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狭間
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レイは後ろを気遣いながらも、足を緩めず進んでいた。
すぐそばにユウが、姫二人も離れまいと自分自身に鞭を打った。誰も口を聞かず、緊迫した空気に包まれていた。姫達は嫌でも、赤く染まったハルカと、彼の血で衣が赤くなっていくユウが目に入ってしまう。背負われたハルカは身動き一つせず、亡骸のようにしか見えなかった。ユウだけは彼の体温を感じていたが、それも少しずつ冷たくなってきていた。一秒も無駄にできないのは、言葉にせずとも、十分皆が理解していた。レイでさえも動揺を隠せていない。ただ、彼の選ぶ道は的確で、最短で森を抜けた。
目の前には街が広がっていた。月明かりを受けてぼんやりと、整えられた土壁が一帯に並んでいた。後ろを振り返れば、遠くの木々は赤く燃え、煙がとめどなく上がっていた。街の人々は恐怖の面持ちで炎を眺めていた。森とは少し距離があるため火が移る事はなさそうだったが、このまま広がれば煙が流れてきそうだった。
左手には、住居らしからぬ巨大な壁があった。神殿だった。立派な円柱が均等に並んでいた。レイは迷わずそちらに足を進めた。正面まで回ってくると、門は閉ざされており護衛が二人銅像のように立っていた。後ろの三人はどうするのだろうと訝った。
「カルナクのレイです」
彼は冷静にそれだけ述べた。護衛はすぐさま反応し、手に持っていた武器を下ろして入口を開けた。一人の護衛がそのまま奥へ導いてくれた。緩やかな階段が正面へ真っ直ぐ伸び、柱で支えられた祭殿がどっしりと構えられていた。自国の神殿と比べると多少見劣りはするものの、質素ながら綺麗に造られていた。いくつかの仕切りを越え、一番突き当たりまで来ると、一人の神官が出迎えてくれた。歳を重ねていることと、立ち居振る舞いから見て、ここの神殿の長に違いなかった。
「レイ殿、よく参られました」
上品な言葉使いだった。
「ご無沙汰しております、セティ長官。ゆっくりお話したいのは山々なのですが、仲間が深手を負っています。部屋と治療道具をお貸しいただけますか」
「もちろんです」
セティはすぐに護衛を促して、部屋へと案内させた。彼の目にももちろんハルカが映っていた。かなり緊急を要することは、一目見ただけでもよく分かった。
通された部屋はさほど大きくはなかったが、四隅に火が焚かれ、中央に台がある。ユウは言われるまでもなくハルカをそこに寝かせた。護衛は気を利かせて、道具一式と水を汲んで持ってきてくれた。レイはてきぱきと道具を並べ、服を切り水で濡らした布でハルカの体を拭いた。レイはちらと姫達を見た。
「見ているのはお辛い事と思います。精一杯治療しますので、よければ隣の部屋でお待ちください。すいませんが、ユウ様だけはもう少しだけ手伝っていただけますか」
姫二人は素直に頷けなかったが、こういう経験の全くない自分達に出来ることはなく、レイの指示を信じるしかなかった。アンリがそっと妹の背を押した。
「レイ。ハルカを頼みます」
さすがの姉姫も、瞳を濡らしていた。ハルカの顔は見るからに青白く、息づかいもか細かった。既にあの世へ一歩踏み出しかけているようだった。アンリの身代わりに傷を受けたのかと思うと、居ても立ってもいられなかった。こんなことなら、立ち止まらずに逃げるべきだったのかもしれない。その場は見捨てたという事実だったとしても、結果ハルカはシュウトが間に合えば助かったかもしれないのだ。自分の判断のせいだと思うと、申し訳なさでいっぱいだった。妹も姉を気遣う余裕は全くなく、親しい者を亡くす恐怖に涙を浮かべていた。姫二人は後ろを振り返らず、静かに部屋を去っていった。
ハルカの傷は肩から腹にかけて大きくひらかれていた。ただ、あの長剣で受けたものにしては思っていたより浅かった。止血と消毒、傷口を縫い薬を塗っていく。ユウは、レイの助手として道具を受け取ったり渡したりした。若い神官なのに、的確で無駄な動きがない。これ以上の最善の手はありえないだろうと思えた。
レイの処置はついに完了し、彼は一度大きく呼吸をした。
ユウと顔を見合わせる。ハルカの状態が改善したわけではもちろんなかった。致命傷になるほどの深い傷ではなかったものの、出血多量であり治療も遅れたため、危険な状態であるのに変わりなかった。悪化の進行は抑えられたものの、ここからはハルカの生命力に頼るしかなかった。
