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45.お風呂
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「エド…あのっ!あの…
……ごめんなさい。
自分だけが傷ついたなんて勘違いして、エドも私の態度や言葉に傷ついたんだね…
ごめんね。」
「うん。
ミユ…僕の方こそ、追い詰めちゃってごめん。
ちゃんと話をして契約を結んでなくて…
騙したみたいにしたし。
身体を重ねて逃げられなくして、婚約者達の事を言ったのも、ミユの逃げ道を塞いでから打ち明けて、打算的だったと思う。
本当にごめんなさい。」
エドの後悔と贖いと、それでも私を逃したくなかったという感情が、伝わって来る。
「エド…
このエドの感情は、ずっと分かるの?
今だけ?!」
「死ぬまでずっとかな。
僕の感情と 居場所が分かるようになってる。
血の契約ってヤツ…
番同士でしか出来ない契約なんだ。
…また 説明なしに勝手にしちゃったね。
ごめん。」
『いやいやっ!逆に安心するわっ!
エドの顔色をいちいち伺わなくても、繋がってて嬉しい…
普通なら受け入れられないような事なんだろうけど、私はエドで全部染められたい……
どんなに重い想いでも受け止められる気がする。』
「良いよ。
じゃあ 仲直りね。」
ちゅっ…
初めて私からキスをした。
エドは 私からのキスに驚いて、少し目を瞬かせ 頬に朱がさしたけど、すぐに気を立て直して キスの応戦をされてしまった。
「エド。
今から王宮じゃ、夜遅くなっちゃうから 今日はゆっくりして、明日の朝一に出発しない?」
「うん。それで良いよ。
まだ 夕飯には早いから、まだ 僕が使った事のない お風呂に入りたいな。
ミユ 一緒にどお?」
『身体は何度も重ねたけど、お風呂はちょっと恥ずかしいなぁ。』
そんな事を考えていたら、さっさと脱衣場にお姫様抱っこで連行されて…
服を剥がれました。
ここまで来たらしょうがないので、腰に帯剣していたベルトと剣を空間収納へいれておき。
脱いでガゴに入れた 二人分の服に、水魔法で綺麗にする魔法を掛けてそのまま置いときました。
風呂への扉をスライドさせて開けて入り、浴槽に水魔法で満タンにして、火魔法で40度になるように念じました。
この世界には、まだ 液体の洗髪薬やらが無いそうで、エドはお風呂に入って 、しばらくの間は シャンプー・コンディショナー・ボディーソープを(これは何?)って聞き続けてました。
お風呂に用意してあるのは、私用って感じなので、早速 エド用にと…
土魔法で水色の硝子の容器を3つ用意して…
『それぞれの容器に、フレッシュシトラスの香りで、シャンプー・リンス・ボディーソープのような 洗浄薬出ろ!』
エド用の物を用意し、1度はやってみたいと思っていた事を、この際やらして貰うことに決めました!
「エド~
この椅子に座って。
そしたら目を閉じて。」
「う…うん…?」
「はい。お湯を頭から掛けるよー」
「んー」
エドの頭に 泡だてたシャンプーを乗せて洗ってあげます。
今までシャンプーした事が無かったせいか、泡がすぐに消えちゃって、3度洗いで漸く普通に泡立ちました。
シャンプーしながら、マッサージをしてあげると、エドの口から 気持ち良さそうな声が上がるので、ついつい頑張ってしまいましたよ。
でも 角があるって、大分洗いにくいですね。
……ごめんなさい。
自分だけが傷ついたなんて勘違いして、エドも私の態度や言葉に傷ついたんだね…
ごめんね。」
「うん。
ミユ…僕の方こそ、追い詰めちゃってごめん。
ちゃんと話をして契約を結んでなくて…
騙したみたいにしたし。
身体を重ねて逃げられなくして、婚約者達の事を言ったのも、ミユの逃げ道を塞いでから打ち明けて、打算的だったと思う。
本当にごめんなさい。」
エドの後悔と贖いと、それでも私を逃したくなかったという感情が、伝わって来る。
「エド…
このエドの感情は、ずっと分かるの?
今だけ?!」
「死ぬまでずっとかな。
僕の感情と 居場所が分かるようになってる。
血の契約ってヤツ…
番同士でしか出来ない契約なんだ。
…また 説明なしに勝手にしちゃったね。
ごめん。」
『いやいやっ!逆に安心するわっ!
エドの顔色をいちいち伺わなくても、繋がってて嬉しい…
普通なら受け入れられないような事なんだろうけど、私はエドで全部染められたい……
どんなに重い想いでも受け止められる気がする。』
「良いよ。
じゃあ 仲直りね。」
ちゅっ…
初めて私からキスをした。
エドは 私からのキスに驚いて、少し目を瞬かせ 頬に朱がさしたけど、すぐに気を立て直して キスの応戦をされてしまった。
「エド。
今から王宮じゃ、夜遅くなっちゃうから 今日はゆっくりして、明日の朝一に出発しない?」
「うん。それで良いよ。
まだ 夕飯には早いから、まだ 僕が使った事のない お風呂に入りたいな。
ミユ 一緒にどお?」
『身体は何度も重ねたけど、お風呂はちょっと恥ずかしいなぁ。』
そんな事を考えていたら、さっさと脱衣場にお姫様抱っこで連行されて…
服を剥がれました。
ここまで来たらしょうがないので、腰に帯剣していたベルトと剣を空間収納へいれておき。
脱いでガゴに入れた 二人分の服に、水魔法で綺麗にする魔法を掛けてそのまま置いときました。
風呂への扉をスライドさせて開けて入り、浴槽に水魔法で満タンにして、火魔法で40度になるように念じました。
この世界には、まだ 液体の洗髪薬やらが無いそうで、エドはお風呂に入って 、しばらくの間は シャンプー・コンディショナー・ボディーソープを(これは何?)って聞き続けてました。
お風呂に用意してあるのは、私用って感じなので、早速 エド用にと…
土魔法で水色の硝子の容器を3つ用意して…
『それぞれの容器に、フレッシュシトラスの香りで、シャンプー・リンス・ボディーソープのような 洗浄薬出ろ!』
エド用の物を用意し、1度はやってみたいと思っていた事を、この際やらして貰うことに決めました!
「エド~
この椅子に座って。
そしたら目を閉じて。」
「う…うん…?」
「はい。お湯を頭から掛けるよー」
「んー」
エドの頭に 泡だてたシャンプーを乗せて洗ってあげます。
今までシャンプーした事が無かったせいか、泡がすぐに消えちゃって、3度洗いで漸く普通に泡立ちました。
シャンプーしながら、マッサージをしてあげると、エドの口から 気持ち良さそうな声が上がるので、ついつい頑張ってしまいましたよ。
でも 角があるって、大分洗いにくいですね。
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