15 / 64
真実 4
しおりを挟む
「だって、美味しいんだもん」
あれっ?普通に会話してる。
脅されている立場なのに。
「今度、美月の作ったものが食べたい」
「えっ。最近、ちゃんとしたもの作ってないよ。強制的にお料理教室には通ってるけど」
「料理、作るの好きだって言ってなかった?」
あぁ、初めて会ったBARでそんなことを話したっけ?
「好きだよ。一人暮らしの時は毎日自炊してた」
「じゃあ、楽しみだな」
楽しみって。
私が加賀宮さんに料理を作る日は来るのかな。
彼の部屋は、手の込んだ料理を作れる環境ではない。
気にしなくていいか。
彼は気まぐれでそんなことを言ってるんだろう。
加賀宮さんが頼んでくれたコース料理を食べ終え、彼に車で送ってもらった。
「今日はお世話になりました。お医者さんに診てもらって。レストランのお料理はとっても美味しかった」
シートベルトを外し、加賀宮さんと向き合う。
「ん……。肉食べてる時が一番幸せそうだったな」
彼は思い出したかのように笑った。
「お肉も美味しかったけど、デザートもすごく美味しかった。甘い物、好きだから」
「そっか」
なにこの普通の会話。
まるでデートが終わって自宅に送ってもらった時みたいな雰囲気だ。
「ありがとう。今日は何もできなくてごめんなさい」
「いや、美月と……」
美月と?なんだろう。
私が彼の言葉を待っていると
「なんでもない」
そこで言葉を止められるとすごく気になるんだけど。
「美月と何?」
「なんでもない」
この人が話さないと決めたら、続き、教えてはくれないよね。
「わかった。今日は本当にありがとう」
私は車から降りようとした。
「美月」
彼は私を呼び止めた。
「辛いこと言うかもしれないけど。一度女に手を出した男は、その癖が一生直らない奴もいる。旦那からまた手を出されたら。別れた方がいい」
私のこと、心配してくれるの?
別れた方がいいって、そしたら加賀宮さんとの契約も終わりになる。
深くは考えず
「うん。わかった」
軽く返事をして車から降りた。
別れた方がいいことはわかっている。
けれど、やっぱり自分のせいで家族が傷つくのは嫌だ。
孝介から別れたいって言ってくれるまでなんとか耐えなきゃ。
九条家に嫁いだ以上、それしか方法はないよね。
加賀宮さんが乗る車を見送って、自宅へ帰る。
やっぱり孝介が帰ってきた形跡はない。
シャワーを浴びて、ゆっくり寝よう。
明日の朝、帰ってくるって言ってたし。体力付けなきゃ。
次の日――。
<ガシャン>
玄関のドアが開く音がした。
孝介が帰ってきたんだ。
何を言われるのだろうと思いながら、玄関まで迎えに行く。
「おかえりなさい。お疲れ様です」
どうしよう。殴られた時のことを思い出し、手が少し震える。
「シャワー浴びてくる。お前、今日、料理教室だろ?ちゃんと行けよ」
「はい」
どうしてそんなこと気にするんだろうと疑問に感じた。
だが、彼から怒鳴られることもなく機嫌も普通そうだ。
ホッとした気持ちの方が強かった。
時計を見ると九時を過ぎていた。
彼がシャワーから出てきたのと同時に出かける形になった。
もちろん会話はない。
料理教室は十時から始まり、その日作った料理を昼食として食べ、帰宅するような形式だ。
今日は孝介がいるから、家政婦さんが来るんだろうな。
ふとそんなことを考えながら教室に向かっていた時だった。
電話が鳴っている。
「はい」
相手は料理教室を開催している事業者からだった。
<……大変申し訳ございません>
「いえ。またよろしくお願いいたします」
連絡内容は、今日の料理教室が急遽中止になったとお詫びの電話だ。
「教室が開かれている建物の水道が何らかの理由で使えず、水が使用できないため、開催が難しいと判断した」という参加者への緊急の連絡だった。
嫌だけど、帰るしかない。
どこかで時間を潰そうとも思ったが、孝介と共通の知り合いが参加者の中にいるため、教室が中止になったことを後々彼が知ることになるかもしれない。
「あの時何をしてたんだ」
って咎められるかも。
もしもの可能性が現実になったら怖い。
マイナス思考の負のループに陥りかけている私は、素直に帰宅することにした。
孝介は今日は休み。
寝ているかもしれないと思い、静かにカギを開け、玄関の中に一歩入った。
靴を脱ごうとすると、美和さんの靴が並べてあった。
良かった、来ているんだ。
この前の美和さんは怖かった、けれど今の私にとって孝介と二人きりになる方が辛い。
部屋の中に入ろうとした。
がーー。
「あぁっ……!孝介さんっ……」
えっ!?
