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それぞれの行方 9
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「今日は俺が行けなくてごめん。怖かっただろ?」
孝介のことを言ってるんだ。
「ううん。亜蘭さんが来てくれたし、大丈夫だったよ」
ギュッと抱きついて、迅くんは離れない。
「ね、迅くん。お腹空いたでしょ?ご飯食べて」
背中をポンポンしながら声をかけると
「うん。ありがとう」
私から離れ
「シャワー先に浴びてくる。美月と話をしたいから、待っててくれる?」
そう言って、彼は浴室に向かった。
すぐ食べられるように夕ご飯を温め、待っているとシャワーを終えた彼が戻ってきた。
「いただきます」
そう言っていつものようにご飯を食べ始める。
「美味い!あぁ、マジ幸せ」
少し笑ってくれた迅くんの顔を見て、なんだかホッとした。
二人で食器を片づけた後、話を切り出された。
「美月、しばらくベガへの出勤は控えよう」
「えっ?」
急な話、予想もしていなかった内容に言葉を失う。
「今日みたいにもし孝介がまた美月に接触してきたら危ない。何をされるかわからない」
そうだけど。
迅くんの言いたいことはわかる。
それにこの前みたいにお店の中まで入ってきて、スタッフさんに迷惑をかけるわけにもいかないよね。
でも、いつになったら安全って言えるようになるの?
「俺の方から今日のことはあいつの父親、九条社長には伝えておく。あんな人通りの多い道の真ん中で大声出して騒がれて、もし通報されたら社長も困るだろうから。左遷の話は決定らしい。あいつが東京から出るまでの間、しばらくは美月も気をつけていて」
せっかくまたベガに行くことができると思ったのに。
役に立てることが見つかったと思った。
悲しかったけど、私が無理矢理出勤してスタッフさんたちに何か迷惑をかけてもイヤだ。
「うん。わかった。孝介が近くから居なくなるまで、ベガに行くのはやめるよ。行ったり、行かなかったりでベガの人たちにまた迷惑かけちゃったけど」
「それは美月が悪いことじゃないから。ベガのリーダーには俺の方から上手く説明しておく。孝介も引っ越したら忙しいだろうし、前みたいに社長のコネも使えなくなるから、仕事だって大変になるだろう。俺たちのことなんて思い出すヒマもなくなる。それまで我慢だな。あー。本当にいつまでもネチネチしてきて嫌な性格だな、あいつ。自分の行いが悪いって認めたくないんだろうな」
はぁと迅くんは溜め息をついた。
「ごめん。迷惑かけて」
「美月は謝らなくていい。とりあえず、出かける時とか注意して。一応、な?」
「うん」
その一カ月後――。
「迅くん、朝だよ!起きて!?」
「う……ん。もうちょっと寝たい……」
彼は枕に顔を埋めた。
「ダメダメ!遅刻するよ!」
私は変わらず迅くんと半同棲生活を続けている。
不安視していたことは何も起こらず、平和な日々だ。
孝介はもう地方で働いていると聞いた。私と住んでいたマンションも引っ越したそうだ。
「今は真面目に働いているって九条社長が言っていたけど。他の社員もいる手前、しばらくはこっちには戻って来させないって言ってた」
迅くんがそう教えてくれた。
孝介が何かしてくるとか、考えすぎだったのかな。孝介はあれからベガにも現れていない。
本当にこれで孝介と離れることができて良かった。
相変わらず迅くんは仕事が忙しくて、一緒にいる時間も短いけれど、それでも彼が「ただいま」と変わらず帰って来てくれるだけで嬉しい。
夜の彼は激しすぎるところもあるけど、それも彼の愛情表現だと最近は思うようにしていた。そんなある日――。
