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第1章 誘拐事件編
13話 昼休みの教室
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教室に向かった俺だったが、さすがに授業が終わる直前に教室に入るのも気が引けたので、トイレでチャイムがなるまで待ち、チャイムがなったのを確認して教室に入った。入った瞬間に悠一と勇気がやってきて「一輝、おまえ今までどこにいたんだよ。」「生徒会室にいたよ。この学校の生徒会長には秘書なんてついていたんだな。」「大柴先輩のことか?」「そうそう。」悠一が「ところで、お前は生徒会室で何をしていたんだ?」「ごめん、ここでは言えない。」「分かった。後で教えろよ。」「そうだ。一輝がいない間に春樹が来たんだよ。春樹こっちに来いよ。」「おう。久しぶりだな。一輝」と言って俺の事を呼んだのは山本春樹(ヤマモト ハルキ)だ。春樹とは小学校から一緒で同じサッカーチームに所属していた。俺の親友の1人だ。「本当に久しぶりだな春樹。どうだったハワイ旅行は?」「めっちゃ最高だった。けど、まさか台風の影響で新学期そうそう欠席するとは思わなかった。」すると、勇気が「羨ましいぜ、俺も海で泳ぎたいよ。」が言ったのに対して悠一が「お前は俺らと一緒に海に行ったからいいだろ。」と説得したら納得したのか、勇気は「そうだ、星宮さん等の美人軍団の水着姿を見れたから良いもんね~。羨ましか?」と煽っていたので、このままではいつまで経っても昼ごはんを食べれないと思い「まあ、とりあえず昼ごはん食べながら話さないか?」と提案すると「そうだな。一輝ナイス」と春樹に言われた。お互いの夏休みの思い出を語っていると春樹が何かを思い出したかのように「今日、桜ちゃんの姿見てないけど、休んでるの?」玲奈の事を春樹は昔から桜ちゃんって呼んでいる。俺は「そうだな。今日はいないらしい。その理由は後で教える。勇気、悠一は説明しなくていいから、俺の口から説明する。」すると、春樹が「今じゃ駄目なのか?」「今から用事があって」悠一が「その用事とは?」と聞いてきたので、「中庭に呼び出されている。」と答えた。すると、勇気がからかうように「相手は誰だい?」「プライバシーなので言いません。」と俺が言うと、勇気が「俺らの仲だろ。」と言ってきた。周りを見ると期待の目で見ている春樹と悠一もいたので、「静香だよ。」と答えたら、春樹は「なんとなく分かってた。」と言ってきて、悠一は「内田さんはなかなかいいと思うよ。相性良いぞきっと」勇気は「だから、一緒に登校していたのか。」と好き勝手に感想を言っていた。俺は春樹に「なんで、分かってたの?」と聞いたら、「シズさんはずっとお前の事好きだったんだよ。お前は桜ちゃんのことしか見てないから気づかなかったかっただけの事だよ。」と解説された。すると、悠一は追い討ちをかけてきて、「一輝は今フリーだもんな。付き合えば?」と言ってきた。春樹もその話題に食いつき「なんだ、それは。後でその面白そうな話教えろよ。」と言い、俺の事を送り出してくれた。
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