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第四章「独身寮編」
リンフォン
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「は~い!次の挑戦者はいませんか~!?」
俺はにこやかに彼らに告げる。
15人ほどシルクが仕留めたところで、彼らは事の重大性に気がついたようだ。
ざわざわと不穏な囁きが聞こえる。
「おかしいな~武術なんて、剣技に比べたら、野蛮で低脳なお遊びじゃなかったんですか~?」
俺が軽く挑発するも、名乗りをあげるものはいない。
だが、この程度で済ます気はない。
「わかりました!出血大サービスで!ここからチーム戦をお受けします。……いいな、シルク?」
「承知しました。主。」
「と、言うわけで!数人のチームでかかって来ていいですよ?ちなみに人数は問いません。」
複数でいいとの言葉に、彼らは少しの希望を見た。
何人かが顔を見合せ頷いてる。
「シルクはもう10人以上と戦って疲れてますよ?チャンスじゃないですか?」
場の雰囲気に活気が戻った。
もう少し煽ってやろう。
俺は内心、意地悪く微笑んだ。
「そうですね……。シルクに勝てた場合、もし、そう言うことをお望みでしたら、シルクをパーティーの華にしてくれて構いません。シルクは男の扱いにもとても長けていますから、パーティー参加者全員が忘れられない夜を過ごせるでしょうねぇ……。」
シルクの絶対的な強さを目の当たりにし、恐怖でなりを潜めていた彼らの興奮を逆撫でしてやる。
戦闘で色に惑わされるくらい愚かな事はないが、彼らはそれも知らないだろう。
直接的な表現と、かなりの地獄絵図な現状に飲まれ、判断をまどわされる。
シルクがわざとなのか、色気たっぷりに髪をかき上げる仕草をした。
彼らの中に、じわりとした欲望が足元から這い上がってくるのが見える。
「……挑戦する人は、いませんか?」
俺の声に数人が顔を見合わせ頷くと、シルクを囲んだ。
数で押せば勝てると思うのが甘いところだ。
シルクが妖艶な笑みを彼らに向ける。
「……何?俺の事、輪してくれるの?嬉しいなぁ。エッチな事は大好きだよ?」
そしてさらに言葉と仕種で挑発する。
何人もの男と戦ったシルクの体は火照っていて、欲情しているようにも見えるだろう。
「ふふっ。俺はね~、強い男にめちゃくちゃにされるのが好きなんだよ?だから、俺を負かしてひれ伏せさせて無理強いしてよ。凄く気持ちよくさせて?」
演技なのか本心なのかわからない事をシルクが言う。
う~ん、挑発としてはいいのだが、ぶっちゃけ後が怖いな……。
俺が渋い顔をしていると、シルクがニマァ……と満面の笑みで俺を見た。
……………。
本心なんですね?
そうなんですね!?
勘弁してください……。
とはいえもう仕方がない。
「……はじめっ!!」
まぁ、負かされないからいいか。
俺は諦めて、シルクの好きにさせた。
「主~、この後はぁ?」
シルクが暇そうにくるくると棒で遊びながら訪ねてきた。
俺はため息混じりに答える。
「……終わりだろ?」
「誰も残ってないしね~。」
「お疲れさん。」
「つまんな~い。一人くらい負かしてくれると思ったのに~。」
シルクは口を尖らせた。
あのセリフは本気だったのか……。
だとしても、しばらくは様々な意味でシルクに挑もうとする奴は居ないだろう。
「……ちょっといいか?」
その声に俺たちは振り向く。
隊長だった。
シルクが物珍しそうに営業スマイルを浮かべた。
「え?挑戦するの?たいちょーさん?」
満足のいく対戦者がおらず、フラストレーションがたまっていたのだろう。
ウェルカムと言いたいようだ。
確かに隊長なら少しはシルクの戦闘意欲を満足させられるだろう。
しかし隊長は首を横にふった。
「いや、今日はやめておこう。……サーク。」
「はい。」
