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「……嘘でしょう?」
私は鏡の中の自分を見て、絶句していた。
そこに映っていたのは、いつもの「作業着の女」ではなかった。
深く艶やかなミッドナイトブルーのドレス。
生地には最高級の「伸縮性魔法シルク」が使われており、どんなに動いても破れないし、筋肉の動きを阻害しない。
そして何より、デザインだ。
背中が大きく開いたバックレススタイル。
これにより、日々の懸垂で鍛え上げられた広背筋(ラットスプレッド)の美しい逆三角形ラインが、隠されることなく露わになっている。
さらに、腕部分はノースリーブで、上腕三頭筋のカットが照明を受けて芸術的な陰影を描いている。
「素晴らしい……」
専属のデザイナー(筋肉フェチ疑惑あり)が、私の背中を見てうっとりと溜息をついた。
「コロロ様の『鬼の貌(オーガ)』のような背筋……! それを縁取るレースの装飾! これぞ『強さ』と『美』の融合です!」
「……褒め言葉として受け取っておくわ」
私は恐る恐る体を捻ってみた。
窮屈さはゼロ。
これなら、突然ドラゴンが襲ってきてもハイキックで撃墜できる。
「コロロ、準備はいいか?」
扉が開き、正装したシリウスが入ってきた。
彼は私を見た瞬間、足を止めた。
そのアイスブルーの瞳が、熱っぽく揺れる。
「……美しい」
彼は私の手を取り、甲に口づけをした。
「私の想像以上だ。夜空のようなドレスが、君の白磁の肌と……研ぎ澄まされた筋肉を引き立てている」
「筋肉を褒める貴族なんて、貴方くらいよ」
「最高の賛辞だと言っただろう? さあ、行こう。戦場(ホール)が待っている」
彼は私の腕を取り、エスコートした。
***
大広間は、数百人の貴族たちで埋め尽くされていた。
煌びやかなシャンデリア、生演奏の音楽、そして飛び交う噂話。
「お聞きになりまして? 陛下が連れてきた女性のこと」
「なんでも、隣国を追放された悪役令嬢だとか……」
「野蛮な女だそうよ。きっとドレスも着こなせない田舎娘に違いありませんわ」
そんな意地悪な囁きが聞こえてくる。
ふん、どこに行ってもこういう手合いはいるものね。
「陛下のご入場です!」
儀典長の声が響き渡る。
重厚な扉がゆっくりと開いた。
シリウスが胸を張り、堂々と歩き出す。
私はその半歩後ろを、背筋をピンと伸ばして進んだ。
淑女の歩き方ではない。
体幹を固定し、地面をしっかりと捉える「武術の歩法(すり足)」を応用した、ブレのない移動。
ザッ、ザッ、ザッ。
静寂。
会場中の視線が私たちに突き刺さる。
「……っ!」
誰かが息を呑んだ。
「な、なんだあの美しい女性は……?」
「あの背中……なんて気高い……!」
「歩くだけで風圧を感じるぞ……!?」
嘲笑の声は聞こえない。
あるのは、圧倒的な「存在感」への畏怖だけだ。
私の鍛え上げた肉体美は、貧弱な貴族たちの美意識を、物理的な説得力で粉砕したらしい。
私たちはホールの中央へ進んだ。
シリウスが立ち止まり、私に向き直る。
「……踊っていただけますか? マイ・レディ」
彼は優雅に手を差し出した。
「喜んで。……足を踏んだらごめんなさいね(骨折的な意味で)」
「望むところだ」
私が手を取ると同時に、オーケストラの演奏が始まった。
曲は、激しくも情熱的なタンゴ調のワルツ。
ダンッ!
シリウスが強く踏み込む。
私も負けじと踏み返す。
ギュンッ!!
私たちは回転した。
普通のワルツではない。
遠心力を極限まで利用した、超高速スピンだ。
「速い……っ!」
周囲の貴族たちが悲鳴を上げて後退る。
私のステップは、岩場を駆け抜けるトレーニングで培った俊敏性そのもの。
シリウスのリードは、剣術の達人らしい無駄のない体重移動。
二つの力がぶつかり合い、火花が散るようなダンス。
ドレスの裾が鞭のように空気を切り裂く。
「楽しいか? コロロ」
回転しながら、シリウスが至近距離で囁く。
「ええ! 最高よ! 良い有酸素運動だわ!」
私は笑顔で答えた。
彼の手の平から伝わる力強さが心地よい。
この人は、私の全力を受け止めてくれる。
手加減も、遠慮もいらない。
「っと!」
曲の盛り上がり(サビ)で、シリウスが私を高くリフトした。
私の身体が宙に舞う。
シャンデリアが目の前に迫る。
普通の令嬢なら「きゃあ!」と怖がるところだ。
だが、私は空中で腹筋に力を込め、ピタリと水平姿勢を維持した。
美しき「ヒューマン・フラッグ(人間鯉のぼり)」のポーズである。
「おおおぉぉぉ!!」
会場からどよめきが起きる。
着地。
音もなく床に降り立ち、そのままフィニッシュのポーズを決める。
シリウスが私の腰を抱き、私が彼の肩に手を置き、互いに見つめ合う。
激しい運動の後なのに、二人の息は乱れていない。
ジャンッ!
