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説得
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「しまった」
ユウは険しい顔で辺りを見回した。
すぐ後ろにいたアマネも気がついた。
「あれ?お姉さまは?」
姉の様子がいつもと違ったため、ただの迷子ではないはずだった。二度と会えないかもしれないという不安に急き立てられる。
「アマネ様、私から離れないでください」
アンリが護衛に迷惑をかけることはなかった。むしろアンリの方が気遣って、護衛から離れないようにさえするのだ。
「絶対に見つけて、ユウ」
アマネはユウの服の端を掴んだ。一人で駆け出して探しに行きたかったが、ユウとはぐれてしまうと見つけてもらえる自信がなかった。万が一のことがあれば、自分で何とかすることもできない上、ユウに罪悪感を与えてしまうだろう。
二人は雑踏の中を進んでいった。流れていく人々の顔を一人ひとり見ていくのだが、数が多すぎて追いつけない。アンリの存在感は姿を見なくてもわかるはずだった。何も感じないということは、目に見える範囲ではいないということだ。ユウは考えを巡らせて、できるだけ可能性の高い細い道を選んでいく。アマネも精一杯邪魔にならないように駆け足でついていった。薄暗さは加速していき、余計に二人を阻もうとする。
アンリは川を目指して歩いていた。街から外れ、木が目隠しをしてくれる通りだった。ここまで来れば大丈夫だろうと、少し前から歩調を緩めていた。ずっと走り続けてきたため、体力もそろそろ限界に近づいていたのだった。足は鉛のようにどっと重たくなっていた。もう日が暮れる間際であり、人通りはなかった。大抵人々が川へ向かうのは、水を汲みに行く朝だ。その川岸でレイと落ち合う予定だった。ただ、突然木の陰から現れた者たちを見て、あまりに驚いて足をとめてしまった。予想外だったのと、疲れが溜まっていたのとで、言葉の一つも思いつかない。終いには、しびれを切らして向こうから声をかけてきた。
「お姉さま」
アマネは怒ってはいなかった。胸を突かれるどこか寂しげな表情だった。ユウも畏まって隣に佇んでアンリを見つめた。彼らにもだいぶ疲労の色が見られた。よほど無理をしないと、アンリに追いつけなかったはずだ。覚悟を決めるしかなかった。
「お願い、アマネ。私をこのまま行かせて」
ただの思いつきや冗談でないことは、妹にもわかっていた。何を言えば考え直してくれるか、必死で頭の中で思案するしかなかった。
「知ってたよ。昨日の夜どこかへ行ってたこと。キヌン様と何かあったこと。いつか話してくれるんじゃないかなって思ってた」
妹がこんなに大人びて見えたのは、初めてかもしれなかった。言葉の一つ一つが枷のようだった。アンリを動けなくさせていく。
「お姉さまが何も言わないのは、きっとあたしのためを思ってのことだって、わかってる。だけど、あたしにとっては、たった一人の大事な姉妹なの。この先一人で過ごすくらいなら、死んだ方がましだと思うくらいに」
アマネの頬に一筋涙が伝った。いつまでも小さな妹ではなかった。姉を超えていく、芯の強さを持っていた。アンリは妹に駆け寄って、そっと抱きしめた。
「ごめんね、アマネ」
そう言いながらも、アンリはユウの方を見た。
「全て話そうと思うけれど、ユウにとっては辛い話かもしれないわ」
アマネはきょとんと不思議そうな顔をした。ユウも心を決めているようだった。一度小さく頷いた。
「私もアンリ様にお伝えすることがあります」
どうやらユウも何か知っているようだった。
「キヌン様の生まれのことです。武人の家系だと聞いていましたが、彼の両親の名前を誰も知りませんでした」
