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本編
ジュリアンは怒らせるな
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うわうわうわー!!またやってしまった。食べたら寝ちゃうのどうにかなんないかな?寝過ぎじゃないかってくらいよく寝てるんだけど。寝る子は育つって言葉を信じよう!!
それにしてもオムラーイス美味しかったな。異世界料理食べるつもりで行ったら地球の料理と出会えるなんて。ま、まぁ異世界で食べたから異世界料理には違わないよね⁉︎今度は地球にない異世界の料理を食べよう。
「ティアちゃん何を1人で百面相してるの?」
ジュリアンおばあちゃんが面白そうに見ている。見せ物じゃないんだからね!!
「寝たせいでいつの間にか家に着いてた事にショックを受けてる最中なの。」
「あらあら。拗ねてたのね。大丈夫よ。また一緒に街に行けばいいじゃない。街は逃げたりしないのだから。それに一度に見て回るよりも分けて見て回る方が楽しみも増えて良いと思うわよ。」
むむむ。それもそうか。
「分かった!」
いい子いい子される。
「ティア!ただいま~」
お?エリック隊長が帰って来たみたい。
「おかえりエリック隊長!」
「おかえりなさいエリック。」
「ん?あっ母さん!ただいま戻りました」
うわっ。ジュリアンおばあちゃんが青筋をたてたよ。だってエリック隊長、ジュリアンおばあちゃんの存在に最初気づかなかっただけでなく、取ってつけた挨拶するとジュリアンおばあちゃんを完全無視して私の方へ駆け寄って来たんだよ。
「エリック?せめてもう少しまともに挨拶くらい出来ないのかしら?いくらティアちゃんに会いたかったからと言ってもねぇ?これが母親に対する態度かしら。」
怖い怖い怖い怖い怖い!!!ジュリアンおばあちゃんがまるで虫けらを見るような目でエリック隊長を見てるよ。これにはエリック隊長もやばいと思ったのか後退りしてるし。
そこに空気をよまない客が1人乱入。もちろんそれはグレイおじいちゃん。
「ティア~おじいちゃん今日もお仕事頑張ったんだぞ!おじいちゃん偉いだろ?」
お願いだから空気よんでぇええ!!!
「グレイ…少し黙っていてくれるかしら?」
「ん?ジュリアンどうした?そんなに顔を顰めるとシワが増えるぞ。」
あ、それ女性に言ったらダメなやつ。ジュリアンおばあちゃんの顔をそろりと覗くと…
怖っ!怖い怖い!怖いよー
およ?身体が宙に浮いた?と思ったらセバスさんが私を抱っこしていた。セバスさんはにこりと私に微笑むと「あちらにお菓子を用意していますから食べましょうね」と言って部屋のドアを閉めた。次の瞬間、部屋からはエリック隊長とグレイおじいちゃんの悲鳴が聞こえて…やめよう。知りたくない。
しばらくして、それはそれは良い顔をしたジュリアンおばあちゃんと死んだ魚の目をしたエリック隊長とグレイおじいちゃんがやってきた。2人とも大丈夫?焦点合ってないように見えるんだけど。
「2人のことは気にしないで大丈夫よ?少しお話をして反省してるだけだから。そうよね2人とも??」
「「ひぃっ!!その通りでございます。反省しております!!」」
めっちゃくちゃガクガクしてまっせ?この公爵家において1番強いのはジュリアンおばあちゃんかもしれないと実感した日であった。
それにしてもオムラーイス美味しかったな。異世界料理食べるつもりで行ったら地球の料理と出会えるなんて。ま、まぁ異世界で食べたから異世界料理には違わないよね⁉︎今度は地球にない異世界の料理を食べよう。
「ティアちゃん何を1人で百面相してるの?」
ジュリアンおばあちゃんが面白そうに見ている。見せ物じゃないんだからね!!
「寝たせいでいつの間にか家に着いてた事にショックを受けてる最中なの。」
「あらあら。拗ねてたのね。大丈夫よ。また一緒に街に行けばいいじゃない。街は逃げたりしないのだから。それに一度に見て回るよりも分けて見て回る方が楽しみも増えて良いと思うわよ。」
むむむ。それもそうか。
「分かった!」
いい子いい子される。
「ティア!ただいま~」
お?エリック隊長が帰って来たみたい。
「おかえりエリック隊長!」
「おかえりなさいエリック。」
「ん?あっ母さん!ただいま戻りました」
うわっ。ジュリアンおばあちゃんが青筋をたてたよ。だってエリック隊長、ジュリアンおばあちゃんの存在に最初気づかなかっただけでなく、取ってつけた挨拶するとジュリアンおばあちゃんを完全無視して私の方へ駆け寄って来たんだよ。
「エリック?せめてもう少しまともに挨拶くらい出来ないのかしら?いくらティアちゃんに会いたかったからと言ってもねぇ?これが母親に対する態度かしら。」
怖い怖い怖い怖い怖い!!!ジュリアンおばあちゃんがまるで虫けらを見るような目でエリック隊長を見てるよ。これにはエリック隊長もやばいと思ったのか後退りしてるし。
そこに空気をよまない客が1人乱入。もちろんそれはグレイおじいちゃん。
「ティア~おじいちゃん今日もお仕事頑張ったんだぞ!おじいちゃん偉いだろ?」
お願いだから空気よんでぇええ!!!
「グレイ…少し黙っていてくれるかしら?」
「ん?ジュリアンどうした?そんなに顔を顰めるとシワが増えるぞ。」
あ、それ女性に言ったらダメなやつ。ジュリアンおばあちゃんの顔をそろりと覗くと…
怖っ!怖い怖い!怖いよー
およ?身体が宙に浮いた?と思ったらセバスさんが私を抱っこしていた。セバスさんはにこりと私に微笑むと「あちらにお菓子を用意していますから食べましょうね」と言って部屋のドアを閉めた。次の瞬間、部屋からはエリック隊長とグレイおじいちゃんの悲鳴が聞こえて…やめよう。知りたくない。
しばらくして、それはそれは良い顔をしたジュリアンおばあちゃんと死んだ魚の目をしたエリック隊長とグレイおじいちゃんがやってきた。2人とも大丈夫?焦点合ってないように見えるんだけど。
「2人のことは気にしないで大丈夫よ?少しお話をして反省してるだけだから。そうよね2人とも??」
「「ひぃっ!!その通りでございます。反省しております!!」」
めっちゃくちゃガクガクしてまっせ?この公爵家において1番強いのはジュリアンおばあちゃんかもしれないと実感した日であった。
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