族以外と話せる。


「と、言った感じなんだかね。シャルル嬢、君はどこまでできるんだ?」

理事長さんが私を覗き込む。

「えっと、まず、
第1覚醒、杖なしで魔法は使えます。基本呪文も問題なく……
第2覚醒、使い魔はこのドラゴンの源です。大きさも自由に変わってくれます。
第3覚醒、物理的に破壊した事がないので分かりませんが、兄上、魔法協会員様方にお出しした物は召し上がって頂けました。
第4覚醒、呪文を唱えなくても魔法が使えるかは試してないので分かりません。魔法を作るってのもやった事が無いのでわからないです……
第5覚醒、先程、お見せしました様に、他人の考えは読めました。具体化も可能です。
第6覚醒、試した事がないのでわからないです。
第7覚醒、理事長様方も存じ上げない様なので私の様に昨今で覚醒した私が知る術はありません……」

そう言って、お辞儀をして、頭をかく。

「ほう……一気に第5覚醒まで進んでしまったのか。今存在する魔導師、魔女の殆どが第3覚醒、魔術学校でも稀に第4がいて、数年に1度5が出るか出ないか……全体のパーセンテージでいうと、アルバート、幾つだったか」

「はい、理事長。 

第7覚醒 0.00001%
第6覚醒 0.001%
第5覚醒 0.01 %
第4覚醒 4.9645
第3覚醒 14.5908
第2覚醒 23.1732
第1覚醒 57.26049

というデータですので、僭越ながら我が娘、史上最速覚醒なのではないでしょうか?」

「だな……となると、どこまで覚醒しているのかテストしなくてはならない」

会議場がざわつく。
他人のイメージが読み取れる、から、よくわかる。
周りが私をよく思ってない。

そりゃ、そうだよね。
なんか、悪役令嬢的な位置だった訳だから……

兄貴達はベタ惚れだったみたいだし、
ジョーもシャルルlOVE感はあったけど、、、

家の外からは嫌悪嫌悪嫌悪!!

そんなに悪ガキだったの? 私。

こりゃ、イメージ転換が大変だぞ????


「シャルル嬢、今まで隠していたのか?」

いや、そうなるわよなー、私性格悪い感じだったみたいだし。

こうなったら全部言うしか無くないか??

「理事長様、申し上げます」

私が一礼して言う。

また、ざわめく。
あの傲慢シャルル嬢が丁寧な言葉遣いと仕草、所作をしている。どう言う事だ。
これも魔力のせいか??

そんな、声が、聞こえる。

バカ、あまり言うな。
あいつは考えが、イメージを読み取るんだぞ。

いや、好きでやってるんじゃないですけど。
人の考えが頭の中に流れこんでくる。
なかなか不愉快。
シャットダウンする方法ないのかな……

「申せ、シャルル嬢」

理事長さんが言う。
彼はあくまで中立って感じ。
そういえば、彼の考えとから流れてこないな。

「はい、私、数日前に意識を失った様です。意識が回復し、ふと、試してみたら使えた次第であります」

また、ざわめく、会議場。

「それは本当か、アルバート。シャルル嬢の意識が喪失されていたと言うのは」

「恥ずかしながら、家を開けていて、私の耳には入っておりませんでした」

お父さんは小さくごめんな、と言った。

「では、そこの使用人、本当か?」

ジョーの事を使用人って言うの気に入らないけど。

「えぇ、理事長様。その通りでございます。シャルル嬢は4日程、寝込まれておりました。原因不明の高熱でした」

そういえば、寝込んだ原因聞いてなかったね。
高熱だったの。インフルエンザ的なあれかしら?

「そして、目覚めたら魔力も目覚めていたと」

「はい。お見舞いに来て下さった、兄上にお礼をと考えたら、脳内にイメージが湧き、それをお渡しする事ができました」

なんか、シュークリーム好きって言ってないみたいだし、この場には不釣り合いな気がしたから、言わなかった。
この、殺伐とした、殺気だった場所でシュークリームって可愛すぎない??