「えっ?」
アマネだけが間の抜けた声を上げた。
「このあいだ、神官のレイという子が教えてくれた。私は、本人の口から聞いたの。彼は、遠征中に父の首を獲るつもりなの」
言葉にするだけでもぞっとする。そんなアンリを見て二人も同じ顔をした。
「本当ですか」
「会議室の奥に隠し通路があって、そこでキヌン様と何人かが話していたわ。彼は神官の家元だった」
「王宮の人みんなを騙してたってこと…?」
アマネには想像もできないような悪事だった。アンリと婚約したのも、父を油断させるためだったのか。姉がただ利用されたのだと思えば思うほど、アマネは憤慨した。
「そんなの許せない」
「それで、アンリ様はどうなさるおつもりなのですか」
ユウが心配そうに言った。
「レイには何か考えがあるみたい。一人で追いかけることは難しいから、彼を頼ってみようと思う」
「信頼できる方なのですか」
「大丈夫よ、きっと」
「あたしも行くわ」
アマネがそう言うのがわかりきっていた。アンリとユウは顔を見合わせた。
「だめよ、アマネ。私が全て打ち明けたのは、あなたに納得してもらうため。危険に巻き込まないためよ」
「私がお姉さまを守るわ」
「そんなことできないでしょ」
「ユウがいるわ」
突然名前が挙がってユウは目を見開いた。こほんと咳払いをする。
「アンリ様。私は今はアンリ様の護衛でもありますから、できるならアマネ様と王宮に居てほしいです。王を守る役目なら、私が行きますから」
姫二人は口をつぐんだ。確かに、女一人では何の力もなく、ただの足でまといになるだけだろう。
「ご心配されているのは、十分わかります。ただ、姫君方に何かあって、王に何もなかったとき、王は悲しまれ、私も責任を負うことになるでしょう」
ユウの言うことはもっともだった。決心してここに来たはずなのに、揺らぐことになろうとは思ってもみなかった。
「ユウは強いんでしょ。私とお姉さまを、何が何でも守って。それなら、文句ないでしょ」
「アマネ。なんであなたも行く話になってるの」
「あたしが王宮に戻れば、お姉さまと別々になるわ。それだと、ユウが困るでしょ」
アマネは急に調子をかえた。
「懐かしいなあ。まだ子供だった頃、お姉さまとユウと三人で、内緒で王宮を抜け出したわね。とっても楽しかった。またあの時に戻れるのね」
「遊びじゃないんです」
ユウとアンリの声が揃った。そう言ってアンリも声を立てて笑った。
「いえ、いいかもしれないわね」
「アンリ様!」
ユウはぎょっとして慌てた。ただ、アンリは冷静に向き合った。
「万が一命が終わったとしても、絶対に後悔はしない。王宮に閉じ込められて一生を過ごすより、ずっとその方がいい」
「もし姫君方を失えば、私は正気ではいられません」
「自分の身は自分で守るわ。それに、戦える人は、実はユウだけじゃないの」
「どういうことですか」
「これからレイと会いに行くの。戦いの神に」
ユウとアマネは慣れない響きに固まってしまった。
「戦いの…神ですか?」
「私たちと同じ人間よ。だけど、かなり腕の立つ人。私とアマネも一度救われたの」
「えっ、もしかして」
アマネは驚いているだけでなく、少し嬉しそうな調子だった。
「あなたには言いたくなかったけど」
ぼそりとアンリは呟いた。
「今から、彼の元を訪れて、一緒に来てもらうようにお願いするの」
「そうなの」
アマネがはしゃいでいるのを、ユウは不思議そうに見つめた。
「怪しい者ではないのですか?」
アンリは言葉に詰まって、首を傾げるしかなかった。
「会えばわかりますよ」
三人の声ではない、若い男性の声が飛んできた。木の陰からさっと現れ、不敵な笑顔を浮かべていた。いつの間にか辺りは暗くなっており、月明かりで輪郭がぼやっと浮かんでいた。白い衣で身を包んだ神官だった。
