十月の葉桜を見上げて

小説家を夢見るけど、自分に自信がなくて前に踏み出す勇気のなかった高校生の私の前に突然、アナタは現れた。
桜の木のベンチに腰掛けながら、私はアナタとの日々を思い出す。

アナタは私の友達でも親友でもなかった。けど、アナタは私の人生の大切な人。

私は今でもアナタのために小説を書いている。
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