「美月、やっぱり一緒に住むところ探そう?」
仕事から帰ってきた迅くんにそう言われた。
ベガに出勤できない私は、平日の昼間は近くの高齢者施設でボランティアをしている。
家の掃除やご飯を作ることは楽しいけど、何か人のためになることをしたかった。
私がこうして自由でいられるのも、全て応援してくれる迅くんのおかげだ。
「どうして?急に」
今は迅くんが所有している木造アパートで一人一部屋ずつ使い生活している。
隣の部屋だから、ほとんど夜は一緒だけれど。
このアパートにこだわっているのは、子どもの頃の経験が関係しているって前に教えてくれた。
私が離婚して、一緒に暮らせるようになったらこのアパートには未練はないって言っていたのを覚えている。
「やっぱり、ずっと美月と一緒にいたい」
「部屋は別だけど、ほとんど一緒だよ?」
迅くんは仕事が忙しい。主張があると帰ってこない。それに、企業のイベントに呼ばれる事も多く、その時はホテルに泊まる。
このアパートに帰ってくる時は、一緒に過ごすことが多いのに。
うーん、一緒の部屋ではないけど、お隣さんですぐ行ける距離だから。
「俺と居ることがそんなにイヤなの?」
どうしてそんなに極端なの。
「嫌じゃないよ。今の生活は迅くんが居てくれるからだよ」
「じゃあ、いいじゃん。もっと広い部屋に引っ越して、普通に同棲したい」
普通に同棲……か。
確かに今の生活は、普通の同棲とは言えないよね。
「迅くん、引っ越しとか大丈夫?仕事、忙しいから負担がかかると思って心配だよ」
「大丈夫。住みたい家は、美月と一緒に決めたい。だからすぐってわけじゃないけど」
ふぅと息を吐いたあと
「なんか最近、忙しすぎて美月と一緒に居られる時間が減っている気がして。だから、なんつーか。不安定」
珍しく迅くんが倒れ込むようにハグをしてきた。
「大丈夫だよ。私はここに居るよ。どこにもいかないから」
よしよしと彼の頭を撫でる。
「迅くんもどこにもいかないでよ」
「はっ?いくわけないじゃん」
反抗期の子どもみたい。迅くん、相当疲れてるのかな。
「明日の午後、休みになったからマンションの内見に行こう」
「えっ。いいけど、迅くん、休んだ方がいいんじゃ?」
「イヤ、行く」
一度決めてしまったことを彼が取り下げることはほぼない。
「うん。わかった」
「午前中は会議があって。美月、本社の近くまで来れる?仕事終わりに行く」
「良いよ」
「やった!楽しみだな」
あっ、やっと笑ってくれた。
彼の表情に安堵する。
迅くんと一緒にお出かけするのは久しぶりだから、なんだか私も楽しみになってきちゃった。
…・――――…・―――
昨日――。
「亜蘭、俺にもしものことがあったら頼む」
「イヤですよ。ていうか、いきなりもしものことって何ですか?」
休憩中、社長室のソファに横になり、天井を見つめていた。
「せっかく美月さんと結ばれたのに、どうして弱気になってるんですか?」
「美月が離婚したらもっとラブラブになれると思ってたんだけど、なんか美月が素っ気ない。同棲しようって言った時も断られたから、強制的に隣の部屋に引っ越しをさせたけど、真面目すぎて。もっと<迅くん大好き、愛している>って言ってほしい」
美月が近くに居るだけで満足しなきゃいけないのに。
さらに愛情を求めてしまうのは、俺の性格が歪んでるからか。
「はぁ。美月さんのご飯をほぼ毎日食べることができて幸せじゃないですか。俺は加賀宮さんが羨ましいですけどね。ラブラブって言い方、面白かったですけど」
俺のキャラじゃないってことか。
「そんなに悩んでるなら、もう一回しっかりと<同棲をしたい>って伝えれば良いじゃないですか?あ。あと、正式にプロポーズはしたんですよね?」