突然の登場に三人は何も言えず、彼を見つめるしかなかった。
ユウは険しい顔で辺りを見回した。
すぐ後ろにいたアマネも気がついた。
「あれ?お姉さまは?」
姉の様子がいつもと違ったため、ただの迷子ではないはずだった。二度と会えないかもしれないという不安に急き立てられる。
「アマネ様、私から離れないでください」
アンリが護衛に迷惑をかけることはなかった。むしろアンリの方が気遣って、護衛から離れないようにさえするのだ。
「絶対に見つけて、ユウ」
アマネはユウの服の端を掴んだ。一人で駆け出して探しに行きたかったが、ユウとはぐれてしまうと見つけてもらえる自信がなかった。万が一のことがあれば、自分で何とかすることもできない上、ユウに罪悪感を与えてしまうだろう。
二人は雑踏の中を進んでいった。流れていく人々の顔を一人ひとり見ていくのだが、数が多すぎて追いつけない。アンリの存在感は姿を見なくてもわかるはずだった。何も感じないということは、目に見える範囲ではいないということだ。ユウは考えを巡らせて、できるだけ可能性の高い細い道を選んでいく。アマネも精一杯邪魔にならないように駆け足でついていった。薄暗さは加速していき、余計に二人を阻もうとする。
アンリは川を目指して歩いていた。街から外れ、木が目隠しをしてくれる通りだった。ここまで来れば大丈夫だろうと、少し前から歩調を緩めていた。ずっと走り続けてきたため、体力もそろそろ限界に近づいていたのだった。足は鉛のようにどっと重たくなっていた。もう日が暮れる間際であり、人通りはなかった。大抵人々が川へ向かうのは、水を汲みに行く朝だ。その川岸でレイと落ち合う予定だった。ただ、突然木の陰から現れた者たちを見て、あまりに驚いて足をとめてしまった。予想外だったのと、疲れが溜まっていたのとで、言葉の一つも思いつかない。終いには、しびれを切らして向こうから声をかけてきた。
「お姉さま」
アマネは怒ってはいなかった。胸を突かれるどこか寂しげな表情だった。ユウも畏まって隣に佇んでアンリを見つめた。彼らにもだいぶ疲労の色が見られた。よほど無理をしないと、アンリに追いつけなかったはずだ。覚悟を決めるしかなかった。
「お願い、アマネ。私をこのまま行かせて」
ただの思いつきや冗談でないことは、妹にもわかっていた。何を言えば考え直してくれるか、必死で頭の中で思案するしかなかった。
「知ってたよ。昨日の夜どこかへ行ってたこと。キヌン様と何かあったこと。いつか話してくれるんじゃないかなって思ってた」
妹がこんなに大人びて見えたのは、初めてかもしれなかった。言葉の一つ一つが枷のようだった。アンリを動けなくさせていく。
「お姉さまが何も言わないのは、きっとあたしのためを思ってのことだって、わかってる。だけど、あたしにとっては、たった一人の大事な姉妹なの。この先一人で過ごすくらいなら、死んだ方がましだと思うくらいに」
アマネの頬に一筋涙が伝った。いつまでも小さな妹ではなかった。姉を超えていく、芯の強さを持っていた。アンリは妹に駆け寄って、そっと抱きしめた。
「ごめんね、アマネ」
そう言いながらも、アンリはユウの方を見た。
「全て話そうと思うけれど、ユウにとっては辛い話かもしれないわ」
アマネはきょとんと不思議そうな顔をした。ユウも心を決めているようだった。一度小さく頷いた。
「私もアンリ様にお伝えすることがあります」
どうやらユウも何か知っているようだった。
「キヌン様の生まれのことです。武人の家系だと聞いていましたが、彼の両親の名前を誰も知りませんでした」
「えっ?」
アマネだけが間の抜けた声を上げた。
「このあいだ、神官のレイという子が教えてくれた。私は、本人の口から聞いたの。彼は、遠征中に父の首を獲るつもりなの」
