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第三王子編
偏頭痛
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サークは額を押さえながら、水差しの水をコップに注いだ。
薬を口に放り込んで水で流し込む。
「……大丈夫か?サーク…。」
「ん?大丈夫だよ。」
そう言ってサークはベッドに戻り、生まれたままの姿で掛け布団にくるまる恋人を抱き締めた。
明日、お互いの休みを合わせる事が出来たので、出かける予定で研究室兼の家に帰っていたのだ。
ふたりでこちらの家に来れば、甘い夜を過ごすのは当たり前の事で、今日もそんな感じで事に及んだ。
「ウィルこそ平気?どこか痛くない?」
「そうやって心配するなら、お手柔らかにお願いできますか?旦那さん?」
「ええと~?努力します……。」
サークは困って頭を掻いた。
最近どうも、ウィルとの行為中、興奮してしまって無理をさせてしまう。
好きだから仕方がないのだけれど、さすがに無理矢理感情をぶつけ過ぎだなとは思う。
ウィルがぎゅっと抱きついてくる。
「嘘。別にいいよ。でも最近そう言う時、凄い興奮してて……。それで頭が痛いっていつも言うから……心配なんだよ……。」
そう、最近行為が激しくなったのと同時に、最中に頭痛がするようになった。
興奮し過ぎているのかもしれない。
元々、この体には性欲がない。
そこを精神的な欲情と興奮が無理矢理こじ開けているので、頭と体と精神がアンバランスになっているのかもしれない。
ペニスバンドを使うのも、もしかしたらよくないのだろうか?
生まれつき勃つ機能がないのに、勃っていると錯覚させる状況にさせるので脳が混乱をきたしているのかもしれない。
「大丈夫だよ。ウィル。ただの頭痛だよ。最近、色々あって頭が疲れてるんだ、きっと。」
「……いきなりポックリ逝くなんてやめてくれよ?結婚前に未亡人になるぞ、俺。」
「最中にポックリ逝ったら、腹上死になるよな?……それ、何かいいかも。」
「やめてくれっ!!お前はいいが!俺は生き恥をさらす事になるんだぞ!?」
「どんだけ激しかったんだよって思われるよな~。」
サークはけらけら笑った。
そんなサークを他所に、ウィルは心配そうにサークの髪を撫でた。
「笑い事じゃないぞ?心配なんだ…本当に……。」
髪を撫でる優しい手にサークは甘えた。
上から握り、口元に運ぶとそっとキスをした。
「ごめん。心配かけて。」
「治まらないようなら、一度ちゃんと見てもらってくれよ、本当に……。」
「うん…。」
「今日はもう休もう?明日の休みも、出掛けないでゆっくりしてもいい。」
「うん。起きてから考えるよ。」
「いい子だ、サーク。」
ウィルはサークを抱き締めると、あやすようにぽんぽんと背中を撫でた。
抱き締められて布団に入り、目を瞑る。
確かに自分でも気になっていた。
ウィルを安心させる為にも一度検査をした方がいいのかもしれない。
そんな事を考えながら、サークは眠りについた。
「お久しぶりです。マダム。」
サークはにこにこと笑った。
ふたりは冒険者ギルドに来ていた。
男前な美人とモンクみたいな魔術師。
並んで歩く様は少し凸凹な組み合わせで、変人が多いギルドでもちょっと目立つ。
マダムはため息をついてふたりを見ていた。
「……その美人かい?サーク?あんたが覚悟を決めていたお姫様は?」
「はい。お陰さまで、無事に救い出してきました。」
満面の笑みでサークは報告した。
その会話を後ろで聞いていて、ウィルは赤くなって顔を押さえた。
サークが自分を探すために旅に出ていたのは知っているが、これを聞く限り、何と言って自分を探し回っていたのだろうと思う。
赤くなって顔を覆う男前なお姫様と、お世辞にも王子様には見えないモンク型の魔術師を、マダムは興味無さそうに見ていた。
「で?今日はなんだい?おとぎ話なら入ってないよ?」
「それは大丈夫です。クエストに出たいのですが、冒険者登録のない人の同行は認められてるんですか?」
マダムはちらりとウィルを見た。
いい男ではあるが、サークのお姫様らしい。
むしろこっちが王子様って言葉が似合うじゃないか、と思う。
そんなマダムの考えは露知らず、ウィルは礼儀正しく静かに会釈を返した。
「……同行はまぁ基本は黙認だね。その代わり当たり前だがギルドとしての保証はしない。まめに来るつもりなら、登録したらどうだい?預かりをしてもらっても中級に行くか行かないかかもしれないが、素質は悪くはない気がする。とりあえず登録はさせてやるよ?」
ちらりと見ただけで、ある程度の目星はついたのだろう。
マダムはこの短い間に、魔力も使わず、どこを見てそれを判断しているのだろうか?