演奏が終わる。
数秒の静寂の後。
ワァァァァァァァァッ!!!
割れんばかりの拍手喝采が巻き起こった。
「ブラボー!」
「なんて力強いダンスだ!」
「新しい芸術だ!」
貴族たちが興奮してスタンディングオベーションを送っている。
どうやら、「筋肉ワルツ」は帝国のトレンドとして受け入れられたらしい。
「……ふっ、勝ったな」
シリウスが満足げに笑った。
「何に?」
「世間の常識にだ」
彼は私の手を引き、バルコニーへと向かった。
熱狂するホールを背に、夜風が心地よい場所へ。
「コロロ」
バルコニーに出ると、シリウスは私の手すりに手を置き、私を閉じ込めるように立った。
いわゆる「壁ドン(手すりドン)」だ。
「……な、なによ。ダンスは終わったわよ?」
心臓が、ダンスの時よりも激しく跳ねる。
「ああ。だが、ここからが本番だ」
彼は真剣な眼差しで、ポケットから小さな箱を取り出した。
「リゾートでは言えなかった言葉を、今ここで言わせてもらおう」
月明かりの下、箱が開かれる。
そこに入っていたのは、巨大なダイヤモンド……ではなく。
深紅に輝く、見たこともない金属の指輪だった。
「これは……?」
「オリハルコンだ」
「えっ!?」
「世界で最も硬く、魔力を通しやすい幻の金属。……普通の宝石では、君の握力で砕けてしまうかもしれないからな。ドワーフの鍛冶師に頼んで、特別に加工させた」
シリウスは指輪を摘み上げた。
デザインは繊細で美しいが、その強度はドラゴンの鱗をも凌ぐだろう。
まさに、私のためだけの指輪。
「コロロ・フォン・ベルガモット」
彼は片膝をついた。
騎士が姫に忠誠を誓うように。
「君の強さも、優しさも、その美しい筋肉も、全て私が守り抜く。……どうか、私の生涯のパートナー(共犯者)になってくれないか?」
それは、世界で一番、物理的に「硬い」愛の告白だった。
私は鏡の中の自分を見て、絶句していた。
そこに映っていたのは、いつもの「作業着の女」ではなかった。
深く艶やかなミッドナイトブルーのドレス。
生地には最高級の「伸縮性魔法シルク」が使われており、どんなに動いても破れないし、筋肉の動きを阻害しない。
そして何より、デザインだ。
背中が大きく開いたバックレススタイル。
これにより、日々の懸垂で鍛え上げられた広背筋(ラットスプレッド)の美しい逆三角形ラインが、隠されることなく露わになっている。
さらに、腕部分はノースリーブで、上腕三頭筋のカットが照明を受けて芸術的な陰影を描いている。
「素晴らしい……」
専属のデザイナー(筋肉フェチ疑惑あり)が、私の背中を見てうっとりと溜息をついた。
「コロロ様の『鬼の貌(オーガ)』のような背筋……! それを縁取るレースの装飾! これぞ『強さ』と『美』の融合です!」
「……褒め言葉として受け取っておくわ」
私は恐る恐る体を捻ってみた。
窮屈さはゼロ。
これなら、突然ドラゴンが襲ってきてもハイキックで撃墜できる。
「コロロ、準備はいいか?」
扉が開き、正装したシリウスが入ってきた。
彼は私を見た瞬間、足を止めた。
そのアイスブルーの瞳が、熱っぽく揺れる。
「……美しい」
彼は私の手を取り、甲に口づけをした。
「私の想像以上だ。夜空のようなドレスが、君の白磁の肌と……研ぎ澄まされた筋肉を引き立てている」
「筋肉を褒める貴族なんて、貴方くらいよ」
「最高の賛辞だと言っただろう? さあ、行こう。戦場(ホール)が待っている」
彼は私の腕を取り、エスコートした。
***
大広間は、数百人の貴族たちで埋め尽くされていた。
煌びやかなシャンデリア、生演奏の音楽、そして飛び交う噂話。
「お聞きになりまして? 陛下が連れてきた女性のこと」
「なんでも、隣国を追放された悪役令嬢だとか……」
「野蛮な女だそうよ。きっとドレスも着こなせない田舎娘に違いありませんわ」
そんな意地悪な囁きが聞こえてくる。
ふん、どこに行ってもこういう手合いはいるものね。
「陛下のご入場です!」
儀典長の声が響き渡る。
重厚な扉がゆっくりと開いた。
シリウスが胸を張り、堂々と歩き出す。
私はその半歩後ろを、背筋をピンと伸ばして進んだ。
淑女の歩き方ではない。
体幹を固定し、地面をしっかりと捉える「武術の歩法(すり足)」を応用した、ブレのない移動。
ザッ、ザッ、ザッ。
静寂。
会場中の視線が私たちに突き刺さる。
「……っ!」
誰かが息を呑んだ。
「な、なんだあの美しい女性は……?」
「あの背中……なんて気高い……!」
「歩くだけで風圧を感じるぞ……!?」
嘲笑の声は聞こえない。
あるのは、圧倒的な「存在感」への畏怖だけだ。
私の鍛え上げた肉体美は、貧弱な貴族たちの美意識を、物理的な説得力で粉砕したらしい。
私たちはホールの中央へ進んだ。
シリウスが立ち止まり、私に向き直る。
「……踊っていただけますか? マイ・レディ」
彼は優雅に手を差し出した。
「喜んで。……足を踏んだらごめんなさいね(骨折的な意味で)」
「望むところだ」
私が手を取ると同時に、オーケストラの演奏が始まった。
曲は、激しくも情熱的なタンゴ調のワルツ。
ダンッ!
