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第八章①「疑惑と逃亡編」
垣間見えた狂気
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「ちょっと脱線しちゃったけど、話を進めていいかしら?」
散々、皆で笑いあった後、笑いすぎて目に涙を滲ませながらフレデリカさんが明るく言った。
そろそろ区切りかと、皆も席に座り直して一息入れる。
本当に俺は大事にされ過ぎてて涙が出る。
ここに来て1年もたってないのに、魔術本部の皆は、俺を昔からいる仲間の様に、家族のように温かく支えてくれる。
「さっき言った通り、ここには『聖なる竜の血を用いて』と書いてあるわ。つまり、海の王を捕まえた方法もしくは兵器化した方法には、必ず竜の血が必要なのよ。」
その言葉に円卓は重い静寂に包まれた。
かつて普通にいた竜は、人の業の深さから姿を消し、今は竜の谷に隠れ暮らしているのみだ。
だから人々の記憶からは竜がいた事すら残っていない。
そんなにも昔の事だ。
だが、海の王を捕まえた頃はまだ普通にいたのだろう。
その頃は海竜たちもまだ魔物化していなかっただろうし、数は少なくとも地竜もいただろう。
だから今と違って、その気になれば竜の血だって手に入れられただろう。
最も、神聖であり強力な生物である竜達を捕まえようなんて、普通は思わなかっただろうけど。
「そしてこの書類は、極秘文章として厳重に隠されていましたが、最近、何度も閲覧された痕跡があったと聞いています。」
フレデリカさんの剣と言う人は、余程優れた人物なのだろう。
南の国の訪問で思ったが、あそこの人達は陽気でオープンに見えて、とても用心深くて秘密主義だ。
重要そうな場所や物は、囲いを何重にもして守っている。
気にならない程度の軽い囲いから始まって、だんだん厳重になる。
探らせたシルクはちょっと散歩しただけで、あちこちから追い払われたと言っていた。
まぁあいつは、そうやって追い払ってくるヤツを探して話を聞いていたんだけどね。
睨みを聞かせてくるヤツに、あっけらかんと話しかけてある程度情報を聞き出して来るのだから、本当にあいつも恐ろしい男だ。
そんな風に用心深い南の国で、厳重な囲みに入り込み、こんな絶対に外部に漏れてはならない王国一の国家秘密みたいな文章を見つけてきたのだ。
並大抵の間者ではないだろう。
「フレデリカ、君は竜の血の呪いの件にも、南の国が関わっていると思うかい?」
「呪いの痕跡が見つかったのは西の国だけど、恐らく。」
どうやら2つの国の繋がりは見えていないようだ。
俺はそこで口を挟んだ。
「すみません。俺の個人的な情報でいくと、西の国と南の国は組んでます。最も同盟というのは表向きで、裏ではお互い利用してやろうとしているといった感じですが。」
皆の視線が俺に集まる。
そこで俺は軽くシルクに探らせた事を話した。
王子の友好訪問と西の国の后の中央王国訪問が被った事、南の国の兵士が西の国との繋がりを話し属国呼ばわりしている事、また、南の国の兵士が一時期感染症で大量に死者を出し、それを1人の兵士が「感染症ではなく呪いだ」と話していた事を。
「話しておいてなんですが、裏が取れている話ではないです。だから確証のある話かと言われたら、確証はないです。」
シルクに探らせただけで、裏が取れている訳ではないが、繋がりの可能性を示すには十分な情報だと思った。
「でもサークは確信してるんだね?」
「自分の片腕が持ってきた情報です。鵜呑みにしないにしても、何より信頼できる情報です。」
俺の言葉に、皆が顔を見合わせてクスリと笑った。
何かそうされるとちょっと照れる。
「だいぶカイナの民の主である風格が出てきたね?サーク?」
