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第一部 エルマの町
第四十二話 決着の時
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グレンの放った魔法はナルザスの森をも超え辺り一帯を焼きこげた大地に変え、爆心地には深い大きなクレーターができていた。
ナルザスが作った堅牢な要塞も燃やし尽されていたが、内側にアレスが氷の壁を作っていたおかげで中にいるロード達は熱に晒されず無傷で済んだ。
「なんて威力なの何も残ってないわ……」
メリナは辺り一面の黒こげた大地を見て息をのんだ。
「今だ行くぞ! 再生する前にグレンの死を無駄にするな!」
ザクレイがみんなを指揮して爆心地に向かった。
一方ロイドは爆心地で天秤が描かれた魔核のみとなっており、肉体の再生を行っていた。
そうして、ロード達が到着する前に肉体の再生を終えてしまった。
「アハハハハハ!! どうした人間これで終わりか!? 少しヒヤリとしたが僕は不死身 誰も倒せないんだ!」
高笑いしながら勝ちを確信しているロイドの前にロード達が一足遅く到着した。
「もう再生が終わってるなんて……」
「クソ! 一足遅かったか」
メリナとアレスがロイドの再生した姿を見て計画がとん挫したと理解した。
「そう、もう何もかも遅い。最後の隙だった瞬間も君たちは無駄にした。さっきの人間の死は無駄だったんだ」
「無駄じゃない! グレンは勝つために命を使ったんだ! 最後に僕たちが勝てばすべての無駄は栄光になるんだ!!」
ロードはグレンの、仲間の死を馬鹿にされたことに怒りを露にした。
「フン、何ができるんだい君に。もう君を守ってくれる遮蔽物もないのに」
「いや俺たち(私たち)がいる!!」
四人はロードを守るようにロイドの前に立ちふさがった。
「みんな……」
「何だそれは…… 他人のために自身を犠牲にするなんて、、 人間といい姉さんといい本当によく分からない」
「分からなくていい。お前のような他人に無関心な奴にはな」
ザクレイはそう言うと、ロイドに真正面から向かって行き、アレスたちも遠距離から援護している。
「こんなの僕には効かないって言ってるだろ!」
ロイドはまたすべての攻撃を魔神の腕で叩き消した。
今のザクレイたちは魔力と体力が尽き欠けていてもうギアを上げて戦える余裕がなくなってきた。
「やべえなこのままじゃジリ貧だ。おいお前たち戦えそうか?」
「生命の樹はあと数分が限界だ」
「正直あと一発撃ったらぶっ倒れそうだ」
「私も……」
「じゃあ俺とナルザスがアイツの腕の相手をするからお前ら二人はロードを連れてアイツの元へ行け」
「「「了解」」」
こうしてザクレイの作戦通りにロード達から注意をそらそうと隊長二人が魔神の腕を相手にし、ロード達三人は生命の樹に紛れてロイドに近づいていく。
(さっきからコイツら僕の腕ばっかり攻撃して鬱陶しいな…… …? あの子供はどこだ? コイツらの相手ばっかりで忘れてたが、あの子供の魔法が一番厄介だ)
ロイドは二人の攻撃を防ぎながらロードを見失ったことに気づいて二人を横目にロードがどこから出てくるかに集中した。
(きっと来る! あの子供はこの森に紛れて必ず僕に近づいてくる! それがお前たちの最後だ!)
隊長との攻防をしながら待っていると、ロイドの背後にある樹の陰からロードが魔法陣を両手に展開して現れた。
「たああああ!」
「待ったいたよ君のことを! さあこれで終わりだぁ!」
ロイドはロードが現れたのを見ると、すぐに二人と戦っていた魔人の腕をすべてロードに向け一斉に攻撃を始めた。
攻撃を食らったロードはバラバラになって地面に崩れ落ちた。
「終わった、、 すべての生命は平等な死を迎えたのだ」
「ああ母よ…… これがあなたの意思なんですね、この結末が」
ロイドは天にある太陽を眺めながら呟いていると背中に衝撃が走った。
「な、君は死んだはずじゃ」
そこにいたのはロードで既にロイドの魔力を全て吸い取っていた。
状況が飲めないロイドは殺したはずのロードの死体の方に目をやると、そこに散らばっていたのはボロボロに崩れた木片だった。
それはナルザスが事前に作っていた樹人形だった。
この樹人形を使った囮作戦も当初の作戦には組み込まれていたが、ロイドの覚醒により使い道がないと思われていた。
しかし、これがグレンの計画でもあった。
仮に最初のグレンの自爆をプランAとするならこの樹人形を使った作戦はプランBであり、プランB遂行にはロイドに勝ちを確信させて油断させる必要があった。
「そうか僕の油断を利用したのか……」
魔力をすべて吸い取られたロイドは覚醒状態から元に戻りながら地面に落ちて行った。
同様に地面に落ちていくロードをザクレイがキャッチすると労いの言葉をかけた。
「人間が神人を地に落としたんだ。よくやったロード」
他のみんなも集まってきてロードに労いの言葉をかけるが何やら様子がおかしい。
ロードは頭を抱えると、頭が痛いと絶叫し始めしばらくすると気を失って倒れた。
「ロード大丈夫!? 一体どうしたっていうの?」
メリナ同様にみんなが心配したが、息があると知ると安心してアレスがロードをおぶって帰路につくことにした。
「あれロイドはどこよ? もしかして逃げたんじゃ… 追いかけましょう」