シリウスが強く踏み込む。
私も負けじと踏み返す。
ギュンッ!!
私たちは回転した。
普通のワルツではない。
遠心力を極限まで利用した、超高速スピンだ。
「速い……っ!」
周囲の貴族たちが悲鳴を上げて後退る。
私のステップは、岩場を駆け抜けるトレーニングで培った俊敏性そのもの。
シリウスのリードは、剣術の達人らしい無駄のない体重移動。
二つの力がぶつかり合い、火花が散るようなダンス。
ドレスの裾が鞭のように空気を切り裂く。
「楽しいか? コロロ」
回転しながら、シリウスが至近距離で囁く。
「ええ! 最高よ! 良い有酸素運動だわ!」
私は笑顔で答えた。
彼の手の平から伝わる力強さが心地よい。
この人は、私の全力を受け止めてくれる。
手加減も、遠慮もいらない。
「っと!」
曲の盛り上がり(サビ)で、シリウスが私を高くリフトした。
私の身体が宙に舞う。
シャンデリアが目の前に迫る。
普通の令嬢なら「きゃあ!」と怖がるところだ。
だが、私は空中で腹筋に力を込め、ピタリと水平姿勢を維持した。
美しき「ヒューマン・フラッグ(人間鯉のぼり)」のポーズである。
「おおおぉぉぉ!!」
会場からどよめきが起きる。
着地。
音もなく床に降り立ち、そのままフィニッシュのポーズを決める。
シリウスが私の腰を抱き、私が彼の肩に手を置き、互いに見つめ合う。
激しい運動の後なのに、二人の息は乱れていない。
ジャンッ!
演奏が終わる。
数秒の静寂の後。
ワァァァァァァァァッ!!!
割れんばかりの拍手喝采が巻き起こった。
「ブラボー!」
「なんて力強いダンスだ!」
「新しい芸術だ!」
貴族たちが興奮してスタンディングオベーションを送っている。
どうやら、「筋肉ワルツ」は帝国のトレンドとして受け入れられたらしい。
「……ふっ、勝ったな」
シリウスが満足げに笑った。
「何に?」
「世間の常識にだ」
彼は私の手を引き、バルコニーへと向かった。
熱狂するホールを背に、夜風が心地よい場所へ。
「コロロ」
バルコニーに出ると、シリウスは私の手すりに手を置き、私を閉じ込めるように立った。
いわゆる「壁ドン(手すりドン)」だ。
「……な、なによ。ダンスは終わったわよ?」
心臓が、ダンスの時よりも激しく跳ねる。
「ああ。だが、ここからが本番だ」
彼は真剣な眼差しで、ポケットから小さな箱を取り出した。
「リゾートでは言えなかった言葉を、今ここで言わせてもらおう」
月明かりの下、箱が開かれる。
そこに入っていたのは、巨大なダイヤモンド……ではなく。
深紅に輝く、見たこともない金属の指輪だった。
「これは……?」
「オリハルコンだ」
「えっ!?」
「世界で最も硬く、魔力を通しやすい幻の金属。……普通の宝石では、君の握力で砕けてしまうかもしれないからな。ドワーフの鍛冶師に頼んで、特別に加工させた」
シリウスは指輪を摘み上げた。
デザインは繊細で美しいが、その強度はドラゴンの鱗をも凌ぐだろう。
まさに、私のためだけの指輪。
「コロロ・フォン・ベルガモット」
彼は片膝をついた。
騎士が姫に忠誠を誓うように。
「君の強さも、優しさも、その美しい筋肉も、全て私が守り抜く。……どうか、私の生涯のパートナー(共犯者)になってくれないか?」
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