「大丈夫だろうか、ハルカは」
ユウは呟くように言った。
「手は尽くしました。あとはハルカの回復を祈るだけです」
そう言いながらも、納得できない複雑な表情を浮かべていた。ユウはぽんと彼の肩を優しく叩いた。
「今日は神官として、ハルカの傍にいさせてください。ユウ様は姫様方を支えてあげてください。ここの護衛の者が着替えも用意してくれていると思いますので。守りもしっかりしていますから、安心してお休みください」
ユウはそう言われて自分の格好を眺めた。まるで自分が切り刻まれたような様だった。情けなくふっと笑ってから、「わかった」と言って部屋を後にした。精神的にも衰弱しているであろう姫二人が心配だった。実際にハルカはまだ助かるとは断定できないため、どう伝えようか悩まざるを得なかった。
思い出させないように急いで服を着替えた。神官が着る真っ白い衣だった。肌触りも心地良く、こんな状況でなければかなり喜んだことだろう。
「入りますよ」
幕で仕切られた隣の小さな部屋の前で、ユウは静かに声を掛けた。
「どうぞ」とアンリのか細げな声がすぐに返ってきた。ユウはお辞儀して中へと入った。
姫二人は壁にもたれて並んで座っていた。彼女達の顔が結末を知りたがっていた。アマネの目はうっすら赤かった。今までアンリがなだめすかしていたのだろう。そんな姉姫も、始終不安な面持ちを浮かべていた。
「ハルカは無事ですか?」
アンリがそっと訊ねた。ユウは少しの間口を結んで言葉を選んだ。姫達を期待させてしまうことも、傷つけてしまうことも避けなければならなかった。これ以上彼女らに負担をかけるべきではなかった。
「レイは精一杯治療してくれました。あとはハルカ自身の生命力に頼るしかありません」
まだ状態が思わしくないのだと分かってしまった姫二人は、自然と俯いてしまった。アマネは泣き出しそうになるのを、必死に堪えていた。ここで泣いてしまえば姉を追い詰めるだけだと思ったからだった。
「今晩はレイが見ていてくれます。何かあればすぐに起こしますから、どうぞ休んでください。ここは神殿専任の護衛で守られていますので、安心してください」
アンリは力なくお礼を述べた。ユウはこれ以上は何も出来ず、そっとその場を立ち去った。今まで何度も戦場に赴いてきて、仲間が傷つくことも、亡くなることも経験してきた。ただ、その悲しみとは比べものにならなかった。姫達の心情を思うと、悲愴感ばかりが立ち込めた。やはり、連れてきてはならなかったのだ。ここでハルカを失えば、彼女達は一生の傷を背負って生きていくことになるだろう。掛けてあげられる言葉もなく、自分自身に嫌気がさした。
ユウは静かにハルカの横になっている部屋へと戻った。レイは全く動じす、ハルカの前に膝をつき祈りを捧げていた。見ていたわけではなかったが、彼はずっとそうしているのだろうと思えた。気を散らせないように、そっと部屋の隅に腰を下ろして見守った。眠気はなく、レイが諦めない限り共に祈るつもりだった。姫に一番に報告してあげたい気持ちもあったためだ。
ハルカは今は苦しんでいる様子はなく、むしろ恐ろしいくらいに深くまで寝入っているようだった。
注意して見なければ呼吸しているかも分からないくらいだった。ユウもレイも、ハルカとはこの旅をきっかけに知り合っただけであるが、何故かずっと前からの顔見知りだったような錯覚におちいる。初めからハルカは、誰に対しても壁を作っていなかった。心のままに怒り、笑う人だった。認めるよりも前に、既に彼の雰囲気に溶け合ってしまっている。彼が居るだけで空気が陽気になってしまう、不思議な存在だった。ハルカ無しではこの旅は成り立たなかった。
誰も言葉にせずとも彼の笑顔は自然と浮かび、無事を切に祈るしかなかった。
長い夜はゆっくりと更けていった。
アマネは急に、何か思いついたように立ち上がった。姉姫は驚いて彼女を見上げる。
「アマネ?」
ずっと考え込んでいたアンリは妹の様子を不思議に思い、掠れた声で名前を呼んだ。
アマネは反応しなかった。聞こえたのか聞こえていないのか、どこか一点を見つめている。
何か決心したように、瞳はしっかり前を見据えていた。こういう時のアマネは、何を言っても断固として揺るがないのだった。姉姫は、静かに彼女を見守った。
「お手洗いに行ってくる」