女の人の艶っぽい声がした気がする。
足が止まり、ドクンドクンと鼓動が速くなった。
「んっ……。ダメっ!そこっ!」
この声、美和さん!?
これって……。
「んっ……。んん!」
聞いてはいけないと思いながらも耳を澄ましてしまう。
声は、寝室から聞こえてきた。
「声、どうしたの?そんなに喘いでる美和、久し振りだよ」
「だって。ここでするの、久し振りなんだもん。ここは美月さんの場所でしょ?だからなんか優越感に浸れるっていうか、ドキドキして……」
やめてよ……。
私が居ない時、昔からよくしてたの?
美和さんと孝介が浮気してるかもって思ってはいた。
でも、私が寝ているベッドで、孝介は美和さんを抱いてたの?
吐き気がした。
平気でそんなところに寝ていた自分を振り返ると、気持ちが悪い。
動悸が激しくなっていく。
「俺が好きなのは美和だよ?」
「そんなことわかってる。孝介さんが私を一番に愛してくれてるって……。ねっ、もっとして?」
「元気だな。昨日の夜もしたのに……」
昨日って、会議で遅くなるって言ってたのに。
てっきり会議が終わった後、飲み会でそのままどこかで休んでるかと思ってた。美和さんと一緒だったんだ。
これまで実家に帰るって言ってた時は、美和さんと一緒に過ごしていたってこと?
「だから、自分の家でするのと、人の家でするのは違うの。美月さん、こんなことしてるって知ったらどんな反応するかな」
「美月のことなんて考えないでいいよ」
「ちょっ……。孝介さんいきなりっ……!あぁっ!」
ベッドが軋む音がする。
早くこの場から立ち去りたい。
私が帰ってきたことは、二人とも気付いていない。
静かに玄関から出ようとした。
けれど――。
冷静になれ。今寝室に飛び込めば、浮気をしている現場を直接見ることができる。問い詰めてそれで……。
それで、その後はどうするの?
離婚だってできるかもしれない。だけど、いろんな立場から考えると私の方が明らかに劣勢なんじゃ。
何も考えずただ飛び込んで、孝介に勝つことが私にはできる?
動画は難しいけど、録音くらいなら。
せっかくの浮気の証拠を逃すなんてしたくない。
小刻みに震えている手で、スマホを取り出す。
本当は耳を塞ぎたい。
そんな衝動を抑えながら、寝室近くまでそっと近づき、私はスマホで二人の乱れる声をしばらく録音した。
その後、気付かれないように、玄関からそっと出る。
浮気の証拠、この間孝介に殴られた時に念のため撮っておけば良かったと後悔していた。
孝介なら、俺が殴った証拠がないとか言いそうだけど、積み重ねれば、なんとかなるかもしれない。
耳に残る嫌なノイズが早く消えてほしい。
美和さんの喘ぎ声と孝介の息遣いが頭から離れなかった。
あれっ?普通に会話してる。
脅されている立場なのに。
「今度、美月の作ったものが食べたい」
「えっ。最近、ちゃんとしたもの作ってないよ。強制的にお料理教室には通ってるけど」
「料理、作るの好きだって言ってなかった?」
あぁ、初めて会ったBARでそんなことを話したっけ?
「好きだよ。一人暮らしの時は毎日自炊してた」
「じゃあ、楽しみだな」
楽しみって。
私が加賀宮さんに料理を作る日は来るのかな。
彼の部屋は、手の込んだ料理を作れる環境ではない。
気にしなくていいか。
彼は気まぐれでそんなことを言ってるんだろう。
加賀宮さんが頼んでくれたコース料理を食べ終え、彼に車で送ってもらった。
「今日はお世話になりました。お医者さんに診てもらって。レストランのお料理はとっても美味しかった」
シートベルトを外し、加賀宮さんと向き合う。
「ん……。肉食べてる時が一番幸せそうだったな」
彼は思い出したかのように笑った。
「お肉も美味しかったけど、デザートもすごく美味しかった。甘い物、好きだから」
「そっか」
なにこの普通の会話。
まるでデートが終わって自宅に送ってもらった時みたいな雰囲気だ。
「ありがとう。今日は何もできなくてごめんなさい」
「いや、美月と……」
美月と?なんだろう。
私が彼の言葉を待っていると
「なんでもない」
そこで言葉を止められるとすごく気になるんだけど。
「美月と何?」
「なんでもない」
この人が話さないと決めたら、続き、教えてはくれないよね。
「わかった。今日は本当にありがとう」
私は車から降りようとした。
「美月」
彼は私を呼び止めた。
「辛いこと言うかもしれないけど。一度女に手を出した男は、その癖が一生直らない奴もいる。旦那からまた手を出されたら。別れた方がいい」
私のこと、心配してくれるの?