亜蘭からの容赦ない言葉にさらに自信を無くしそうだ。
「……。言ってない」
「えっ?伝えてないんですか?」
資料を読んでいた手が止まる。
孝介のことを言ってるんだ。
「ううん。亜蘭さんが来てくれたし、大丈夫だったよ」
ギュッと抱きついて、迅くんは離れない。
「ね、迅くん。お腹空いたでしょ?ご飯食べて」
背中をポンポンしながら声をかけると
「うん。ありがとう」
私から離れ
「シャワー先に浴びてくる。美月と話をしたいから、待っててくれる?」
そう言って、彼は浴室に向かった。
すぐ食べられるように夕ご飯を温め、待っているとシャワーを終えた彼が戻ってきた。
「いただきます」
そう言っていつものようにご飯を食べ始める。
「美味い!あぁ、マジ幸せ」
少し笑ってくれた迅くんの顔を見て、なんだかホッとした。
二人で食器を片づけた後、話を切り出された。
「美月、しばらくベガへの出勤は控えよう」
「えっ?」
急な話、予想もしていなかった内容に言葉を失う。
「今日みたいにもし孝介がまた美月に接触してきたら危ない。何をされるかわからない」
そうだけど。
迅くんの言いたいことはわかる。
それにこの前みたいにお店の中まで入ってきて、スタッフさんに迷惑をかけるわけにもいかないよね。
でも、いつになったら安全って言えるようになるの?
「俺の方から今日のことはあいつの父親、九条社長には伝えておく。あんな人通りの多い道の真ん中で大声出して騒がれて、もし通報されたら社長も困るだろうから。左遷の話は決定らしい。あいつが東京から出るまでの間、しばらくは美月も気をつけていて」
せっかくまたベガに行くことができると思ったのに。
役に立てることが見つかったと思った。
悲しかったけど、私が無理矢理出勤してスタッフさんたちに何か迷惑をかけてもイヤだ。
「うん。わかった。孝介が近くから居なくなるまで、ベガに行くのはやめるよ。行ったり、行かなかったりでベガの人たちにまた迷惑かけちゃったけど」
「それは美月が悪いことじゃないから。ベガのリーダーには俺の方から上手く説明しておく。孝介も引っ越したら忙しいだろうし、前みたいに社長のコネも使えなくなるから、仕事だって大変になるだろう。俺たちのことなんて思い出すヒマもなくなる。それまで我慢だな。あー。本当にいつまでもネチネチしてきて嫌な性格だな、あいつ。自分の行いが悪いって認めたくないんだろうな」
はぁと迅くんは溜め息をついた。
「ごめん。迷惑かけて」
「美月は謝らなくていい。とりあえず、出かける時とか注意して。一応、な?」
「うん」
その一カ月後――。
「迅くん、朝だよ!起きて!?」
「う……ん。もうちょっと寝たい……」
彼は枕に顔を埋めた。
「ダメダメ!遅刻するよ!」
私は変わらず迅くんと半同棲生活を続けている。
不安視していたことは何も起こらず、平和な日々だ。
孝介はもう地方で働いていると聞いた。私と住んでいたマンションも引っ越したそうだ。
「今は真面目に働いているって九条社長が言っていたけど。他の社員もいる手前、しばらくはこっちには戻って来させないって言ってた」
迅くんがそう教えてくれた。
孝介が何かしてくるとか、考えすぎだったのかな。孝介はあれからベガにも現れていない。
本当にこれで孝介と離れることができて良かった。
相変わらず迅くんは仕事が忙しくて、一緒にいる時間も短いけれど、それでも彼が「ただいま」と変わらず帰って来てくれるだけで嬉しい。
夜の彼は激しすぎるところもあるけど、それも彼の愛情表現だと最近は思うようにしていた。そんなある日――。
「美月、やっぱり一緒に住むところ探そう?」
仕事から帰ってきた迅くんにそう言われた。
ベガに出勤できない私は、平日の昼間は近くの高齢者施設でボランティアをしている。