言葉にするだけでもぞっとする。そんなアンリを見て二人も同じ顔をした。
「本当ですか」
「会議室の奥に隠し通路があって、そこでキヌン様と何人かが話していたわ。彼は神官の家元だった」
「王宮の人みんなを騙してたってこと…?」
アマネには想像もできないような悪事だった。アンリと婚約したのも、父を油断させるためだったのか。姉がただ利用されたのだと思えば思うほど、アマネは憤慨した。
「そんなの許せない」
「それで、アンリ様はどうなさるおつもりなのですか」
ユウが心配そうに言った。
「レイには何か考えがあるみたい。一人で追いかけることは難しいから、彼を頼ってみようと思う」
「信頼できる方なのですか」
「大丈夫よ、きっと」
「あたしも行くわ」
アマネがそう言うのがわかりきっていた。アンリとユウは顔を見合わせた。
「だめよ、アマネ。私が全て打ち明けたのは、あなたに納得してもらうため。危険に巻き込まないためよ」
「私がお姉さまを守るわ」
「そんなことできないでしょ」
「ユウがいるわ」
突然名前が挙がってユウは目を見開いた。こほんと咳払いをする。
「アンリ様。私は今はアンリ様の護衛でもありますから、できるならアマネ様と王宮に居てほしいです。王を守る役目なら、私が行きますから」
姫二人は口をつぐんだ。確かに、女一人では何の力もなく、ただの足でまといになるだけだろう。
「ご心配されているのは、十分わかります。ただ、姫君方に何かあって、王に何もなかったとき、王は悲しまれ、私も責任を負うことになるでしょう」
ユウの言うことはもっともだった。決心してここに来たはずなのに、揺らぐことになろうとは思ってもみなかった。
「ユウは強いんでしょ。私とお姉さまを、何が何でも守って。それなら、文句ないでしょ」
「アマネ。なんであなたも行く話になってるの」
「あたしが王宮に戻れば、お姉さまと別々になるわ。それだと、ユウが困るでしょ」
アマネは急に調子をかえた。
「懐かしいなあ。まだ子供だった頃、お姉さまとユウと三人で、内緒で王宮を抜け出したわね。とっても楽しかった。またあの時に戻れるのね」
「遊びじゃないんです」
ユウとアンリの声が揃った。そう言ってアンリも声を立てて笑った。
「いえ、いいかもしれないわね」
「アンリ様!」
ユウはぎょっとして慌てた。ただ、アンリは冷静に向き合った。
「万が一命が終わったとしても、絶対に後悔はしない。王宮に閉じ込められて一生を過ごすより、ずっとその方がいい」
「もし姫君方を失えば、私は正気ではいられません」
「自分の身は自分で守るわ。それに、戦える人は、実はユウだけじゃないの」
「どういうことですか」
「これからレイと会いに行くの。戦いの神に」
ユウとアマネは慣れない響きに固まってしまった。
「戦いの…神ですか?」
「私たちと同じ人間よ。だけど、かなり腕の立つ人。私とアマネも一度救われたの」
「えっ、もしかして」
アマネは驚いているだけでなく、少し嬉しそうな調子だった。
「あなたには言いたくなかったけど」
ぼそりとアンリは呟いた。
「今から、彼の元を訪れて、一緒に来てもらうようにお願いするの」
「そうなの」
アマネがはしゃいでいるのを、ユウは不思議そうに見つめた。
「怪しい者ではないのですか?」
アンリは言葉に詰まって、首を傾げるしかなかった。
「会えばわかりますよ」
三人の声ではない、若い男性の声が飛んできた。木の陰からさっと現れ、不敵な笑顔を浮かべていた。いつの間にか辺りは暗くなっており、月明かりで輪郭がぼやっと浮かんでいた。白い衣で身を包んだ神官だった。
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