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第八章①「疑惑と逃亡編」
成り立ち
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よくわからないうちにマダムの千里眼で見通されてわかったこと。
俺が何との間に生まれた者なのかは不明であること。
遠くない未来から先が見えないこと。
「……要するに、何もわかんないって事ですね?」
「そうだね、あんたの知りたそうな事は何もわからないってとこだね。サーク。」
なんだかな。
これって見られ損なんじゃないか?
だいたい、マダムが千里眼持ちだなんて聞いてないし、見てくれなんて言ってないのに。
「落ち着いたかい?」
「まぁ、なんとなく?」
ぐったり頭を抱えながらも冷静さを取り戻した俺を横目で見ながら、マダムはまた紙煙草に火を着けた。
かったるそうに煙を燻らす。
「じゃ、順を追って話すけどね、あんたの生まれはわからない。ただ、あんたが東の国の人間に拾われたのも、東の国で育ったのも偶然じゃない。意図的なものさ。」
「…………え?」
「そいつが何かはわからない。多分、あんたの生まれに関わってるものだ。片親なのかもしれない。それの意思で、あんたは東の国の人間に拾われて、東の国で育った。……他の国の孤児院じゃ、受け入れてもらえなかったろ?そのせいさ。」
俺は言葉を失った。
確かにおっちゃん達の話では、東の国に帰りつく前にもいくつか孤児院を当たったが、人数が限界だったり一時的な資金難だったり人手不足だったりで、受け入れてもらえなかったと聞いた。
仕方なくひとまず連れて帰ったら、義父さんが預かってくれたと言っていた。
義父さんは東の国で神社とか社と呼ばれる教会の神使えで、そう言う仕事をしていたからおおっぴらに子供を預かったりはしていなかった。
事情のある子供を親元から一時的に預かったり、親に不幸にあった子供を独立まで面倒をみたりはしていたが、内々にやっていた事だ。
地域全体の慈善活動みたいなもので、完全な孤児院として運営していた訳じゃない。
おっちゃん達が俺を教会に連れていったのだって、無事に東の国に帰ってきた事への感謝のお礼お参りの為だったのだ。
そこで傭兵のリーダーだったヨシさんが、ついでに俺の無病息災もしてやろうと言い出して、義父さんに祈祷を頼んだ事で、これも何かの縁だからと引き取られたのだ。
「あれは偶然でしょう?いくらなんでも?」
「偶然にしかみえないだろ?だが違う。傭兵達に拾われた後も、あんたの回りはずっと光ってた。それがとれたのは、あんたが神降ろしの奴に抱かれた時さ。そこに行き着かせる為に、ずっとあんたに引っ付いていたのさ。」
「……何のために?」
「さぁ?それはわからないよ。何しろ見えない相手だからね。見えない事はわからない。」
マダムはそう言って、タバコを咥えた。
だいぶ疲れて見えた。
俺はゆっくり息を吐いてどういう事だろうと考える。
強い力の精霊か何かとの間に生まれ、理由があって東の国で義父さんに育てられた?
何でだろう?
「……それは、東の国に行っただけではとれなかったんですか?」
「ああ。東の国に入ってだいぶ緩やかにはなったけど、あんたの育ての親に渡されるまでとれなかったよ。」
となると、東の国である事、そしてそこの神使えに渡されなければならなかったと言う事なのか?
それは他の教会の神使えでも良かったのか?義父さんでなければならなかったのか?
だいたい、東の国に何があると言うのか?
特に経済も学問もぱっとしない、良くも悪くも平和主義な共和国だ。
西の国のように魔術や魔法等の魔力技術や資源が独自の発展をしている訳でもない。
南の国のように経済が活発で、軍事や人の交流が盛んな訳でもない。
中央のように全体の要となる政治力や学問が発達している訳でもない。
北の国はおいておいて、ともかく東の国に特徴なんてない。
何と言うか、ちょっと全体から遅れたと言うかズレたと言うか、平和主義と言うか平和ボケと言うか。
強いて言えば、永世中立国を宣言している事ぐらいだろう。
永世中立だから東の国だったのか?わからない。
1つの疑問がたくさんの疑問を呼んでくる。
ただ、たくさんの疑問が浮かんでも、それはわからないままだ。
「それが何でかはわからないよ。でも、あんたはそこで幸せだっただろ?」
「はい。」
「もし自分が育てられないなら、親なら幸せになれる場所を選んで渡すだろうよ。そう言うことなんじゃないかね?本当のところはわからないけどね。」
「……そっか。」
「だが、あんたは常にどこかに引かれていた。特に自我が無い時は酷かった。」
「そんなところまで見えるんですね。」
俺は少し笑ってしまった。
幼い頃、ずっと感じていた焦燥感。
ここでないどこかに行かなければならないと言う思い。
あれは何だったのだろう?