アマネは一人言のように言うと、姉の返事を求める事もなく部屋を出ていった。
「危ない事はしないでね」
言っても無駄だと思いながらも、アンリは妹の背中に言葉を投げかけた。
すぐそばにユウが、姫二人も離れまいと自分自身に鞭を打った。誰も口を聞かず、緊迫した空気に包まれていた。姫達は嫌でも、赤く染まったハルカと、彼の血で衣が赤くなっていくユウが目に入ってしまう。背負われたハルカは身動き一つせず、亡骸のようにしか見えなかった。ユウだけは彼の体温を感じていたが、それも少しずつ冷たくなってきていた。一秒も無駄にできないのは、言葉にせずとも、十分皆が理解していた。レイでさえも動揺を隠せていない。ただ、彼の選ぶ道は的確で、最短で森を抜けた。
目の前には街が広がっていた。月明かりを受けてぼんやりと、整えられた土壁が一帯に並んでいた。後ろを振り返れば、遠くの木々は赤く燃え、煙がとめどなく上がっていた。街の人々は恐怖の面持ちで炎を眺めていた。森とは少し距離があるため火が移る事はなさそうだったが、このまま広がれば煙が流れてきそうだった。
左手には、住居らしからぬ巨大な壁があった。神殿だった。立派な円柱が均等に並んでいた。レイは迷わずそちらに足を進めた。正面まで回ってくると、門は閉ざされており護衛が二人銅像のように立っていた。後ろの三人はどうするのだろうと訝った。
「カルナクのレイです」
彼は冷静にそれだけ述べた。護衛はすぐさま反応し、手に持っていた武器を下ろして入口を開けた。一人の護衛がそのまま奥へ導いてくれた。緩やかな階段が正面へ真っ直ぐ伸び、柱で支えられた祭殿がどっしりと構えられていた。自国の神殿と比べると多少見劣りはするものの、質素ながら綺麗に造られていた。いくつかの仕切りを越え、一番突き当たりまで来ると、一人の神官が出迎えてくれた。歳を重ねていることと、立ち居振る舞いから見て、ここの神殿の長に違いなかった。
「レイ殿、よく参られました」
上品な言葉使いだった。
「ご無沙汰しております、セティ長官。ゆっくりお話したいのは山々なのですが、仲間が深手を負っています。部屋と治療道具をお貸しいただけますか」
「もちろんです」
セティはすぐに護衛を促して、部屋へと案内させた。彼の目にももちろんハルカが映っていた。かなり緊急を要することは、一目見ただけでもよく分かった。
通された部屋はさほど大きくはなかったが、四隅に火が焚かれ、中央に台がある。ユウは言われるまでもなくハルカをそこに寝かせた。護衛は気を利かせて、道具一式と水を汲んで持ってきてくれた。レイはてきぱきと道具を並べ、服を切り水で濡らした布でハルカの体を拭いた。レイはちらと姫達を見た。
「見ているのはお辛い事と思います。精一杯治療しますので、よければ隣の部屋でお待ちください。すいませんが、ユウ様だけはもう少しだけ手伝っていただけますか」
姫二人は素直に頷けなかったが、こういう経験の全くない自分達に出来ることはなく、レイの指示を信じるしかなかった。アンリがそっと妹の背を押した。
「レイ。ハルカを頼みます」
さすがの姉姫も、瞳を濡らしていた。ハルカの顔は見るからに青白く、息づかいもか細かった。既にあの世へ一歩踏み出しかけているようだった。アンリの身代わりに傷を受けたのかと思うと、居ても立ってもいられなかった。こんなことなら、立ち止まらずに逃げるべきだったのかもしれない。その場は見捨てたという事実だったとしても、結果ハルカはシュウトが間に合えば助かったかもしれないのだ。自分の判断のせいだと思うと、申し訳なさでいっぱいだった。妹も姉を気遣う余裕は全くなく、親しい者を亡くす恐怖に涙を浮かべていた。姫二人は後ろを振り返らず、静かに部屋を去っていった。
ハルカの傷は肩から腹にかけて大きくひらかれていた。ただ、あの長剣で受けたものにしては思っていたより浅かった。止血と消毒、傷口を縫い薬を塗っていく。ユウは、レイの助手として道具を受け取ったり渡したりした。若い神官なのに、的確で無駄な動きがない。これ以上の最善の手はありえないだろうと思えた。
レイの処置はついに完了し、彼は一度大きく呼吸をした。
ユウと顔を見合わせる。ハルカの状態が改善したわけではもちろんなかった。致命傷になるほどの深い傷ではなかったものの、出血多量であり治療も遅れたため、危険な状態であるのに変わりなかった。悪化の進行は抑えられたものの、ここからはハルカの生命力に頼るしかなかった。