「後は俺がまとめてもいいか?」
「……よろしくお願いします。」
どうやらこのショーを見ていて思うところがあったようだ。
俺に任せると言ったが、我慢がならなかったのだろう。
後は隊長がまとめると言うので、俺たちは端によって成り行きを見守った。
「……全員!整列っ!!」
地を這うような低い怒号が号令をかける。
あ~あ、皆、シルクに叩きのめされて辛いのに、酷なことするな~。
俺は思わず苦笑してしまった。
「……たいちょーさん、怒ってるね。主。」
「怒るだろ、この有り様じゃ。」
まぁ、わかっていた結果だけど。
シルクが強いという事もあるが、仮にも王族の警護部隊。
こんなに簡単に負かされてはメンツに関わるだろう。
しかも完全にこちらの手の上で転がされっぱなしだった。
全てにおいて隊長からすれば腸が煮えくり返る思いだろう。
これでは第三別宮警護部隊は甘々のゆるゆるだと言われていることを、自他ともに認めざる負えない。
「お前達!!この状況について、何か言いたい事はないかっ!!」
ビリビリと走る緊迫感。
鬼の黒騎士と恐れられる隊長が本領発揮させた。
皆の顔から生気が消える。
そう言えば色々噂は聞いていたが、こういうのはじめて見るな。
俺はそんなことを思った。
「これがお前達の馬鹿にしていた体術の本来の力だ!!むしろ、型通りに訓練し、型通りの試合をする、お前達の剣技の方がよほどお遊びだ!!実際の戦闘だったら、今日、我が部隊は誰一人生き残ってはいないと言うことだ!!わかるかっ!!」
わ~鬼の黒騎士がお怒りモードだ~。
確かに怖い。
この威圧感は半端じゃない。
関係ない俺達でさえ下手に動けない。
そりゃ恐れられるわ、この人。
こんなの常に聞かされてたら、姿見ただけで逃げたくもなる。
俺とシルクは顔を見合わせた。
「今日の様子を見て、武術の指導を頼むか決めるつもりだったが!明日から全員!指導を受けろ!!良いな?!」
シルクにこれだけ痛めつけられた上、鬼上司に怒鳴られる彼らに俺は少し同情する。
ごめんな、俺が連れてきた相手も悪かったんだよ。
何しろ演舞継承者だし。
勝てる訳がなかったんだ。
ちょっとお気楽極楽なお坊ちゃまたちの鼻をへし折ってやろうとは思ったけど、こんな地獄みたいな状況にまでするつもりはなかったんだよ。
恐怖と緊張のあまり生ける屍みたいになっている隊員たち。
「それから!!戦場で色に惑わされる事は、最も愚かな事だと知れ!!わかったな!!……返事はっ!!」
「はいっ!!」
「解散っ!!」
解散の言葉を聞き、蜘蛛の子を散らすように我先にと隊員たちが逃げていく。
それを見つめながら隊長がため息をつき、こちらにやって来た。
「……勝手に決めて済まない。明日から頼めるか?」
「だそうだ、シルク。」
俺はニヤリとシルクを見た。
シルクはそれに対し、恭しく礼にならった。
「主の命ですので、お受け致します。」
ちらりと目を合わせ笑う。
とりあえず第一関門突破だ。
シルクがここにいる理由ができた。
後はその実績を作ることと、俺がシルクを従える事に何の文句も言わせない何かを得ることだ。
そこは追々、補っていこう。
「……ところで、その体術は?」
隊長はシルクの武術に興味を持ったらしい。
シルクが俺の顔を見る。
任せると言うことだろう。
シルクは今日は普通に武術を使っていただけだが、今後の事も考えれば、少し種を撒いてもいいかもしれない。
「演舞だよな。」
「はい。」
シルクは話を合わせて、にこやかに答える。
それに隊長が思わぬ反応を見せた。
「……演舞?本当か!?」
「ああ。え?何?知ってんの?」
「……まぁ。」
何故か隊長は口ごもった。
演舞と聞いて反応されたのは意外だった。
いくらストイックに自己鍛錬をすると言っても、隊長は騎士だ。
恐らく今時の武術士でも、演舞を知っている人は少ないだろう。
隊長はもしかして武術マニアなのだろうか?
「……継承を?」
「いえ、習っただけです。」
「……そうか。」
「継承」の言葉を聞いて、俺とシルクはちらりとお互いを見た。
隊長も何だかんだで少し曲者だ。
演舞を知っているだけでなく、継承者かどうかを確認した。
注意した方がいいかも知れない。
とはいえここまでは順調に進んでいる。
恐らくシルクの事は上まで報告が届くだろう。
いい方に事が転ぶと良いのだが……。
ひとまず、ここで必要と判断されたのは大きい。
「……お疲れさん、シルク。」
俺はシルクの肩に手をおいてポンポンと叩いた。
シルクはにっこりと俺に微笑む。
「お役にたてて光栄です。主。」
畏まったシルクの言葉。
まだ主と従者と言うのになれていなくて、俺は少しくすぐったかった。
隊長がそんな俺たちの様子を、ただ黙って見ていた。
俺はにこやかに彼らに告げる。
15人ほどシルクが仕留めたところで、彼らは事の重大性に気がついたようだ。
ざわざわと不穏な囁きが聞こえる。
「おかしいな~武術なんて、剣技に比べたら、野蛮で低脳なお遊びじゃなかったんですか~?」
俺が軽く挑発するも、名乗りをあげるものはいない。
だが、この程度で済ます気はない。
「わかりました!出血大サービスで!ここからチーム戦をお受けします。……いいな、シルク?」
「承知しました。主。」
「と、言うわけで!数人のチームでかかって来ていいですよ?ちなみに人数は問いません。」
複数でいいとの言葉に、彼らは少しの希望を見た。
何人かが顔を見合せ頷いてる。
「シルクはもう10人以上と戦って疲れてますよ?チャンスじゃないですか?」
場の雰囲気に活気が戻った。
もう少し煽ってやろう。
俺は内心、意地悪く微笑んだ。
「そうですね……。シルクに勝てた場合、もし、そう言うことをお望みでしたら、シルクをパーティーの華にしてくれて構いません。シルクは男の扱いにもとても長けていますから、パーティー参加者全員が忘れられない夜を過ごせるでしょうねぇ……。」
シルクの絶対的な強さを目の当たりにし、恐怖でなりを潜めていた彼らの興奮を逆撫でしてやる。
戦闘で色に惑わされるくらい愚かな事はないが、彼らはそれも知らないだろう。
直接的な表現と、かなりの地獄絵図な現状に飲まれ、判断をまどわされる。
シルクがわざとなのか、色気たっぷりに髪をかき上げる仕草をした。
彼らの中に、じわりとした欲望が足元から這い上がってくるのが見える。
「……挑戦する人は、いませんか?」
俺の声に数人が顔を見合わせ頷くと、シルクを囲んだ。
数で押せば勝てると思うのが甘いところだ。
シルクが妖艶な笑みを彼らに向ける。
「……何?俺の事、輪してくれるの?嬉しいなぁ。エッチな事は大好きだよ?」
そしてさらに言葉と仕種で挑発する。
何人もの男と戦ったシルクの体は火照っていて、欲情しているようにも見えるだろう。
「ふふっ。俺はね~、強い男にめちゃくちゃにされるのが好きなんだよ?だから、俺を負かしてひれ伏せさせて無理強いしてよ。凄く気持ちよくさせて?」
演技なのか本心なのかわからない事をシルクが言う。
う~ん、挑発としてはいいのだが、ぶっちゃけ後が怖いな……。
俺が渋い顔をしていると、シルクがニマァ……と満面の笑みで俺を見た。
……………。
本心なんですね?
そうなんですね!?
勘弁してください……。
とはいえもう仕方がない。
「……はじめっ!!」
まぁ、負かされないからいいか。
俺は諦めて、シルクの好きにさせた。
「主~、この後はぁ?」
シルクが暇そうにくるくると棒で遊びながら訪ねてきた。
俺はため息混じりに答える。
「……終わりだろ?」
「誰も残ってないしね~。」
「お疲れさん。」
「つまんな~い。一人くらい負かしてくれると思ったのに~。」
シルクは口を尖らせた。
あのセリフは本気だったのか……。
だとしても、しばらくは様々な意味でシルクに挑もうとする奴は居ないだろう。
「……ちょっといいか?」
その声に俺たちは振り向く。
隊長だった。
シルクが物珍しそうに営業スマイルを浮かべた。
「え?挑戦するの?たいちょーさん?」
満足のいく対戦者がおらず、フラストレーションがたまっていたのだろう。
ウェルカムと言いたいようだ。
確かに隊長なら少しはシルクの戦闘意欲を満足させられるだろう。
しかし隊長は首を横にふった。
「いや、今日はやめておこう。……サーク。」
「はい。」
「後は俺がまとめてもいいか?」
「……よろしくお願いします。」
どうやらこのショーを見ていて思うところがあったようだ。
俺に任せると言ったが、我慢がならなかったのだろう。
後は隊長がまとめると言うので、俺たちは端によって成り行きを見守った。
「……全員!整列っ!!」
地を這うような低い怒号が号令をかける。
あ~あ、皆、シルクに叩きのめされて辛いのに、酷なことするな~。
俺は思わず苦笑してしまった。
「……たいちょーさん、怒ってるね。主。」
「怒るだろ、この有り様じゃ。」
まぁ、わかっていた結果だけど。
シルクが強いという事もあるが、仮にも王族の警護部隊。
こんなに簡単に負かされてはメンツに関わるだろう。
しかも完全にこちらの手の上で転がされっぱなしだった。
全てにおいて隊長からすれば腸が煮えくり返る思いだろう。
これでは第三別宮警護部隊は甘々のゆるゆるだと言われていることを、自他ともに認めざる負えない。
「お前達!!この状況について、何か言いたい事はないかっ!!」
ビリビリと走る緊迫感。
鬼の黒騎士と恐れられる隊長が本領発揮させた。
皆の顔から生気が消える。
そう言えば色々噂は聞いていたが、こういうのはじめて見るな。
俺はそんなことを思った。
「これがお前達の馬鹿にしていた体術の本来の力だ!!むしろ、型通りに訓練し、型通りの試合をする、お前達の剣技の方がよほどお遊びだ!!実際の戦闘だったら、今日、我が部隊は誰一人生き残ってはいないと言うことだ!!わかるかっ!!」
わ~鬼の黒騎士がお怒りモードだ~。
確かに怖い。
この威圧感は半端じゃない。
関係ない俺達でさえ下手に動けない。
そりゃ恐れられるわ、この人。
こんなの常に聞かされてたら、姿見ただけで逃げたくもなる。
俺とシルクは顔を見合わせた。
「今日の様子を見て、武術の指導を頼むか決めるつもりだったが!明日から全員!指導を受けろ!!良いな?!」
シルクにこれだけ痛めつけられた上、鬼上司に怒鳴られる彼らに俺は少し同情する。
ごめんな、俺が連れてきた相手も悪かったんだよ。
何しろ演舞継承者だし。
勝てる訳がなかったんだ。
ちょっとお気楽極楽なお坊ちゃまたちの鼻をへし折ってやろうとは思ったけど、こんな地獄みたいな状況にまでするつもりはなかったんだよ。
恐怖と緊張のあまり生ける屍みたいになっている隊員たち。
「それから!!戦場で色に惑わされる事は、最も愚かな事だと知れ!!わかったな!!……返事はっ!!」
「はいっ!!」
「解散っ!!」
解散の言葉を聞き、蜘蛛の子を散らすように我先にと隊員たちが逃げていく。
それを見つめながら隊長がため息をつき、こちらにやって来た。
「……勝手に決めて済まない。明日から頼めるか?」
「だそうだ、シルク。」
俺はニヤリとシルクを見た。
シルクはそれに対し、恭しく礼にならった。
「主の命ですので、お受け致します。」
ちらりと目を合わせ笑う。
とりあえず第一関門突破だ。
シルクがここにいる理由ができた。
後はその実績を作ることと、俺がシルクを従える事に何の文句も言わせない何かを得ることだ。
そこは追々、補っていこう。
「……ところで、その体術は?」
隊長はシルクの武術に興味を持ったらしい。
シルクが俺の顔を見る。
任せると言うことだろう。
シルクは今日は普通に武術を使っていただけだが、今後の事も考えれば、少し種を撒いてもいいかもしれない。
「演舞だよな。」
「はい。」
シルクは話を合わせて、にこやかに答える。
それに隊長が思わぬ反応を見せた。
「……演舞?本当か!?」
「ああ。え?何?知ってんの?」
「……まぁ。」
何故か隊長は口ごもった。
演舞と聞いて反応されたのは意外だった。
いくらストイックに自己鍛錬をすると言っても、隊長は騎士だ。
恐らく今時の武術士でも、演舞を知っている人は少ないだろう。
隊長はもしかして武術マニアなのだろうか?
「……継承を?」
「いえ、習っただけです。」
「……そうか。」
「継承」の言葉を聞いて、俺とシルクはちらりとお互いを見た。
隊長も何だかんだで少し曲者だ。
演舞を知っているだけでなく、継承者かどうかを確認した。
注意した方がいいかも知れない。
とはいえここまでは順調に進んでいる。
恐らくシルクの事は上まで報告が届くだろう。
いい方に事が転ぶと良いのだが……。
ひとまず、ここで必要と判断されたのは大きい。
「……お疲れさん、シルク。」
俺はシルクの肩に手をおいてポンポンと叩いた。
シルクはにっこりと俺に微笑む。
「お役にたてて光栄です。主。」
畏まったシルクの言葉。
まだ主と従者と言うのになれていなくて、俺は少しくすぐったかった。
隊長がそんな俺たちの様子を、ただ黙って見ていた。
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