本当に不思議だとサークは思った。
「どうする?ウィル?」
「そうだな……登録しようかな。」
「なら、もう少し近くに来な、美人さん。」
マダムに言われ、ウィルは前に立った。
少し緊張してしまう。
しかし、じっとウィルを見ていたマダムが怪訝な顔をしはじめた。
「……あんた…なんだい?それなりに強いことは強い。後、魔力はあるね?でも何か障害があって使えなくなってる……なんだい?これは??それから……守護を持ってるね?物凄く強力な奴だ?これも何なんだい??強すぎてよく見えないよ?」
ウィルと俺は顔を見合わせる。
どうもマダムには見えすぎるので、事情を説明するか、登録は諦めた方がいいかもしれない。
「どうする?ウィル?」
「サークが信頼する人なら、村以外の事なら俺は構わない。任せるよ。」
「そうか、わかった。」
そんな会話をする俺達を、マダムは黙って見ていた。
「で?どうするって?」
「すみません。俺のお姫様は秘密が多いもので。……マダムは夜の宝石をご存じですか?」
それを聞いたマダムは、黙ったまま引き出しから眼鏡を出してもう一度ウィルを見た。
その顔が一瞬驚き、すぐにいつもの飄々とした顔に戻った。
「……なるほどね。こりゃとんだお姫様だ。」
やれやれと言った風にマダムは眼鏡を外した。
しまうために開けられた引き出しには、いくつかの眼鏡が並んで入っていた。
一呼吸おき、マダムの強い両眼がサークに向けられる。
「登録はやめときな。どこで足がつくかわからないからね。せっかく助け出したお姫様をまた拐われたら困るだろ?サーク?」
「マダムがそう言うなら、やめておきます。」
「その代わり、同行者登録をしておきな。登録をした相手とだけクエストに出る事ができるし、名前だけで済む。冒険者と同じ扱いにはできないが、何もないよりはいいだろうからね。」
「ありがとうございます。マダム。」
「わかってるみたいだけど、お姫様の秘密は簡単に口外しない方がいいよ、サーク。珍し過ぎるよ、今時ね。」
「はい。」
「で?今日はどうするって?」
「ああ、初心者コースを回ろうかと思いまして。」
「いいんじゃないかい?基礎は大事だからね。」
マダムはそう言うと、初心者コースのクエストに必要な件をピックアップして渡してくれた。
お礼を言ってそれを受け取り、サークはもう一度マダムを見た。
「後、マダム。もし知り合いに政治とは隔離されたビショップの方がいたら紹介して頂きたいのですが……。」
それを聞いたマダムはニヤッと笑った。
それが何を意味しているかわかったのだろう。
意味深な顔でサークに言った。
「……なるほどねぇ。ちゃんと考えてるんだね?サーク?……そうだね、いいのを紹介してやるよ。ただねぇ、まだ生きてるかはわからないから確認しておく。次、来た時でいいかい?」
「はい。ありがとうございます。マダム。」
サークはにっこりと笑った。
やはり今日、出てきて良かったと思った。
頭痛は気掛かりだが、ウィルの事が少し前進した。
このまま順調に日々が動いて行けばいいなと思っていた。
薬を口に放り込んで水で流し込む。
「……大丈夫か?サーク…。」
「ん?大丈夫だよ。」
そう言ってサークはベッドに戻り、生まれたままの姿で掛け布団にくるまる恋人を抱き締めた。
明日、お互いの休みを合わせる事が出来たので、出かける予定で研究室兼の家に帰っていたのだ。
ふたりでこちらの家に来れば、甘い夜を過ごすのは当たり前の事で、今日もそんな感じで事に及んだ。
「ウィルこそ平気?どこか痛くない?」
「そうやって心配するなら、お手柔らかにお願いできますか?旦那さん?」
「ええと~?努力します……。」
サークは困って頭を掻いた。
最近どうも、ウィルとの行為中、興奮してしまって無理をさせてしまう。