「大丈夫だろうか、ハルカは」
ユウは呟くように言った。
「手は尽くしました。あとはハルカの回復を祈るだけです」
そう言いながらも、納得できない複雑な表情を浮かべていた。ユウはぽんと彼の肩を優しく叩いた。
「今日は神官として、ハルカの傍にいさせてください。ユウ様は姫様方を支えてあげてください。ここの護衛の者が着替えも用意してくれていると思いますので。守りもしっかりしていますから、安心してお休みください」
ユウはそう言われて自分の格好を眺めた。まるで自分が切り刻まれたような様だった。情けなくふっと笑ってから、「わかった」と言って部屋を後にした。精神的にも衰弱しているであろう姫二人が心配だった。実際にハルカはまだ助かるとは断定できないため、どう伝えようか悩まざるを得なかった。
思い出させないように急いで服を着替えた。神官が着る真っ白い衣だった。肌触りも心地良く、こんな状況でなければかなり喜んだことだろう。
「入りますよ」
幕で仕切られた隣の小さな部屋の前で、ユウは静かに声を掛けた。
「どうぞ」とアンリのか細げな声がすぐに返ってきた。ユウはお辞儀して中へと入った。
姫二人は壁にもたれて並んで座っていた。彼女達の顔が結末を知りたがっていた。アマネの目はうっすら赤かった。今までアンリがなだめすかしていたのだろう。そんな姉姫も、始終不安な面持ちを浮かべていた。
「ハルカは無事ですか?」
アンリがそっと訊ねた。ユウは少しの間口を結んで言葉を選んだ。姫達を期待させてしまうことも、傷つけてしまうことも避けなければならなかった。これ以上彼女らに負担をかけるべきではなかった。
「レイは精一杯治療してくれました。あとはハルカ自身の生命力に頼るしかありません」
まだ状態が思わしくないのだと分かってしまった姫二人は、自然と俯いてしまった。アマネは泣き出しそうになるのを、必死に堪えていた。ここで泣いてしまえば姉を追い詰めるだけだと思ったからだった。
「今晩はレイが見ていてくれます。何かあればすぐに起こしますから、どうぞ休んでください。ここは神殿専任の護衛で守られていますので、安心してください」
アンリは力なくお礼を述べた。ユウはこれ以上は何も出来ず、そっとその場を立ち去った。今まで何度も戦場に赴いてきて、仲間が傷つくことも、亡くなることも経験してきた。ただ、その悲しみとは比べものにならなかった。姫達の心情を思うと、悲愴感ばかりが立ち込めた。やはり、連れてきてはならなかったのだ。ここでハルカを失えば、彼女達は一生の傷を背負って生きていくことになるだろう。掛けてあげられる言葉もなく、自分自身に嫌気がさした。
ユウは静かにハルカの横になっている部屋へと戻った。レイは全く動じす、ハルカの前に膝をつき祈りを捧げていた。見ていたわけではなかったが、彼はずっとそうしているのだろうと思えた。気を散らせないように、そっと部屋の隅に腰を下ろして見守った。眠気はなく、レイが諦めない限り共に祈るつもりだった。姫に一番に報告してあげたい気持ちもあったためだ。
ハルカは今は苦しんでいる様子はなく、むしろ恐ろしいくらいに深くまで寝入っているようだった。
注意して見なければ呼吸しているかも分からないくらいだった。ユウもレイも、ハルカとはこの旅をきっかけに知り合っただけであるが、何故かずっと前からの顔見知りだったような錯覚におちいる。初めからハルカは、誰に対しても壁を作っていなかった。心のままに怒り、笑う人だった。認めるよりも前に、既に彼の雰囲気に溶け合ってしまっている。彼が居るだけで空気が陽気になってしまう、不思議な存在だった。ハルカ無しではこの旅は成り立たなかった。
誰も言葉にせずとも彼の笑顔は自然と浮かび、無事を切に祈るしかなかった。
長い夜はゆっくりと更けていった。
アマネは急に、何か思いついたように立ち上がった。姉姫は驚いて彼女を見上げる。
「アマネ?」
ずっと考え込んでいたアンリは妹の様子を不思議に思い、掠れた声で名前を呼んだ。
アマネは反応しなかった。聞こえたのか聞こえていないのか、どこか一点を見つめている。
何か決心したように、瞳はしっかり前を見据えていた。こういう時のアマネは、何を言っても断固として揺るがないのだった。姉姫は、静かに彼女を見守った。
「お手洗いに行ってくる」
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