「それにしても……南の国と西の国の組み合わせか……あまりよくない組み合わせだな……。」
南の国は軍事力が強く、何より野心家だ。
そして西の国は大きく出ては来ないが、独自の魔術や呪いを発展させ続けている言わば沈黙の巨大な爆弾だ。
ここが手を組んでいて、こうも色々起きていて、そして今や戦争の気配すらあるのだ。
あまりいい情報にはならないだろう。
おまけに、これでヴィオールを死に追いやった呪いの件が、2国が関わって行われた可能性が出てきた。
「もしも2国が手を組んでいるなら、南の国は、既に竜の血を持っている事になるな……。」
「ええ。そして奪われた海の王が、どこにいるのかも気づいている……。」
ここまでくればわかる。
南の国は戦争を起こすつもりだろう。
戦争を起こさなくとも、海の王を用いて、全ての国を支配するつもりなのだ。
それを目論み、実現可能なところまで持ってきたのは、かの王太子、グレゴリウス・バフル・ゾル・ティーナンだ。
ガスパーに底知れぬ野心家と言わせた男。
何がそこまで野心を突き上げているのかはわからない。
ただ、ここまでの流れを見れば、全ては彼の手の上で思い通りにことが進んでいる。
やっと全容を垣間見た俺達は、完全に後手に回っているのだ。
「………?え?でも、なんで俺が必要なんだ??」
急によくわからなくなった。
ここまでの流れで考えれば、王太子に俺が必要な要素など見つからない。
強い軍隊も持ち、西とは手を結び、中央には政治の中枢にまで入り込んでる。
竜の血も手に入り、海の王の居場所もわかっている。
どこに俺が必要なんだ?
はっきり言ってここに来て王太子の思い通りに行かなかったのは、俺に拘ったせいだ。
俺を欲しがったから殿下にキレられたんだし。
俺の疑問の言葉にフレデリカさんが言いにくそうに口を開いた。
「……あなたの血よ、サーク。」
「は??」
「あなたは血の魔術が使える。つまりそれは、あなたの血が、竜の血と同等の価値があり同等の対価となる可能性があるからよ……。」
円卓が低くざわめいた。
一瞬、何を言われているのかわからなかった。
「近年、南の国とその周辺で、血の魔術とはいかなくても精霊の加護を受けて生まれたような、その血に優れた魔力を持って生まれた子供の行方不明事件が何件か発生してるの。私の仲間達の間でもとても問題視していたわ。一人だけ遺体で見つかったんだけど……その……体内に血がほとんど残っていなかったわ……。吸血鬼のいる古城近くで見つかったから、吸血鬼の仕業だろうとなっていたんだけどね……。」
言葉に詰まる。
この流れで考えれば、その血が何に使われようとしていたのか。
そして、俺の血にどんな意味があるのか。
「これは憶測だけど、南の国が持っている竜の血は十分でないのよ。だから代わりとなるものを探している。確かじゃないわ。あなたの西の国と同じく裏が取れた話じゃないの。ただ、これは私の仲間がずっとこの行方不明事件を追っていて、そして導いた仮説なのよ。」
そこまで聞けば十分だった。
怖いと思った。
俺はあの男、グレゴリウス・バフル・ゾル・ティーナンを怖いと思った。
彼は平然と俺と話していた。
まるで軽く口説くように接していた。
王子だってそうだ。
あんなに熱烈に求愛していたのに、愛していた訳じゃないのだ。
ただその身の内に隠された海の王が欲しかったのだ。
あんなに平然と話していたのに……。
彼は狂ってる。
急にそう思った。
彼の喋りに違和感を感じた事はない。
ただ本当に情熱的で自信家で、全てが思い通りになると何一つ疑ってなかった。
なのにあんな風に話しながらあの男は、王子からは海の王を、俺からは血を得る事をごく自然な当然の事だと思っていたのだ。