「ほう……では、まず、シールドを設けてみよ」

え、どうやるのさ。

「シャルル、いつもの様に、シールド、盾、護りのイメージを浮かべるんだ」

シールド

護り

バリア的なやつね。
うん。浮かべた。

「はい、兄様」

「そしたらシールド呪文 〈ルー・デリシバドア〉」

「はい。〈ルー・デリシバドア〉」

盾・護り・バリアをイメージした。

すると、ドーム型の何かが現れた。
私をすっぽりと覆っている。
それはだんだんと大きくなり、会議場全体を覆っている。

「これは……!」

「騎士団長より巨大なのでは?」

あら、騎士団まであるの。

「ああ、騎士団長のアクセル……CN:Rose」

ローズ? 薔薇?

「強度はどうなんだ? ただ、デカくても意味がない!」

会員の誰かが叫ぶ。
そうだ! Rose殿は強度もある。
この、シャルル嬢はどうなんだ!

「試しに内側から攻撃してみよう」

若い、会員が杖を天井に向けて、

「ホン・ジュマモノウ・ウキコウゲ!」

ほそーい閃光が杖の先端から出ている。
緑っぽい。レーザーポインター似ている。

一方、私のシールド? は全く壊れない。

これさ、よく考えると敵と一緒にシールドの中に入っちゃうんじゃないの??

私だけシールドになれるの???

「ルー・デリシバドア」

小さく、呟く。

「あ、できた」

皆んなが見ている。

「攻撃してみてもいいか、シャルル」

アルバート兄さんが聞く。

「ええ、ディーン兄様。お願いします」

兄貴2人もなかなか強いから証明になるでしょ。

「ホン・ジュマモノウ・ウキコウゲ!」

兄貴が手を前に出し、掌をこちら側に向けている状態で唱える。

さっきより、太く、力強い閃光が出る。
赤くて、強い。痛そう……

咄嗟に目をつぶる。
怖い……

何秒経ったかわからない。
わからないけど……

おそるおそる、目を開ける。
私のシールドが兄貴の攻撃を防いでいる。

「! !!」

「シャルル、俺より強いんじゃないの?」

イケメン! 兄貴が! イケメンすぎる!
ふわっと笑う。
攻撃を止める。

私もシールドを消す。

ディーンの兄貴に抱きつく。

「兄様、怖かったです」

正直に、あざとく、可愛らしく、ここにいる会員達も味方に付けないと、私は破滅する。

え? 破滅? なんで? なんでそう思ったの?

まただ……
知らない、知らないはずの、イメージが頭をよぎる。

キモチワルイ……

早く、聖女のところに行きたい。
なにか、わかるなら。

「具体化したものが壊れる壊れないは……ある程度の時間がないとわからないな。私が具体化した物を預かって検証しよう。そうだな……時計を出してもらえないか?」

「時計、わかりました。置き時計ですか? 掛け時計ですか? 腕時計ですか?」

「そうだな……じゃあ、分かりやすい、大きい掛け時計をお願いしようかな」

「承知致しました。理事長様」

理事長さんの顔を見る。
彼が欲しいのは……

「ホン・ジュマモノウ」
 
ポンっ! 

軽快な音と共に白煙。
いい加減慣れたわ。

「これは!」

理事長さんの手の中に掛け時計。

木材を使ったモダンなデザイン。
けれど洒落た針。
数字も大きく読みやすい。
 
「ほぅ……私が理想としている時計ではないか」

でも、考えてみたら私みたいに具体化できたら、、新しい物買う必要無くなって経済が回らないのでは??

確か、具体化出来るのは第3覚醒で、物理以外で破損しないのが第4覚醒なんだよね?

んで、パパンが言ってたデータ。
黒板みたいなのに書かれてる。
物理以外で壊れないのはおおよそ、4.9%
100人中5人いないくらい。

その人たちがお店屋さんとかだったら経済は回る?
でも、食品とか食材とかは??

そもそも時計だってクォーツとか、ソケットとかそう言う問題がある訳で、、、
物質はどこから現れるの?
つーか、具体化した物が物理以外で破損するってどう言う状況なの?
突然、溶けたり、壊れたり消えたりするの?? 
やば。それこそ、その物質達は何処に行くのよ!!!

異世界、カオスすぎない?




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