好きだから仕方がないのだけれど、さすがに無理矢理感情をぶつけ過ぎだなとは思う。
ウィルがぎゅっと抱きついてくる。
「嘘。別にいいよ。でも最近そう言う時、凄い興奮してて……。それで頭が痛いっていつも言うから……心配なんだよ……。」
そう、最近行為が激しくなったのと同時に、最中に頭痛がするようになった。
興奮し過ぎているのかもしれない。
元々、この体には性欲がない。
そこを精神的な欲情と興奮が無理矢理こじ開けているので、頭と体と精神がアンバランスになっているのかもしれない。
ペニスバンドを使うのも、もしかしたらよくないのだろうか?
生まれつき勃つ機能がないのに、勃っていると錯覚させる状況にさせるので脳が混乱をきたしているのかもしれない。
「大丈夫だよ。ウィル。ただの頭痛だよ。最近、色々あって頭が疲れてるんだ、きっと。」
「……いきなりポックリ逝くなんてやめてくれよ?結婚前に未亡人になるぞ、俺。」
「最中にポックリ逝ったら、腹上死になるよな?……それ、何かいいかも。」
「やめてくれっ!!お前はいいが!俺は生き恥をさらす事になるんだぞ!?」
「どんだけ激しかったんだよって思われるよな~。」
サークはけらけら笑った。
そんなサークを他所に、ウィルは心配そうにサークの髪を撫でた。
「笑い事じゃないぞ?心配なんだ…本当に……。」
髪を撫でる優しい手にサークは甘えた。
上から握り、口元に運ぶとそっとキスをした。
「ごめん。心配かけて。」
「治まらないようなら、一度ちゃんと見てもらってくれよ、本当に……。」
「うん…。」
「今日はもう休もう?明日の休みも、出掛けないでゆっくりしてもいい。」
「うん。起きてから考えるよ。」
「いい子だ、サーク。」
ウィルはサークを抱き締めると、あやすようにぽんぽんと背中を撫でた。
抱き締められて布団に入り、目を瞑る。
確かに自分でも気になっていた。
ウィルを安心させる為にも一度検査をした方がいいのかもしれない。
そんな事を考えながら、サークは眠りについた。
「お久しぶりです。マダム。」
サークはにこにこと笑った。
ふたりは冒険者ギルドに来ていた。
男前な美人とモンクみたいな魔術師。
並んで歩く様は少し凸凹な組み合わせで、変人が多いギルドでもちょっと目立つ。
マダムはため息をついてふたりを見ていた。
「……その美人かい?サーク?あんたが覚悟を決めていたお姫様は?」
「はい。お陰さまで、無事に救い出してきました。」
満面の笑みでサークは報告した。
その会話を後ろで聞いていて、ウィルは赤くなって顔を押さえた。
サークが自分を探すために旅に出ていたのは知っているが、これを聞く限り、何と言って自分を探し回っていたのだろうと思う。
赤くなって顔を覆う男前なお姫様と、お世辞にも王子様には見えないモンク型の魔術師を、マダムは興味無さそうに見ていた。
「で?今日はなんだい?おとぎ話なら入ってないよ?」
「それは大丈夫です。クエストに出たいのですが、冒険者登録のない人の同行は認められてるんですか?」
マダムはちらりとウィルを見た。
いい男ではあるが、サークのお姫様らしい。
むしろこっちが王子様って言葉が似合うじゃないか、と思う。
そんなマダムの考えは露知らず、ウィルは礼儀正しく静かに会釈を返した。
「……同行はまぁ基本は黙認だね。その代わり当たり前だがギルドとしての保証はしない。まめに来るつもりなら、登録したらどうだい?預かりをしてもらっても中級に行くか行かないかかもしれないが、素質は悪くはない気がする。とりあえず登録はさせてやるよ?」
ちらりと見ただけで、ある程度の目星はついたのだろう。
マダムはこの短い間に、魔力も使わず、どこを見てそれを判断しているのだろうか?