彼にとって自分以外は、可愛がりながらもいつどうやって殺したっていい家畜に過ぎないのかもしれない。
彼の本当の姿を垣間見て、俺はそんな風に思った。
散々、皆で笑いあった後、笑いすぎて目に涙を滲ませながらフレデリカさんが明るく言った。
そろそろ区切りかと、皆も席に座り直して一息入れる。
本当に俺は大事にされ過ぎてて涙が出る。
ここに来て1年もたってないのに、魔術本部の皆は、俺を昔からいる仲間の様に、家族のように温かく支えてくれる。
「さっき言った通り、ここには『聖なる竜の血を用いて』と書いてあるわ。つまり、海の王を捕まえた方法もしくは兵器化した方法には、必ず竜の血が必要なのよ。」
その言葉に円卓は重い静寂に包まれた。
かつて普通にいた竜は、人の業の深さから姿を消し、今は竜の谷に隠れ暮らしているのみだ。
だから人々の記憶からは竜がいた事すら残っていない。
そんなにも昔の事だ。
だが、海の王を捕まえた頃はまだ普通にいたのだろう。
その頃は海竜たちもまだ魔物化していなかっただろうし、数は少なくとも地竜もいただろう。
だから今と違って、その気になれば竜の血だって手に入れられただろう。
最も、神聖であり強力な生物である竜達を捕まえようなんて、普通は思わなかっただろうけど。
「そしてこの書類は、極秘文章として厳重に隠されていましたが、最近、何度も閲覧された痕跡があったと聞いています。」
フレデリカさんの剣と言う人は、余程優れた人物なのだろう。
南の国の訪問で思ったが、あそこの人達は陽気でオープンに見えて、とても用心深くて秘密主義だ。
重要そうな場所や物は、囲いを何重にもして守っている。
気にならない程度の軽い囲いから始まって、だんだん厳重になる。
探らせたシルクはちょっと散歩しただけで、あちこちから追い払われたと言っていた。
まぁあいつは、そうやって追い払ってくるヤツを探して話を聞いていたんだけどね。
睨みを聞かせてくるヤツに、あっけらかんと話しかけてある程度情報を聞き出して来るのだから、本当にあいつも恐ろしい男だ。
そんな風に用心深い南の国で、厳重な囲みに入り込み、こんな絶対に外部に漏れてはならない王国一の国家秘密みたいな文章を見つけてきたのだ。
並大抵の間者ではないだろう。
「フレデリカ、君は竜の血の呪いの件にも、南の国が関わっていると思うかい?」
「呪いの痕跡が見つかったのは西の国だけど、恐らく。」
どうやら2つの国の繋がりは見えていないようだ。
俺はそこで口を挟んだ。
「すみません。俺の個人的な情報でいくと、西の国と南の国は組んでます。最も同盟というのは表向きで、裏ではお互い利用してやろうとしているといった感じですが。」
皆の視線が俺に集まる。
そこで俺は軽くシルクに探らせた事を話した。
王子の友好訪問と西の国の后の中央王国訪問が被った事、南の国の兵士が西の国との繋がりを話し属国呼ばわりしている事、また、南の国の兵士が一時期感染症で大量に死者を出し、それを1人の兵士が「感染症ではなく呪いだ」と話していた事を。
「話しておいてなんですが、裏が取れている話ではないです。だから確証のある話かと言われたら、確証はないです。」
シルクに探らせただけで、裏が取れている訳ではないが、繋がりの可能性を示すには十分な情報だと思った。
「でもサークは確信してるんだね?」
「自分の片腕が持ってきた情報です。鵜呑みにしないにしても、何より信頼できる情報です。」
俺の言葉に、皆が顔を見合わせてクスリと笑った。
何かそうされるとちょっと照れる。
「だいぶカイナの民の主である風格が出てきたね?サーク?」
「それにしても……南の国と西の国の組み合わせか……あまりよくない組み合わせだな……。」
南の国は軍事力が強く、何より野心家だ。
そして西の国は大きく出ては来ないが、独自の魔術や呪いを発展させ続けている言わば沈黙の巨大な爆弾だ。