家の掃除やご飯を作ることは楽しいけど、何か人のためになることをしたかった。
私がこうして自由でいられるのも、全て応援してくれる迅くんのおかげだ。
「どうして?急に」
今は迅くんが所有している木造アパートで一人一部屋ずつ使い生活している。
隣の部屋だから、ほとんど夜は一緒だけれど。
このアパートにこだわっているのは、子どもの頃の経験が関係しているって前に教えてくれた。
私が離婚して、一緒に暮らせるようになったらこのアパートには未練はないって言っていたのを覚えている。
「やっぱり、ずっと美月と一緒にいたい」
「部屋は別だけど、ほとんど一緒だよ?」
迅くんは仕事が忙しい。主張があると帰ってこない。それに、企業のイベントに呼ばれる事も多く、その時はホテルに泊まる。
このアパートに帰ってくる時は、一緒に過ごすことが多いのに。
うーん、一緒の部屋ではないけど、お隣さんですぐ行ける距離だから。
「俺と居ることがそんなにイヤなの?」
どうしてそんなに極端なの。
「嫌じゃないよ。今の生活は迅くんが居てくれるからだよ」
「じゃあ、いいじゃん。もっと広い部屋に引っ越して、普通に同棲したい」
普通に同棲……か。
確かに今の生活は、普通の同棲とは言えないよね。
「迅くん、引っ越しとか大丈夫?仕事、忙しいから負担がかかると思って心配だよ」
「大丈夫。住みたい家は、美月と一緒に決めたい。だからすぐってわけじゃないけど」
ふぅと息を吐いたあと
「なんか最近、忙しすぎて美月と一緒に居られる時間が減っている気がして。だから、なんつーか。不安定」
珍しく迅くんが倒れ込むようにハグをしてきた。
「大丈夫だよ。私はここに居るよ。どこにもいかないから」
よしよしと彼の頭を撫でる。
「迅くんもどこにもいかないでよ」
「はっ?いくわけないじゃん」
反抗期の子どもみたい。迅くん、相当疲れてるのかな。
「明日の午後、休みになったからマンションの内見に行こう」
「えっ。いいけど、迅くん、休んだ方がいいんじゃ?」
「イヤ、行く」
一度決めてしまったことを彼が取り下げることはほぼない。
「うん。わかった」
「午前中は会議があって。美月、本社の近くまで来れる?仕事終わりに行く」
「良いよ」
「やった!楽しみだな」
あっ、やっと笑ってくれた。
彼の表情に安堵する。
迅くんと一緒にお出かけするのは久しぶりだから、なんだか私も楽しみになってきちゃった。
…・――――…・―――
昨日――。
「亜蘭、俺にもしものことがあったら頼む」
「イヤですよ。ていうか、いきなりもしものことって何ですか?」
休憩中、社長室のソファに横になり、天井を見つめていた。
「せっかく美月さんと結ばれたのに、どうして弱気になってるんですか?」
「美月が離婚したらもっとラブラブになれると思ってたんだけど、なんか美月が素っ気ない。同棲しようって言った時も断られたから、強制的に隣の部屋に引っ越しをさせたけど、真面目すぎて。もっと<迅くん大好き、愛している>って言ってほしい」
美月が近くに居るだけで満足しなきゃいけないのに。
さらに愛情を求めてしまうのは、俺の性格が歪んでるからか。
「はぁ。美月さんのご飯をほぼ毎日食べることができて幸せじゃないですか。俺は加賀宮さんが羨ましいですけどね。ラブラブって言い方、面白かったですけど」
俺のキャラじゃないってことか。
「そんなに悩んでるなら、もう一回しっかりと<同棲をしたい>って伝えれば良いじゃないですか?あ。あと、正式にプロポーズはしたんですよね?」
亜蘭からの容赦ない言葉にさらに自信を無くしそうだ。
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