きっとこれは、パステルカラーの恋愛だろう

水澤玲音

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第1章 誘拐事件編

15話 体育館裏で

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  副田さんに呼ばれて出てきたのは20人以上はいる男達だった。俺は小声で「お前らは少し下がってろ」といって後ろに下がらせた。その後、俺は「もしかして、その頭の悪そうでゴキブリみたいなチンピラが副田さんの親衛隊ですか?」と笑いながら聞いた。すると、チンピラのボスだと思われる体格の良い男が「てめぇ傷人会を馬鹿にしているのか?」と聞いてきた。後ろで柚子と静香は怖がり悠一は「一輝気をつけろ。その人は傷人会のリーダーの大玉 破壊さんだ。圧倒的筋力で並の打撃は効かず過去に何人も殺しかけて少年院に送らた人だぞ。」と言った。大玉は「よく調べられているな。今ならお前の無礼な発言も許してやると」と気分を良さそうに笑っていたから俺はむかつき「小便かい?なんて馬鹿にする価値もありませんよ。ましてや、リーダーの名前が金玉なんて笑いしか出ませんよ。」と言い返した。すると、大玉は頭に血管が浮かび「お前は絶対ぶっ殺す」と激昴した。俺は「どっからでもかかってこいよ。おめえらみたいな雑魚まとめて倒してやるよ。」といった。すると、下っ端だと思われるやつが「こんなやつ俺に殺らせてください」と言い、俺の前にきて鳩尾を殴ってきたが、あまりにも遅すぎて俺は普通に止めてしまった。相手もビックリしていたので、その隙に鳩尾を殴って気絶させた。すると、下っ端がざわつきはじめて「こいつただものじゃない。」と言っており、大玉も「やるじゃねぇか、ジオ行ってこい。ちなみにジオは強さはNo.2で次期リーダーだ。お前はこいつに殺されろ。」と言ってきた。俺は次大の顔面を蹴ろうとしたが、飛鳥ちゃんとの戦いの疲労とダメージが残っており蹴りがスムーズに行かず、交わされてしまい、こっちが蹴りをくらってしまった。ジオが「対したこともないな。」といった。俺は「さっきよりは手応えがあるな。」と返したら「痩せ我慢するな」と野次が飛んできた。俺は「次で決める」と宣言し、少しジオとの距離をとった。ジオが油断してそうだったので、俺は両膝を曲げて半身の姿勢から重力に身を任せ前方に倒れ込み、落下の速度に脚力を上乗せした突進力をもって超速の勢いでジオの顔面を殴り飛ばした。ジオは俺の勢いに勝てずに大玉の方に飛んでいき、大玉に止められたが、既に伸びていた。下っ端が心配している中、大玉だけが笑っており、「今のはなんて技だ」と聞いてきたから「瞬電だ」と答えた。すると、「瞬電に致命的な弱点がある。それは使用には一定の間合いを必要なのと意図的に不安定な体勢を取るために発動前後の隙も大きいことだ。」と答えた。俺は悔しいが正解だと思った。だから、「お前に瞬電を使わずに勝ってやる」と言い接近した。
  大玉と俺は睨み合いただ沈黙の時が流れていた。互いに変に仕掛けたらやられると本能的に理解しているのだ。それはギャラリーも同じだった。先に仕掛けて来たのは大玉だった。大玉の蹴りが飛んできたのに対して俺は回避しようとしたが飛鳥ちゃんとの戦いでのダメージが足に残っていたから回避が遅れて蹴りをくらってしまった。俺は吹っ飛ばされて校舎にぶつかった。その様子をみた悠一達が「一輝、大丈夫か?しっかりしろ」と心配してきたので、「ああ、問題ない。タイミングは分かったからもう当たらないよ。」と返した。俺は大玉の近くに行くために足を進めた。大玉は間合いに入れさせないように蹴りを連発していたが、俺は宣言通りタイミングが分かっていたから全部躱して目の前に立った。そして、俺は「これで終わりだ。」と言い目を潰しに行った、大玉は「そんな攻撃誰でも防げるわ」と誇らしげに言っていたので、俺は「そっちは囮だ。こっちが本命だ。」と言い、奴の金玉を握り潰してやった。大玉は「一体今のは」とだけ言い残して地面に倒れた。俺は「最後に教えてやる。今の技は牙狼だ。」といった。そして、「残りは何人だ。まとめてかかってこい。全員まとめて殺してやるから」と叫んだら、下っ端は「ひい、殺される。あいつはマジな顔をしている。」と言い残してジオと大玉を残して行った。俺は「おいおい、一体どこの下っ端がリーダーと副リーダーを置いて逃げるんだよ」と思い、周りを見渡すと副田さんも消えていた。その瞬間チャイムがなり、俺らは現実に戻された。勇気が「やばいぞ。後5分で授業始まる。一輝は保健室で手当してから来いよ酷い怪我だぞ。星宮さん、一輝の治療してくれる?」と頼んでいた。柚子は「別にいいけど、静香の方が適任だと思うよ。」「いや、内田さんはさっきの出来事でビックリしちゃっているから、教室に一緒に戻るようにする」と勇気が言った。
  こうして俺らは保健室と教室に別れた。
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