「それはいい。奴らにとって魔力は命と同様だ。それをロードに吸い取られたんだ遅かれ早かれ必ず死ぬ、死に場所はアイツが勝手に決めるさ」
ザクレイがそう言うと五人はエルマの町へと向かった。
「はあはあ…… 僕がどうして、、」
魔力を全て吸い取られたロイドは平原を走っていた。
ロイドはもう魔法が使えない上に体が徐々に光と共に消えてきている。
ついには足が消えて地面に倒れた。
「ああ母上、これがあなたの意思なんですね」
「これが死か…… これが運命か……」
ロイドは仰向けになって太陽を見ながら自身の身が消えていくのを感じていた。
死に逝く間、今までのウェスタシアの自身に対する行いが走馬灯のようにロイドの頭に浮かび上がってきた。
「何故だ…… 死を前にして思い浮かんでくるのは神の書の内容でも母上のことでもない」
ロイドは浮かび上がってくるウェスタシアとの思い出に浸っていると涙が出てきた。
「おかしい誰に対しても平等のはずの僕が姉さんを思って涙を流すなんて……」
体を半分以上失ってもなおロイドは最後まで自信が涙を流す理由を考えていた。
「ああごめんなさい姉さん僕が馬鹿でした。これが愛なのですね……」
答えが分かったときロイドの体は消えてしまった。
ようやくウェスタシアの愛が分かったロイドも今まで愛を注いできたウェスタシアも思いを寄せ合うことはできなかった。
偏愛による代償はあまりにも大きい。しかし、これもカオスの意思なのだ。
世界に悲痛な鐘の音が響く、、
魔界では自室でウェスタシアが二つ目の鐘の音を聞いて泣いていた。
「私の愛しいロイド、、 どうして私を見捨てて逝ってしまったの……」
大泣きしているウェスタシアの前に三対の羽をもった女性が現れた。
「ああ可哀そうな私の妹… 哀れでか弱い妹よ、もう泣くのはおやめなさい」
現れたのは第三遺子ラフィーネだった。
「お姉さま、お姉さま。これはあまりにも酷でございます」
「私の元へ来なさい」
ラフィーネに言われてウェスタシアは彼女の胸に飛び込んだ。
「ロイドのことは諦めなさい、これもお母様の意思なのです」
「でも、でもこんなことって……」
「千年前のあの日、私の愛しい人がいなくなってから全て変わってしまったのよ。今はすべてを受け入れなさい、さすればいづれ世界の王が現れるのですから」
ウェスタシアはラフィーネの言葉に従ってロイドの死を受け入れようとしたが、簡単には受け入れられず気が済むまで泣き続けた。
ナルザスが作った堅牢な要塞も燃やし尽されていたが、内側にアレスが氷の壁を作っていたおかげで中にいるロード達は熱に晒されず無傷で済んだ。
「なんて威力なの何も残ってないわ……」
メリナは辺り一面の黒こげた大地を見て息をのんだ。
「今だ行くぞ! 再生する前にグレンの死を無駄にするな!」
ザクレイがみんなを指揮して爆心地に向かった。
一方ロイドは爆心地で天秤が描かれた魔核のみとなっており、肉体の再生を行っていた。
そうして、ロード達が到着する前に肉体の再生を終えてしまった。
「アハハハハハ!! どうした人間これで終わりか!? 少しヒヤリとしたが僕は不死身 誰も倒せないんだ!」
高笑いしながら勝ちを確信しているロイドの前にロード達が一足遅く到着した。
「もう再生が終わってるなんて……」
「クソ! 一足遅かったか」
メリナとアレスがロイドの再生した姿を見て計画がとん挫したと理解した。
「そう、もう何もかも遅い。最後の隙だった瞬間も君たちは無駄にした。さっきの人間の死は無駄だったんだ」
「無駄じゃない! グレンは勝つために命を使ったんだ! 最後に僕たちが勝てばすべての無駄は栄光になるんだ!!」
ロードはグレンの、仲間の死を馬鹿にされたことに怒りを露にした。
「フン、何ができるんだい君に。もう君を守ってくれる遮蔽物もないのに」
「いや俺たち(私たち)がいる!!」
四人はロードを守るようにロイドの前に立ちふさがった。
「みんな……」
「何だそれは…… 他人のために自身を犠牲にするなんて、、 人間といい姉さんといい本当によく分からない」
「分からなくていい。お前のような他人に無関心な奴にはな」
ザクレイはそう言うと、ロイドに真正面から向かって行き、アレスたちも遠距離から援護している。
「こんなの僕には効かないって言ってるだろ!」
ロイドはまたすべての攻撃を魔神の腕で叩き消した。
今のザクレイたちは魔力と体力が尽き欠けていてもうギアを上げて戦える余裕がなくなってきた。
「やべえなこのままじゃジリ貧だ。おいお前たち戦えそうか?」
「生命の樹はあと数分が限界だ」
「正直あと一発撃ったらぶっ倒れそうだ」
「私も……」
「じゃあ俺とナルザスがアイツの腕の相手をするからお前ら二人はロードを連れてアイツの元へ行け」
「「「了解」」」
こうしてザクレイの作戦通りにロード達から注意をそらそうと隊長二人が魔神の腕を相手にし、ロード達三人は生命の樹に紛れてロイドに近づいていく。
(さっきからコイツら僕の腕ばっかり攻撃して鬱陶しいな…… …? あの子供はどこだ? コイツらの相手ばっかりで忘れてたが、あの子供の魔法が一番厄介だ)
ロイドは二人の攻撃を防ぎながらロードを見失ったことに気づいて二人を横目にロードがどこから出てくるかに集中した。
(きっと来る! あの子供はこの森に紛れて必ず僕に近づいてくる! それがお前たちの最後だ!)