大人になって忘れてしまったそれ。
「あれはあんたのもう1つの部分が感じていたものだよ。サーク。」
「え?」
「精霊の類いは人の世界とは別の世界観の中に生きている。あんたの中のもう1つのあんたは、そっちがあるのを知っていた。だからそこに行こうとしていたのさ。」
「……………。」
だとしたら、俺は幼い時から無意識に自分が人以外のものであることを知っていたのだ。
あんなに焦がれて惹き付けられていたどこかは、どこか別の土地ではなかった。
自分の半分が本来生きるはずの場所を求めていたって訳だ。
何だか色々な事に納得できる理由ができたのと同時に、無機的に自分の中にはまっていく気がした。
「……あんたを育てたのは、紛れもなくあんたの義理の父親だよ。」
マダムがぼそりと呟いた。
その声にいつの間にか俯いていた顔をあげる。
「サーク。あたしには何でそうだったかはわからない。偶然もあったんだろうよ。だが、あんたの父親は紛れもなくあの神降ろしだよ。あの男以外、今のあんたを作れなかっただろうよ。」
「……………。」
「あんたの出生は複雑だ。だとしても、あんたはあの男の息子だろ?違うかい?」
マダムの言葉に、俺はずくんと胸の奥が鼓動したのを感じた。
ああ、そうだ。
俺が何かは問題じゃない。
俺は義父さんに育てられた、義父さんの息子だ。
「いえ、違いません。俺は……義父さんの息子です。」
「そこが大事さ。生まれたあんたはどっち付かずだったとしても、あんたは神降ろしの男の息子になった。あの男はあんたの父親になった。だからどこの誰とも変わらない、普通の人の子にあんたはなったんだよ。」
「……はい。」
距離が、心が、どれだけ遠く離れていても、俺の故郷が東の国であるように、あの教会が生まれ育った家であるように、例え俺がどんな生まれで何者であっても、義父さんの息子である事実は変わらない。
今、俺が人間として生きているのは、何に生まれたかではなく、義父さんの息子だからだ。
少し涙ぐんでその事を思い出した俺を、マダムは黙って見守ってくれた。
そしてニヤリと笑った。
「でもって、今のあんたは誰に決めてもらったんだっけ?」
「……全部見たなら知ってるでしょ?ウィルですよ。」
「出来た父親と奥さんを持ったね、あんたは。全くあんたは人一倍、人の縁には恵まれてるよ、サーク。」
マダムはご馳走様と言ってげっぷをした。
それに笑いながら、あれも見られたのかと内心穏やかにはなれなかった。
でも、ウィルを義父さんと同じく家族として扱われた事を、俺は少し照れくさくそして嬉しく感じていた。
俺が何との間に生まれた者なのかは不明であること。
遠くない未来から先が見えないこと。
「……要するに、何もわかんないって事ですね?」
「そうだね、あんたの知りたそうな事は何もわからないってとこだね。サーク。」
なんだかな。
これって見られ損なんじゃないか?
だいたい、マダムが千里眼持ちだなんて聞いてないし、見てくれなんて言ってないのに。
「落ち着いたかい?」
「まぁ、なんとなく?」
ぐったり頭を抱えながらも冷静さを取り戻した俺を横目で見ながら、マダムはまた紙煙草に火を着けた。
かったるそうに煙を燻らす。
「じゃ、順を追って話すけどね、あんたの生まれはわからない。ただ、あんたが東の国の人間に拾われたのも、東の国で育ったのも偶然じゃない。意図的なものさ。」
「…………え?」
「そいつが何かはわからない。多分、あんたの生まれに関わってるものだ。片親なのかもしれない。それの意思で、あんたは東の国の人間に拾われて、東の国で育った。……他の国の孤児院じゃ、受け入れてもらえなかったろ?そのせいさ。」
俺は言葉を失った。
確かにおっちゃん達の話では、東の国に帰りつく前にもいくつか孤児院を当たったが、人数が限界だったり一時的な資金難だったり人手不足だったりで、受け入れてもらえなかったと聞いた。
仕方なくひとまず連れて帰ったら、義父さんが預かってくれたと言っていた。
義父さんは東の国で神社とか社と呼ばれる教会の神使えで、そう言う仕事をしていたからおおっぴらに子供を預かったりはしていなかった。
事情のある子供を親元から一時的に預かったり、親に不幸にあった子供を独立まで面倒をみたりはしていたが、内々にやっていた事だ。
地域全体の慈善活動みたいなもので、完全な孤児院として運営していた訳じゃない。
おっちゃん達が俺を教会に連れていったのだって、無事に東の国に帰ってきた事への感謝のお礼お参りの為だったのだ。
そこで傭兵のリーダーだったヨシさんが、ついでに俺の無病息災もしてやろうと言い出して、義父さんに祈祷を頼んだ事で、これも何かの縁だからと引き取られたのだ。
「あれは偶然でしょう?いくらなんでも?」
「偶然にしかみえないだろ?だが違う。傭兵達に拾われた後も、あんたの回りはずっと光ってた。それがとれたのは、あんたが神降ろしの奴に抱かれた時さ。そこに行き着かせる為に、ずっとあんたに引っ付いていたのさ。」
「……何のために?」
「さぁ?それはわからないよ。何しろ見えない相手だからね。見えない事はわからない。」
マダムはそう言って、タバコを咥えた。
だいぶ疲れて見えた。
俺はゆっくり息を吐いてどういう事だろうと考える。
強い力の精霊か何かとの間に生まれ、理由があって東の国で義父さんに育てられた?
