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馬車

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カイトは、リサを連れて、馬車に乗り込んだ。
怒ってる。

「リサ。罰だよ。まだ私なんかって言うんだね。」


「でも、、、不安で。最近、お店で、よく聞くから、、、
私より素敵な人たくさんいるのはわかってる。
それでも私を選んでくれたのもわかるけど、やっぱり不安になるの。
私なんかで本当に良いのか?カイト様の隣にはもっと良い人がいる。」




「そう。なら、脱いで。」

「え?」

「服を脱いで。濡れてるから気持ち悪いでしょ、、、」


「でも、、、カイト様がいるから、、」


「大丈夫だよ。罰だよ。」

「今までキスだったよ?」

「うん。でも今はキスでは罰にはならないよね?背中届かないね。下げてあげる。」

ファスナーに手をかけ、下げた。

リサの白い肌がみえた。
「ほらっ。気持ち悪いでしょ。」

ワンピースを脱がした。中はスリップを着ているから、全てを見るわけじゃない。でも、、さっきよりリサがわかる。

「ごめんなさい。カイト様。恥ずかしい。」

後ろから抱きしめた。

「俺は、リサしか好きにならない。
リサは魅力的だ。
わかる?自信持って。
俺に愛されることを。それに、まだリサは公に出ていないから、安心できるけど、表舞台に出てとき、心配だよ。
こんな可愛い子、みんな好きになるよ。だから、俺は隠すことに賛成した。
俺だけのリサだからな。」

「うん。私のどこが魅力的なのかわからない。でも、私はカイト様だけでいいの。」

「ありがとう。俺は、リサしか欲情しない。今すぐ、食べたい。全てを俺のものしたい。わかる?」

ものすごく真剣な顔をしていた。
カイト様を信じれる。

「はい。」


「なら。こっち向いて。」


スリップを少し下げて、胸の膨らみの上の部分に、キスマークをつけた。

「カイト様???」

「俺のものっていう印だよ。さあ。着替えて。」


「嬉しい。。」
リサは、恥ずかしい気持ち、嬉しい気持ちでいっぱいだった。
カイト様の証。
なんか安心する。


カイトは、馬車から出ようとした時、、

「待って。お願い。私もつけたい。私のものって。」


「いいよ。」
シャツをはだけさせた。

キスをした。

「つかない。」

「もっと強く吸わないと無理だよ。」

リサは一生懸命、何度も何度も吸った。
赤い跡がついた。

「これで私のもの。」

「かわいいな。じゃあ着替えて。」
馬車から出て行った。


その間に、服を変え、
馬車を出ると、カイト様が、夕日に照らされた姿をみた。

「カッコいい」

その頃のカイトは、自分の野獣の心を抑えることで精一杯だった。





宿屋に戻り、いつも通りに振る舞った。
4人で食事をし、眠りについたが、なかなか眠れないカイトだった。

「可愛い。早く俺のものにしたい。」

一方リサは、安心して、いつもより深い眠りについた。


翌日は、鉱山の契約をして、屋敷帰ることにした。





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