隊長との攻防をしながら待っていると、ロイドの背後にある樹の陰からロードが魔法陣を両手に展開して現れた。
「たああああ!」
「待ったいたよ君のことを! さあこれで終わりだぁ!」
ロイドはロードが現れたのを見ると、すぐに二人と戦っていた魔人の腕をすべてロードに向け一斉に攻撃を始めた。
攻撃を食らったロードはバラバラになって地面に崩れ落ちた。
「終わった、、 すべての生命は平等な死を迎えたのだ」
「ああ母よ…… これがあなたの意思なんですね、この結末が」
ロイドは天にある太陽を眺めながら呟いていると背中に衝撃が走った。
「な、君は死んだはずじゃ」
そこにいたのはロードで既にロイドの魔力を全て吸い取っていた。
状況が飲めないロイドは殺したはずのロードの死体の方に目をやると、そこに散らばっていたのはボロボロに崩れた木片だった。
それはナルザスが事前に作っていた樹人形だった。
この樹人形を使った囮作戦も当初の作戦には組み込まれていたが、ロイドの覚醒により使い道がないと思われていた。
しかし、これがグレンの計画でもあった。
仮に最初のグレンの自爆をプランAとするならこの樹人形を使った作戦はプランBであり、プランB遂行にはロイドに勝ちを確信させて油断させる必要があった。
「そうか僕の油断を利用したのか……」
魔力をすべて吸い取られたロイドは覚醒状態から元に戻りながら地面に落ちて行った。
同様に地面に落ちていくロードをザクレイがキャッチすると労いの言葉をかけた。
「人間が神人を地に落としたんだ。よくやったロード」
他のみんなも集まってきてロードに労いの言葉をかけるが何やら様子がおかしい。
ロードは頭を抱えると、頭が痛いと絶叫し始めしばらくすると気を失って倒れた。
「ロード大丈夫!? 一体どうしたっていうの?」
メリナ同様にみんなが心配したが、息があると知ると安心してアレスがロードをおぶって帰路につくことにした。
「あれロイドはどこよ? もしかして逃げたんじゃ… 追いかけましょう」
「それはいい。奴らにとって魔力は命と同様だ。それをロードに吸い取られたんだ遅かれ早かれ必ず死ぬ、死に場所はアイツが勝手に決めるさ」
ザクレイがそう言うと五人はエルマの町へと向かった。
「はあはあ…… 僕がどうして、、」
魔力を全て吸い取られたロイドは平原を走っていた。
ロイドはもう魔法が使えない上に体が徐々に光と共に消えてきている。
ついには足が消えて地面に倒れた。
「ああ母上、これがあなたの意思なんですね」
「これが死か…… これが運命か……」
ロイドは仰向けになって太陽を見ながら自身の身が消えていくのを感じていた。
死に逝く間、今までのウェスタシアの自身に対する行いが走馬灯のようにロイドの頭に浮かび上がってきた。
「何故だ…… 死を前にして思い浮かんでくるのは神の書の内容でも母上のことでもない」
ロイドは浮かび上がってくるウェスタシアとの思い出に浸っていると涙が出てきた。
「おかしい誰に対しても平等のはずの僕が姉さんを思って涙を流すなんて……」
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答えが分かったときロイドの体は消えてしまった。
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「ロイドのことは諦めなさい、これもお母様の意思なのです」
「でも、でもこんなことって……」
「千年前のあの日、私の愛しい人がいなくなってから全て変わってしまったのよ。今はすべてを受け入れなさい、さすればいづれ世界の王が現れるのですから」
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