本当に不思議だとサークは思った。
「どうする?ウィル?」
「そうだな……登録しようかな。」
「なら、もう少し近くに来な、美人さん。」
マダムに言われ、ウィルは前に立った。
少し緊張してしまう。
しかし、じっとウィルを見ていたマダムが怪訝な顔をしはじめた。
「……あんた…なんだい?それなりに強いことは強い。後、魔力はあるね?でも何か障害があって使えなくなってる……なんだい?これは??それから……守護を持ってるね?物凄く強力な奴だ?これも何なんだい??強すぎてよく見えないよ?」
ウィルと俺は顔を見合わせる。
どうもマダムには見えすぎるので、事情を説明するか、登録は諦めた方がいいかもしれない。
「どうする?ウィル?」
「サークが信頼する人なら、村以外の事なら俺は構わない。任せるよ。」
「そうか、わかった。」
そんな会話をする俺達を、マダムは黙って見ていた。
「で?どうするって?」
「すみません。俺のお姫様は秘密が多いもので。……マダムは夜の宝石をご存じですか?」
それを聞いたマダムは、黙ったまま引き出しから眼鏡を出してもう一度ウィルを見た。
その顔が一瞬驚き、すぐにいつもの飄々とした顔に戻った。
「……なるほどね。こりゃとんだお姫様だ。」
やれやれと言った風にマダムは眼鏡を外した。
しまうために開けられた引き出しには、いくつかの眼鏡が並んで入っていた。
一呼吸おき、マダムの強い両眼がサークに向けられる。
「登録はやめときな。どこで足がつくかわからないからね。せっかく助け出したお姫様をまた拐われたら困るだろ?サーク?」
「マダムがそう言うなら、やめておきます。」
「その代わり、同行者登録をしておきな。登録をした相手とだけクエストに出る事ができるし、名前だけで済む。冒険者と同じ扱いにはできないが、何もないよりはいいだろうからね。」
「ありがとうございます。マダム。」
「わかってるみたいだけど、お姫様の秘密は簡単に口外しない方がいいよ、サーク。珍し過ぎるよ、今時ね。」
「はい。」
「で?今日はどうするって?」
「ああ、初心者コースを回ろうかと思いまして。」
「いいんじゃないかい?基礎は大事だからね。」
マダムはそう言うと、初心者コースのクエストに必要な件をピックアップして渡してくれた。
お礼を言ってそれを受け取り、サークはもう一度マダムを見た。
「後、マダム。もし知り合いに政治とは隔離されたビショップの方がいたら紹介して頂きたいのですが……。」
それを聞いたマダムはニヤッと笑った。
それが何を意味しているかわかったのだろう。
意味深な顔でサークに言った。
「……なるほどねぇ。ちゃんと考えてるんだね?サーク?……そうだね、いいのを紹介してやるよ。ただねぇ、まだ生きてるかはわからないから確認しておく。次、来た時でいいかい?」
「はい。ありがとうございます。マダム。」
サークはにっこりと笑った。
やはり今日、出てきて良かったと思った。
頭痛は気掛かりだが、ウィルの事が少し前進した。
このまま順調に日々が動いて行けばいいなと思っていた。
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