別れた方がいいって、そしたら加賀宮さんとの契約も終わりになる。
深くは考えず
「うん。わかった」
軽く返事をして車から降りた。
別れた方がいいことはわかっている。
けれど、やっぱり自分のせいで家族が傷つくのは嫌だ。
孝介から別れたいって言ってくれるまでなんとか耐えなきゃ。
九条家に嫁いだ以上、それしか方法はないよね。
加賀宮さんが乗る車を見送って、自宅へ帰る。
やっぱり孝介が帰ってきた形跡はない。
シャワーを浴びて、ゆっくり寝よう。
明日の朝、帰ってくるって言ってたし。体力付けなきゃ。
次の日――。
<ガシャン>
玄関のドアが開く音がした。
孝介が帰ってきたんだ。
何を言われるのだろうと思いながら、玄関まで迎えに行く。
「おかえりなさい。お疲れ様です」
どうしよう。殴られた時のことを思い出し、手が少し震える。
「シャワー浴びてくる。お前、今日、料理教室だろ?ちゃんと行けよ」
「はい」
どうしてそんなこと気にするんだろうと疑問に感じた。
だが、彼から怒鳴られることもなく機嫌も普通そうだ。
ホッとした気持ちの方が強かった。
時計を見ると九時を過ぎていた。
彼がシャワーから出てきたのと同時に出かける形になった。
もちろん会話はない。
料理教室は十時から始まり、その日作った料理を昼食として食べ、帰宅するような形式だ。
今日は孝介がいるから、家政婦さんが来るんだろうな。
ふとそんなことを考えながら教室に向かっていた時だった。
電話が鳴っている。
「はい」
相手は料理教室を開催している事業者からだった。
<……大変申し訳ございません>
「いえ。またよろしくお願いいたします」
連絡内容は、今日の料理教室が急遽中止になったとお詫びの電話だ。
「教室が開かれている建物の水道が何らかの理由で使えず、水が使用できないため、開催が難しいと判断した」という参加者への緊急の連絡だった。
嫌だけど、帰るしかない。
どこかで時間を潰そうとも思ったが、孝介と共通の知り合いが参加者の中にいるため、教室が中止になったことを後々彼が知ることになるかもしれない。
「あの時何をしてたんだ」
って咎められるかも。
もしもの可能性が現実になったら怖い。
マイナス思考の負のループに陥りかけている私は、素直に帰宅することにした。
孝介は今日は休み。
寝ているかもしれないと思い、静かにカギを開け、玄関の中に一歩入った。
靴を脱ごうとすると、美和さんの靴が並べてあった。
良かった、来ているんだ。
この前の美和さんは怖かった、けれど今の私にとって孝介と二人きりになる方が辛い。
部屋の中に入ろうとした。
がーー。
「あぁっ……!孝介さんっ……」
えっ!?
女の人の艶っぽい声がした気がする。
足が止まり、ドクンドクンと鼓動が速くなった。
「んっ……。ダメっ!そこっ!」
この声、美和さん!?
これって……。
「んっ……。んん!」
聞いてはいけないと思いながらも耳を澄ましてしまう。
声は、寝室から聞こえてきた。
「声、どうしたの?そんなに喘いでる美和、久し振りだよ」
「だって。ここでするの、久し振りなんだもん。ここは美月さんの場所でしょ?だからなんか優越感に浸れるっていうか、ドキドキして……」
やめてよ……。
私が居ない時、昔からよくしてたの?
美和さんと孝介が浮気してるかもって思ってはいた。
でも、私が寝ているベッドで、孝介は美和さんを抱いてたの?
吐き気がした。
平気でそんなところに寝ていた自分を振り返ると、気持ちが悪い。
動悸が激しくなっていく。
「俺が好きなのは美和だよ?」
「そんなことわかってる。孝介さんが私を一番に愛してくれてるって……。ねっ、もっとして?」
「元気だな。昨日の夜もしたのに……」
昨日って、会議で遅くなるって言ってたのに。
てっきり会議が終わった後、飲み会でそのままどこかで休んでるかと思ってた。美和さんと一緒だったんだ。
これまで実家に帰るって言ってた時は、美和さんと一緒に過ごしていたってこと?