何でだろう?
「……それは、東の国に行っただけではとれなかったんですか?」
「ああ。東の国に入ってだいぶ緩やかにはなったけど、あんたの育ての親に渡されるまでとれなかったよ。」
となると、東の国である事、そしてそこの神使えに渡されなければならなかったと言う事なのか?
それは他の教会の神使えでも良かったのか?義父さんでなければならなかったのか?
だいたい、東の国に何があると言うのか?
特に経済も学問もぱっとしない、良くも悪くも平和主義な共和国だ。
西の国のように魔術や魔法等の魔力技術や資源が独自の発展をしている訳でもない。
南の国のように経済が活発で、軍事や人の交流が盛んな訳でもない。
中央のように全体の要となる政治力や学問が発達している訳でもない。
北の国はおいておいて、ともかく東の国に特徴なんてない。
何と言うか、ちょっと全体から遅れたと言うかズレたと言うか、平和主義と言うか平和ボケと言うか。
強いて言えば、永世中立国を宣言している事ぐらいだろう。
永世中立だから東の国だったのか?わからない。
1つの疑問がたくさんの疑問を呼んでくる。
ただ、たくさんの疑問が浮かんでも、それはわからないままだ。
「それが何でかはわからないよ。でも、あんたはそこで幸せだっただろ?」
「はい。」
「もし自分が育てられないなら、親なら幸せになれる場所を選んで渡すだろうよ。そう言うことなんじゃないかね?本当のところはわからないけどね。」
「……そっか。」
「だが、あんたは常にどこかに引かれていた。特に自我が無い時は酷かった。」
「そんなところまで見えるんですね。」
俺は少し笑ってしまった。
幼い頃、ずっと感じていた焦燥感。
ここでないどこかに行かなければならないと言う思い。
あれは何だったのだろう?
大人になって忘れてしまったそれ。
「あれはあんたのもう1つの部分が感じていたものだよ。サーク。」
「え?」
「精霊の類いは人の世界とは別の世界観の中に生きている。あんたの中のもう1つのあんたは、そっちがあるのを知っていた。だからそこに行こうとしていたのさ。」
「……………。」
だとしたら、俺は幼い時から無意識に自分が人以外のものであることを知っていたのだ。
あんなに焦がれて惹き付けられていたどこかは、どこか別の土地ではなかった。
自分の半分が本来生きるはずの場所を求めていたって訳だ。
何だか色々な事に納得できる理由ができたのと同時に、無機的に自分の中にはまっていく気がした。
「……あんたを育てたのは、紛れもなくあんたの義理の父親だよ。」
マダムがぼそりと呟いた。
その声にいつの間にか俯いていた顔をあげる。
「サーク。あたしには何でそうだったかはわからない。偶然もあったんだろうよ。だが、あんたの父親は紛れもなくあの神降ろしだよ。あの男以外、今のあんたを作れなかっただろうよ。」
「……………。」
「あんたの出生は複雑だ。だとしても、あんたはあの男の息子だろ?違うかい?」
マダムの言葉に、俺はずくんと胸の奥が鼓動したのを感じた。
ああ、そうだ。
俺が何かは問題じゃない。
俺は義父さんに育てられた、義父さんの息子だ。
「いえ、違いません。俺は……義父さんの息子です。」
「そこが大事さ。生まれたあんたはどっち付かずだったとしても、あんたは神降ろしの男の息子になった。あの男はあんたの父親になった。だからどこの誰とも変わらない、普通の人の子にあんたはなったんだよ。」
「……はい。」
距離が、心が、どれだけ遠く離れていても、俺の故郷が東の国であるように、あの教会が生まれ育った家であるように、例え俺がどんな生まれで何者であっても、義父さんの息子である事実は変わらない。
今、俺が人間として生きているのは、何に生まれたかではなく、義父さんの息子だからだ。
少し涙ぐんでその事を思い出した俺を、マダムは黙って見守ってくれた。
そしてニヤリと笑った。
「でもって、今のあんたは誰に決めてもらったんだっけ?」
「……全部見たなら知ってるでしょ?ウィルですよ。」
「出来た父親と奥さんを持ったね、あんたは。全くあんたは人一倍、人の縁には恵まれてるよ、サーク。」
マダムはご馳走様と言ってげっぷをした。
それに笑いながら、あれも見られたのかと内心穏やかにはなれなかった。
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