ここが手を組んでいて、こうも色々起きていて、そして今や戦争の気配すらあるのだ。
あまりいい情報にはならないだろう。
おまけに、これでヴィオールを死に追いやった呪いの件が、2国が関わって行われた可能性が出てきた。
「もしも2国が手を組んでいるなら、南の国は、既に竜の血を持っている事になるな……。」
「ええ。そして奪われた海の王が、どこにいるのかも気づいている……。」
ここまでくればわかる。
南の国は戦争を起こすつもりだろう。
戦争を起こさなくとも、海の王を用いて、全ての国を支配するつもりなのだ。
それを目論み、実現可能なところまで持ってきたのは、かの王太子、グレゴリウス・バフル・ゾル・ティーナンだ。
ガスパーに底知れぬ野心家と言わせた男。
何がそこまで野心を突き上げているのかはわからない。
ただ、ここまでの流れを見れば、全ては彼の手の上で思い通りにことが進んでいる。
やっと全容を垣間見た俺達は、完全に後手に回っているのだ。
「………?え?でも、なんで俺が必要なんだ??」
急によくわからなくなった。
ここまでの流れで考えれば、王太子に俺が必要な要素など見つからない。
強い軍隊も持ち、西とは手を結び、中央には政治の中枢にまで入り込んでる。
竜の血も手に入り、海の王の居場所もわかっている。
どこに俺が必要なんだ?
はっきり言ってここに来て王太子の思い通りに行かなかったのは、俺に拘ったせいだ。
俺を欲しがったから殿下にキレられたんだし。
俺の疑問の言葉にフレデリカさんが言いにくそうに口を開いた。
「……あなたの血よ、サーク。」
「は??」
「あなたは血の魔術が使える。つまりそれは、あなたの血が、竜の血と同等の価値があり同等の対価となる可能性があるからよ……。」
円卓が低くざわめいた。
一瞬、何を言われているのかわからなかった。
「近年、南の国とその周辺で、血の魔術とはいかなくても精霊の加護を受けて生まれたような、その血に優れた魔力を持って生まれた子供の行方不明事件が何件か発生してるの。私の仲間達の間でもとても問題視していたわ。一人だけ遺体で見つかったんだけど……その……体内に血がほとんど残っていなかったわ……。吸血鬼のいる古城近くで見つかったから、吸血鬼の仕業だろうとなっていたんだけどね……。」
言葉に詰まる。
この流れで考えれば、その血が何に使われようとしていたのか。
そして、俺の血にどんな意味があるのか。
「これは憶測だけど、南の国が持っている竜の血は十分でないのよ。だから代わりとなるものを探している。確かじゃないわ。あなたの西の国と同じく裏が取れた話じゃないの。ただ、これは私の仲間がずっとこの行方不明事件を追っていて、そして導いた仮説なのよ。」
そこまで聞けば十分だった。
怖いと思った。
俺はあの男、グレゴリウス・バフル・ゾル・ティーナンを怖いと思った。
彼は平然と俺と話していた。
まるで軽く口説くように接していた。
王子だってそうだ。
あんなに熱烈に求愛していたのに、愛していた訳じゃないのだ。
ただその身の内に隠された海の王が欲しかったのだ。
あんなに平然と話していたのに……。
彼は狂ってる。
急にそう思った。
彼の喋りに違和感を感じた事はない。
ただ本当に情熱的で自信家で、全てが思い通りになると何一つ疑ってなかった。
なのにあんな風に話しながらあの男は、王子からは海の王を、俺からは血を得る事をごく自然な当然の事だと思っていたのだ。
彼にとって自分以外は、可愛がりながらもいつどうやって殺したっていい家畜に過ぎないのかもしれない。
彼の本当の姿を垣間見て、俺はそんな風に思った。
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