「だから、自分の家でするのと、人の家でするのは違うの。美月さん、こんなことしてるって知ったらどんな反応するかな」
「美月のことなんて考えないでいいよ」
「ちょっ……。孝介さんいきなりっ……!あぁっ!」
ベッドが軋む音がする。
早くこの場から立ち去りたい。
私が帰ってきたことは、二人とも気付いていない。
静かに玄関から出ようとした。
けれど――。
冷静になれ。今寝室に飛び込めば、浮気をしている現場を直接見ることができる。問い詰めてそれで……。
それで、その後はどうするの?
離婚だってできるかもしれない。だけど、いろんな立場から考えると私の方が明らかに劣勢なんじゃ。
何も考えずただ飛び込んで、孝介に勝つことが私にはできる?
動画は難しいけど、録音くらいなら。
せっかくの浮気の証拠を逃すなんてしたくない。
小刻みに震えている手で、スマホを取り出す。
本当は耳を塞ぎたい。
そんな衝動を抑えながら、寝室近くまでそっと近づき、私はスマホで二人の乱れる声をしばらく録音した。
その後、気付かれないように、玄関からそっと出る。
浮気の証拠、この間孝介に殴られた時に念のため撮っておけば良かったと後悔していた。
孝介なら、俺が殴った証拠がないとか言いそうだけど、積み重ねれば、なんとかなるかもしれない。
耳に残る嫌なノイズが早く消えてほしい。
美和さんの喘ぎ声と孝介の息遣いが頭から離れなかった。
11
あなたにおすすめの小説
【完結】あなたに恋愛指南します
夏目若葉
恋愛
大手商社の受付で働く舞花(まいか)は、訪問客として週に一度必ず現れる和久井(わくい)という男性に恋心を寄せるようになった。
お近づきになりたいが、どうすればいいかわからない。
少しずつ距離が縮まっていくふたり。しかし和久井には忘れられない女性がいるような気配があって、それも気になり……
純真女子の片想いストーリー
一途で素直な女 × 本気の恋を知らない男
ムズキュンです♪
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
甘い束縛
はるきりょう
恋愛
今日こそは言う。そう心に決め、伊達優菜は拳を握りしめた。私には時間がないのだと。もう、気づけば、歳は27を数えるほどになっていた。人並みに結婚し、子どもを産みたい。それを思えば、「若い」なんて言葉はもうすぐ使えなくなる。このあたりが潮時だった。
※小説家なろうサイト様にも載せています。
お見合いから本気の恋をしてもいいですか
濘-NEI-
恋愛
元カレと破局して半年が経った頃、母から勧められたお見合いを受けることにした涼葉を待っていたのは、あの日出逢った彼でした。
高橋涼葉、28歳。
元カレとは彼の転勤を機に破局。
恋が苦手な涼葉は人恋しさから出逢いを求めてバーに来たものの、人生で初めてのナンパはやっぱり怖くて逃げ出したくなる。そんな危機から救ってくれたのはうっとりするようなイケメンだった。 優しい彼と意気投合して飲み直すことになったけれど、名前も知らない彼に惹かれてしまう気がするのにブレーキはかけられない。
フリーランスエンジニアの優しすぎる無償の愛
春咲さゆ
恋愛
26歳OLの木崎茉莉は人生のどん底にいた。上手くいかないことに慣れ、心を凍らせることで自分を守る毎日に絶望した茉莉は、雨の夜に思わず人生の終わりを願ってしまう。そんな茉莉に手を差し伸べたかっこいい彼。茉莉は、なぜか無償の愛のような優しさをくれる不思議な男性に少しずつ救われ、前を向いていく。けれど、疑ってしまうほど親切な彼には、親切であり続ける理由があって……。雨の夜の出会いがもたらした、優しくも切ない物語。
逃げる太陽【完結】
須木 水夏
恋愛
黒田 陽日が、その人に出会ったのはまだ6歳の時だった。
近所にある湖の畔で、銀色の長い髪の男の人と出会い、ゆっくりと恋に落ちた。
湖へ近づいてはいけない、竜神に攫われてしまうよ。
そんな中、陽日に同い年の婚約者ができてしまう。
✩°。⋆☆。.:*・゜
つたない文章です。
『身代わりの月』の姉、陽日のお話です。
⭐️現代日本ぽいですが、似て非なるものになってます。
⭐️16歳で成人します。
⭐️古い伝承や言い伝えは、割と信じられている世界の設定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる