[本編完結]彼氏がハーレムで困ってます

ささみ

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43、それから

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監禁されてから、慎二はすっかり大人しくなった。俺と亮は相変わらずラブラブです!
女子達もなんだかんだいって、亮にベタベタしなくなった。





「亮~!」 

今日は亮のお父さんが家に来るらしくて、亮が恋人を紹介すると言ってしまったそうだ。

「どうしよう!なんて言われるかな?息子はやらん!とか?」
「まぁ、大丈夫だよ」
「うぅ~、緊張してきた」

すると、インターホンが鳴った。亮が立ち上がって玄関に向かう。
俺は急いでお茶の準備をした。

「お邪魔します」
「お父さん、どうぞこちらへ」
「ありがとう」

俺はソファに座った亮のお父さんにお茶を出した。

「ふむ、君が掃除してくれてるのか?」
「えぇ」
「こんなバカ息子に世話を焼いてくれるなんて、ありがたい」
「い、いえいえ!」
「父さん、この子が俺の恋人の雪だよ」
「佐藤雪です」

ぺこりとお辞儀すると,お父さんからの視線が痛い。
俺は汗がツーと一滴垂れた。

「…亮」
「はい」

お父さんは低い声で亮の名前を呼ぶ。

「可愛らしい子じゃないか」
「…へ?」
「フフ、そうでしょう」
「お父さん、羨ましいぞ」

俺はてっきり、めちゃくちゃ怒られると思って身構えていた。
お父さんは俺の手を取った。

「これからも、亮のことをよろしくな」
「っ!はい!」

嬉しくなって、笑顔で答えると亮がすかさず、父さんの手と俺の手を引き離した。

「…雪の手は俺のものですからね」
「ハハ!随分と執着してるんだな、いいことだ!」
「大丈夫、亮のこと大好きだよ」
「雪…!」
「あ、ちょ」

お父さんがいるのに、亮は俺に抱きついてキスをした。
それを見てるお父さんはニヤニヤしている。

「お、お父さんの前でしょ?!」
「父さん、もう帰っていいよ」
「は?!」
「ハハハ!じゃあ、そろそろお暇するかね。昼間から盛るなよ!」
「は、はい///」

ということで、一件落着。お父さんと、何ともなくて良かったです…






次の日は学校だったので、昨日はお父さんが帰ってから何もしなかった。(もちろん夜も)

「雪」
「ん?どうしたの?」
「俺さ、雪と出会えて良かった」
「急にどしたの?」
「なんか今そう思ったからさ」

そういうと、俺を抱きしめてきたので俺を背中に手を回した。

「そういえば、西山って…」
「慎二、明日引っ越すんだって。だから、今日会いに行くんだ」
「は?!大丈夫なの?…」
「うん、一応幼馴染だったし、元カレだしね!」
「そっか…頑張れ」

俺は少し不安だったのが晴れて勇気をもらえた。


「うん!じゃあ、そろそろ行くね」
「ばいばい」

いつも通り教室で別れを告げて1人で帰る慎二に向かって走り出した。

「慎二!」
「え?…雪」
「引っ越すって本当?」
「…うん、本当だよ」

慎二は下を向きながら答える。

「なんで来たの?」
「だって…慎二は、大切な友達だもん」
「…ごめん、雪」
「仲直りの握手」

そう言って手を差し出すと、慎二は俺の手を握った。
そうして、仲直りをした。

「雪兄…」
「健斗くん、また会えたらいいね」
「うん、大好きだよ」
「ごめんね…健斗くんの好きには応えられないや。でも、本当に健斗くんのことは好きだから」

健斗くんは俺を抱きしめた。その後、親御さん達に散々謝られて、それから、慎二に手紙をあげた。

「まだ、中身見ちゃダメね!着いたら開けるんだよ?」
「うん」

最後に慎二の笑顔を見れて良かった。

「それじゃあね」
「うん、バイバイ」

俺は慎二の背中が見えなくなるまでその場にいた。





「亮、見送ってきたよ」
「どうだった?」
「仲直りできたよ」

ピースすると、亮も、笑顔で褒めてくれた。

「えへへ」
「良かったね、おいで」
「うん!」

なんだかんだ言って、亮が1番だ。それだけは変わらない。

「…大好きだよ」
「俺もだよ」

俺たちはその後も付き合い続けて、それぞれの歩む道を歩みながらもラブラブでした。

        


作者から

今まで読んでくださってありがとうございました!
稚拙な文でしたが、楽しめたでしょうか?番外編とかifルートとかも出したいなぁと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。


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感想 9

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